【廃墟マニヤ File064】
Kッパピア(群馬県)
(その2)
最期を迎える前に一度ぐらい遊びに行ってみようと思いつつ、結局果たせなかった遊園地に、ようやく今日やってきました。
閉園してからまだ3か月しか経っていないため、特別傷んでいるわけでもないのですが、明らかに生きている遊園地とは違う、一種独特な澱んだ雰囲気が既に漂っています。
ちょっと園内を覗いてみたいと思って様子を窺っていたところ、静かな園内を犬の鳴き声が移動していることに気づきました。その声が聞こえて来る方をしばらく眺めていると、なんと警備員が犬を連れて園内を巡回しているじゃあないですか! 飛行機の食事で「Beef or chicken ?」と聞かれて、思わずチキンと答えてしまうほど小心者な私としては、残念ですが内覧会(?)は中止することにしました。
仕方ないので、外から中が見える所を探します。
このジェットコースターのレール、閉園してから3か月とは思えない感じなんですけど……。
木々の間からジェットコースターの本体を、チラリとのぞくことができました。
丘の上に観覧車が見えています。「夕日が沈むまで待って、シルエットになったところを写真に収めたらイイ感じぢゃね?」と思ったのですが、時間の都合で泣く泣く撤収することにしました(ここまで2004年2月)。
その後、他の方のWebサイトで無事潜入を果たしたレポートを見ては、やっぱり行っておけばよかったと思ったり、警備員に捕まってミッチリ絞られたという話を読んで、やめておいてよかったと思ったりしていたのですが……
(続く)
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