【珍スポ観光 File021】
元祖国際秘宝館(三重県)
(その17)
動物の生殖器標本。なぜか「性器」「性殖器」(生殖器の間違いでしょう)「シンボル」などと書き分けています。
そんな性器だらけの中、なぜかサルが丸ごと標本になっています。きっついのでアップは載せません。
こちらには乾燥もの。筆として使えそうですね。これぞまさに筆おろしですか、あっはっはっはっはっ……(寒い、寒すぎる)。
部屋の真ん中には雄鯨の生殖器。
性病の症例模型。まさに「衛生展覧会」の流れを汲む展示といえるでしょう。このへんに松野系秘宝館の特徴が現れていますね。
さて、この先少しグロい写真が続くので、その手のものがダメな人はここでスキップ(元祖国際秘宝館その19へ)してください。
実際の患者から型取りしたというこの模型、リアルすぎて恐いです(本来それぐらいでなければ役に立たないので当然ですが……)。
ちなみにこれらは症例模型の製作で有名な「京都科学標本株式会社」によるものだそうです。
これは確かに役に立つ知識かもしれませんが、物見遊山の浮かれ気分で来た客にはどうだったのでしょう?
実際、この後造られた東京創研系の秘宝館では、こういったテイストの展示は省かれてしまっています。
一つ前の写真などは、まだ症例標本の名を借りたエロ展示と取れなくもないですが、こちらは完全に違いますからね。
(続く)
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