*2015年8月のワタクシ。*

8/5(水)

近所住まいのHさんとランチ。
宴会をやろうと思ったら、Hさんはスケジュールが合わず来られないと言うので、前々から一緒に行こうと言っていた近所のチェーン店で。
いつも混んでるので11時に現地集合。
ミックスサンドを分け合って、噂のヘビーなデザート『シノワール』は各自ミニサイズを注文。
熱いデニッシュパンにソフトクリームが乗っかってるという乱暴な代物で、いや〜胸焼けした(笑)。
Hさんとは花見花火大会それにハロウィンでもご一緒したし、最寄り駅前のモールで激甘お茶会もやった。
大学の先輩と、こんな風にお付き合いを続けられるとは思ってなかったな。
可愛らしい猫型の洗濯バサミを餞別にくれた。意外と可愛いモン好きである(笑)。
今年の多摩川花火大会も、一緒に行けるといいねと話し合った。
その時はもう、引っ越してしまっているけど。

解散後、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』いても立ってもいられず(笑)見に行った。
幸いレディスデイ、新宿のシネコンで3D字幕版、1500円。
内容は……………………………うーん。
だけど、どうにもこのシリーズは思い入れが強くて、ストーリー展開と関係無く随所に感慨ポイントがあり、色々と胸が熱くなった。
若シュワVS.老シュワの絵ヅラは最高。アジアンタイプのT1000も悪くなかった。
サラコナーがかわいこちゃん過ぎるとか、ジョンコナー酷すぎとか、そもそも今までの事は何だったんだと、腹立たしい事も多かったけれど、やっぱり見てしまう、そして脊椎反射でワクワクしてしまう。
しかし3D映像も、本当に進歩したと言うか使い所が分かって来たと言うか、当初のストレスが殆ど無い。本当に窓から現実世界を覗いてるみたいだ。
あの胸クソ悪い『アバター』とかも、おおいに貢献したのでしょう、偉いぞ。

新宿に出て来たのは、古い馴染みの編集さんと久しぶりに飲むため。
K氏は本当に大恩人と言うか、その昔競馬漫画で小さな連載をした時に気に入ってレディコミに誘ってくれて、競馬がすぐ終わってからも長々と『if』誌で使ってくれた人。
しばらく再録のみのお付き合いになっていたが、『if』の頃には毎月のように一緒に飲んで(奢ってもらって)いた。
この間久しぶりに一緒に競馬場へ行ったな、と思ったら、三年前の春だった。月日の経つのは早い。

一日出歩いてたし、とにかくビール日和という事で、ビアホールへ。
大好物のローストビーフがお勧めメニューで出てたので、迷わずチョイス。グレービーソースで♪
やたら美味しかった。
私の主張で禁煙席に着いたら、K氏が持たなくなったので別の店に移動。
焼酎で焼き物をいただくも、今度は私が紫煙に耐えられず、解散と相成った。
いや、相当酔っ払ってたんだけどさ。

K氏の近況も色々大変で、それに出版界が厳しいとか、あまり良い話は出なかったのだが。
私が先日近況欄でつまらない愚痴を書いたのを見ていて、ちょっと心配してくれたみたい。
実はその件では、漫画家の先輩からもメールが届いた。
つならない事は書くもんじゃないね、と思いつつ、気遣ってくれる人がいるのはありがたい事だとも思う。







8/7(金)

バイトの講習会で、またまた埼玉へ。
今回は固定メニューではなく、あくまで"本人希望"の研修、という事で、時給も交通費も出ない。そして相変わらず遠い。更に殺人的に暑い。
もちろん希望者のみで強制ではないが、教わらないといつまでも使えない奴のまま(教わったからって即使えるようになるワケじゃないが)。

私の他に4人ばかり、経験値の近そうな新人が集まって、ファスナー取り替えとダブルのスラックスの裾造りの仕方を教わった。ミシン補修も少し。
昼食を食べながら他の参加者と情報交換。まあ割と、似たり寄ったりのミスをしてたりして、少し安心した。
次回21日も予約を入れているが、その時はもう横浜の南端に引っ越している。
横浜縦断、川崎縦断、東京縦断しての、講習会(眩暈…)。
本来お金を払って教わって来るべき事ではあるし、行けばそれなりに楽しいんだけどね…。

講習会が終わるのは16時。
今日は恒例シナリオの会が飯田橋であって、さて19時までどうしよう、意外に飯田橋が近いし、と思って池袋へ向かう電車に乗っていたら、吊り広告が目に入った。『赤毛のアン』の可愛らしいラフデッサンのポスター。
THE 世界名作劇場展』池袋東武。
迷わず会場へ行き、入場チケットが『ラスカル』の可愛らしいデザインで思わずニッコリ。
懐かしい『赤毛のアン』『あらいぐまラスカル』『トム・ソーヤーの冒険』等々、ラフデッサンからイメージボード、セル画、背景画…技術の高さに胸が締め付けられる。
特に面白かったのは、ラフデッサンに描き込まれたメモ。ラスカルに「あまり表情を出さないで」なんて入れてあったりして。楽しかった。

『THE 世界名作劇場展』一般800円、8/18(火)まで。

しかし、展示を見ながら軽くカフェででも休んでからにすれば良かったと悔やんだ。
講習会の疲れと緊張が、けっこうコタエてる。
でも、展示は面白く興味深くて、気が付けば時間はギリギリ、まあシナリオの会は喫茶店でお茶飲むんだけど、と自分を励まして、飯田橋へ向かう。

会場に入って早々に「引っ越し決まりました」と発表したら、驚かれた。
前回、追い出しの顛末を話したと思ったのだが、どうも個人的に話し合っただけだったようで、知らない人が多数いた(笑)。
とにかく引っ越しますよ、あたしゃあ。







8/9(日)

"ススキ庵"退去も、いよいよ間近。
転居先が決まってから引っ越しの日までが短いので、慌てて人を募って、取りあえず飲み会はやろう、と決めた。
まあ、集まりは悪いわな。この暑さだし、自身が具合悪い人、介護で動けない人、勿論都合で来られない人。
結果、来てくれるメンバーが、ほぼ全員初対面というカオス(笑)。
と、なんと京都からKさんが参加表明!しかも、日帰りとな。

せっかく来るのだからと、夜間は外出できないR子さんと品川でランチと相成った。
早速待ち合わせ場所で擦れ違い。何とか集合して、駅構内のレストラン街へ。
混んでるけど入れる店を探したら『オイスターバー』があった。牡蠣は無理だけど、ここへ入る。
…ご免、料理は美味しくなかった。きっと牡蠣が美味しいんだろう(笑)。
店を出てカフェでも探すか、と歩いていたらカラオケBOXが目に入る。「行っちゃう?」
と、いう事で真昼のカラオケ大会2時間開催(笑)。
あー、何も仕込んでないとキツイ。そして歌ってないと声も出ない、しみじみ実感。
それはそれとして、相変わらず何の接点も無い選曲を繰り広げる三人なのであった。

R子さんと品川で別れて、最寄り駅へ。ここでSさんを拾って、まだ暑い中トロトロと25分の道程を行く。
途中、近所から直で来るY子さんから電話があったので、お客二人を部屋に入れビールを投げ与えて(笑)Y子さんをお迎えに。すぐ家の目の前で拾い、戻ったところでIさんも自転車で到着。「意外とすぐ見付かりました」。
これで全員、私以外ほぼ初対面…あ、Y子さんとKさんは一度カラオケで会ってた。
Sさんは小学校の同級生、Kさんは元友達の友達、Iさんはマンガのアシスタント先で知り合い、Y子さんはダイビング仲間、と、見事にバラバラ。
皆さん人見知りをしないようで良かった。
「一人一品」をお願いしたら、紹介順に『やんばるピクルス』『手作り梅酒の梅』『崎陽軒のシウマイ』『レンコンはさみ揚げ&スイカ』豪華♪ウチからはポテトサラダと散らし寿司。Y子さんはバーボンも持って来てくれた。頼もしい♪

Kさんの帰りが心配で気を揉んだが、有能な人々がスマホを駆使してタクシーを呼んでくれた。
出発30分前に用意のKさん誕生日祝いのケーキを出してお祝いする。
あ、写真とか、全然撮ってないや、前半はKさんを送り出すまではと慌ただしくて、後半は出来上がってて(笑)。
タクシーが来たのでKさんを送って下の道まで出る。後から3人もお見送りに出てくれる。
Kさんは乗車寸前までワイングラスを手放さず、白ワインを一気飲みして乗り込んだ。すげい。

その後もダラダラ飲んで、電車を使うSさんの帰りに合わせてIさんも自転車で退出、私はSさんを駅まで送って行く。
Y子さんが残ってくれたので、あまり気にせず(酔っ払ってたからね)留守を任せてたら、戻ったらすっかり後片付けが済んでいた。
うわぁ〜〜〜〜あ。
そうだよね。オトナなら気付くよね…ああぁ…。
もう一杯、と懇願したが振り切って帰られてしまった(泣)。
本当にいつまでも、ちゃんとした大人になれない自分が呪わしい…。

でも、最後に宴会できて良かった。
"ススキ庵"は潰されてしまうけど、皆「良い部屋だ」と褒めてくれたし、きっと賑やかなのは部屋も嬉しかったはず。
皆様、猛暑の中、不便な僻地へお越しくださり、本当にありがとうございました。







8/12
(水)

と、いうワケで、明日引っ越します。
別に引っ越したからと言って、HPには何の関係も無いんだけど、例によってADSLの契約が面倒で、約一ヶ月ネットが止められてしまいます。
実家が近いので掲示板はちょくちょく覗けると思いますが、こちらはしばらくご無沙汰…と、言ったところで、一月くらい平時でも更新しない時はあるので、やっぱりどうという事でもないか(笑)。

それでは、また会う日まで。
引っ越しが無事終わり、快適な新生活が待っていますよう、できたら一緒に祈ってください。

 

…と、ここまで書き終わりUPして、夜中だというのに玄関先に出てみたら、ポストに封筒が、見えるようにわざわざフタに挟み込んである。
大家から。
以前、物凄く不快な手紙を同じように受け取って、払うと不動産屋が請け合った電話工事代、合わない風呂の栓代、網戸設置を全て踏み倒された記憶が軽いトラウマになってるので、戦慄する。
が、開けてみたらなんと。
「下駄箱使うなら持って行ってください」。

………………………(・0・)

そうかあの臭い下駄箱か。
なんかホッコリしてしまった。
ずっと怒りが熾火のように溜まっていたのに。
イイ話で終わらせられるなら、その方がいいよね。
新居に備え付けがあるから持っては行かれません、と返事を書いて、ポストに入れる事にした。
お気遣いには礼も言おう。お世話になりましたとは書けないけどな。







8/13(木)

いよいよ引っ越し当日。
昨夜は落ち着かず、ちょっとセンチにもなって、寝付いたのは朝明るくなってから。
目覚めると雨。
9時には『おまかせパック』荷造り係が来ると言うので6時前には起き出して、Macを箱入れし、壁に貼った物を剥がしたり、カーテンや突っ張り棒を取り外したり。どこまでお任せしていいのやら。
8時半頃、カーテンの無くなった窓から丸見えの前の道に黒い服のお婆さんが二人、立ち止まってこっちを見ながら談笑している。
その横を通って最後のゴミを出しをして戻るとノックの音、さっきのお婆さん二人。
「少し早いですが荷造りに参りました」ありゃー。意外と言うか、女性かもとは思ったが、こんな年配とは。いや女性がいいですけど。
途中、お盆休みの姉が来てくれて、特に仕事も無いと新居の鍵を持って掃除に行ってくれた。ガスの開栓の立ち会いもお願いする。
二婆はサクサクと仕事をして昼前にはサッサと引き上げて行った。

トラックが来るのは2時〜4時。って、意外と幅がある(最初言われた時は12~14時と勘違いしてた)。しかも待ち時間、長い!
本もTVもMacも使えないので、段ボールだらけの畳に寝転がってiPodを聴きながらお昼寝。まあ部屋とゆっくりお別れができたと思えばそれも良し。
雨が上がって日が射して来て、やっぱり暑くなった中、コンビニで昼食を買って食べ、いいかげん昼寝も飽きた4時直前に、やっとトラックが到着。
荷積みは一時間も掛からず、先にトラックが出て、私は少し掃除をしたりしてから電車で向かう。
立ち退き、建て壊しと聞いて、もうどうでもいいやと思っていたけれど、家具を運び出した部屋はやはりゴミや塵が凄く目立って、誰にと言うでもないが申し訳ないような気になってしまって、もう掃除機どころか箒も無いが、雑巾一枚持って拭いて廻った。
最後に不動産屋の支持通り、部屋の鍵をポストに入れる。
ついでに、大家の手紙に返事を書いたのを封筒に入れてポストに放り込む。
ボロボロで寒くて暑くて、バイトに追われて愛でる間も無く、大家も不動産屋も感じ悪くて腹を立ててばかりいたけれど、この部屋の事は好きだった。
無駄な程広いキッチンも、湯船が狭くて寒かった風呂場も、網戸を入れてもらえなかった窓も、さよなら。
最後にお疲れ様を言って、階段を降りた。

駅までの長い道を歩くのも最後。
新居に着いたらとっくにトラックは到着し、姉が立ち会ってくれていて、ガスも開栓は済んでいた。ありがたや。
顔を見るなり姉が「風鈴がうるさいよ」。本当だ、二度の下見では気付かなかったが、斜め向かいの家のベランダに、南部鉄か何かのでかい風鈴が、吹きさらしになってリンリン鳴り騒いでる。あー、うるさいのキライ、これから憂鬱。
荷入れが済んだら19:30頃。
母の提案で近所の鰻屋に夕食に行くが、「売り切れで早仕舞い」。田舎町は夜が早い。
駅の辺りまでウロウロ店を探して、和定食屋に入る。
脳内がすっかり鰻に占領されていたので、天麩羅と刺身の定食、まあまあ。







8/15(土)

引っ越し当日の夕食時はグッタリ、と思ったのに、帰宅したら火が点いてしまって、かなり片付けが進んだ。
ダンボール半分くらいは空いたけど、"プロ"の方の詰め物の多さには驚いた、凄いゴミの量!

もうボロボロの二槽式洗濯機、30余年使って来て、今度も使うつもりで持って来たんだが。
キッチンの隅にヘンな設置版があって、完全に全自動用の真四角サイズ。下見の時は「ハミ出してもいいや」程度の気でいたのだが、ハミ出し方にかなり無理がある。
排水口も妙な仕様で、ホースが入る事は入るが大丈夫なんだろうか…という感じだし。
それより何より、蛇口にヘンな器具が取り付けられていて、普通にホースを繋ぐと水が出ない。中心に突起があり、そいつを押さないと水が流れない仕組み。(ストッパー付きニップルとか言うらしい)
途中からネジ式で外せたが、それだと太くてホースが繋げない。
…なんだか、頑張って二層式を使い続ける気力が萎えて来た……。

洗濯機が使えないので、取りあえず実家へ大量に溜まった洗濯物を持って行って洗わせてもらう。
一旦帰って片付けして夕方乾いた洗濯物を取りに戻ろうかと思ったが、実家に置かせてもらった荷物を解いたりして、母が勧める『HERO』の再放送を一緒に見て、母の買い物に付き合って夕食食べたら一日が終わった(笑)。

行きは自転車を引いて登ったから、そんなに急な坂とは感じなかったが、帰り道の長い下り坂におののいた。
徒歩だとさほど感じないけど、チャリだと登るのは無理、多分。
これは実家へチャリ通いはできそうにないな。
反対方向、大型スーパーや役所や図書館なんかは、チャリに最適な平地なんだけど。







8 /16(日)

引っ越し後初のバイト。
電車に乗る時間は少し長くなったが、乗り換えも無いし、駅まで歩く距離がグンと縮まったので、かえって通勤は楽になったかも?

大きなイベント(引っ越し)を通り越してみると、なんだかそれ以前の事が夢の中のよう。
5日ぶりに店へ行ってみたら、前回色々やらかしていたようで、通信ノートに山盛りご注意が記入されていた(泣)。へろへろだったもんなぁ。と、いう今日も輪を掛けてへろへろ。
先週引っ越しのために出の日が一日だったせいで、引っ越し後にしわ寄せが来て、今週は講習会(交通費も時給もナシ!)も含めて4日出
…週2日でお願いしますと言って採用されたはずなのに、どうしてこうなった……正直ここ三ヶ月、バイトと引っ越し以外何もやってない気がする…。

本当に、何をやっているんだろう、私。







8/17(月)

朝から暴風雨。
それは仕方無いのだが、風鈴がうるさい
以前、前の前の前の家の近所にも野外に風鈴を釣り放しにしてる家があって、本当に迷惑していたんだが、どうしてああいう事をする人がいるのか、本当に理解できない。
だってうるさいじゃん!!!
そもそも風鈴なぞというモノは、野外で吹きっさらしにするモノじゃない。
真夏の夕方に、ちょっと風が出て来た時なんかに、窓の下(屋内)に吊して「ああ風が吹き込んでるね」ってのが正しい使い方。
野外に釣りっ放しにして、四六時中、朝も昼も夜も夜中もリンリンカンカン鳴らし続けるなんて、私の感覚では狂気の沙汰なのだが。
だってうるさいじゃん。
近隣に迷惑をかけてる事に、なぜ思い至らないのだろうか?????
毎日の事で本当にストレスが溜まる。
なぜ近所の誰も苦情を言わないのか…誰か猫の首に鈴を付けてくれ、いや外してください。

こういう事を言うと「風鈴が?うるさいの???」と首を傾げる人がいるのですが。
風鈴の音がうるさい  風鈴…うるさいです 夏の風物詩「風鈴」その涼しげな音はうるさい? 隣の家の風鈴の音がうるさくて困っています。
とまあ、そこそこうるさがってる人はいるようで。
一方、「風鈴ごときで苦情とはせちがらい」と思う向きもあるようだけど、他人に迷惑かけて「せちがらい」も無いモンだわ。
なんかアレだな、「風鈴の音=風流」みたいな思い込みがあって、公共の広場の醜悪な裸婦像に文句言うと「芸術を解さない」みたいな、あの感じに近いかも。
風流とか涼しげと言うけど、私にとっては(特に鉄製のヤツは)緊張感を強いるイヤな音なんだけど、例え良い音だったとしても聞かせ続けられたらイヤだと思うぞ。

午後から小降りになったので、区役所に行ってゴミ出しについて質問し、近辺の地図をもらう。
古紙古布は市でなく自治会の担当で、役所では連絡先も把握してないと。
父も役所勤めでイヤな事を散々言われて来たので、あまり言いたくはないが、"役所仕事"は健在なんだなと。つい「普通ゴミで出しちゃいますよ」と口に出してしまった。
でも対応はとても良くて、ちゃんと調べて知りたい事は教えてくれた。ありがとう、すんません。

雨が上がったので足を伸ばして大型スーパーへ。
ガスコンロと全自動洗濯機を下見に。

スーパーで小さめの段ボール箱をもらい、家に戻ってモデムを梱包。
ADSL、もはや嫌がらせのように続けるのが面倒な仕組みになっている。
だからと言って、個人宅単位で光を使うのは高額に過ぎるのよ。速度なんて今までで充分なんだし。
転居により一方的に継続を切られて解約したコースのモデムを、自費で送り返せと言う。
近所のコンビニに出しに行って、帰り道で迷う。







8/18(火)

朝、旧不動産屋から取り乱した電話。
「鍵がどこにあるか分からない」。
立ち退き料を手渡された時に、当の不動産屋が「引っ越しの後、部屋のポストに入れておいてください」と言ったから、その通りにしたんだが。
ポストに入れましたと言うと「ポストに入ってない、もう(アパートを)壊すから別にいいんだけど、ポストに入ってないしポストも下に落ちててあんな誰でも取れる所にどーのこーの」とグズグズ言ってるので「あなたがポストに入れろと言ったんですよ」と言ったら「あたし、言った?」…。
そう言えば鍵と一緒に大家宛の手紙を入れておいた。白い封筒で。「封筒?無かった」。大家が先に持って行ったんじゃない?「あー、あー大家さん」…………大家に聞いてみてください。
はあ。
私の引っ越しは13日だったんですけど。今頃なに大騒ぎしてるんだか。
その後連絡は無いが、多分大家が勝手に持って帰ったんだと思っている。そしてそれを知っても不動産屋はこちらに挨拶無しなんだと。

ところで、新居のベランダに謎の人工芝が敷いてあって、入居を決めるさいに不動産屋に「あれ外したいんですが」とお伺いを立てたところ、「棄ててしまって大丈夫です」「大家さんに確認しました」「前の住人が置いて行ったんでしょう」「入居前にこちらで撤去しておきます」との答えだった。
にも関わらず、実際引っ越して来てみたら人工芝は敷いたまま。
大家に聞いてもらって棄てていいと返事をもらったのだからと、クソ暑いけど自力で剥がして棄てた。
エアコンの室外機が上に置いてあるので、けっこうな力仕事だったし、汚れ仕事でもあった。
案の定、下はヘドロ状に土や枯葉が堆積しており、排水口も塞がってた。お約束の蝉の死骸も。Gがいなくて幸運でした。
ヘドロを取り除き、タワシでこすって、はースッキリした!
と、ゴキゲンだったが、ふと思い付いて階下のベランダを覗いて見た。見えた。
人工芝が敷いてある………どう見ても備品ですが。本当に大家は棄てていいと言ったのか?
もう棄てちゃったし、敷いたまま暮らす気は毛頭無いし、置いておく場所なんて無い。
入居前に許可は取った…とは言え、口約束。シマッタ!
まったくもう、あっちもこっちも、なんでこういい加減なんだ…。

追記:引っ越しの契約書をよくよく読んでみたら、不動産屋からのコメント欄があり、
「ベランダの芝は撤去しようとしましたが、下にかなり汚れが溜まっているようなので断念しました。必要ならお知らせください、すぐ撤去します」。
…そもそも不潔だから外してほしいとお願いしたのですが………………。
まあ、剥がしてしまっても咎められる事は無さそう、かな?







8/20
(木)

今日こそガスコンロを買うぞ!
と、意気込んで、しかしその前にまた溜まった洗濯物を持って実家へ。
洗濯機に放り込んで昼食を作って母と食べ、夕方になってからバスで隣駅の大型スーパーへ。
下見はしてあったし、横浜や川崎の量販店もチェックしたので、すぐ決められると思ったのに、いざガスコンロが並んでいるのを見たら、なんだかデカい…キッチンのガス台のサイズを測って来るのを忘れてた!
測ろうと思っていたのに。そして意外に大きく見えるガスコンロにビビッて、結局買えなかった。アホか!
電気店に移動して、今度は全自動洗濯機を見る。
新居の洗濯場が、手持ちの二層式に合わなかったのが購入を決意した理由だったのに、店員に蛇口の説明をしたら全然通じなかった。
そんな特殊な蛇口は知らないし、洗濯機を繋げられるかどうか分からないと。
なんだかんだ散々話した結果、土曜日に業者が見積もりに来て、設置できるかどうか見てもらう事になった。
…昨日まで、その"特殊な蛇口"を持ち歩いていたのに。二層式で使える蛇口に付け替えられるかを調べようと思って持って歩いたが、全自動に買い換える気になったのでもういいか、無くしてしまったら大変と、元の蛇口にくっ付けてしまった。アホか!!!

結局洗濯機は買えず、ガスコンロも買えず(当たり前)、ついでに新居のシンクが狭いので買い換えようとした洗い桶も買えず。
スーパーのフードコートに入ってる『餃子の王将』で夕食。
母は王将のラーメンがお気に召した模様。

しかし電気店で蛇口の説明等をしている時、母が横から「なにしろ早く買いたくてしょうがないのよ」と店員に言ったのには背筋が凍る思いがした。
この時期に洗濯ができない不自由さを、まるで異常な事のように…orz







8/21(金)

バイトの講習会で埼玉へ。
引っ越し前から遠かったけど、今度はもっと遠くなった。
約二時間半の道程(交通費支給ナシ)をヘトヘトになって到着、開始10分もしないうちにカッターで指を切って、午前中いっぱい(時給支給ナシ)を無駄にした。

スラックスのファスナー付け替えのため、カッターで解いている時に、何やら他の話になって、気を取られていたら机に置いたスラックスが滑り落ちた。
つい反射的に手で受け止めたら、スラックスに刃を出したままのカッターが乗っていて、刃を下にして落ちて来て受け止めようと出した私の左手人差し指をサックリ切って床に落ちた。
慌てて押さえた手の隙間から血がこぼれそうでハラハラした。
指導員のマネージャーさんが脱脂綿をくれて押さえていたが、30分経っても血が止まらないで脱脂綿からしみ出して来るし、痛みはさほど感じなかったが、指先がドクドク脈打って指に心臓があるみたい。
すっかりビビッた私は近所の病院を教えてもらって行く事にした。

幸い徒歩数分の所に外科医院があったが、狭い待合室はすごい混雑。
整形のリハビリの人が多かったようで、そんなに待たされなかったが、受診が終わって戻る頃にはお昼になっていた。
やたら声の大きい医師は血を拭いて一目見るなり「ああ、大丈夫!」そして「大きな血管は切れてないから」。
結局縫う事もなく、化膿止めの軟膏を処方されて、「そんな心配そうな顔しないで」と笑われて帰された(笑)。

昼食を挟んで、前回教わったファスナー付けを自力でやろうとするも、手順を忘れていて失敗続き。
メモ取ったつもりだったのに、全然役に立たないメモだった(よくある事)。
他の人達はそれぞれ、自主的に色々新しい事を教わっている。すっかり遅れを取ってしまった。
やっとひとつ、スラックスのファスナーが付いた頃には、終了時刻16時の一時間前を切っている。
マネージャーが「解いたのがあるからジーパンのファスナー付けやって行けば」と言ってくれたので、ありがたく使わせてもらって(解くのもけっこうな手間)、取りあえず時間内に付け終わる、汚いけど。

長い道程を戻り、途中横浜で量販店を覗いてガスコンロを見る。
家の近所のダ○エーの方が安いのがあった…配送料も安い。
最寄り駅より一駅先まで乗って、ダ○エーでやっとガスコンロを注文。
と、「棚卸しで在庫が無いので10日後のご配送になります」…………もう抵抗する気力が無い。
全額を払って配送の予約をし、帰って来た。
買い物が一つ済んだのは良かったが、これであと10日、ガス料理ナシの生活が決定。







8/22
(土)

多摩川花火大会なのに、洗濯機の「見積もり」を頼んで、朝になるまで時間が分からない。
花火の方も前夜まで不確かな約束で、1時間半かかる所へ6時前に着かなければならない。
朝の電話で「3時から5時」と言われてしまってウンザリした。予約の時、最低でも5時と言われた、その最低。
「なるべく早くお願いします」と言っておいたら、なんと昼過ぎに電話があって「コース変更して早めに伺います」。言ってみるモンだ!

洗濯機は無事設置できる事となり、余裕で支度して、時間通りに毎年恒例Nさんのお宅を訪問。
地元も今日は花火大会で、浴衣の人といっぱい擦れ違った。毎年被らなかったのに、今年に限って、ちょっと残念だが、多摩川の方がダンゼン規模が大きいし、友達がいる。
電車に乗ってる時間は一時間程だが、乗り換えが多く、今日は人も多くてゲンナリした。もちろん暑い。つい二週間前まで住んでた駅を通り過ぎて、ちょっと切ない。
Nさん宅の最寄り駅前のコンビニで、頼まれた氷と自分用缶ビールを買って向かう。

Hさんと3人揃って、河原へ着いたのは17時半頃。
明るい中、草原にズカズカ入ってレジャーシートを敷き詰め、今年も世田谷側の対岸の特等席に陣取る。
Nさんが作ってくれたお弁当をいただき、ビールを飲んでマッタリ待つ。
このところ引っ越しで、まだガスコンロが家に無いため、ロクな食事をしてない、と言うか、こんな丁寧な手作り料理を食べるのは久しぶりで、噛みしめて食べた。
日暮れの名残がウッスラ残り、コウモリが飛び交い出した頃、予想外の川上側に花火が上がった。
毎年多摩川花火大会は、世田谷区と川崎市が同時開催で、世田谷を真正面に見ると、右手川下で川崎の花火が遠目に見えるんだが、今年は左手にも上がった。
調布?狛江?昔住んでた狛江では、歩いて花火大会見物に行ったっけ。
てな事を懐かしんでたら、世田谷の打ち上げも始まった。
真正面、でかい!高く上がる大玉は、殆ど真上で炸裂する。すごい!
毎年本当に新鮮に感動するけど、今年は特に大玉が多くて豪華だったように思う。
去年あたりは仕掛けが多く、ニコちゃんマークやドラえもんなんかも目立ったが、今年はかなり、普通に豪華な印象。
そしてこれも毎年、色数がどんどん増えて、カラフルになってるような。今年は水色が、とても綺麗だった。
すぐ後ろにいた女の子はピンクが上がるたびぬ大興奮で可笑しかったな。
世田谷とほぼ同時に川崎も始まって、こちらも世田谷の合間に横目で眺めるに、例年より豪華に見えた。
両手に花ならぬ両側に花火、真正面にも花火。という、贅沢な一夜でした。

打ち上げが終わったのが8時で、行きは10分程度で着いた河原からNさん宅に戻ってみたら9時近く。
年々人出が増えてるようで、帰り道の渋滞っぷりはちょっと怖い。特に橋を渡る時とか、毎年落ちるんじゃないかとドキドキしてしまう。


コンビニで買った氷で、かき氷を作ってくれて、練乳小豆氷、私は今年もお代わりまでいただきました、お弁当と合わせ、ご馳走様でした。

家が遠くなってしまったので、早めにおいとま、と言っていたら、Nさんが着物を持って来た。
「着ないからあげる」えぇ〜!?優しいピンクの、縞模様の紬。
うわぁ、ドキドキする、素敵。袖を通したらもうダメ、いただいて帰る事に。
引っ越しで荷物の多さ、特に衣料の多さに呆れ返ったはずなのに、また増やしてしまった…うふふ♪
涼しくなるのが楽しみだ。







8/27(木)

やっとガスコンロ、続いて全自動洗濯機が届いた。

まず13時過ぎ、ガスコンロ到着。
箱の大きさにビビる。一応サイズは確認していたが、入れてみると本当にギリギリで、特に奥行きがイッパイイッパイ。狭いなぁキッチン。
そして、ガスホースが無い
9ヶ月前に買ったプロパン用ガスコンロには、当然のように付いていたのに。
でかいダンボール箱の表面にデカデカと「ガスホースは別売りです」と書いてあるけど、そんなん届くまで見ないじゃん。注文した時に一言言ってよ!もしくは展示の所に書いておいてよ。
不便な町に住むと、こういう事がいちいち大変になる、また買いに行かなくちゃ…。

続いて14時頃に、洗濯機が届く。
まずは「ゴミありでーす」と言われて、30余年働いてくれた二層式洗濯機が運び出される。
気分はもうドナドナ…今まで本当にありがとう、お疲れ様。
     頑張れ二層式洗濯機 洗濯機の危機

そして新しい全自動式が入って来る。
まずは、排水口の備品が合わない。
見積もりまでして設置はOKと確認したはずなのに、「排水ホースと排水口が合ってないのでテープで留めます」テープで留めるんですかぁ?「止めないと水漏れしますから」。おい。ビニールテープかよ。しかも黒。
そして洗濯機の設置版の足場が「すごいギリギリですねー」。見積もりでは余裕で乗ると言っていたのに。「脱水してみないと、振動でズレるかも」。
さらに「この蛇口、漏水の報告が多く不適正なんです、一応設置して行きますけど、大家に"オートストッパータイプ"に替えてもらって」ええぇえ〜〜〜〜!?
更に、そのオートなんちゃらタイプは自分で付けられるのかと聞いたら「簡単ですよ、モンキーでココ(二層式が繋げなかった謎の蛇口の根本)ひねればすぐ取れるから」。
そもそもこの蛇口と設置版のせいで、長年連れ添った二層式を手放す決意を固めたのに。
わざわざ見積もりまで頼んで、ちゃんと設置できるか調べてもらったのに(見積もりは無料だけど)。
なんだかもう…………orz。

少し暑さがぶり返した今日、もう何もする気になれず。
ガスコンロも全自動洗濯機も、始動は明日に持ち越して、今日は一日(もうあと半日だけど)取り溜めた映画観て過ごそう。

…でも、さっきコーヒー豆が切れたんだっけ…買いに行かなくちゃ。







8/31
(月)

スポーツクラブの一日体験に行き、そのまま入会手続きをして来た。
昨日バイトに行く前に様子を伺いに行ったら、今月中だとキャンペーンで安くなると聞いたので、慌てて出向いた次第。

一応一通り、ジム、スタジオ、プールと廻って、午後いっぱい使って見学&体験をした。
ジムはそう広くはないが、まあ一通りは揃っているようだし、プールは二つ、子供のスクールなんかがある時は小さい方で泳げる。室内と野外にジャグジー、プールサイドにミストサウナ。バスルームには湯船とドライサウナ、残念ながら水風呂がナシ(サウナの醍醐味は水風呂でしょ!)。
ロッカーは狭いのはちょっと不満。衣類がかさばる冬になったら絶対困る狭さだ。あとロッカーキーの腕に巻く部分が蛇腹状なのが泳ぐ時邪魔でイヤ。プログラムは、残念ながらバレエは有料クラスしかなくて、また遠ざかりそうだ。

実はもう少し遠くに、無料のバレエクラスがあるクラブがあるんだが、通いやすさを優先してしまった。
一時期はあんなに通ったのに、残念だなぁ、バレエ。
股関節も頑張って広げたのに、すっかり硬くなってしまったし。
初心者用でいいから無料クラス、やってくれないかなぁ。

入会手続きの段になって、「これが割引キャンペーンの条件です」と言われて、ヘンなボタンみたいな器具を持たされ、有料会員にさせられた。三ヶ月続けるのが条件。
なんか身に付けていると、運動量が記録されるとか。
面倒臭い…絶対持ち歩くの忘れるわ。
でもまあ、いい機会だから、日常の歩数とか調べてみるか。

それから迂闊にも、どスッピンで手続きに臨んでしまったワケだが、その場で会員証の写真を撮らされて(泣)物凄い顔になってしまった。
って言うか、要はこういう顔なんだな、現実に。あーあ。