*2008年4月のワタクシ。*

 

4/1(火)

我が家の洗濯機は、四半世紀を生き抜いた二層式。
古い家電は気骨が違います。未だにピンピンしてベランダで活躍中。
故障と言えば、排水ホースを一度市販品に付け替えたのと、脱水機の中蓋が割れてしまったので、こちらは東急ハンズで塩ビ板を買って自分で切って手作りした物を、長い事使っていた。

その手作り塩ビ中蓋が、また割れてしまった。
脱水中変な音がするので開けてみたら、真っ二つに割れてしまっていた。
3代目はまたハンズで素材を買うとして、取りあえず今やってる洗濯を終わらせねば。
家の中を見回したが、手頃な塩ビ板のような物はナシ。
で、ふと目に付いたのが、紙皿
昔、花見かなんかで余ったのを取っておいた物。
カッターで水切り用の穴をくり抜いて、使ってみました。
おお、ちゃんと機能している(笑)。
無事、洗濯終了。
その場しのぎと思ったけど、2杯分使い終わっても新品同様シッカリしてる。しばらくこれで使えそう?実はまだ紙皿、いっぱい余ってるし…(笑)。

実を言うと、一時は全自動に切り替えたいと、壊れるのを待ってるみたいな時期もあったけど、洗濯リングを使い出してすすぎが楽になったせいもあり、今では全自動にも心が動かなくなってる。
長生きしてね、二層式。

 

 

 

4/5(土)昼

今日は予定がいっぱいなので、珍しく朝から出かけて、まずは蒲田のユザワヤで和裁用生地の買い物。
和裁の材料って、扱ってる店が少なくて、安い物が少ないし、なかなか仕入れに苦労するみたい。
でも、今日行ったら和物の生地が増えていたし、ユザワヤ主催の『和裁教室』の告知も出ていた。
着物ブームとか言われてるし、歌舞伎のチケット取るのも大変になってると言うから、これから材料集めも楽になっていくのかな?だといいなぁ。
生地をざっと見物した後(今日はハギレを我慢した、エライぞ私!)先日洗濯機の脱水機の内蓋が壊れたので、その材料を探しに『画材・文具館』へ。いいかんじの板があったんだけど、サイズがA2からと大きくて、一日持ち歩くのはきついので諦めて買わずに店を出る。

有楽町に出て昼食。いつもはコーヒーを付けるのに、今日はあまりの暑さにジンジャーエールを注文してしまった。コートを脱いで半袖で歩く。桜ももう、葉桜。
銀座ソニービルで、『リサとガスパール ソニービルへいく』というイベントをやっていると聞いて駆け付けたんだけど。
交差点を渡る前から、ショーウィンドウにリサ&ガスの姿が見える♪
真っ赤なポスターも入り口に掛かってる。全館上げてのリサ&ガス祭り
想像してたような展覧会的な物ではなくて、スタンプラリーを通してソニービル全館を見て歩いて欲しい、という企画だったみたい。
はいはい、歩きましたよ、ソニービル地下2階地上8階。たまにしか履かないヒール靴で足が疲れたけど、こんな事でもなきゃ確かに全館見て回るなんてしないだろうから、けっこう楽しかった。

出し物はソニーらしく、「大画面液晶TVでリサ&ガスの絵本を見る」「デジカメでリサガスグッズを撮影、プリントアウト」「デジタルビデオカメラでリサガスと一緒にショートムービーに出演」なんて企画が各階に散らばる。一眼レフカメラのワークショップもあったけど、時間が合わなくて参加できなかった、残念。
エントランスホールには、巨大なリサとガスパールに挟まれて記念撮影できるベンチが用意されていたけど、独りだったので撮れなかった、これまた残念!
スタンプラリーは迷わず参加し、リサガスグッズの当たる抽選会にも参戦したけど、結果は参加賞。またまた残念、だけどかわいいシール→を参加賞でもらったんで、まあいいか、って言うか嬉しい。

それにしても、こんなイベントやってもらえるなんて、リサも出世したものね♪
土曜日のせいもあって、会場はけっこうな混雑で、親子連れや中高生らしき女の子達もたくさんラリーに参加していた。すっかえり人気者。
そう言えば『リサとガスパール にほんへいく』もあるんだよね。
来たのか……(笑)。

 

 

4/5(土)夜

リサ&ガスに思ったより時間を取られなかったので、ちょっと早いかな、と思ったが、初めて行く場所なので、取りあえず移動。
さいたま芸術劇場で、念願だった蜷川幸雄芝居、初体験!藤原竜也主演の『身毒丸』。

とにかく銀座は暑くて、かなり汗だくになってしまったんだけど、小一時間電車に乗って着いた与野本町は、涼しい風が吹いていた。
開場時間まで一時間ばかり。取りあえず足が痛いので、駅前のカフェで座って休む。
時間を持て余して、つい安売りバッグなぞ買ってしまう(笑)。
なんだかスッキリした街だと思ったら、後で聞いたら電線が地下にあるんだそうで、そう言われれば!なるほど。
会場時刻に入り口で、誘ってくれたKさんやNさん達と合流。女性6人の大所帯。席が別なので、私とPさんは皆と別れて上階へ。
二階席最前列、中央。そんなに大きな劇場ではないので、二階でもかなりイイ感じの席だ。

…で、芝居。
う〜ん、ご免なさい、私はダメだわ。
藤原君は姿も演技もいいし、鍛えてるな〜と感心したけど。舞台の完成度が高いのも、分かるんだけど。
キモチワルイの、嫌い。
近頃は芝居と言えば劇団☆新感線ガラミの物ばかり見てるので、ちょっと忘れていました。
元々私、演劇ってちょっと苦手だったりするんであった。
何と言うか、たまらなく居心地が悪い。開始直後にそれと気付いて「あ、しまった」と思ったが、そのまま幕は下りた。
下を覗けば一階席は総立ち。隣のPさんも力一杯拍手を送っている。
ああ、私は、付いて行けない。

終わってから、大宮で沖縄料理で『反省会』。
料理はどれも美味しくて、初対面の人が3人もいたにも関わらず、会話も楽しくて面白くて、あっという間に時間が過ぎた。
帰り道は風が冷たくなっていて、ほろ酔い加減には気持ちよかったけれど、昼間の暑さがウソのよう。
思いの外たくさん歩いてしまったので、すっかり足が痛いわ。

 

 

4/6(日)

昨日一日出歩いたので、今日はちょっと疲れが残ってる。特に、足。
今日も昼から外出だけど、靴履きたくないな…と、いう事で、やめようかと思ってたけど、やっぱり着物着て出る事に。足袋に下駄なら、昨日ヒールで痛め付けた足もへっちゃら♪
黄八丈のアンサンブルに、草木染め浴衣に付いて来た半幅帯を合わせて。だいぶ着付け時間が短くて済むようになって来たぞ。
今日も暑いので、羽織を脱いで持って行く。

今日は和裁教室の関係で、日本舞踊の初体験。
あ、昔京都で『都をどり』ってのを見たけど、あれも日舞だよね。
とは言え、こういう形式で発表会みたいなのは初めて。
国立劇場の小ホール。このところ、大ホール演芸場に行ったので、迷わず行けた。
残念ながら桜は殆ど葉桜になってるけど、劇場前のピンクの枝垂れ桜が満開だった。キレイ!
残念ながら、全席自由席で入り口前はズラリと行列だったので、のんびり花見の暇はナシ、和裁教室のメンバーを探して一緒に並ぶ。

日舞って、どうなんでしょうか。
うまいとか凄いとか、なんか分かりにくい気がするんだけど。
衣装は綺麗で早変わりとかも面白かったし、何度か聴きに来たせいか伴奏の三味線や歌はなかなかいいな、と思ったけど、踊りはどうも、いいのかなんなのか分からない…。
和裁の関係のタレントさんが出演していて、白塗りに振り袖姿の彼女は少女のように可憐だったけれど。
やっぱり何度か回数重ねないと、善し悪しも分かりにくいモノかな?

でも、入り口でもらったパンフには日常着姿の出演者の写真が載っていて、6人で白塗りで踊る舞台上の誰がどれ、なんて考えるのは面白かった。
顔写真一枚で判断するのは案外難しく、確証を持てたのは2人だけ(笑)。

終わってから、皆で移動していつもより遅い開始の和裁教室。
羽織を脱いだ途端、オバサマが「あらあら」と潰れた帯を直してくれた(笑)。ずっと座っていて終了後は急いで出たので、羽織ってありがたい。
木綿の単衣、そろそろ完成間近。後は袖付けを残すのみ!
5月の単衣解禁には、間に合いそうだ、うふふ。
お教室の後、花見の予定だったが、昨日の疲れも残ってるのでパスして帰る。
もう、無理はききません。桜も散ってるしな…。

 

 

4/9(水)

上野の国立西洋美術館へ、『ウフィツィ美術館の至宝 ウルビーノのヴィーナス 古代からルネサンス、美の女神の系譜』展を見に行った。
と言うか、当日まで『ダーウィン展』の予定だったんだが、会期終了が近いので急遽こちらに変更。
上野は美術館が多いので、こういう事もアリ、なんです。

とにかくエンエンと、裸の女を見せられ続ける展覧会(笑)。
まあ、いいけどね…それにしても、ビーナスと言うからは美女のはずなんだが、「どうなの?」って感じの絵も多数あって笑えたな。
「男見て描いてるだろ!?」ってのも多い。
←さすがに表題のティッツィアーノ作『ウルビーノのヴィーナス』なんかは、とっても美しかったけど。
印刷だと分かりにくいけど、肩に掛かる金髪とか、ものすご美しいです。

副題にあるように、古代からイタリアルネサンスまでの、ビーナスの移り変わりを追う展示。様々なビーナス(ウィヌス、アフロディテ)のイメージや、ビーナスを巡る神話の解説も興味深く楽しかった。
でもねぇ 、ウフィッツィ美術館というからにはボッティチェッリが欲しかったわ、残念。

国立西洋美術館で、当日一般1400円5/18(日)まで。

 

今日はハシゴの予定で午前中から始動。
昼食を挟んで、すっかり桜も散って通常営業に戻った上野公園を横切って『国宝 薬師寺展』へ。
いや〜、これはね、始まる前から楽しみで、心待ちにしていたのよ♪
奈良は大好きなんだけど、ちょっと行きにくいところがあって、ついつい御無沙汰しちゃってる。京都までは、時々行くんだけどな。本当は京都より奈良が好き。
鹿男あをによし』を見てたら、もう奈良に行きたくて、すごい奈良熱が盛り上がってた矢先だったし。

呼び物は、何と言っても『日光・月光菩薩立像』。→
他に何か?と、いうくらい、これが楽しみで行ったんだけど、ナルホド他の展示は比較的点数も少なくて、サッと見て回ったらそんなに時間もかからない、かも。
でもね。
見とれちゃいますから、この2体だけでも。
7〜8世紀の作と超古いにもかかわらず、鋳造物なので殆ど古びた印象が無い。ツルピカ。
遠目では双子みたいにソックリだけど、良く見ると少しずつ違ってる。(右が日光、左が月光)
日光さんの方が、ちょっといかつい印象で、月光さんはたおやか。お顔も、月光さんの方がスッキリした印象で、私好み(笑)。
薬師寺に行っても見られるけれど、こんなに明るい場所で、足下まで近付いてジックリ見られる機会はそんなに無い。と言ってもお顔は遠いけど…身長3mだからな。
でも実は、お顔の高さからも見学できるようにもなってます。すごい光景。
おまけに、普段は『光背』(仏像の後ろに付いてる炎みたいなの)があって見られない菩薩様のお背中も、シッカリバッチリ拝めます。
これがまた、美しい後ろ姿なのよ!
ああ、もうマジ、見とれてしまって、お足下をウロウロ、ボンヤリ、一度出口まで行ってまた戻り、またウットリ。
同行の友人に「そんなに仏像好きだったんだ」と、後で呆れられました。

客層は、ビックリするくらい、ご年配の方が多くて、中には数珠持って拝んでる方も。
そこそこ混んではいたけど、ブツが大きいので渋滞にはならず、快適でした。
他にも国宝『吉祥天像』や『聖観音菩薩立像』は、見応えアリ。
特別展の後、常設展示の仏像も、なかなか見応えあるので、行くならぜひ、オススメ。

東京国立博物館6/8(日)まで、当日一般1500円

薬師寺の公式HPはこちら

 

 

 

4/11(金)

Skypeのビデオチャットで、初対面の人とTV電話してしまった!
初対面と言っても、出入りのSNSのご常連で、しょっちゅうやり取りはしてた人なんだけど。
猫を見せてくれると言うので飛びついてしまった(笑)。

文字チャットから始まって、お互いモジモジしてたのは、最初の3分くらい?
猫さん達の可愛さに引っ張られて、アッという間に旧知の仲のように話し合っていた。
なんだか随分、色んな話をしてしまった。
相手のCさんは九州で、こちらは神奈川で、顔見て話しして。「これが仕事机でーす」なんて見せたり、「カーテンかわいい」「お気に入りなの」なんてやり取りしたり。
猫さん達はさすがに、名前呼んでもキョトンとしてたけど(笑)。

子供の頃、『サンダーバード』とか見て絵空事と思っていたのに、やってるよ、自分。
世界と繋がってるんだよね。相手がいないだけで。
すごい、時代はSFだよ。

 

 

4/13(日)

お台場潮風公園で、バーベキューをしよう、と誘われたのが、まだ寒い2月の事。
「春に海辺でバーベキュー、気持ち良さそう〜♪」なんて思って、出席の返事を出しました。
が、当日は朝から豪雨、強風、寒さで、とんでもない空模様。
それでも中止の知らせも来ないし、現場にはターフもあると聞いていたので半信半疑で出かけてみたら、やってた。

お台場は、先日未来科学館に行ったばかりなので、わりと不安も無く一人で行けた。
潮風公園へは『ゆりかもめ』の『船の科学館』駅からが至近。船の科学館も、行きたいなぁ。
どうなる事かと思った雨は、駅に降り立つ頃に意外にも止んで、ちょっと一安心。
でも、寒いっ!
こんな気候でも、バーベキュー広場は人でいっぱい。何団体来てるんだ!?
あまりの人の多さに幹事に電話を入れるが、そのタイミングで知り合いの和服姿を発見(ここまで和服で来るか…すごい)。

バーベキュー自体も久しぶりだが、こんな大規模な集まりは初めて。後で聞いたら総勢46名、それでも予定より少なかったそうで。
3〜4カ所に分かれてしまったので、全員とは話せなかったのが、ちと残念?まあいいか。
それにしても、寒かった。
気温が低い上に風が強くて、皆コート着たままで震えながら飲み食いして、用意の椅子にもゆっくりする気分じゃなく、火の傍にぐるりと立って暖を取りながらのバーベキュー。
ビールは余り、焼酎のお湯割りは大人気ですぐ無くなり、キノコ汁が最高にありがたかった。
鮭の『ちゃんちゃん焼き』というのを初めていただいた、美味しい!
お腹はいっぱい、お酒もソコソコ回ったけれど、寒いのでどんどん冷めちゃう感じ。
皆で片付けする間も、必要以上に走り回ったりして(笑)。
桜も散ったというのに、こんな寒い思いをするなんてね。

新橋に移動して、暖かいお店に入って二次会が始まっても、誰もコートを脱がない。
身体が冷え切ってしまって、またまた焼酎のお湯割りが大人気。
二次会から来た人達だけが、ビールを飲んでいた。
寒い、寒いと言い合うだけでも、全然見知らぬ人とも会話が成り立つんで、良かったのかも…。
銀座のお姉さんから不動産屋さん、料理人と、バラエティ豊かな集まりで、面白かった。
漫画家も、けっこう面白がってもらえる職業みたいだし(笑)。

始まったのが早かった(バーベキュー11時半、二次会5時)ので、二次会が終わっても10時を回ったところ。
皆さんは三次会に行ったけど、私は近頃疲れやすいんで帰る。(帰るの一人だけだった!)
家に帰り着き、お風呂に入ったら、足先がしびれる程、まだ冷えていた。
寒過ぎて想像とは違ったけど、それはそれで、また楽し。

 

 

4/14(月)

ディック・フランシスの新作『再起』を読んだ。
迂闊にも、2006年には発売されていたんであった。
なにしろご高齢の上(フランシスは1920年生まれ!)仕事上の重要なパートナーを務めた奥様に先立たれ、断筆して数年。
もう新作は無いな、と諦めていたのに、しっかり『再起』を果たしていた。
嬉しい。

ドキドキしながら読んだ内容は、難が無いでもなかったが(今時脅迫状を舐めて閉じる人って…笑)、フランシス世界は健在。
ネットでは色々、口さがない事を書き立ててる連中もいるようだが。
新作が出るというだけで、もう嬉しい。
変わらぬ作風が、ますます嬉しい。

と、思ったら、もう次の最新作『祝宴』が出ていた!
図書館で予約♪
もうこの上は、襲名でも何でもして、永遠に続けていただきたいです。

 

 

4/15(火)

私のマンガの携帯電話での配信の第二弾が、そろそろ配信開始になるようです。
久しぶりに配信会社の人にお会いして、打ち合わせをして来ました。
次回は、『晶子さんシリーズ』10本の他に、ちょい長めの単品作品が数点。
詳しくはまたお知らせしますが、よろしくね♡

追記:ちょっと延期になってます。

4/19(土)

ヘヴィメタライブに行った。
目黒の老舗のライブハウスらしい。
出入りの某SNSで、メンバーの某氏がご出演とあって、殆ど知識も無いのに行ってみる事にした。

目黒駅前で会場1時間前に待ち合わせをして、総勢6人で駅前のフルーツパーラーへ。
最初コーヒーを頼もうと思ったが、メニュー写真や他の客席のフルーツメニューがあまりにも美味しそうで迫力だったため、悩んだ末にフルーツパフェを注文。
これでもか、というくらいフルーツ大盛りで、どこから手を付けていいやら、というシロモノで、ちゃんと『皮出し用の皿』も付いて来る!すごいボリュームと思ったけど、フルーツ中心で甘さもくどくないので、グラスの底までペロリと平らげた。ごちそうさま♪

フルーツパフェでテンションも血糖値も上がり(ついでにコレステロール値も?とほほ)会場時刻に目黒・鹿鳴館へ到着。
出演は、80年代に活躍したヘヴィメタバンド『MEHPISTOPHELES(メフィストフェレス)』。
メンバーの平均年齢、多分40台半ば。
お客の大半も、同世代。
入場すると、小ぢんまりとしたミニシアターのような空間で、張り出しの2回がミキサールームになっている様子。ただし、固定の座席はロープが張ってあって『使用禁止』要するにオールスタンディングだね。(覚悟はしていたが…)
7時の開演まで一時間、椅子の背に腰掛けてボンヤリ待っているうちに、どんどん後ろに人が詰まって来る。前の方は(我々は前から2列目の椅子を陣取っていた)バリバリ往年の大ファン、といった様子のヘヴィメタおばさんが大集結!すごい。
開始時刻20分程過ぎて、「いきなりガーンと始まるのかなぁ」等と話し合っていたら、前説が出た。金髪、サングラスで、この人もヘヴィメタ風。

そんな風で、けっこうユルイ感じで始まったが、音楽はユルくなかった。
ツインギター、ベース、ドラム、ヴォーカル、コーラス?(と、思ったら他のバンドの人でゲストだった)
金髪、黒服、皮パン、目張りメイク。
ギンギンの音で、スピーカーが近いので心配したけど、音響が良いのか演奏が良いのか不快感はナシ。
ヘヴィメタライブは初体験だけど、『劇団☆新感線』の舞台に近いノリなので、すぐ馴染んで楽しめた。
曲調は、ちょっと重い感じでけっこう好み。ギターもドラムもすごい、もはや職人芸?
磨いた腕を錆び付かせちゃイカンなと、全然ジャンルは違うけど、自己反省。続けるって美しい。
…しかし、40台でヘヴィメタライブは、たぶんどちらも体力的にキツイだろうな。
最前列の女性は曲の間中連獅子のごとく激しいヘドハンを続けて、一度たりとも止まらなかった(!)。どう見ても40台後半、もしくは50台のオバサマ。彼女の首が、心配。
アンコール前に一度引っ込んでなかなか出なかった時は、「楽屋で酸素吸入しているのでは…」と、想像してしまった…。
でも、年輪は感じるけど年齢は感じさせない、はじけた演奏で、気持ち良くタテノリさせていただきました。
最初は、あまり飛ばすと続かない、なんて思ってたんだけど、後半は大丈夫!と確信してずっと飛び跳ねてた。
ああ、鍛えといてヨカッタ(笑)。

終わってから、しばらく入口前でグダグダしてたら、出演者のMさんが挨拶に出て来てくれた。
メイクを落とした素顔のロッカーは、金髪だけどホンノリ和の香り。とっても腰の低い、品の良い男性でした。

解散後、駅前の激辛ラーメン屋で“激辛度7"の『蒙古タンメン』を食べる。
辛いけど、美味しかった。
ビールも少し入って、ライブで一汗かいた後、また汗だくになってしまった。
次は“激辛度10"の『北極ラーメン』に挑戦か!?
刺激的な一夜でした。


 

4/20 (日)

和裁、だいぶ慣れて来たな〜と油断したのか?大失敗。
木綿の単衣がだいたい完成したので、今日はお教室で、中断していた半襦袢の襟付けをしようとしたんだが。
襟あきの切り込みを、裁ち切りから測るべきなのに、背中心から測ってサックリ切ってしまった。縫い代分余計に切ったってコト。
ひ〜〜〜〜〜。
切ってしまったモンは仕方ないので、背中を縫い直して縫い代を広く取ってごまかす事に。
肩当て布を取り、背縫いをほどき、要するにやり直し(泣)。
背縫いは縫い代が広過ぎると着辛いという事で、全部ほどいて“袋縫い"に。
まあ、新しい技を教えていただいた、っつーコトで、よしとしよう。
あ〜、でも、半襦袢でまだ、ヨカッタ。

…って言うか、単衣はちゃんと裁ち切りから測って切ったんだっけ?
怖くて確かめてないです(爆)。

 

 

 

 

4/21(月)

髪を切った。
もうもう、ものすごく長い事ほったらかしにしてて、この前切ったのいつだった?と思ったら一昨年の暮れだった。ひどい………(ガックリ)
モノグサというのも無論あるけど、いつの間にか高校時代以来の長さになっていて、なんだか切るのが惜しくなってた、というのもあって(笑)。でも、いいかげんボサボサ過ぎました。
シャンプーもドライヤーも大変になって来るし、毛先からまって鬱陶しいし、頭重たいし。
だんだん長くなるから、わりと慣れてしまうんだが、切るといかに負担になってたか、良く分かる。
は〜、スッキリした!気分が軽くなる。

色々あれこれ悩んだ末に、どうしても明日からの沖縄行きには短い髪で出かけたかったので、やっと重い腰を上げる事ができた。
結局その、最後に行った美容室。
この前は土曜日の夕方でメチャクチャ混んでいたけど、今日は空いててスンナリ切ってもらえた。
カード無くしたにもかかわらず、ちゃんと会員割引にしてくれたし。
カットしてくれたお兄ちゃんは、やたら口数も多くなくて良かったし。(この歳になると、もうタメ口たたかれたりもしないし…)
なーんだ、行ってしまえばナンて事ないじゃん。
今度はもっと、こまめに行こう。

と、いうワケで、22〜29の8日間、沖縄行って来ま〜す。
22〜25が本島、26〜29は石垣島。
3度目のダイビングツアーだす♪