*2015年5月のワタクシ。*
すっかり雰囲気悪くなったままの実家を後にして、原宿へ。
アラーキーの展覧会が目当てで来たんだけど、原宿駅に降り立った途端、良い天気に釣られて足は明治神宮へ向かっていた。
今日は平日のはずだが、GW中とあって、すごい人出。
大鳥居を潜り、広い参道の白砂利を大量の善男善女と共に進む。
途中、拝殿のある広場へ出る前の手水舎の前辺りで、異様な人だかりが出来ている。見ると外国人ばかりが鈴生りに、手に手にカメラを構えて生け垣の向こうを見てる。
覗いて見たら結婚式の記念撮影をしていて、角隠しに色打ち掛けの花嫁と羽織袴の花婿の姿。
そりゃ外国の人にしてみたら珍しいわ、エキゾチックジャパン(笑)。
お詣りを済ませ、更に奥へ。
ここまで来ると人影もまばらになり、木々が鬱蒼として静けさが心にしみる。可愛らしい草花があちこちに咲いてる。
林の先には広い芝地があって、木陰に座って靴を脱ぐ。
遠く街中の喧噪は聞こえるものの、本当にここは東京なのかと疑いたくなる静けさだ。
持参のお茶とパンで軽い昼食を済ませ、しばらくボンヤリ空を眺め風に吹かれる。
宝物館の展示にちょっと心惹かれたが、今日はスルーした。また来よう。
かなりリフレッシュして、激混みの表参道を歩く。
車道をデモが併走しててやかましい。そうか今日はメーデーか。阿部さんの悪口と不景気の愚痴の合間に原発反対。うん、暑いのにご苦労様。
目指すは『表参道ヒルズ』…名前は聞いていたけどそうか、ココってあの同潤会アパートのあった所ね。
なんとも普通の街になってしまったのねぇ。てな事を思いつつ、吹き抜けの大階段はそれなりに素敵。
その階段を降りて地下3階の『男 ―アラーキーの裸ノ顔―』へ。
男性有名人のモノクロ顔写真ばかり、207枚。
見応えがあった。
最初と最後だけ北野たけし(その間約18年)で、後は一人一枚。
当然と言えば当然だが、スチール写真の力って凄いな、と素直に思った。
TV等で見慣れたはずの“男”達が、見た事の無い顔で画角に収まっている。
凡人が見逃すであろう一瞬を、鮮やかに切り取る作業に思いを馳せてドキドキする。
あんなヘンなおじさんだけど、アラーキーさんはやっぱりプロなんだな。
会場では最新のたけしとの撮影の模様や、その時の対談のビデオが流されて、これもまた面白く興味深かった。
これまた当然だけど、とても真面目で真摯な二人だった。
入場無料の展覧会は終わっちゃったけど、写真集発売中。
『男 アラーキーの裸ノ顔 (ダ・ヴィンチBOOKS) 』
5000円は私には出せないけど、見本を見たらイイ感じでした。
追記:そう言えば数年前、佃島の盆踊りでアラーキーさんを見たな。
思ってたよりさらに小柄で細くて、でもエネルギーに溢れた動作が印象的だった。
正直当時、写真はちゃんと見た事が無かったけど、撮影する後ろ姿を見ただけで「ああ天才だ」という気がしたっけ。
5月から、またスポーツクラブを『平日午後だけコース』に変更(これもう凄い後悔!連休中は全然泳げず)したので、時間ギリギリに行って泳ぐ。
シャワーの後パウダールームでドライヤーを済ませて、さて服を着ようと立ち上がったところで、隣に座っていた人に突然声を掛けられた。
「以前どこかで、海のレースに出場されてませんでした?お会いした記憶が…」。
海のレースと言えば、私が出たのは一度だけ。2003年の与論島。
話をすり合わせていくうちに、相手のHさんが一緒のチームで参加した人だったと判明した。
そう、あらいSSチームでの参加だった。
私にとっては、あそこでの最後のイベントだったし、Hさんはゲスト扱いで、そんなに接点は無かったが、何度か一緒に練習にも参加してた。
お互いに少しずつ、虫食いの記憶を呼び戻す。そうそう、凄く早くて入賞狙ってた人。
当然ながら新井先生の話にもなり、ちょっとシンミリしつつも、こんな所で再会するなんて、お導きかも、なんて話し合った。
Hさんはここでアクアビクスのイントラをやってるのだとか。
今度参加しますと約束したが、なかなか予定が合わず出席できずにいる。
実はHさんは以前にも私をプールで見掛けていて、なんか見た顔、ときになっていたんだとか。
それにしても12年に会ったきりの私を、よくぞ思い出してくれました。
三軒茶屋のHさんから「トートバッグできたよ」と知らせが来たので、受け取りに行く。
暇なのよ…うっかり今月からスポーツクラブのコースを『平日昼間』に変更してしまって、GW中ずっと泳げないハメに…5月中は『いつでもOK』コースのままにしておくべきだった…でも会費半額だからさ。
さすがに引き籠もり過ぎかなと、郵送してくれると言うのを押しかけてしまいました。
待ち合わせに失敗して(お互い携帯番号知らなかった)なんとか会えて、Hさんのお気に入りの店へ。
「お誕生日月だから奢るわ」と言われウキウキ♪
けっこう盛況な中、大テーブルの角っこに席を確保、Hさんオススメの"ガレット"を注文。
ガレットってなんだっけ、と思ったら蕎麦粉のクレープだったのね。一時どっか(国内)旅行土産で蕎麦粉買って来て、狂ったようにクレープ焼いてたわ(笑)
料理を待つ間に、お待ちかねのトートバッグ公開!
(←写真は後日鎌倉へ行った時のものです)
す、素敵…!
なんたって柄がいいんだけど、すごいシッカリ作ってあって、裏地も選ばせてもらったこの色で、正解!すごい、私好み♪
ありがたくいただいて、ホクホクしてたらまだあって、先日と同じバナナケーキを可愛らしいパッケージで小分けにしたのと、瓶に入ったお手製ピクルスもいただいた。
さらに今制作中のトートを広げて見せてくれてる時に料理が来て、ゴソゴソと脇に避ける。
豆とソーセージのガレット。クレープはカリッ!モチッ!で、やはり私の焼く蕎麦粉クレープとは全然別物。当たり前だ(笑)。
そして野菜が、とても美味しい!驚いてしまった。
Hさんが仕事だと言うし、二時間ほどで解散し、泳いで帰った。
ピクルスは家に帰って食べたけど、優しい味で美味しかった。タマネギ、キュウリ、ズッキーニ、ミョウガ、パプリカ……色々いっぱい。
ご馳走様でした!
Y子さんと着物で鎌倉へ。
すっかり暑くなって来て、そろそろ袷も着納めと、張り切って数日前からコーデを決めて(特に半襟)いたんだが、久しぶりでお太鼓が思うように結べず、携帯メールで「ごめん、遅れる」。
…こまめに着よう、本当に手順もコツもすぐ忘れる。
江ノ電に乗って由比ヶ浜で降り、お目当ての鎌倉文学館へ…と、向かう途中にこぢんまりした良さ気な店を見付け、フラフラと入る。ちょっと早いけど、まあ、ランチと言うか。
女性が一人で切り盛りしているらしい、店内は何となく乙女チックな装飾。
私はメバルの煮魚セット、Y子さんはしらすと梅の竹籠ご飯。&ビール(笑)。
メバル美味しい!サッパリした金目鯛みたい。
メバルって、ダイビングに行くと良く出会うんだけど、食べた事無かったかも…あまり見掛けないよね?
そう言えば洞窟とか岩陰とか、暗い所に溜まってジッとしてる魚で、網や釣り針には掛かりにくいのかもしれない。なんて話し合った。
満腹でいいゴキゲンで、再び目指す文学館。
入り口の切り通しがいい感じ。
入場料300円を払い、まずはお目当てのバラ園へ…が、予想通り、まだちょっと早かったみたい。
そこここで開花してはいるものの、まだまだ蕾が多く、ちょっと寂しい。
満開時はさぞや…と思いつつ、早咲きの花の香りをいちいち嗅いで廻ったりして、なかなか充実した。
もう少し早いとツツジが凄そうだし、秋には紅葉が素晴らしいだろう。楓は新緑も美しかった。
バラ園から一段上がって芝生のお庭を抜けると、和洋折衷の素敵な屋敷。青い瓦屋根が印象的。
(写真の着物美人はY子さん→)
振り返ればバラ園越しに海が一望。お天気も上々だし、気分の良い場所だ。
加賀藩のお殿様の所有だったという屋敷内では、明治の文豪の資料がいっぱい。写真やら手書き原稿やら当時の新聞記事なんかも。川端康成とか意外にカワイイ字で笑った。
特別展は源氏物語。鎌倉武士のたしなみとして『源氏』は人気だったのだとか、そんなんだった。
特別展はイマイチ地味だったが、展示場の2階から一部バルコニーに出られるようになっていて、風に吹かれて海を眺めるのは心地良かった。
人の少ない時に、お弁当でも持ってゆっくり来たい場所だ。
地図で見ると、文学館と大仏はすぐ近く。
屋敷入り口にいた女性係員の人に、大仏へ行く近道は無いかと聞いてみたところ、
「近道は山なので(着物では)無理ですが大通りへ戻る別ルートを」と、丁寧に教えてくれた。
喜び勇んで脇道を進む。
ジグザグに進むうち、長谷子ども会館(しかしなぜ近頃はちゃんと"子供"と表記しないのだろう?)が見えて来る。
一見して異様と言うか独特な佇まいの古い洋館。ちょっとワクワクする。
長い階段を上って門まで行ったが、現役で使用中なのに一般公開はしてくれないらしい。
う〜〜〜〜〜〜〜〜ん、残念っ!
残念過ぎて写真撮るの忘れてたみたい(笑)。
さらに進むと、鎌倉最古と言われる甘縄神社へ。
またまた長い階段を上り、こちらは本堂へお詣りした。
振り返るとここからも、海が良く見えて、なかなかの絶景だ。
大通りに戻り、長谷の大仏へと向かうものの、あまりの行列に恐れをなして、格子越しにウッスラ見えてる大仏様を軽く拝んで回れ右してしまった。
土産物屋を冷やかして、軒下でお昼寝中の猫さんをしばし眺める。
途中、蒟蒻石鹸というのを売ってて、お試しをさせてもらった。
本当にプニプニ!感触はコンニャクなのに、ちゃんと泡立つ。そして後シットリ。
…いやちょっと、お高いよ。プレゼントなんかにはいいかも。
もうここまで来たら、長谷寺でしょ。
残念ながら、いつも何かしら咲いてるこのお寺、今時分は珍しくあまり花が無い。
取りあえず昇って(着物だとちょっと足元が怖かった)展望台傍の茶屋で一休み。
Y子さんは"寺まんじゅう"(肉の無い肉まんみたいだった)&ビール!私は甘い物が欲しくて善哉、ビールは一旦お休みにして(笑)。
ここも広い窓から由比ヶ浜が一望できて、いい気分。
ウェイターが坊さんの服装だったけど、本物かな?
エネルギーチャージして、一通り上まで廻って降りて弁天洞窟にも入った。
やはり着物だと、ちょっと足元が心配だし屈んで通る場所もあり髪も心配。でも、無事通過しました。
長谷寺を出て、すぐ近くの鎌倉オルゴール堂を見学。
えっ、ここって小樽のオルゴール堂の系列なんだ。あそこ面白かったなぁ。
その規模は望めないけど、鎌倉店も充分楽しめる。
さんざっぱらオルゴールを鳴らし倒して大満足で帰路に着く。
地元に戻って、明日は仕事というY子さんを居酒屋に連れ込む(笑)。
どうかな?という店に適当に飛び込んだけど、料理が皆美味しくてすっかりゴキゲンになってしまって、「ちょっとだけ」のはずがまたダラダラと…(笑)。
特に、おっかなびっくり頼んだ"キムチ納豆チヂミ"が美味しくて、今度作ってみよう!でもこうはいかないんだろうな…。
先日出来上がった、Y子さんが拾って来た毛糸で編んだカーディガン。
手渡したら喜んでくれて、早速翌日着てくれたそうだ。
なんたって着てもらえるのが嬉しい♪
しかし、意外と毛糸が少量で済んでしまって、まだ同じ糸がいっぱい残ってる。でも長袖セーターは無理かな…というか、まだまだいっぱいあるんだけど、Y子さんが拾って来た毛糸。
もうそろそろ毛糸触りたくない季節なんで、編み物は秋までお休みだな。
午後遅く、ダラダラ寝てたら携帯に着信、出てみたら、シナリオ教室の先生。
ポカ〜ン……。
恒例シナリオ教室卒業有志の会、毎月第二金曜日に集まって、雑談してる。
楽しみにしてたのに、ナゼか今月は全く失念していた。
昨日は特に用事も無く、午後から図書館とプールに行って買い物して戻って、会の始まる19時には家で夕食を食べていた。
全く、まっっっっったく、思い出しもしなかった。
一人暮らしで倒れでもしてるかと、先生が心配して電話をくれたのに、声を聞いてもまだ思い出さず、「昨日どうしたの」と言われてもまだポカ〜ン。
大丈夫か、私の脳細胞。
このところ本当に、あまりにも心配。
バイトの面接に行った。
洋服のリフォームのチェーン店。
以前にも一度、洋服リフォーム店のバイトに応募して落とされた事があった。
初心者歓迎とあったにも関わらず、触った事も無い工業用ミシンで縫ってみさせられて布がズレてしまい、「うーん、これじゃあ…」と、不採用。
やってみたかったので残念だけど、工業用のミシンなんて練習する術も無く、「初心者ってのは洋裁学校卒業したけど仕事でリフォームした事が無い人とかの事ね」と諦めていたんだが。
しばらく忘れてた求人情報をネットでチェックしてみてら、また最寄り駅の店が募集中。
ダメモトで応募したら、最寄り駅は決まってしまったけど、川崎店なら募集しているとの連絡。
川崎店へ行って、面接を受けた。
店内には女性が一人。接客をしながらの質疑応答。
事前の電話で「洋裁学校」「お直し経験」を聞かれていたので、もうぶっちゃけてしまおうと、「以前他の店を受けて工業用ミシンが使えず落ちた」話をしたら、「じゃあやってみて」。ひー。
よりによってチェック生地…ああ、やっぱりちょっと、ズレちゃう。
でも面接の人は「ああ、縫い目は真っ直ぐね」と言ってくれて、時間の都合等色々聞いて来た。
…もしかして、ちょっとは脈アリ!?
12日、採用の報告をいただき、13日には店長から連絡が来て、15日の遅番で初出勤が決まった。
一応希望は週二日程度だけど、さて、どうなりますやら…ドキドキ。
そしてスポーツクラブ、これでますます昼間コースで通えなくなった…来月分の手続き期限は過ぎてしまったので、再来月から、さてどうしよう?
面接の帰り道、地下通路の階段で、大きなキャリーバッグを引きずって降りるお婆さんに遭遇。
追い抜こうとしたが、あまりに苦労して脱輪したりしてるんで、見かねて持って階段を降りた。
私はまだ片手で持てる、でも20年後は?15年後でも、どうだろう。
小さなお婆さんは礼と共に私を見上げて「親切な人がいるもんだ」とつぶやいた。
他人様には"親切"にできるのに、実の母にはキレてしまう、自分。
そういえば今日は母の日で、ちょっと気になってた。
携帯から電話して、少しだけ話した。
帰り道、川崎駅前で掃除機を購入。やっと買った!
先代は随分前に部品を踏み抜いてしまって、物凄く使い辛くなって棄てた。
全室フローリングの旧宅は、箒とクイッ○ルワイパーで全然OKだと思ってたんだけど、新居は畳敷きだし、畳に物置くのにラグも使わざるを得ず、こりゃイカンと(思いつつ半年…笑)。
まず見た目がカワイイ。
色が他に5色くらいあって、ピンクか黄緑かと迷ったけど、やはりこのブルー、と言うかターコイズが一番好きな色。
そう言えば先代も、もうちょっと渋い色味のターコイズだった。部屋に置いて心地良い色。
そして、お店で機能の一覧表を見たら、安価な割に高性能。
でも実際使ってみて、安価な理由が分かった……
・すごい壊れやすそう!オモチャみたい。
・電気コードが収納できない。
・吸い込んだゴミを入れるダストケース?が小さくて壊れやすそう。
・音が大きい。ヘンな物吸い込んだかと思った…。
・吸い込み口部分と本体が取り外せず、ゴミが引っかかったら取り出しにくい。
と、まあ、こんな具合。
でもいいさ、どうせそんなに使用頻度高くないし(通常は箒で掃いて終わりになりそう…笑)夜掃除しなくちゃならない環境でもない。
軽くて使い心地は良いし、思ったよりずっと良く吸い取ってくれます。
壊れたら当分は部品請求できそうだし、なんなら今度はピンクを買っても(笑)
何より、カワイイ子をウチに迎えたのが嬉しい♪
突然不動産屋がやって来て、「このアパートは老朽化のため建て壊しが決まりました。今年いっぱいで立ち退いてください」。
はぁ!?
私、去年の11月に引っ越して来たばかりなんですけど!?
頭は真っ白、目の前は真っ暗。「そんな事できません無理です」と口走っていた。
すると、大家はココと等しいレベルの部屋へ移る引っ越し代は持つと言ってるだの、大家にも事情がだの、古くなってるのであちこちから色々言われてるだの。
しまいには「この近辺がご希望ですか?」。
そんなの今お答えできません。(と、口に出して言った)
不動産屋が置いて行った封筒を開けてみると、退去を言い渡すペラ紙が一枚。相応の引っ越し代に関しては何一つ書いてない。
この半年、さんざんイヤな思いをさせられて来た挙げ句のこの暴挙なので腹が立ったが、少し頭を冷やして考えたら、もはや早々に縁を切れるのは僥倖かも。
ただもう、前回の引っ越しが本当に辛く大変だったので、アレを再びたった一年後にやる事になろうとは………。
お金の問題じゃないんだよ、と言いたいところだが、ちゃんとお金の問題にしてほしいというのが本音。作業に関する労力に時間、居を移す事によるストレスや不安。いい加減な設備管理のせいで買い足した備品。やっと根が生えて来て、しばらくここで落ち着けると思った矢先。
…しかし、エアコンなんかウッカリ買ってしまわなくて、本当に良かった。
冬場のあまりの寒さに、せめて大きめのストーブ…と思いつつ、どうにも買う気に(=この部屋に設備投資する気に)なれず、凍えながら越冬してしまったんだけど。
他にも色々考えていたのよ、ココにアレがあったら便利だな、とかさ。でも殆ど買わなかった。
そう言えば先月末に地域のケーブル局から通知が来て、「このアパートは大家様のご厚意でインターネットが無料でお使いいただけます。工事ご希望の方は日取りをお知らせください」と言って来てたっけ。
無料ならありがたいが、プロバイダが換わるとホームページのお引っ越しをしなくちゃならず、かなり大変な作業のようなので、これまた先送りにしていた。慌ててやらなくて良かった。
モタモタしてて、今回ばかりは本当に良かった。
考えようによっては、失敗した部屋選びをリセットできるんだから渡りに舟なんだけど。
ちゃんとお金を払ってくれるなら、ね。
モヤモヤムカムカする中、お針子バイトの初日。
今日は遅番で、15:00〜21:00。
同い年だという店長さんと、もう一人先輩店員さんがいて、色々教わる。
やる事の多さに、まずビビる。
おバカな私は、漠然とミシン掛けてりゃいいような(それもマトモにできないクセに)気がしていた。
実際は接客、見立て(リフォームの相談、種類毎の価格設定)、試着のピン打ち、伝票書き、レジ打ち、そして、帳簿付け、会社と入ってるスーパーへの書類提出、納金……etc.etc…
すごい苦手なんですけどそういうの。
お店やるんだから、分かりそうなモンなのに。なぜ現場に来るまで思い至らないのか…。
って言うか面接したよね私。レジ打てる?って聞かれて打てないですって答えたよね…その辺りで気付けよ…………orz
頭、真っ白。
そう言えば要項に「制服支給」とあったけど、店から渡されるのはエプロンと名札のみで、規定の服を用意すると援助金が出るんだとか。
今日はウッカリTシャツで出てしまった。
規定では、「白または黒のシャツ襟の付いたもの」だそうで。
長袖の白ブラウスは何枚か持ってるが、もう暑いし店内は特に暑いんで、半袖がいいな。と、思うと、驚く程持ってなかった。
唯一白のリブの襟付きで私はポロシャツと呼んでいたのがあったが、「それはカットソーです」で却下。
ユニ○ロだと援助金をオーバーしてしまうんで、ヨー○ドーで探したら金額内であった。黒のポロシャツを一枚購入。
エプロンがちょっと可愛くて、お店の人って感じなのよ♪
誕生日。
ん〜特に何も無いな…ただ歳を重ねただけ。
今日はバイトも無く、スポーツクラブは使えない日(平日・土曜昼間のみのコース)なので、近所のスーパーでケーキっぽい物を買って食べたくらいかな。
先日の肝臓ショック以来ちょっと自制してたけど、ワインも開けた。半分は料理用に残したよ。
後は何故だか子供の頃の誕生日を思い出して、誕生日によくリクエストしていた鶏の空揚げを買った。
毎年誕生日は母が「夕食何がいい?」と聞いてくれて、私はだいたい鶏の空揚げ、姉はハンバーグだったという。
昭和の子供は、あまり料理の種類も知らなかった(笑)。
バイト、先輩に「メモ取れば?」
え、そんなん取ってていいの?目からウロコ。
実際にはお客さんが立て込んだりするとメモ取りも間に合わずワケ分からなくなっちゃったりするんだが、それでも書くと少しずつ理解が進む、気がする。
ああ、青息吐息。
ミシンは少しは慣れて、面白いんだけど。そして基本好きだから頑張れる気がするんだが。
帳簿付けや手続き諸々が、やっぱり苦手。
絶対脳の障害とか発達障害の類だと思うんだよね。本当に向かないのよ。
まあ、そんな事は言ってられないのだが、連日失敗続きでウンザリする。
店長さんと話してたら、私の採用理由の一つが「マンガ家だから」だったと言われてビックリ!
本業がある事はマイナス評価に繋がるかも、と思いつつ、この歳までマトモに働いてないというよりはマシかな、程度に思って履歴書には正直に書いたんだが。
「今までウチ(この店舗という意味)は未経験者は取った事なかった」とも。
姉とランチ。
誕生日のお祝いに奢ってくれるというし、アパート立ち退きの件も話しておきたかった。
みなとみらい駅で待ち合わせ。良い天気の中、ちょっと歩いてデザートが豪華というホテルのレストランへ。
早めに追い出しの件を話そうと思ったのに、相変わらず姉が自分の事を喋り続けるので、なかなか言い出せない(笑)。
レストランで注文を伝え、豪華デザートは期間限定だった事を知って落胆した後で、やっと話せた。
新しいバイトの話もして、「帳簿付けが大変」と言ったら「なんで?」と、心底不思議そうに聞かれた。
なんでって言われても…難しいじゃん?「なんで?」
…うん、分かったよ………。
料理、サラダとパン(と姉のスープ)は滅茶苦茶美味しかったけど、メインのお肉は味付けが濃かった。そしてこの照り焼き味は白いご飯でしょ、という(セットでライスの選択肢は無し)…イマイチ。
豪華デザートは食べ損ねたけど、ランチセットのデザートのプリンもとても美味しかった。
11月の姉の誕生日に、頂き物のレース地でワンピースを作ってあげる約束をしていたが、サイズが分かる物が欲しいと言ったらニットのワンピを持って来た。
うーん。まあ何も無いよりはいいか…。
お針子バイトは中断して、事務のスポットバイト、大手町。
事前の調べが甘く、ウッカリ東京駅から歩くルートを取ってしまったので、物凄く歩いた。しかも地下通路、暑い!!
待ち合わせ場所に着く頃には汗だく。しかし今年は暑くなるのが早い。
以前一緒にバイトしたメンバーの一人と、"入力"の人と3人、ピカピカのビルの12階へ案内されて、一人一つの机をあてがわれる。
例によって書類のチェック。主に入力確認で、ほぼ数字だけのチェックなんで難しい事は無いんだけど、目が疲れる。そして眠い。
幸い、窓際の席だったので、12階から東京の街が見渡せて、なかなか良い気分。
残念ながらセキュリティが厳しく、写メは無理でしたが。
そして高い所でゴキゲンになってたら、地震があったりして真っ青!だったけど。
なんか高所での地震って、グラグラと言うよりユラユラとローリング入ってる感じで、ウッカリすると船酔いしそう…。
3日限定のバイトで通勤に時間もかかるので、お弁当は諦めて外食、同じビルの地下が飲食店街になってるので、3日ともそこで済ませた。
パスタ、カレー、蕎麦&丼物。
タイ料理も魅力的だったけど、日にちが足りませんでした(笑)。
27日最終日、例によって早めに仕事がなくなってしまったので 15時前に帰される。
「14時50分で付けてください」と言い張られ、勤怠票記入・担当の印鑑もらって本社にFAX送信の間待たされて、結局拘束を解かれたのは15時過ぎだったんだけど。そして例によって終了は17:30の約束が打ち切りだったんですけど。
要するに「頑張って働いたら稼げる時給が少なくなる」っていうおかしなシステムだよね…。
早く終わってしまったんで、最寄り駅前でフラフラして帰ろうと、珍しくユ○クロを覗いたら、バレエ仲間だったKさんにバッタリ!
近所住まいとはいえ、滅多に来ない場所に予定外の時間帯に来て会ったんでビックリ。
立ち話でアパート追い出しの話なんかを少しして別れる。
しばらく離れていると、バレエの人達って姿勢が綺麗で眩しい。Kさんは元々、特にスタイルが良かったんだけど。
すっかり猫背復活してます、イカンイカン。
お針子バイトの講習会。
最寄り駅で応募したのに、なんと講習会は埼玉。
この頃、行った事の無い場所へ行くのとか、本当に苦痛になってる。
見知らぬ駅に降り立ち、渡された怪しいアバウトな地図片手に緊張し切って会場を探す。
幸い迷う事なく現場を見付ける事ができた。
採用時に二日間の講習の義務が伝えられたが、28日は出られなくて、受け損ねたもう一日分は来月に持ち越しになる。
一日目は主にマナー関係の講習だったそうで、今日は実技編。
伝票の書き方からサイズの測り方、紳士物のスラックス、ジャケットのピン打ち。そしてスラックスのウェスト詰めとベルト通し付けの実習。
私を含め実習生は4人、互いにピンを打ち合ったりして、こういう事は本当に楽しい。
4人のうち3人は予想通り(私も含め)中年女性だが、一人は23歳の男性で、ちょっと意外。
しかしその青年に向かって「お母さんが三人みたいでごめんなさいね」と言い出した人がいてビックリした。それに対して「いや自分全然そういうの気にしないんで」と返すのもアレだが。
なんだろうこの、世界中にオバサンでご免なさいみたいな流れ。
ところで、しまった月末だ!と、慌てて講習会帰りに渋谷で家賃を振り込み。
振り込み終わった途端に、1週間前に「今月は月末忙しいから早めに」とすでに振り込み済みだった事を思い出して愕然とした。
しっかり通帳にも記帳してあったのに、ナゼ見ない、私…!!!!????
もうイヤ。
本当に自分やめたい。
たださえ感じ悪い上に、いきなり立ち退き申し渡されて、なんで家賃倍額払うかな。
来月は絶対に振り込まないぞ、当たり前だけど。
って言うか無性に悔しい。
ウッカリすると誤魔化して二重取りしかねない相手だからさ。
と、すっかり疑心暗鬼。
それもマズイけど、それ以上にこのウッカリ加減が尋常ではない。
なぜ思い出さなかった…小さな額ではないのに。
もう自分辞めたい、本格的に。
先週はちょっとバイトに追われてて、今日は久々に家でノンビリ過ごす。
昼間泳いでヨガのクラスを受けたけど、明るいうちに帰宅してしばらくぶりにちゃんとご飯作って食べて、コーヒー飲みながら録画してた映画を観てたら、またしても地震!!!
ちょっとこのところ、多くないですか?って誰に質問してんだ。多いのよ。
そして、長かった。アパートが古くてボロいので、洒落にならない。壁とかヒビだらけだもん。老朽化(失笑)で取り壊し寸前なんだもんね。あーあ。
追い出されると分かってて、こんなボロ屋と心中するのは絶対にイヤ。そうでなくてもイヤだけど。
ニュースに換えたらマグニチュード8とか言っててビビった。揺れはそんなに大きくなかったが、長かったのはそういう事ね…。
湘南がどうとか言い出したので、心配になって茅ヶ崎のR太にメールを送る。
無事で良かったけど、しばらくアレコレやり取りしてたら、合間に近所に住むY子さんからメールが入る。
「電車止まって帰れないから動いてるT急線に乗るけど駅からの道が自信無い」みたいな内容。
暇なので散歩がてら迎えに行く事にしたら、すぐ電車が来たというので自転車で行く。
で、結局両者の家の近くのファミレスで一杯、と相成って、ビールとワインを飲んでゴキゲンで帰った。
こういう生活も、あと半年か…。