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坊がつるキャンプ

ミヤマキリシマの撮影をしに坊がつるでキャンプをした。
北海道で知り合った姫路市の税理士さんと一年ぶりに再会。
今回は年配の方も同行されていた。

アップロードファイル 13-1.jpg 崩落が進む三俣山、帯状の土石流痕

アップロードファイル 13-2.jpg 坊がつるの平原が見え始める。遠景は大船山

やっとの思いでキャンプ地に到着したときは、すでにテントを
張って寛いでいた。
すぐ近くにテントを張り、法華院温泉(九州で一番高地にある温泉)で一風呂浴びる。長者原から坊がつるまでキャンプ道具一式を詰め込んだ重いザックを背負った後だけに、実に気持ちがいい。
それに我々3人だけの貸し切り状態。他に誰もいない。この時期ごった返すほどの人で溢れているはずなのにどうしたことだろう。

アップロードファイル 13-3.jpg アップロードファイル 13-4.jpg 法華院温泉と寛ぐ私(写真は友人のを拝借)

法華院周辺もミヤマキリシマはまだ3分咲きといったところか。遠くに見える平治岳も赤みが少ない。登っても蕾だけだろう。
夕方、気温が一気に下がり手元の温度計は11度を指していた。
寒い。

飯盛ヶ城

父のOB会(旧○鉄)に湯布院まで送る。
会が終わるまで時間があるので、由布岳の脇にある飯盛ヶ城に登る。
合野越の分岐点から飯盛ヶ城の取り付きまで少し下る。
緑が濃くなり冬枯れからの風景が一変していた。
小高い丘のような山で山頂は平らだった。
話では昔ここにお城があったらしい。
ごろ石を積み上げたようなピラミッド状の山で山頂からの眺めがすばらしい。

アップロードファイル 19-1.jpg 由布岳をバックにしたエヒメアヤメ

アップロードファイル 19-2.jpg 道路はやまなみハイウェイ

アップロードファイル 19-3.jpg 飯盛ヶ城を振り返る・左手の小高い山  

麓で時間つぶしをしながら、父から連絡を待つ。
午後2時ごろ連絡が入り湯布院駅前で父を乗せ帰路に着く。

タカネエビネ

我が家の庭に今年もきれいにタカネエビネが咲いた。
金木犀の根元がよほど気に入ったのか毎年元気良く花を咲かせる。
ふかふかの落ち葉と木漏れ日が自然に近いものを作っているのだろう。

アップロードファイル 12-1.jpg 満開のタカネエビネ

アップロードファイル 12-2.jpg

アップロードファイル 12-3.jpg 野生ランとは思えない面構え

父はキエビネと思い込んでいるようだが、色合いと葉の大きさからキエビネではなくタカネエビネだ。まず間違いない。

今年2度目の由布岳

10日の由布岳は春霞、それに冬枯れの殺風景な景色で冴えなかった。
本日、再び登ってみた。
麓の草原は野焼き後の緑が一斉に芽を出していた。
「マタエ」辺りは同じように冬枯れのままだった。
今回も西峰に立った。
来た方向と逆方面の小さな広場で休憩していた3人が見えた。
自分もそこまで降りて行くと、声を掛けられ食事を一緒にした。
これから火口壁のお鉢廻りをするので一緒に行かないかと誘われる。地元・玖珠町の中年の男性の案内で広島の夫婦連れの4人で廻ることになった。岩場ばかりで急峻な場所もありスリル満点だった。

アップロードファイル 17-1.jpg 「マタエ」を反対側から見る。向かって左が東峰、右が西峰


アップロードファイル 17-2.jpg 東峰山頂から別府湾を望む、高崎山・志高湖が見える。

女性の方も比較的楽な様子で廻っていた。不思議な気がして問いかけたら、日本の高山を歩き回っているとのことだった。納得。
一人では不安な危険な場所も、こんなパーティを組むと安心だ。
東峰の山頂で休憩を入れ、下山へ。
山頂から合野越までの下山中、ずっとこの奥方(美人でした)と喋りまくっていました。(旦那は地元の男性と100mほど遅れて歩いていた)。合野越でこの夫婦と別れ帰路に着く。今日は話し相手がいて楽しい山行となった。

アップロードファイル 17-3.jpg 麓に咲いていたエヒメアヤメ(背丈が10cmほど)

由布岳

由布岳に登る。
天気は晴れてはいるが遠くが霞んでいる。
駐車場は車が少ない。
中学生の頃一度登ったが余り記憶に残っていない。
あれから40数年、無理も無いか。
合野越までは傾斜も緩く比較的楽に登れた。
ここからは傾斜がきつくなるが、ジグザグコースになり、それほどきつくは無いが右に左に歩くことになり、麓からの見た目の距離よりずいぶん長く感じる。
山頂付近になるとさらに急斜面となるが、すぐ「マタエ」という西峰と東峰の分岐点に辿り着く。

アップロードファイル 16-1.jpg,アップロードファイル 16-2.jpg 「マタエ」よりくじゅう方面と西峰

ザックをデポし西峰に登る。こちらは岩場で鎖場が多く慎重に登る。転落したらけがでは済まないだろう。だが意外にも難なく通過することが出来た。
山頂からの眺望は霞んで遠くは何も見えない。それに植物は冬枯れのまま。時折登ってくる登山者は皆、東峰に登っていた。
こちら側は誰もいない。さっさと下山した。