発泡スチロール用プライマー樹脂
発泡スチロール用プライマーは、発泡スチロールを溶かすことなくポリエステル樹脂で積層したりする為に必要なプライマーになります。これらのプライマーを使うことにより、スチロール原型より直接製品を製作することが出来ます。
サンドーマFG-801(発泡スチロール用プライマー)
DHマテリアル社製
発泡スチロール等の溶解されやすい部材の表面に塗装あるいは、FRPライニング加工する場合に(下地処理)プライマーとして用いる不飽和ポリエステル樹脂です。
<特徴>
- 発泡スチロールの表面を僅かに溶解させるために密着性が優れています。
- 空乾性を有しているため、塗膜硬化性及び表面乾燥性が優れています。
- 一般の不飽和ポリエステル樹脂との密着性が優れています。
銘柄名 | 粘度 (25℃mPa.s) | ゲルタイム (分) | 用途 | 特徴 |
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FG-801 | 500-800 | 15 - 25 | 発泡スチロール用 | 透明液状 |
注)促進剤について
RC等の希釈された促進剤を用いると、促進剤中の希釈剤により発泡スチロールが溶解されますので、促進剤は、6%Co-Naph(ナフテン酸コバルト)をご使用ください。
また、促進剤コバルトを使用しない場合、硬化しません。硬化しても、非常に硬化までの時間がかかります。
注)積層について
完全硬化後(表面が完全に固まる)まで、積層しないでください。
銘柄名 | サイズ | 税抜価格 | 税込価格 |
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FG-801 | 3.6kg | 8,800 | 9,504 |
18kg | 27,400 | 29,592 |
詳しい使用方法の例は【発泡スチロール用樹脂(FG801)を使って発泡スチロールをコーティング】するをご覧ください。
ポリキュート P-715TNFグレー(発泡スチロール用プライマー)
九州塗料工業製
<使用目的>
発泡スチロールを基材としたFRP加工及び各種塗装の下地処理材として使用します。
<使用方法>
発泡スチロールにバリアコートとして使用します。刷毛またはスプレー塗装します。こちらの商品は、別途、硬化剤(55%MEKPO)・専用促進剤PICOが必要です。
<スプレー塗装の場合>
- ガン口径は1.5〜2.5φmmのものを使用してください。
- 標準塗布量は200〜300g/平方Mです。
- 粘度調整はアルコール系溶剤(メタノール、IPA)を使用してください。
- 使用量は樹脂に対して5〜10%に止めて下さい。
用途 | サーフボード・ウィンドサーフィン等のスポーツ・レジャー用品、浮標等の漁業用品、フロート、造形看板、マスター型等 |
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製品仕様 | 3液性 ノンワックス チクソ性 フィラー(増量材)入り 着色 |
製品荷姿 | 18kg |
銘柄名 | サイズ | 税抜価格 | 税込価格 | メーカー送料 |
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P-715TNFグレー | 18kg | こちらの商品は別途に 取り寄せ送料がかかります。 |
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P-715TNクリアー | 19kg |
リゴラックAC-605P
昭和電工製
発泡スチロール用プライマー
銘柄名 | 用途 | 粘度 (dpa.s) |
硬化性 (分) |
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AC-605P | 発泡スチロール用プライマー | 8.0 | 22 |
銘柄名 | サイズ | 税抜価格 | 税込価格 |
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AC-605P | 20kg | 33,200 | 35,856 |
発泡スチロール用水性プライマー
ターナー色彩製
この商品は、ネオカラーを発泡スチロールに塗布する際に使用するアクリル樹脂ベースの水性プライマーとなっておりますが、ネオカラーのみならず水性塗料全般のプライマーとしてご利用いただけます。
- 水性タイプで嫌な臭いがしない
- プライマー塗布後、塗膜に弾性がある
- サンディングが容易にできる
- 乾燥が早く、作業効率がよい
商品名 | サイズ | 税抜価格 | 税込価格 |
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発泡スチロールプライマー | 18kg | 14,500 | 15,660 |
取扱いメーカー一覧
ジャパンコンポジット(株)、ディーエイチ・マテリアル、昭和電工(昭和高分子(株))、ユピカ、サンユーペイント、九州塗料(株)ほか