石膏型からFRP成形品を制作する(その1)

  1. 原型を発泡スチロール練粘土(水粘土)などで製作する。
  2. 製作した原型に離型処理を施し、石膏サイザルなどで石膏型を製作する。
  3. 石膏型から原型をはずし、型の内側をきれいに仕上げる。この仕上げによって成型品の表面のクオリティーが変わってきます。
  4. 石膏型をしっかり乾かし、離型剤を塗布する。タルクなどを混ぜてゲル化させたFRP一般積層用樹脂を一層目として塗布する。二層目からはガラスファイバーを一層目の上に置き、生樹脂を塗布し積層する。気泡などが入る場合には脱泡用ローラーなどで気泡を取り除く。
  5. FRP樹脂の硬化後、石膏型から成形品をはずす。
  6. 石膏型から外したFRP製品の表面を仕上げて塗装を施して完成。

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