発泡スチロール用樹脂を使ってスチロールをコーティングする
- 原型を発泡スチロールで製作します。
- 発泡スチロール用樹脂サンドーマFG801に促進剤ナフテン酸コバルトを混ぜ合わせます。促進剤コバルトを使用しない場合、硬化しません。
樹脂(FG801):促進剤(コバルト)=100:0.5〜1
- 全体に促進剤がいきわたるように撹拌します。
- 促進剤を混ぜ合わせた樹脂にタルクを混ぜます。タルクを混ぜるのは樹脂に粘度を出して、垂れを止めるためです。
樹脂:タルク=1:0.5〜1
- タルクのダマなどがなくなるように充分に撹拌します。
- 促進剤とタルクを混ぜた樹脂に硬化剤(MEKPO)を混ぜ合わせます。
樹脂(FG801):硬化剤(MEKPO)=100:1〜2
- 硬化剤まで混ぜ合わせた樹脂を発泡スチロールにプライマーとして塗ります。
- 塗り残しがあるとその部分がポリエステル樹脂によって融解しますので、塗り残しがないようにしっかりと塗ります。
- 完成。塗装をして完成品にするか、一般積層用の樹脂とガラスマットを使って積層します。
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