コーティングした発泡スチロールにガラスマット・ガラスクロスを積層する
- 前準備:
サンドーマFG-801をプライマーとして発泡スチロールに塗り、ポリエステル樹脂を積層する準備をします。サンドーマFG801の使い方は、「発泡スチロール用樹脂(FG801)を使って発泡スチロールをコーティングする」を参考にしてください。
- 準備するもの:
一般積層用ポリエステル樹脂、硬化剤(MEKPO)、促進剤(ナフテン酸コバルト)、駒込ピペット(硬化剤・促進剤の分量を量る為)、豚毛金巻刷毛、ガラスマット、または、ガラスクロス、アセトン(洗浄用として)
- ポリエステル樹脂を容器に取り分けます。
- ポリエステル樹脂に促進剤を混ぜ合わせます。
ポリエステル樹脂:促進剤=100:0.5〜0.8
- 上記のポリエステル樹脂に硬化剤を混ぜ合わせます。
ポリエステル樹脂:硬化剤=100:0.5〜1.0
- 促進剤を混ぜ合わせたポリエステル樹脂と硬化剤を充分に混ぜ合わせます。
- <ガラスクロスの場合>
第1層目を積層します。まず、ガラスクロスを貼り付け、ポリエステル樹脂をガラスクロスに吸わせ貼り込みます。
- 続いて、2層目を積層します。ポリエステル樹脂が硬化する前に、貼り込みを始めます。尚、第1層が完全に硬化してしまった場合は、サンディングしてから、第2層の積層を始めてください。インパラ(パラ入り)樹脂の場合、サンディングをかける前にアセトンでパラフィンを拭き取ってください。
- <ガラスマットの場合>
第1層目を積層します。まず、ガラスマットを貼り付け、ポリエステル樹脂をガラスマットに吸わせ貼り込みます。
- 続いて、2層目を積層します。ポリエステル樹脂が硬化する前に、貼り込みを始めます。尚、第1層が完全に硬化してしまった場合は、サンディングしてから、第2層の積層を始めてください。インパラ(パラ入り)樹脂の場合、サンディングをかける前にアセトンでパラフィンを拭き取ってください。
- 完全硬化しました。必要に応じて、塗装などを施します。
- ガラスクロスの積層面
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- ガラスマットの積層面
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- (参考):
サンドーマFG-801にてコーティングしていない発泡スチロールはポリエステル樹脂によって溶解します。
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一般積層用樹脂はこちらから。
硬化剤(MEKPO)・促進剤ナフテン酸コバルトはこちらから。
ガラスマット・ガラスクロスはこちらから。
アセトンはこちらから。