【廃墟マニヤ File046】
ホテルG(千葉県)
(その4)
2カット前の写真で一番手前にある建物を覗いてみると、事務所だったらしくエアシューターを発見!
ヤングカッポーの方はご存じないかもしれませんが、この装置、ホテルの従業員と顔を合わせず精算ができるという画期的なシステムで、具体的には、各部屋から事務所につながったチューブの中を空気圧でカプセルが行き来するようになっており、お客はそのカプセルの中にお金を入れて送るというものでした。ただ故障が多かったらしく、現在はあまり使われなくなってしまいました。
エアシューター用のチューブかと思って写真を撮りましたが、よく見るとただの水道用の配管かもしれません。
さて、それでは先に進むことにします。こちらの建物は、わざわざ入口を高くしています。面倒なのできちんと奥まで調べなかったのですが、後から考えると、もしかするとギミック満載だったかもしれないと、ちょっと後悔……。
誰か外でお茶を飲んでいたようです。
まるで昭和のスナックみたいな内装でした。キッチンもないのに、バーカウンター的なものが必要ですかね?
ほ〜ら、やっぱり水車があるじゃないですか、小さいけど……。
各建物の駐車スペースには、部屋の名前が表示されています。私は鉄道マニアではないのですが、ちょっと面白そうなのでこの部屋をちゃんと調べてみることにしました。
ストライプの壁紙が印象的な内装。入口は吹き抜けになっており、木が生えていますけど(もちろんフェイクですが)、鉄道的要素はどこにも見あたりません。
奥、右側は和室になっていました。
(続く)
(この頁最初へ)