【廃墟マニヤ File022】
S戸炭鉱(長崎県)
(その2)
蛎浦の町役場側から見た選炭場。左手に巨大なホッパーが見えます。中央の赤い煙突は、発電所で使われた煉瓦製のもので、後方には炭鉱記念公園があります。
発電所の煙突の上には木が茂っていました。11月だというのにけっこう緑が濃く、さすが九州といった感じです。
ちょっと自信がないのですが、巻上室(捲座)跡のようです。ちなみにてっぺんにあるのはオブジェではなく、鳥が止まっているだけですね。
新しい道ができて、元の道が分断されていました。この炭鉱記念公園前にあるホッパーも危うく解体撤去されるところだったかも。
巨大煙突。ここでもおそらくお月さんは煙たかったことでしょう。
よく見ると途中に亀裂が入ってます。大丈夫なんでしょうか……?
炭鉱記念公園にあった坑口……かと思ったらどうやら油倉庫だったようです。コンクリートでなく煉瓦積みというところが、この炭鉱の歴史を感じさせますね。
かなり高齢の人でないとちゃんと石炭を見たことがないんじゃないでしょうか? 私もせいぜいコークスぐらいしか使った経験はありません。
(続く)
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