【廃墟マニヤ File002】
M峰ロープウェイ(埼玉県)
(その8)
谷側からぐるりと回って、今度は建物裏手の崖側へ行ってみます。
モルタルの剥がれ落ちた先にあったのはトイレ(というより便所)。
まあ、中はこんな感じです。
機械室部分は、外から見ると鉱山の選鉱場みたいで、ちょっとイカしてますね。全然登る手掛かりもないので、ここで引き返します。
この建物が間もなく地上から姿を消してしまうのかと思うと、なんとも寂しい気持ちになります。
なかなか立ち去り難かったのですが、空気が夕暮れのものに変わってきました。最後にゆっくりその姿を拝んでから、引き上げることにします。
さて、間もなく日が暮れそうでしたが、先ほどの話をきいた以上、新しい方の山頂駅も訪ねないわけにはいきません。
看板には「運休中」の貼り紙が残っていましたけど、もう運休じゃないですよね。
クルマを停めた有料駐車場が何時までやっているのか確認しなかったため、若干あせりぎみで新山頂駅を目指します。まったく人気のない道をセカセカと進んでいくと、ようやく下のほうに駅が見えてきました。
おそらく待合室&レストハウスだったと思われる建物の中はがらんどう状態。
ゴンドラが止まっているのが見えます。ここからまっすぐ降りる道をつくっておいてくれ〜!
(続く)
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