【廃墟マニヤ File002】
M峰ロープウェイ(埼玉県)
(その6)

扉の隙間から、機械室と思しき部分に入ってみました。

先ほど壁が歪んでいた小屋の部分。

頼りなげな木製の階段が残っています。

「昇降注意」と書かれていたんでしょうか? 看板は破損していますが、完全な姿であったときよりも、重要なメッセージになっていますね。

見上げると、見事な屋根の構造が見えていました。

木造の建物でよく見かける碍子を使った配線。

さすがに先ほどの罰ゲームのような木製階段は遠慮して、左右に残るコンクリートの階段で、上にのぼってみることにします。

構造をみるに、この溝の部分にロープを巻き取る巨大なプーリーが設置されていたのでしょう。

曇りガラスのむこうに蔓草がシルエットとなり、幻想的な雰囲気。
(続く)
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