【廃墟マニヤ File002】
M峰ロープウェイ(埼玉県)
(その4)
崩れ落ちていた木に擬したセメント製の柵。こういう擬態モノはずいぶん昔からあったんですねえ。
ホームへ行ってみることにしましょう。
屋根が落ちて明るくなったホームは、麓まで続く階段のようにも見えます。
木製の手すりがいい色になっていました。
ゴンドラの入る部分は意外に幅が狭く、区間変更前はかなり小型の搬器が使われていたのでしょう(帰ってから調べたところ定員21名で、愛称は「若葉」と「錦」だったそうです)。
ホームの先端まで降りてみることにします。崩れた屋根などが滑り落ちてたまったのか、瓦礫の山になっていて歩きにくい!
実はあまり高いところは得意でないのですが(鉱山跡などで高い所に登った晩には、必ずそこから落ちる夢を見るぐらいです)、なかなかの眺めですね。
中央一番手前に見える、あずき色の屋根がO輪駅です。
拡大してみるとこんな感じ。古い乗り場がまっすぐこちらを向いているのがわかります。
(続く)
(この頁最初へ)