@ エンジンをおろす
A エンジンを分解
B 部品を注文 C 組み立て開始. D ほぼ完成 E 搭載開始 F 続きと周辺メンテ G さらに続きの作業 H エンジン始動! I 仮復活. J 続き K さらに手直し |
クラッチケースの下でオイルが漏れているのが確実なのでやり直し.カバーを開けてもまだガスケットが新しいので,
切れないはずなので,新しいガスケットを用意せずに作業.予想通りきれいにはずれました.
サイドスタンドを使えばオイルを抜かずに作業できます. この機会に湿式多板クラッチの説明でも. 写真がクラッチで,外側がクランクとギヤでつながり,中にプレートとディスクが何枚も重なっている. 一方内側がメインシャフトに締め付けられています. 中央のベアリングとボルト5本で止めてある板の下にばねが5本あり,普段はこのばねの力でプレートとディスクが押し付けられて エンジンの力をトランスミッションに伝えています. | |
写真のクラッチカバーの中央にリフタがあり,クラッチレバーを握るとリフタが飛び出します.
このリフタがクラッチの中央のベアリング部を押してばねの力を逃がすことでディスクとプレート間の面圧が下がり
滑り出します.これがクラッチが切れた,の状態ですがプレートとディスクはオイルを介して触れ合っているので
特に低温時は引きずるのです. 作業は,外したカバーと本体のガスケット面に残った古いガスケット等を気が済むまできれいに剥がして 脱脂して液体ガスケットを薄く塗布した後,通常通り組み立てました.無事にオイル漏れが止まりました. 最初に組んだ状態はそんなひどくなかったですが,微妙に剥がし残しのガスケットがある程度. |