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CBR750メンテ日記 重整備編 その4
ついにスタータクラッチの交換に取り組む

@ エンジンをおろす
A エンジンを分解
B 部品を注文
Cエンジンを組み立て始める.
D エンジンほぼ完成

メタルの当たり メタルをご覧ください.メタルの部分の写真を合成しています.
クランクケースの下側で力がかかる側です.写真の左がACG側(搭載状態も左),右はクラッチ側です.とてもきれいで異常な磨耗もありません. カムギヤの右側のメタルの端っこにちょっと傷がありますが,クランク側も荒れているので仕方ないか.という感じです. メタルの当たる面は問題無いと思うので当然交換したりは考えません.
問題は無いように思う 今日は,エンジンを組み立てられるかと思ったのですが,ガスケットはがしに時間を食われます. オイルパンとの合わせ面が強敵で,クランク側もオイルパン側もなかなかはがれません. 本体を削らないように用心して古いガスケットをはがしてアルミの面を出していきます. 他にもクラッチケース,チェンジケースなどせっせとはがしました.
写真は古いスタータクラッチ.ワンウェイクラッチの当たり面もきれいなので,これは滑っていないかも知れない.
うまく回るかな ガスケット剥がしがひと段落ついたら,部品の組み立てを開始.
上のスタータクラッチも組み立て,カウンターシャフトにギヤをはめていきます. ACGシャフトのダンパー(チェーンがかかるギヤと一体)はオイルに浸しておきます.
左は組み立てたカウンタシャフト(スプロケットが付く軸)
ちょっと組み立てました ACGシャフトにスタータクラッチを通し,ダンパーもはめて,エンジンに取り付けます.
ACGが重たくて扱いにくいシャフトをエンジンに入れて,チェーンをかけながら奥のベアリングに軸をはめ込みます. 外す時に苦労したシャフトを固定するナットもうまく締め付けられました.
あとはテンショナとオイルパスプレートを取り付けて,変速機のシャフトがうまくはまるか試したところで今日はおしまい.
エンジンの奥 組み立てながら眺めていて思ったこと.
クランクケース側にシリンダのスリーブがかなり出ている.下死点ではピストンのスカートもスリーブから出ている.

写真の上の方に注目ください.
右下がコンロッドの大端,左下はクランクのメインジャーナル.これは2番気筒,ACG側の内側の気筒.

次の日の作業
31 Jan.2004

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