飛行機

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留学、英語に関して、日記に書かなかったこと、今思い出すこと、
その後の感想、展開などを中心に、勝手に思ったことを書こうと思います。

完全に不定期更新。(下から古い順です)

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50.10年目の真実(リーブ21) 2005.4.14

文章が長いのに読んでもらっている人には本当に感謝します。これでも、少なからずメッセージを込めて書いているつもりです。そのメッセージとは?という人は、←「はじめに」をもう1回読んでみてください。近況報告ホームページってだけじゃないつもりのつもり。

実際に退職へ向けて気持ちが動いたのが4月中旬だったので、もう1年になります。この1年の目まぐるしい環境変化、の割には、大変で苦労して精神的に参ってしまったわけでもない。何だか、いつでも楽しんでいられたと思う。
何でこんなに、新しい環境に対して余裕ある精神状態でいられるのか不思議だ。社会人に必要なヒューマンスキルの一つとして、ストレス耐性度がありますが、これが弱いと会社に行けなくなったり、鬱になったりするらしい。何しろ、前職でいろいろ我慢しすぎちゃったのもあるし、留学その他の経験がプラスに働いているのは間違いない。もちろんキツイ時はあったが、まったく無理はしていない。

この1年、リスクは確かに大きかったけれど、マイナス面はあまり考えなかったかも。それより、自分を信用していれば大丈夫、という「根拠のない自信」が根本にあるので(経験の蓄積によるもの?)、どうにかうまくいくだろうし、少なくともダメにはならない、と確信している。

留学だって、学校で友達が出来ず、つまらなかったかもしれない。(毎日つまらなそうな留学日記、読みたくない・・・) おばあさんが亡くならず、予定どうり3ヵ月で帰国だったかもしれない。(その場合はどうなっていたのか?) 就職も決まらず、フリーターで諦めたかもしれない(正社員以外は絶対に嫌だったけど) 部屋を引き払い、実家に戻ってニートになっていたかもしれない(こうなったら終わり)

考えれば危ない、でも全部うまく乗り越えた。そしてこれからも新しい仕事でどうなるか楽しみだ。
これで留学転職とかなり大きなヤマが終わったので、次の目標は結婚・・・ではなく、広い部屋に引越し、だ。これは当初の計画で、会社が変わらないと引っ越せないと思っていたので、やっと体制が整ったことになる。
中古でもいいからマンションが欲しい!マンション販売のチラシがいっぱいポストに入ってくるので、間取りを見ては想像して楽しんでいます・・・。実際に欲しい家具はもう決めてあって、ココとかココとかココとか。

何度か書いているように、いい音楽のある空間といい家具、これを実践したいです。でもまだ当分はこの狭い部屋で我慢かな・・・。場所は便利だけど、さすがに10年は飽きました。


49.各国の反応 2005.4.10

アメリカにいる友達たちに就職報告をしたメールの返事です。送った内容は、「仕事が決まったから、これでまた十分な渡米資金はできるけど(独身だから)、忙しくてアメリカに行く時間がなくなっちゃうなあ。でもまたどこかで会おう、それまで連絡とろう。You are my good friend.」とかいう内容でメールしました。

まずワンルー・チェン(台湾)
hi~~~
it's so great that you got job already...
I think one day we can meet each other. maybe I'll visit Japan, or you'll visit Taiwan(do u remember that u promise me that u will visit Taiwan ??)
anyway...it's really a nice weather here. maybe u can visit here before u start to work...it's a good idea , right?


ハーイ、仕事が決まったってことですごくよかったね。
私達はいつか会えると思うよ、私が日本に行くかもしれないし、あなたが台湾に来るかもしれないし(あなたは台湾に来るって約束したのを覚えてる?)
とにかく、ここは(カリフォルニア)いい天気だよ、働く前に来れるじゃん、いいアイデアじゃない?

続いてベティーナ・マルチェット(アルゼンチン)
I know that you'll be very busy working, anyway I'll wait until you can get vacation, so you came again to USA.
So...good luck with the new company!!!..I'm sure everything will be great !!!...you are smart guy !!!!!
I took a look at your company's website,but all is written in Japanese ,so I couldn't understand. Anyway you'll tell me later more about the company and your job.
I know that you'll be really busy,but when you have the opportunity we'll meet again somewhere.You are for me a very special friend !!!...and I'm really happy that you feel the same for me !!


とても忙しくなるのは分かる、とにかく、あなたが休暇を取ってまたアメリカに来れるまで待つわ。新しい会社で頑張ってね!!きっとすべてうまくいくよ、あなたは頭がいいから!!会社のホームページを見たけど、全部日本語だから分からなかった。あなたの会社と仕事について後でもっと教えてね。
忙しくなっても、機会があればどこかでまた会おう。あなたは私にとってすごく特別な友達だから!そして、あなたも私のことをそう思ってくれていて嬉しいわ!

最後にマギー・ング(香港)
Congratulation !!!! I'm glad hearing about you can get a job.......In the other hand, I was so disappointed you can't come to here for a while.
Hey I think you can buy some Hello Kitty stuff to me, because you are single and you don't need to use much money in you life.......
hahahaha.....Easter is coming soon,,
you are so cheap you just buy me a lunch, When I go to Japan you should pay all of them for me....yeah !!!!
Because you said "I'm your best friend"......
YOUR BEST FRIEND ^-^ Maggie


おめでとう!仕事が見つかったって聞いて嬉しい。でも逆に、あなたがしばらくアメリカに来れないというのは残念・・・。ねえ、私にハローキティグッズを買ってよ、あなたは独身でそんなにお金を使わないでしょー、ハハハ、感謝祭も近いよー。
ランチしかおごってくれないのはケチだわー、私が日本に行った時はあなたが費用を全部払うべきだよ、そう!だって、「私はあなたの親友だ」って言ったじゃない。あなたの親友、マギーより。

まあー、改めて国籍母国語が違っても、英語でコミュニケーションが取れるってことはすごいことだなあと思いますね、ちゃんと友情が生まれるんですから。英語勉強は続けるべきですね。細かい文法は?の部分もありますが、十分内容は分かります。

の写真を撮りに行きました。みんなにも、日本人にとってお花見が重要であることを説明したいと思います。


48.Business&Identity 2005.4.9

入社一週間経ちました。今週は社内で自主勉強という感じで、仕事をほんのちょっとずつ手伝いながら、資料やネットで必要な情報を調べていました。当然、新卒じゃないので、指示待ちでなく自分から学んでいかないとダメです。

弊社ではメイン業務以外にも、Web系ソリューション事業もやっているので、営業としてもいろいろ提案はできるのでしょうが、自社でどこまで何ができるのか、感覚的にまだ把握できません。

広告業界の仕組み、総合広告代理店とか)とWeb系広告代理店ココとか)の特徴とビジネスモデル、自社の位置と役割り、など講習を受けて、なんとなく感じはつかみました。Yahoo!のトップページのバナー広告費がWeb広告業界で一番高いワクだそうです。
社員はみんな転職組でいろんな業界から来ているので、会議をすればいわば異業種交流会みたいなもんで、それぞれの経験を聞くのも興味深いです。

それにしても、いろんな会社がいろいろな分野で重なり合いながら、各社特色を出してビジネスをしているんだなあ。アウトソーシング会社もいっぱいあるし、提携し合いながら事業を伸ばそうとしている。前の会社では特に会社どうしの提携や共同事業を感じられなかったので(あくまで基本は自社中心)、その点では改めてビジネスは人と人との繋がりだと感じます。

実務はこれからですが、早く現場の感覚をつかみたいです。業界知識やセンスは現場でないと磨かれません。当然、一番怖いのが「これじゃ前と一緒じゃん」と感じたらどうしよう、ということです。モチベーションの保ち方、心のよりどころを見つけること、そのためにも目的意識は重要です。夢として「これを経験して学ぶことで、将来的にはリサーチャーとしてヒット商品を作ってやる!」とか。これが自分の興味とぴったり合えば最高です、合うと思ってこの業界を選んだのですが。

大学で社会学部を選んだのも、基本的に「社会の仕組み」に興味があったからです。卒論とゼミ論は「流行」、「音楽ジャンル分析」でした。それを学ぶことで、 無知な大衆(サイレント・マジョリティ)の中で、自分が賢い消費者でありたいという自己主張によって、自己存在欲求を満たすことが自分には重要なんです。これがマイナー嗜好の原点だと言えるでしょう。そして、このHPのタイトル、ラウド・マイノリティ(Loud Minority)に込められた意味も分かるでしょう。ちゃんと意味があるんです!(ジャパニーズ・クラブ・ジャズ界のパイオニア、U.F.O.曲名から取りました、一番好きな言葉です) もちろん、アメリカ社会の中の日本人(マイノリティ)の意味もあります。

この話は自分の本質ですね、面接でも同じようなことを言いました。次こそは同じ志しの集団(会社)に入りたかったので、方向が間違っていないことを信じて頑張りましょう。

汐留はこんな感じです。左のビルは何度も言っている世界のDです。銀座線に乗ると、いかにもそれらしい人たちが見られるそうです。


47.YEN 2005.4.5

出勤3日目、実務的にはまだ全然で、仕事の流れを覚えているところです。営業の根本的な部分はそう変わりないでしょうが、実務レベルでは大きく違います。
今日は靖国神社お花見でした。まだ2歩咲きというところですが、いろんな人と話せてよかったです。

転職はだとか縁じゃないとか、いろいろ意見はありますが、たぶんでしょう。いいの可能性を広げるために積極的に行動するわけですが、あくまで最終決定は自分なので、その先どうなるかは誰にもわかりません、賭けです。

会社の採用状況も、3月は毎日5人の面接1ヵ月やって、内定は自分だけ、とかそういう感じらしく、部長にも「採用されたのは、かなりを感じていいと思うよ」と言われました。この業界もかなり人気で、転職サイトに載せても一位二位を争うアクセス数だそうです。30歳すぎの未経験でなかなか入れるもんじゃないらしい。やった!
会社の状況や時期によって欲しい人材も変わるので、例えば自分は半年違えば採用されなかっただろう、とのこと。そうなると確かにも大きいと感じざるを得ないです。転職人材バンク(転職エージェント)の紹介は、転職者にメリットがあるように感じますが、企業が負担する手数料が非常に高いので、よっぽどの人材でないと、一般応募のほうを優先する場合もあるようです。

前社(C社)との違いはいろいろ感じます、C社のみなさんに参考になればと思って書きましょう。まずプライバシーマーク取得会社ということで、かなりセキュリティ面では気を使っています。情報事故=会社が潰れる、という認識です。個人情報保護法が施行されたこともあり、今後も社会標準化していくものと思われます。世界のDでも、取引条件が「プライバシーマーク取得会社であること」のようですし、企業として当然の責任ということでしょうか。

自社の戦略も当然データに基づいて行われています。自社の顧客満足度調査で強み弱みを把握して、弱い部分を強化したり、競合他社の今後の予想される戦略に対しての対抗策を検討します。データをどう生かすかは経営センスに寄るんでしょうけど、市場(マーケット)の現状と自社の位置をよく把握しておくことは重要です。
C社マーケティング理論的には、超セリング志向であることが分かります(絶対読んで!)。こういう会社が一番マーケティングリサーチを利用しない、と体系づけられているんですから、理論そのままじゃん!ということにびっくりします。

会社はみんなすごく忙しいです。夜10時ではまだ半分以上の人が働いています。楽するために入ったのではないのでいいんですが、とにかく、伸びている会社のいい雰囲気を感じます。仕事量と待遇が高い位置のバランスで保たれているようです。年俸制でも内勤はちゃんと超過分の残業代が出ます。このバランスが崩れると、楽をしようとする社員が増えたり、意識の低下を招くのでしょう。

お昼は銀座〜汐留ですが、やっぱり高い!一番安くて850円。コンビニもすぐ近いのに、みんな外に食べに行く人が多い、そのうち営業中に食べるようになったら抑えよう。一応まだおごってもらってます。

NHKの新番組、テレビで留学! ニューヨーク大学英語講座、毎週火曜日放送です。ESL(English for Second Language)クラスの授業そのままを放送しているので、その雰囲気を懐かしく感じます。これは見続けよう。


46.2日目も安心 2005.4.3

昨日はフジテレビFACTORYの収録ライブを見てきました、久しぶりのお台場だ。相変わらず収録が長いので疲れた。電撃ネットワークのテレビで放送できないネタ、アレでマジにひっぱってたのね・・・。PlasticSex、80年代ニューウェーブパンクって感じで、かなりマニア向け。AFRA率いるINCREDIBLE-BEATBOX-BAND、超すごい、まさに信じられない。テイトウワのDJカッコイイ。地上波は30日放送かな。

今日はスーツカンパニーでスーツ、ワイシャツ、ネクタイを買った。以前はスーツ=作業着という感じもあった。今度は電車通勤、電車で営業となるので、少し公共性が増したうえに、業界のカラーはやわらかいと思うので、見た目でハッタリが効くように気を使おうと思う。

明日も新人研修で、一般概論個人情報管理について勉強会。その後は配属式、挨拶を考えておこう、マイクを使うらしい。同期の理系二人は緊張するなー、と言っていたけど、自分は楽しみだ。一発目でどうインパクトを与えようかな、軽く笑いも欲しいし。カラオケ業界出身+マイク、ここらへんがポイントだな。歌わないけど。


45.サクラサク 2005.4.2

平成17年度、新しいスタート、1日で社会人10周年、エイプリルフール。今日も地下鉄で汐留ルートにした。9時過ぎだったので、地下鉄は思ったよりラッシュではなかった。
10時から新人研修、自分のほかに男1女1、彼らはプログラマー採用だった。いずれも上場IT企業からの転職、やっぱり年下だ。理系っぽさはしょうがないかな、明らかに営業の雰囲気ではない。特にこの業界に思い入れがあるわけでもなさそうだな。初日だが自分は不思議と全然緊張しない、これからの楽しみのほうが勝っているからだと思う。留学前もそんな感じだった。

まず社長のお話。びっくりだが、自分のほうが一歳年上なのだ。しっかりしていて穏やか、一緒に頑張れそうだ。社会人としての基本、この会社でやっていくためのアドバイスなど。みんなで会社を大きくしていこう、協力して頑張ろう、という仲間意識、これがこの会社の基本だ。もちろん全員“さん”付けで呼ぶ。

新入社員セットもきちんと用意されていて、首から提げる社員証セキュリティカード(オフィス、ビル)、オフィスに入るにはカードをセンサーにかざしてロックを解除する。入退室記録はもちろん保存される、情報産業だから当然だ。コレコレ、こういうのにあこがれてた。自分の名刺、文房具一式も貸与された。

自分の配属も分かった、広告代理店を主に担当する部だ。所属の部長は面接をしてくれた人だった(内定後に話した人ではない)。正直びっくり、この人営業だったんだ?!って感じ。自分の感覚的にはこういう人は制作ディレクターとか、プロデューサーとかそんな感じに思っていた。スーツがスタイリッシュでカッコイイ、誰もが知っている最大手IT企業出身。この人となら思いっきり頑張れそう。

お昼は近くのお店で役員たちとの昼食会。みんなしっかりしていてやわらかく、やはりこの業界独特の雰囲気を感じる、みんな仲がいいんだな。自分もすごく話しやすかったけど、新人らしく謙虚でいよう。

午後は勉強会、世界のD関連出身の人の講義。(みなさん大手出身でびっくり)自分は社会学部出身だから非常に面白い、大学でやったはずなのにすっかり忘れていたが・・・。

社内書類の説明の後、上司の部長の広告・メディア論のような話と、自社のポジション(ポジショニング分析は基本)、今後の戦略、方向性など。得意先や内容に関しては守秘義務もあるので書かないが、みんなが知っているあの会社2社(1社は新卒の時受けました)と密接な関係にあるようで、だから急成長しているんだと納得。

プログラマーの2人にはあまり興味がないかもしれないが、この会社で得られる知識、ノウハウは相当濃い。そして、やっぱり営業職でよかったんだと思った。企業が人で成り立っている以上、人が人を動かすのが基本だ。
この会社の営業に求められるのは「何でも売ってくる営業マン」ではない。始めにモノありき、とは真逆だ。広い視野と経験、知識に基づく「プランナー」であり、「仕掛け人」気質が重要なんだと分かった。それは面接でも感じた通り、会社のカラーとなって現れている。もちろん、人間相手だから泥くさいのは十分わかっている。面接でも確認されたことだ。

幸いにも、自分の素質が認められて決まったんだから、あまり気負わずとも、期待に答えられるように本気で努力する。あえて他人行儀的に言うと、「すごくいい会社に入った」、と思う。仕事が大変でも人の定着率がいいのも分かる。後は、「自分がついていけるのか」、だ。会社を大きくする仲間として認められるのか。これが本当のスキルアップへの意識なんだと思う。これが初日の感想。


44.ごほうび 2005.4.1

昨日はまず区役所に行った後、ハローワークへ。再就職手当ての申請だが、1時間以上も待って眠かった。相変わらず端末で仕事を検索している人がいっぱい、ごめんねー、いち抜けた!
その後、久しぶりの新宿タワレコ、じっくり視聴。基本的には1分ほどずつ全曲聞いて買うか決める、80%以上いいと思えばまず買う。CDは1月に2枚買って以来なので、それほど久しぶりでもないが、一応就職が決まったので、また気にせず買えるようになる、嬉しい!

3枚購入しました。
まずエレキテル新譜、前作よりも少しだけ垢抜けたかな。どんな感じ?ハイブリッド・ボッサ・ラウンジな感じ。
次に、前にも書いたけどCAPSULE(カプセル)新譜(NEWS→詳細で視聴できます)、こっちはフューチャーラウンジ・ポップかな。ピチカート・チルドレンと称されることが多いが、ここまでのレトロフューチャー感(昔の安っぽいSF映画みたいな感じ、未来人=服が銀色タイツとか、そういうセンス)は群を抜いている。ここ4枚ほど、アルバムの完成度は非常に高い。視聴してもらえば、自分が言っているラウンジ系の音楽がなーんとなく分かるかも。
後はイタリアのSCHEMA(スキーマ、スケーマ)レーベルから出ているPaolo Fedreghini and Marco Bianchiというアーティストのデビューアルバム、これはクラブジャズになるのかな。スキーマラウンジクラブ・フューチャージャズには絶対外せないレーベルで、けっこう真面目路線というか、クールなジャズ的要素が強いレーベルだ。
同じくイタリアでもIRMA(イルマ)レーベルは比較的有機的な、おバカ・ラウンジ的要素が強い。モンドという言葉もあるが、明確に違いは分からない。ダサかっこよさとか、ちょっと外した感じとか、キッチュとかキャッチーとか、そんな感じ。

ラウンジ系も聞き始めて8年ほど、シーンがどう進化しているのかは正直よくわからない。ただこの手の音楽の作る空気感が大好きなのだ。
今度は電車通勤時間があるので、けっこうCDを聞くのも消化できるかな。

夕方から高円寺で銀行に行った後、8ヵ月ぶりの懐かしの社へ。いや、全然懐かしくない、昨日まで来ていたような気がする。やはり9年以上も通えば、染み付いた感覚をすぐに忘れるわけがない。ほとんどの社員と話したな、元得意先とも電話で話した。営業の納会にも参加し、社長にも挨拶してビールをいただいた。これでもしスーツを来ていたら、本当に社員気分だったと思う、来てみれば辞めた気がしない。その後みんなで飲みに行った、自分は入社日前なのでほどほどに。

いよいよ新しい生活が始まる。転職が成功だったかどうか、これからが勝負だ。
転職についてはかなり調べたので、いろいろアドバイスできますよ!前職をアピールにつなげるポイントも!


43.Changing my career 3 2005.3.31

転職活動、さらに続き
他人の転職悩み相談で、少なからず自分と同じ悩みや、同じような会社環境の人がいるもんだと分かった。だからこそ、次を慎重に選ばなくてはいけない、DQN企業(2ちゃん用語)の求人募集パターンも分かってくる。だから応募数がどうしても減る、業界もある程度絞っている。

その上で、転職必勝ガイドを参考に採用する側の求めるポイントをノートにまとめ、それに沿って自分のいいところを見つける。中途で「やる気はあります!なんでもやります!」は絶対採用されない。経歴重視、未経験不利、前の経験がどう活かせるのか、今後の目標。憧れなんかで採用されるわけがない、どの企業にも経験者が殺到なのだ。志望の方向性を見直しつつ、徐々に書類の完成度が上がっていく。こういう時間が必要なので、転職に数ヶ月かかってしまうのだと思う。

2月中に落ちるところはすべて落ち(7社)、3月6日2社応募。次の週、採用代行(アウトソーシング)会社にてA社説明会(この時は20人来ていた、毎週2回開催中)と共に一般常識適性検査書類選考。正直、初めてスーツで活動した。
その間、B社の選考も進む、ネット応募書類が無事通過し、自宅にて能力テスト。メールで課題が出され、2時間以内に返信する形式。
問題は、「CMSの商品について調査し、レポートしなさい」。???の状態からネットで検索しまくり、いろんなサイトの文章をくっつけて、一応形になるようにして返信。こりゃハードだ・・・途中で「出来ません」って返信しようかとも思った。

そんな中、A社一次通過のお知らせ、面接が決まった!一次でかなりの人を切るので、面接は1回予定と言っていた、見込みあり!面接対策にじっくり時間をかける、参考になったのはココ
そしてB社からテスト通過のお知らせ!あれでよかったのか??ふぅ、面接まで行くのに何段階もある。このB社の評判はネットでも調べて、なかなか人気だ。

そして運命のA社面接、初めて会社を訪問。汐留だけど、うわー、世界のD通のビルがでかいこと!!中途採用なので、面接はゼロからアピールというより、経歴に沿って意思と人間性の確認という感じだった。話しだせば緊張しないし、要はコミュニケーション能力が見られるので、終始和やかに、笑いも入れながら自然に話した。面接官は2人。営業で得意先を訪問しているのと変わらない。
約一時間の面接で自分を十分出せたので、これで落ちたら納得する、これ以上は自分を出せない。そう思いながら帰った。「TOEICの前には結果が出ると思います」と言っていたので、試験前だからいい結果をくれるかなー、とは思っていた。

次はとりあえずTOEICへ向けて英語勉強、でも面接結果が出るまで集中できない。そして3日後、KAとチャット中にA社から電話、内定!!KAも興奮、でも彼女はあくまで英語なのがえらい。ポストには内定通知書が届いていた。面接は夜で翌日には速達で出されていたから、即OKだったということだ。

その後はこの前書いた通り、もう一度訪問してから決めた。今度は自分が会社を判断する番だ、そしてその場で「入社します」と言った。前職で過酷な労働条件の中、肩書もついてずっとやってきたのが、まず評価された点だ。留学経験も積極性があると取ってくれた。後は話し方とか誠実さとか、実質、面接はそこに尽きると思う。
特殊な業界に長くいただけに、いっぱしの社会人としてズレていないか心配だったけど、きちんと鍛えられていたみたい。苦労が報われます。

こうして転職活動は終了。事実、1社にしか行っていないじゃん!使った証明写真1枚、スーツ着用3回。早まっていない、じっくり話して、自分で判断した結果だ。モノの選択眼には自信があるが、今回はどうだろうか。God bless me!


42.Changing my career 2 2005.3.30

今日は書類を書いてもらうのに、上野で父親と会って、神田、御徒町と移動していろいろ話していた。オトナなのに就職祝いもいただいてしまい、お返しに今日は母親の誕生日なのでプレゼントなど。今まで仕事については父親と話したことがなかった。
次の会社の説明や、自分の方向性、会社から選ばれ自分も選んで入社すること、心配なのはわかるので、説明を聞いてかなり安心しただろう。物静かだけど意外とたくましいんだって。

前回の続き。
自分の仕事経歴をアピールと言っても、なかなか自信を持って書けるものではない。第一、転職しようという時点で「前社で成功しなかった」ということなのだ。自己分析もけっこう精神的に大変な作業だ、まずダメな自分を認めなければいけない。また前の仕事のことを思い出す、ものすごい現実感

モチベーションの保ち方は、ひじょ〜に胡散臭い方法で、「自分はできるという自己暗示」「成功のイメージを持つ」「笑顔の練習」これが意外とよかったのかも、バカみたいだけど誰にも関係ないし、自分のためだからオススメ。

なにしろ、1日中テレビを見ながらベッドの上でパソコンだ。外の天気も気にしない、眠くなったら昼寝、明け方に寝る、毎日風呂に入らない(言いたくないけど)、3月に入ってからは、「笑っていいとも」も見逃すくらいだった。でも筋力維持のためのスクワット、ジョギングはやった。英語の勉強、友達とのチャット、Yahoo!知恵袋にハマったり(危険!なんだけど他人の意見を聞けるのはよかった)、ホームページのネタを考えて1日が過ぎていく・・・。
しかし、不思議とこういう生活が飽きない、ある意味楽しい、不安でいっぱいのはずなのに、「なんとかなるよ」という根拠のない自信。これが自分の基本なのかもしれない、「余裕あるよね〜」っていろんな人に言われるので。

ホームページ更新は重要な作業だ、「自分の考えをまとめる」のは反省と状況分析に役立つ。どっかのビジネス誌でも「ブログ、日記を公開して成功する!」なんて特集があったり、「公開する→つまらないことは書きたくない→積極的になる」、その効果は確かにあると思う。人に評価されるからこそやる気が出る。

だから、就職試験で落ちると「全否定」されたみたいな気持ちになる。やっと見つけた企業に応募しても書類だけで落ちる、自分は話を聞く必要もない人間か?半月もどこにも応募しない日々が続く・・・(2月も3月も)。少しの救いはスカウトメールだ、たとえ見当外れな業種から来ても、本当に元気がでる。自分を欲しがっている企業がある、ということだ。
さて、どうする??続く・・・。


41.Changing my career 1 2005.3.30

TOEICも終わり、仕事も決まり、この数日が本当に最後の自由時間だ。と言っても準備などでいろいろ考えることは多い。面接予定の会社にも断りの電話を入れ、転職サイトもすべて退会した。あとは31日にハローワークに行って再就職の申請をするだけ。

転職活動は過去にもやったことはあったが、無職状態でやらざるを得ない状況ではもちろん初めてだった。もう卒業だってのに、就職が決まっていない大学4年生みたいな感じだ。4月からフリーターか?どうするんだ?

考えてみると、友達たちもほとんどが転職経験者だ。就職氷河期だった大学時代、大卒でも希望の会社に行けた人はほとんどいなかった。やっと転職した会社がつぶれ、派遣で働き、一年後、最終的に有名上場企業に入った友達もいる。吸収合併で会社名が変わったり、退職後、国家資格取得を目指して学校に通っている友達もいる。逆に、目標を見失った人もいた(まだニートなんて言葉はなかった。ひきこもり、ヒッキーか?)。10年あれば、いろいろあります。

比べて自分は9年3ヵ月、同じ部屋から同じように自転車で同じ会社に通っていた。違うのは自転車が3台変わったくらいだ。そして退職後、今までの我慢の反動で、アメリカに飛び出した。留学する目標が出来たので、このタイミングでの退職を決意した。結果的には仕事が決まったので、やはり留学しておいて大正解。格段に視野が広まり、英語で生活し、面白いことばっかりだった。そりゃそうだ、働かないで責任もないしお金を使ってるだけだから。でも、行く前から「きっとうまくいく」という確固たる信念はあった。超前向きだった。

そして帰国後の転職活動カリフォルニアの青い空はない、寒い日本、まったく先が見えない状況。あまりに大きい留学中とのギャップ。もう仕事のことなど忘れてしまった。
さて、どうする??続く。


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