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留学、英語に関して、日記に書かなかったこと、今思い出すこと、
その後の感想、展開などを中心に、勝手に思ったことを書こうと思います。

完全に不定期更新。(下から古い順です)

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10.単位 2005.1.19

昨日は元会社の人たちや元得意先さんと飲んでいろいろ話しました。転職の厳しさ、自分の「キャリア」、将来の「ビジョン」、自分の道が正しいことを信じましょう。

日本に帰ってからスーパーに買い物に行って、まずびっくりするのが「カゴ、カートが小さすぎておもちゃみたい」ということだ。もちろん、初めてアメリカのカートを見たときには「笑っちゃうくらい」大きく感じたわけだが、そもそも店もでかいし持っている人間もでかいので(買い物しているオバチャンが180センチくらいは普通)、見慣れてしまう。

ママチャリでスーパーへ、なんていう光景は見かけない。アメリカにはママチャリに相当するものはないようで、マウンテンバイク的なカッチョイイフレームのチャリばっかりだ。自転車は子供用かスポーツ用という感じで、ヘルメット着用で乗っている人が多い。広い西海岸では日常の足にはならないのだろう。ちなみに、原チャも見かけるのはかなり珍しかった。

アメリカの冷蔵庫もでかいので、まとめ買いするのが習慣のようだ。牛乳とかもガロン買い(1ガロン=約3.78リットル)なので、1リットルのものを探すほうが大変だ。なぜか食品の賞味期限も長かったりする、豆腐や納豆なんかも1ヵ月以上は持つ。日本じゃ2週間もしたらヤバイでしょ。豆腐も縮んですっぱくなっちゃうし(経験あり)。保存薬ってわけでもなさそうなんだけど、気候のせいなんでしょうか??

ただ、日本のスーパーで買ってみると、カゴはそれで十分ということが分かる。通路も狭いし、オバチャンはちっちゃいもんな。
ガロンにしろ、マイル(1マイル=約1.6キロ)にしろ、ポンド(1ポンド=約453グラム)にしろ、インチにしろ(1インチ=2.54センチ)全部日本よりも1単位が大きいのは、やはりお国柄が出ているということなんでしょう。
中国から伝わったという、日本の旧単位も現在の単位よりは大きい(1尺=約30センチ、1里=約4キロなど)というのも面白いところです。


9.英語学習 2005.1.17

MSNメッセンジャーは会話の保存ができます。今までに何を話したかが見られるので、あぁ英文法間違ってる・・・と復習できます。そのデータ量で誰と一番話しているか分かりますが、現在一位はKA、二位はマギー、三位はワンルーとなっています。KAともほとんど英語でやりとりしていますが、彼女は留学前まで全く英語が出来なかったというから驚きです。goの過去形がwentだって知らなかったくらいらしいです。やはり留学で「英語を使わなきゃいけない状況」に身をおくことは強いですね。

そこで思うのが、自分は英語が好きで受験勉強もしっかりやって、その後も興味を持って少しは勉強してきたけれども、まさか10歳年下の彼女に負けているのか?ということだ。ただ、学校時代の文法英語と実際の会話にはかなりのギャップ(温度差)があるので、何を基準にするかは難しい。いずれにしろ、自分の場合もっと勉強が必要なのは確かだ。

こないだ実家に帰って、本棚を整理した時に受験勉強の参考書などがあって、いくつかこっちに持ってきた。それを見ると、「なんて型にはまった回答なんだ」と思うのと、改めて受験英語の丸暗記を英会話にシフトするのは次元が違うと感じた。十分それを使って会話できるのに、しゃべる感覚は決して身につかない、不幸な教育制度の下で育ったもんだ。
このズレをいかに自分の中で近づけて、バリエーションのある英会話にするかが課題だ。ただ、ネイティブのアメリカ人が文法を間違ってたりするので(日本の若者言葉の乱れのように)ややこしい。「通じる英語」と「文法的に正しい英語」は違うのです。


8.ライフスタイル 2005.1.15

ニュースでも話題、今日発売のiPod shuffleですが、携帯メモリプレーヤーは価格も下がっているのでお手軽ですね。曲をシャッフルする楽しさ、自分もチェンジャーでよくやっているのでわかります。自分は買ったCDをすぐ聞きたいので、メモリプレーヤーではなく、ポータブルCDプレーヤーでMP3WMAが再生できるものを使っています。

アメリカでもiPodが大人気とのことですが、車社会のLA周辺では、iPodを持っているアメリカ人を見る機会はありませんでした。もちろん電車はあるのですが、「車に乗らない=車が買えない=低所得者が利用する=公共交通は危ない(深夜以外は大丈夫)」と教わったとおりなので、電車での通勤風景はあまり日常的ではありません。

比べてニューヨークでは東京と同じく、電車に乗らない日はなかったので、車内で携帯メール、ゲームしている人、PDAをいじっている人、そしてiPodを持っている人もけっこう見かけて、流行ってるなあと実感しました。西海岸とは えらい違いです。でも不思議と、携帯をいじっているのは黒人さんが多かったのはなぜだろう?けっこう機械好きなのかな。
まあ、一番電車で面白かったのは、車内でパフォーマンスする人たちでしたが。


7.Departure 2005.1.14

元ホームステイ仲間、TOが成人式(!)のために一時帰国していて、今日アメリカに戻るというので、成田空港で会ってきました。今日まで近くにいたもんで。こんな近くに外国への出発口があるんだから、面白い環境です。
彼も相変わらず、日本なのに気にせず外人にタバコの火を借りたり、「やっぱ日本の女の子が最高ですねー」なんて若いなあ。コスタメサに無事引越したって。

アメリカで別れて日本で会う、日本で別れてアメリカで会う、今まで何度も経験してますが、「人間って地球上を移動できるんだなあ」とヘンですけど思いますね。英語が飛び交う空港で、やっぱ英会話は面白いなあと改めて思いました。

そうそう、自分の生活圏のマップはわざと詳しく載せていなかったので、ここで公開。おおまかに言って、左側からハンティントンビーチコスタメサアーバインという市になります。プライベートに配慮して他人の家は載せませんでしたが、ちなみにベティーナはもうちょっと下のほう、マギーはもっと右上のほうです。MSは学校に行く途中ですね。ずっと上に行くとディズニーランドです。あっ、結局行かなかった。


6.ID 2005.1.13

昨日深夜にやっていた番組で、ニューヨークと韓国でオール(ナイト)で遊ぶというドキュメントをやっていた。やっぱりニューヨークは懐かしかったなあ。その場の空気ははっきりと覚えているし、すごく身近に感じる。

カリフォルニア州ではタバコは18歳からだが、お酒は21歳からだ。自販機では売っていないのでお店で買うわけだが、若く見える日本人はまずID(身分証明、写真付き)を見せろと言われる。自分は国際免許をいつも持っていたので問題なかったが、これがいつもサイフに入っている日本の免許で買えたら便利なのに、でもできない。なぜか?西暦表記がないからだ。
なぜ元号表記(平成)だけなのか、何かとIDを見せろと言われる(例えばオトナのビデオ屋とかでも)のに、旅行者でも不便に思う人は非常に多いはず。語学学校の学生証では認めてくれないことも多い(公的機関の発行でないとダメみたい)。ちなみに車の場合、買ったお酒は外から見えないトランクに入れないと警察に見つかったらつかまるので注意。

もちろん酒を出すクラブも21歳以上でないと入場できない。でも外国人ということを利用して、他の人のIDを借りたり、とっくに有効期限が切れた昔のIDを使う(映画の学割などで)という手はある。

面白いのが、法律で酒は野外では飲んではいけない、タバコは室内で吸ってはいけない、と厳しく決まっていることだ。クラブでもタバコは必ず建物の外で、でも外にお酒を持って出てはいけない。公の場で酒タバコを同時にすることは出来ないのだ。
タバコの値段も店によってかなり違う、安い店の情報はスモーカーには重要だ。(自分は吸いません)


5.ミーガン法?メーガン法? 2005.1.13

(1月10日のBBSから抜粋)
最近話題のアメリカの性犯罪者マップなんですが、カリフォルニアのはコレです。宣誓にチェックを入れると進めます。
自分が住んでいた周りにも・・・、けっこういますねえ。
日本とは「世間体」の度合いが違うから、アメリカではこういうことができるんでしょうか。

この情報公開の法律名も昨日書いたようにカタカナ表記が統一されていませんが、一般的に英語で「e」の発音は「イ」ですから「ミーガン法」が正しい気がします。でもネット検索すると、「メーガン法」のほうが多いようです。
日本語発音をアルファベットで表せるという「ローマ字表記」ですが、これが無理に当て字という感じで英語発音とちょっと違うということもあり、それがヘンな発音の要因の一つにもなっていると思われます。ローマ字のa、i、u、e、oは、当然英語発音ではエイ、アイ、ユー、イー、オウですからね。
その点、スペイン語などのほうがローマ字発音に近く、日本人も覚えやすいかもしれません。ベティーナ(アルゼンチン)からもスペイン語はちょっと教わりましたが、日本語のパンはスペイン語でもPANで同じだったりして、日本の外来語についてもよく話したもんです。


4.カタカナ 2005.1.12

アメリカではよく「ハリウッドゴシップ(噂)」もののテレビを見ていた。この手の雑誌などもたくさんあって、最近のブラピ離婚なんかも、自分がいた時には「もう危機か?」という特集なんかされていたなあ。
その中でも毎日見かけて、なかなかかわいいと思ったのがリンゼイ・ローハンオフィシャルサイト)だ。何がいいって、コテコテの「アメリカヤンキー娘」っぽい感じが。「フォーチュンクッキー」という映画で知っている人もいるだろう。主演映画「MEAN GIRLS」も3月にはミニシアター系で日本公開のようで、たぶん面白くはないだろうが見に行きたい。若い活きた英語が聞きたいのもあるな。

ただ面白いのが、まだ日本では知名度がイマイチなので、名前表記が統一されていないことだ。歌手デビューもしたが、テレビでも「リンジー・ローハン」という表記だった。人気が出てくれば、いずれどっちかに落ち着くんでしょうかね。
同じような例では、ボブ・マーリィをボブ・マーレイと言う人もいるし、報道でもイラク日本人人質事件の時は、開放に協力した聖職者がクバイシ氏かクベイシ氏かバラバラだったりした。
音楽が好きな人はアイスランドのBjork(ビョーク)を知っているでしょうが、日本に紹介された当初は、「ピョルク」って書かれていたんだから笑っちゃう。

長く海外生活している人は、新しい名前は当然英語の発音として入ってくるので、どうカタカナ発音で言ったらいいのかわからない。映画スター名はもちろん、映画に邦題がついていると、言われても何の映画かわからないのだ。こういうことも「アメリカかぶれ」になっちゃうんでしょうね。


3.マジで?! 2005.1.12

留学後に髪の毛が増えた!冗談じゃなくてほんとに。
前は、あら?ちょっと薄くなったか??とちょっと心配していたこともあったが、明らかに頭頂部の密度が濃くなってる、というかこれで普通だ。
退職してストレスがなくなった?でも新しい環境はストレスでは?カリフォルニアの太陽のおかげ?アメリカのシャンプー、水のせい?
携帯をあまり使わなくなって、電磁波がなくなったからかも?!

2.ホームシックについて 2005.1.11

渡米して3日経った8月27日の夜中3時ごろだったろうか、突然目が覚めて、いきなり日本に帰りたくなった。人それぞれホームシックの形は違うらしいのだが、自分の場合、「閉所恐怖症」とほぼ同じような感じだと思う。体は自由なのに、精神的に閉じ込められたような恐怖。特に「今まで普通にやっていたことができない、やりたくても無理なんだ」ということを考えてしまうともう耐えられない。東京に一人暮らしした時には全く感じなかったが、それはすぐ実家に帰れる状況だからだと思う。

渡米してから休む間もなく動き回っていたので、思いっきり疲れていたのは間違いない。突然の環境変化、他人の家にホームステイ、まだ学校も始まっていなくて、この先の不安もあったかもしれない。トイレに行って、シャドーボクシングみたいなことをして(笑)、たぶん10分くらいで治まり(自分の意思で来ているのに何が不安なんだ、と自分に言い聞かせて)、すぐに寝たけれども、その後の一週間ほど、夜寝る時に音楽を聴きながら自分をごまかして寝ていたのを思い出す。

約4ヵ月の中で、ホームシックを感じたのはその時だけだったが、二度と味わいたくないものだ。聞くと、学校のみんなも少なからずホームシックにかかっているようだった。ましてや知り合いもいない、車もない、家にいるしかない、となるとその怖さが思い浮かぶ。みんなそれに耐えてきたのだ。

今では慣れ親しんだオレンジカウンティ、もし本格的に住もうと考えるなら、自分好みのインテリアにするし、意気込みも違うと思うのでそう心配ないと思うのだが・・・。


1.幻の「登場人物紹介」について 2005.1.11

当初、知り合う人たちをみんなホームページに登場させて紹介しようと思っていたのだが、特に日本人に関してはそれぞれ事情があり、日記やアルバムでも小さな写真くらいでしか紹介できなかった。
もともと、「海外学園ドラマ」的に登場人物の簡単なプロフィールを載せておけば面白いかなと思っていた。MSの言うように、狭い日系社会ではどこでつながるかわからないので、余計なことは書かないほうがいいという判断で掲載を断念した。
結局このホームページも知っている人しか見ていなかったと思うので、かなり文章をぼやかしてでも載せればよかったかなあとも思う。でも面倒だったかな。

その時の原型を加工してこのコーナーにしました。


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