タイムトラベルと双子のパラドックスについて

                      「 Newton2017,7」号 より

  
     著者
   田 敞



 
へいこく雑記帖

    

まえがき
 
{ 相対性理論によると、動いている人の時間は止まっている人の時間に比べてゆっくり進みます。}ということだそうです。また、一般相対性理論では{重力が強いほど,時間の進み方がゆっくりになる}といっています。
 この二つが正しいか、実際の現象を中心に考えてみます。どちらも、エネルギーなしで物を動かしています。そのほかにも不思議な現象がいっぱい出てきます。お楽しみに。


2019年3月31日 完

あとがき
 
どうでしたでしょうか相対性理論って、とても奇抜なことが起こるということです。ニュートンの運動法則ではありえない事ばかりが起こります。もちろん私たちの身の回りには起こっていない事ばかりです。




目次

番号  更新日 題  内容 
 1  2019,3,27 タイムトラベル1   宇宙に旅立った兄の時間の進み方が遅くなると、どのようなことが起こるか考えてみます。また、基準が地球になると、こまった問題も生じます。
 2 2019,3,28   双子のパラドックス2  {兄から見ると,地球にいた弟の方が若い}という理由が、宇宙船から見ると宇宙が動いていからというのです。これが実際に起こる事かを考えてみます。電車から見ると、富士山が東京に向かって走っていくというのが相対性理論です。ほんとかしら。
 3 2019,3,28  タイムトラベル3   {宇宙船の兄から見ると、地球を含む周囲の宇宙全体が光速の80%で動いているわけですから,宇宙全体が進行方向に対して60%に縮むのです。}ということが起こると、宇宙はどうなるでしょう。
 4 2019,3,29  タイムトラベル4   重力で光が曲がるというのが相対性理論です。その実際の現象をアインシュタインが予言しています。それが実際に観測されたというのがエディントンの観測や、アインシュタインの十字架などです。それは本当に重力によってできた現象なのでしょうか。検討してみます。アインシュタインの予言はノストラダムスの大予言と大差がないことが分かります。
 5 2019,3,29  ブラックホールの時間   ブラックホールでは重力のために時間が止まるというのが一般相対性理論の主張です。ではそれは実証されているかを考えてみます。実際に観測されているブラックホールの現象から考えます。
 6 2019,3,30  タイムトラベル6   一般相対性理論によってj間が遅れるとどうなるでしょう。過去に飛んでいくでしょうか。いいえ、みんなと同じように現在の「今」にちゃんと残っています。飛行機に乗って、高層ビルに登って、海に潜って、時間が速くなったり遅くなったり、どんなにごちゃごちゃになっても、大丈夫です。自分で覚えていなくても、ちゃんと地球の時間を知っていて、地球の「今」に寸分違わずとどめてくれます。
 7 2019,3,30  タイムトラベル7   慣性力は実在する力でしょうか。相対性理論の都合で作った幻の力ではないのでしょうか。
ょうか。
 8 2019,3,31  タイムトラベル8   重力と慣性力は同じだというのが相対性理論の主張です。慣性力は実際の力を持たない架空の力でした。すると、その慣性力と同じだという重力も架空の力になってしまいます。それでいいのでしょうか。
 9 2019,3,31  タイムトラベル9   宇宙船が、加速したり減速したりするたびに、宇宙空間が伸びたり縮んだりするそうです。あなたが車で出かけると、宇宙が伸び縮みするというのです。そのたびに宇宙は大混乱に陥ります。大変です。これこそ常識にとらわれない相対性理論の真骨頂です。