かいもん4号のホームページ TRAVEL 富山ライトレール
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富山ライトレールです。旧JR富山港線を転換して路面電車風に生まれ変わった新しい路線です。 特に富山駅側の併用軌道区間は新しく敷設された区間で、今後の発展が楽しみです。 開業直後の2006年5月3日に訪問しましたが、人気で大混雑でした。

富山駅前(富山駅北)。

 2006年2月末のJR富山港線廃止(営業終了)後、約2か月間の工事による休止期間を経て、4月末に装いも新たに新規開業した「富山ライトレール」です。
 開業後5日目の5月3日に訪れて見ました。
 当日はゴールデンウィークの後半開始日で良い天気とあって、予想をはるかに超えた賑わいでした。午後の時間帯、富山駅北の電車乗り場は大混雑です。一列車に100人くらい乗ることが出来るようなのですが、15分ヘッドで発車の電車2本待ち程度の列でした。
 片道20分少々ですから本来は4編成で運用できるはずなのですが、開業当初の混雑を見込んでなのか、それとも路面区間の遅れを考慮してなのか、常時富山駅に1編成が停車している5編成体制での運用となっていました。



車内風景。

 「体験乗車」の乗客で混雑している車内です。
 混雑はしていますが「身動きもとれないほど」まで押込んでいるわけでもありません。大した混乱もないようです。 ただ、ワンマン運転で途中駅での下車客もあるわけですから、混雑した車内の移動は結構大変だったようです。
 さすがにワンマン用設備のみで、「混雑時の車掌乗車」に対応した造りにはなっていませんでした。


運転台。

 中には入れませんが、後ろから見ていると見通しの良さそうな運転台です。
 広い運転台にシンプルにまとまっているのですが、力行・制動は右手で操作する小さなワンハンドルのレバーだけで、何か非常に頼りなさそうな印象を受けます。 圧力計もなく、電流等のメータもアナログとデジタルの両方が配列されており、どうも「路面電車の運転台」といった印象ではありません。
 運転手が一番忙しいのは、乗客ドアの監視と降車客の運賃確認でしょうか。今日のようにドア部分まで大混雑していると、プラグドアの監視に随分気を使っているのではと思われました。



岩瀬浜駅。

 こちらは終点岩瀬浜です。
 JR時代の駅舎は撤去され駅前広場も整備され、全くの様変わりです。簡単ながらベンチのある見通しの良い待合室が設置されていました。
 富山駅同様、結構混雑してはいるのですが、こちらは到着と出発の乗客がうまくバランスしていると見え、積み残しはほぼありません。
 本日は富山港・岩瀬浜付近の観光客が多数来られているようで、パンフレット片手に歩いているグループがたくさん見られました。 駅のすぐ近くにある観光施設「岩瀬カナル会館」も観光客で混雑しています。
 ちなみに運賃は全線一律大人200円が基本なのですが、2007年3月末までは、土日祝日と平日の昼間は半額の100円に割引となり、気軽な散策に便利です。


軌道区間。

 市内の路面併用区間を走る電車です。
 奥田中学校前が境界点で、そこから市内の富山駅北駅側は旧富山港線のルートから離れ、軌道法としての新しい開業です。
 公共交通に対して各地で逆風が吹く中、久しぶりに誕生した路面電車の新規開業区間、ということで注目されていますが、今のところ全線単線なのが辛いところです。 ただ、新規の路面区間では、将来の部分複線化が可能なように配置されています。
 現行設備で輸送力が不足するほど将来にわたって混雑することを願ってやみません。

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