かいもん4号のホームページ TRAVEL ヨーロッパ 2008夏
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2年ぶりにヨーロッパに出かけました。 ここだけは見ておきたい、というピンポイントの観光地をつなぐ旅です。
観光中心ですが、そこそこ分散しているため、結構列車の移動の多い行程で、鉄道三昧も幾らか入る余地が出てきます。
今回は時系列の旅行記でなく、カテゴリー別風にしてみました。いささか散文的ではありますが。
追加分は下の方になります。 お手数ですがスクロールお願いします。

2008年9月21日追加

<機内食・車内食編>

ANA往路
成田→パリ205便・昼食。

 成田からパリ、シャルル・ド・ゴールへ向かう往路のエコノミー昼食です。 時刻は13時頃。
 今回往路は航空会社側の都合(おそらく団体席のやりくりの関係)で、伊丹から成田までの接続便を含めてビジネスクラスのすぐ後ろのプレミアムエコノミーの座席に座っています。 シート配置は2−4−2の8列で、9列の普通のエコノミーと比べるとゆったりしています。 シートは少しゆったりしていますが、食事は普通のエコノミーと同じ。 目の前のビジネスとの境の通路にはカーテンが下ろされています。
 しかし昼食としてはこれで十分。昼食らしからぬ「アルコール類」もテーブルの上に載っていますし、先程飲物としてビールを頂いたばかりです。  魚ベースとチキンベースのうちの洋食風チキンベースですが、「和風そば」は共通でついていました。 これが結構美味しい。
 トレーの上にはまだありませんが、この後デザートに、ハーゲンダーツのアイスクリームのミニカップも出てきて満足です。 更に、ワインのミニボトルのおかわりも聞いてきます。 不況で少しサービスが良くなった? それとも面倒そうなお客はとりあえず寝かせてしまえ、ということでしょうか。

ANA往路
成田→パリ205便・夕食(軽食)。

 引き続き往路、パリ到着前の夕食です。
時刻は日本時間で20時頃、十分夕食の時間なのですが、何せシートに座ってばかり。 しかも今回はアルコールと昨夜の寝不足のせいか、往路にもかかわらず少し居眠りしたため、全く空腹ではありません。 メニューも選択なし1種類だけの「軽食」です。
 とは言えビーフストロガノフ風の食事は十分で、オプションの「アルコール」も遠慮なく頂戴します。
 ところで2年前、2006年の訪欧時も気になったのですが(TRAVEL 「北欧+α 2006夏」参照)、今回もやはり全日空の食事は金属食器(ナイフ類)付です。 保安上の懸念はないのでしょうか。

ANA復路
ロンドン→成田202便・夕食。

 ロンドン、ヒースローから成田へ、復路のエコノミー夕食です。
 現地時刻(イギリス時間)で21時頃。少し遅めの夕食、と言う感じです。
 帰路は手配どおりふつうのエコノミー席。 上の往路の写真と比べると、シートの幅も隣席のテーブルとの間隔も違います。 また、シートピッチも狭いようで、テーブルの手前が丸く切り欠かれています。
 座席の指定は二人連れで煩わしくないよう、例によって最後尾のひとつ前、窓側の2人席を予約しています。
3人席で他のもう一人の客と輻輳する面倒はないのですが、供食の順番も最後になってしまう、ということで、選択メニューのどちらかが大抵「売り切れ」となってしまいます。 今回も、残っているのは「鯖の竜田揚げあんかけ」の和食メニューだけでした。 どういうバランスかわかりませんが、これまた2年前と同じく洋食メニューが売切れです。 日本の航空会社でお盆の日本行き、つまりほぼ帰国客ばかりなのですが。 ただ往路にあった「そば」のような、純日本風を醸し出す一品が見当たらず残念。
 以前と比べるとほんのちょっぴり日本食が恋しくなったのは歳のせい?

ANA復路
ロンドン→成田202便・昼食(軽食)。

 あと3時間足らずで日本へ到着、というタイミングでの軽食です。
 出発地時刻は午前4時頃、日本時間では正午12時頃という調整の難しい食事で、朝食なのか昼食なのかよく判りません。
 特筆すべきは、上の「帰路の夕食」も同じなのですが、食器セット(ナイフ・フォーク)がプラスチック製になりました。 全日空では初めて見ました。 スプーンは金属ですが、まあスプーンで人は刺せないでしょうし。 入国の警備の厳しい英国便のせいでしょうか、それとも全日空も「金属」から「プラスチック」に移行中なのでしょうか。 真相はわかりませんが、何れにしてもベーコンが切れないナイフとマッシュルームが突き刺せないフォークでした。
 往路と違い、できるだけ「睡眠」を心がけた後での食事、当然ずっと座席に座ったまま、ということで、それほど食欲がわかないのは往路以上です。 特に目新しいメニューがあるわけでなく、ほとんど感激なし。 決してまずい訳ではないのですが、着いたら今度は何を食べようか、と考えさせるような食事でした。

D207列車・ユーロナイトEN466列車「ウィーナー・ワルツァー」
チェコ・プラハ中央駅→スイス・チューリヒ中央駅・朝食。

 チェコはプラハからスイス・チューリヒへ向かうユーロナイト・寝台車での朝食です。
 この列車はシティナイトラインではなく、普通のユーロナイトですが、料金に朝食が含まれています。
 ほんの軽食ですが、メニューは飲物やデザートを含め20点近くある単品から6点を選択可能。 乗車後のチケットチェック時に用紙を渡され、朝食の時刻と合わせて注文します。 7時に頼んでおいたら、ほぼ時間通りに部屋に配達されました。
 飲物、パン類のほか、ハム、ソーセージ類、チーズ類、ヨーグルトやフルーツなど、小物がたくさん、といった感じです。 パン用のバターやジャムも選択メニューの1品にカウントされますので、選択次第でボリュームにかなり差が出てきます。
 写真は適当に選択したメニュー二人分。 パンの下のハム類はそこそこの枚数です。 あまり重複しないように頼んだため随分色々あるといった感じですが、大したボリュームではありません。 まあ、ほんの朝食としてはこんな程度でしょうか。
 ちなみに自由選択は6品ですが、追加が欲しい場合は、1品1ユーロで可能です。 少し割高なので特にリクエストはしませんでした。
 どうしても不足するようであれば、リュックの中には昨夕発車前にチェコの小銭消費目的を兼ねて購入したパンが眠っていることですし。

ユーロスター9113列車
ベルギー・ブリュッセルMIDI駅→ロンドン・セント・パンクラス駅
朝食。

 ベルギーはブリュッセルからロンドンまでのユーロスターの車内食です。
 1等では食事が付きますが、これまでの経験からいくと、朝食、昼食、夕食ではボリュームに相当の差があります。
 今回は朝8時前の発車で朝食付。 しかし本日は先程ホテルで朝食を摂ったばかりです。 しかもこれまでの各地のホテルに比べると、北に寄ったせいかイングリッシュタイプのメニュー豊富な朝食でした。 まあ、ユーロスターの朝食では中身の期待より話のネタに眺めることにしましょう。
 写真のとおり、ハム類程度のコールドブレックファーストと比べると多少賑やかな結構な中身です。 「ホテルでの朝食後」のため、多少辟易気味に余計にそう思ったのでしょうか。
 もっとも2000年に乗車したときの、ほぼ同じ列車の朝食と比べると、ボリュームも内容も簡素になった感じがします。 航空機との価格競争で薄利のせいでしょうか。 それとも高速化で以前と比べると運転時間がちょうど2時間までに短縮された影響でしょうか。
 但し乗客が少ないせいもあるのか、パンとコーヒーと紅茶のおかわりは繰り返し何度も勧められた車内サービスでした。


<観光編>

2008年9月28日追加

ヴェルサイユ(1)

 ヴェルサイユ宮殿です。
今回の旅行の最初の目的地であり、同行者の要求事項でもあります。
 パリ北駅から郊外線RERを乗り継いでおおよそ小一時間程度のロケーションです。
 しかし観光ガイドブックどおりには行かないのが楽しいところ。
 交通の便を考えて、前夜の宿泊はパリ・北駅と東駅から至近のホテル。 今回の旅行で唯一、かつこれまでのヨーロッパ旅行を通しても初めての、日本での事前予約です。
 それはともかく、ベルサイユへは北駅からRERのB線とC線をサン・ミシェルで乗り継いで約50分、のはず。少し早いSNCFでという手もありますが、徒歩の距離が短くおそらくダイヤを気にしなくてもいいと思われるRERで行くことにします。

ヴェルサイユ(2)

 郊外線RERのB線、パリ北駅からサン・ミシェルまではRATPの運行、この区間はユーレイルパスは使えません。
 これに対して乗換え後のサン・ミシェルからヴェルサイユまでのRER C線は国鉄SNCFの運行なので、ユーレイルパスでも乗れるはず。
 試しに北駅の窓口でパスを示して「ヴェルサイユまで二人、片道」と要求すると、出してくれたRER自動改札用のチケットが4枚。 なぜ?
 何だか説明してくれましたが、フランス語のため全くチンプンカンプンです。 もしかして親切に(実はこちらの言葉が通じずに)往復のチケットをくれたのでしょうか。
 (本当はB線がパス有効でないため、別の路線経由で途中改札外で乗り換えろ、そのために4枚必要、というのがホントのところだったようです。)
 いずれにしても、チケットを手に入れた以上、B線でサン・ミシェル経由で行こうと思います。 よく考えると、これ、本当はルール違反だったようですが。  しかし、サン・ミッシェルの出口改札では、自動改札機は何の支障もなくこのチケットで開いてくれました。

ヴェルサイユ(3)

 RERの乗換駅、サン・ミシェルに着いてみると、通常の乗換え通路が封鎖されています。 看板表示に従って進むと、何と改札の外側へ。どうなってるの???
 実はC線の市内一番中心部、オーステルリッツ〜アンバリッド間が工事で長期運休中。 代行バスが運行されているのでした。 日本ではちょっと考えられません。
 見つけたバス乗り場から乗客満載のバスはセーヌ沿いに、コンコルド広場の対岸のアンバリッドまで。 地下路線を通過のはずが、思わぬ車窓からのミニ観光となりました。
 アンバリッドでようやく本来のRER C線の列車に乗換えです。

ヴェルサイユ(4)

 予定より30分以上遅れて到着したヴェルサイユ。 次の「想定外」は、恐ろしく長く何重にもなった、チケット売り場の行列。
 さすがは世界の観光地。 しかも土曜日の午前中、ということなのでしょうか。
 感心ばかりはしていられません。 ここで足止め一時間以上、ということで、十二分に余裕があったはずの観光時間がかなり圧迫されてしまいました。

ヴェルサイユ(5)

 宮殿中心部、ガラスの回廊です。
 随分多くの観光客ですが、ゆっくり見てまわるには、さほどの混雑というわけでもありません。
 チケット売り場の少ない窓口と長い行列。 あれはあれで、宮殿内に一度に観光客が集中しないバッファになっているのかなと、変な感心です。

ヴェルサイユ(6)

 広い宮殿後背の庭園です。
 雰囲気はウィーンのベルヴェデーレ宮殿と似た造り。 大きさはこちらのほうが随分大きいですが。
 庭園の方が下り坂になっているため、歩いてみると宮殿を眺めるには視覚的に今ひとつ。  やはりウィーンのシェーンブルン宮殿の後背の公園の方が、宮殿を見下ろす感じで眺めは楽しかったように思います。  ということで、今回は入口だけであまり奥まで入り込まないことにします。
 実はあちこちでの混雑や「想定外」の出来事で、時間が少し厳しくなってきたのでした。

2008年10月12日追加

ノイシュヴァンシュタイン城など(1)

 ノイシュヴァンシュタイン城です。
 ドイツ・ロマンティック街道の南の端、フュッセンから至近の距離にあります。 これも要求事項のひとつです。
 興味深い観光地が点在するロマンティック街道ですが、鉄道で辿るにはあまり便利ではなく、今回はノイシュヴァンシュタイン城と、すぐ隣のホーエンシュヴァンガウ城のピンポイント観光です。
 とは言え、ゆっくり観光すると半日以上のコースになります。

ノイシュヴァンシュタイン城など(2)

 前夜はアウグスブルクに投宿、朝の列車でフュッセンまで2時間の行程です。
 7時にはホテルを出る予定だったのですが、宿泊料金の割に朝食バイキングの内容とレストランの雰囲気が思った以上に良く、列車を1本遅らせてのスタートです。
 おかげで、駆け足のはずだったアウグスブルク駅前で、市電を眺める時間を捻出することもできました。

ノイシュヴァンシュタイン城など(3)

 ノイシュヴァンシュタイン城とホーエンシュヴァンガウ城観光のベース、フュッセンへは4両編成の気動車で。
 ローカル列車ですが、2両固定編成の一端に1等客室があります。
 ヨーロッパの気動車は一般に防音対策が良く、乗り心地は非常に良いです。 走り出しても電車なの?と思ってしまうような静かな、DBの気動車でした。

ノイシュヴァンシュタイン城など(4)

 ホーエンシュヴァンガウとノイシュヴァンシュタイン城。
 ルートヴィヒ2世ゆかりのこのふたつの城内を見学するにはまず、ホーエンシュヴァンガウの城のふもとの近くのチケットセンターで予約(チケット購入)します。
 見学は20人から30人のグループ毎にガイドのつくツアー制で、入場時間が指定されます。
 急ぎの場合はノイシュヴァンシュタイン城だけ見学のコースもありますが、本日はここだけの予定ですから、ホーエンシュヴァンガウ城もあわせ、ゆっくりと観光見学することにします。
 日本語対応イヤホンガイド使用のツアーもありますが、ツアー数が少ない(時間が非常に限定される)ため、英語ツアーに参加することにしました。 乏しい語学力ですが、おそらくドイツ語ツアーよりは多少なりともましでしょうから。


ノイシュヴァンシュタイン城など(5)

 観光地として有名なノイシュヴァンシュタイン城。
 実は中世の建立ではなく、まだ百数十年の歴史しかありません。
 このためか、遠目には美しい姿の城なのですが、至近に近寄ってみると石の肌がすべすべといった感じで、全体がコンクリート造りのような感じさえ受けます。
 指定された入場時刻はホーエンシュヴァンガウ入場のおよそ2時間後。随分あると思っていたのですが、移動まで含めると程よい間隔でした。

ノイシュヴァンシュタイン城など(6)

 ゆっくりとフュッセン郊外を観光の後は、列車でミュンヘンへ。
 こちらのローカル列車は気動車ではなく、ディーゼル機関車が牽引(ミュンヘン行きの場合は後押し)する客車列車です。
 客車側にも運転台がありますから、面倒な機回し、機関車付替えはありあません。
 客車の方が気動車より防音が悪いのか、ディーゼル機関車の音がすざましいのか、最後尾の客車に乗っていると、加速時に後ろに繋がれた機関車のエンジン音がよく聞こえる列車でした。

2008年11月30日追加

ドレスデン急ぎ足(1)

 ドイツ東部の都市、ドレスデンです。
 ここは「同行者の要求事項」ではなく、列車の待ち時間のちょっとした散歩です。
 チェコのプラハに向かうのに、当初はフランクフルトから寝台列車で、またはライプツィヒから同じ列車の座席車で、と考えていたのですが種々の理由から断念。 ドレスデンからユーロシティで国境を越えることにしました。 このため、当初予定になかった乗換え列車待ち時間が発生です。
 ほんのちょっとだけですが、駅前を散歩することができました。。

ドレスデン急ぎ足(2)

 観光ガイドを眺めるほどにゆっくり歩き回りたくなったドレスデンですが、残念ながら十分な時間がない。 ここでグズグズしたら、後の行程全体に差し支えるため、駅前の1時間ばかりの散歩で我慢です。
 中央駅から歩いて15分ばかりのところにある聖十字架教会を拝み、ドレスデン城を遠めにちょっと眺めるのが限界でした。
 駅からアルトマルクト広場までのプラウガー通り左手は全面工事中。 アルトマルクト広場も、路面の石畳を一度剥がし、再整備中です。 いたるところに立ち入り禁止の金網フェンスがあり、引きが取れないため教会の写真をとるのもこれが精一杯。
 整備が終わるであろう2年後くらいに一日かけてゆっくり再訪してみたいところです。

ドレスデン急ぎ足(3)

 プラーガー通りから市庁舎方面を眺めたところです。
 ランドマークはいくつもあるドレスデンですが、プラーガー通り自体はそれほど広くなく、あまり遠目の視界はよくありません。
 路地の向こう側は「全面工事中」です。

ドレスデン急ぎ足(4)

 駅前から教会まではどうしても路面電車の軌道を渡らなければならない、ということで、時間がないと言いながら市電にカメラを向けるくらいの余地はあります。
 時間はないのですが、カメラさえ準備しておけば、市電をアングルに収めるくらいのことは出来ます。
 戦争で一度ほぼ完全に破壊された都市で、近年再開発がされているため、歴史のある街ながら駅前は新しいビルが林立しています。

ドレスデン急ぎ足(5)

 ドレスデン9時10分発のユーロシティEC171列車で、これからチェコの首都プラハに向かいます。
 ベルリンからドイツの機関車に牽かれて到着した列車は、ここでチェコの電気機関車に交替。 このため、16分間停車です。
 この作業がなく到着がもう少し遅ければ、あとほんのちょっとだけゆっくり散歩が出来たのに、と思った次第です。

2009年1月11日追加

プラハ(1)

 今回のピンポイント観光のメイン、チェコのプラハです。
 駅前からこのプラハ城まで道なりに約2.5キロ。 道の途中も世界遺産の旧市街が続いているため、少し距離はありますが、ゆっくり歩いて観光のコースです。
 しかし遠めに見るとそれほど高くないように見えたプラハ城。 さんざん市内を歩いた挙句の上り坂だったため、僅かとは言いながら結構息切れがしてしまいました。

プラハ(2)

 ヴルタヴァ川に掛かるカレル橋より、プラハ城を眺めた風景です。
 旧東欧の国ということで、もう少し清閑な観光地をイメージしていたのですが、先のヴェルサイユ以上に大勢の観光客で大混雑。
 特にこのカレル橋あたりに人が集中しており、こちらも世界の観光地、といった賑わいでした。
 さすがは広い世界遺産地区です。

プラハ(3)

 プラハ中央駅前近くからヴルタヴァ川まで続く旧市街。
 観光地ですから人の流れに乗っていれば大きく迷うほどではありません。
 が、なにせ旧市街のため、地図で見る以上に歩いてみると道が曲がりくねっており、狭い路地を歩いてゆくため、どの位置にいるのか少し判りにくい感じです。
 最後にプラハ中央駅に戻る際、別の通りと建物を眺めるためにひとつ隣の通りを平行に、のつもりが方向が予想以上に大きくそれてしまいました。
 まあ市内散策の観光ですから、それもありですが。

プラハ(4)

 プラハにもちゃんとあります、路面電車。
 しかも、えらく沢山の系統が走っているようです。
 結構狭い通りにも入ってきますから、市内観光でぶらぶら歩いているだけでも、突然目の前の通りを横切ったりします。
 1両だけの単行から長い連接車、古いタイプから最新式の車両まで、種類が多く眺めていて楽しいプラハの市電でした。
 「観光」抜きでも、これだけで丸一日楽しめそうです。

プラハ(5)

 プラハには、ドイツ方面からの列車が発着するホレショヴィツェ駅と、その他の多くの長距離列車が発着する本駅(中央駅)があります。  今回はドレスデンからの到着はホレショヴィツェ駅、そしてスイスに向けての出発はこの写真の本駅からです。
 世界の観光地といった感じで、訪れてみると予想とは全くイメージの違った華やかさのプラハの町並みでしたが、駅は薄暗く、設備もまだまだ貧素な感じでした。

2009年2月7日追加

ハイデルベルク(1)

 ドイツの都市、ハイデルベルクです。
 それほど大きな町ではありませんが、他の観光地を押さえて今回の要求事項に含まれたのは、「アルト・ハイデルベルク」でその名前が日本にも広く知れ渡っているためと思われます。
 場所的にはフランクフルト・マンハイムから近く、交通の便も比較的良さそうです。
 アルテ橋から見たハイデルベルク城方向。 雨模様の天気になってしまいました。 というより、雨のためにスイス山登りの予定を変更して、あえて雨の日に訪れたハイデルベルクでした。

ハイデルベルク(2)

 観光スポット、アルテ橋です。
 が、訪れてみると改修工事中で、ご覧のとおり、工事用の覆いが被せられていました。
 今回の訪問観光地でも工事中の箇所が随分多く、ヴェルサイユはじめ、ノイシュヴァンシュタイン城、ドレスデンの駅前公園、そしてこのアルテ橋にハイデルベルク城と、いずれも工事用の足場がかけられていました。
 歴史的な建造物ともなると、しょっちゅう工事があるのでしょうか。 それとも工期が随分長いせいでしょうか。
 しかしいずれも控えめで、全体のイメージを大きく損なわない程度だったのは幸いでした。
とは言え、カバーのイラストの橋はちょっとシュール。

ハイデルベルク(3)

 ネッカー川からさほど高くないハイデルベルク城。
 歩いて登っても大したことはなさそうですが、生憎の小雨で石畳が少々滑りそうなこと、前日のプラハ散策で少々疲れ気味のため、ケーブルカーで登ることにします。
 麓から城駅まではほんの一区間で、ケーブル自体は更に山上を結んでいるのですが、結構いた乗客は皆城駅で降りてしまいました。

ハイデルベルク(4)

 ハイデルベルク城から旧市街を見下ろした風景です。
 ドイツ国鉄DBの駅は写真左手の方へ少し離れており、路面電車でビスマルク広場まで来た後、中央通り(ハウプト通り)を散策、聖霊教会にアルテ橋にハイデルベルク城を見学、というのが一般的なコースのようです。
 この日は全行程で唯一雨の天気になってしまい、また散策の時間を十分にとるため、駅かマルクト広場近くまでタクシーで直行してしまいました。
 折角路面電車を目の前にしながら、写真も撮れず残念。
 とにかく観光優先ではあります。

ハイデルベルク(5)

 観光の中心部、マルクト広場から聖霊教会、ハウプト通りを眺めたところです。
 傘を差そうか差すまいか、といったお天気で、何とか傘なしで歩くこともできれば写真を撮ることもできました。
 ここも名の通った観光地のため大勢の人手で賑やかですが、お天気が良ければ通りに店出しも多く、もっと華やかだろうと思えたのは残念でした。

マンハイム〜ハイデルベルクへ(1)

 ハイデルベルクはマンハイムやフランクフルトから比較的近く、きちんと行程を立てれば列車で訪れやすい観光地のはず。
 しかし今回は結構苦戦です。理由は急なスケジュール変更と列車の遅れ。
 当初はこの3日後に訪問予定だったのですが、昨日までの晴天から一転雨になり、山登り向きでないため、朝になって急遽ハイデルベルクを訪れることにしました。
 しかし居る場所はスイスのチューリヒ。 なおかつ夜には再びスイスのベルンかバーゼルあたりまでは戻ってきてホテルを探したい。
 ということで、シュツットガルト経由でハイデルベルクへ行き、夕刻にマンハイム・バーゼル経由でベルンに入る行程を採用です。

マンハイム〜ハイデルベルクへ(2)

 雨のために急遽組み直したスケジュールは完璧、のはずだったのですが、ギリギリの完璧すぎるスケジュールを組むと痛い目を見るのがヨーロッパ。
 チューリヒからシュツットガルト行きのICE3列車が微妙に遅れ発生。 シュツットガルトでインターシティに10分乗換えはムリかな、と思っていましたが、やはりギリギリ無理で、目の前で発車してしまいました。
 交通の便のよさそうなハイデルベルク、と書きましたが、実はICEの高速新線のルートから少し外れたため、長距離列車は1時間に1本程度。
 スケジューリングにかかると意外と不便です。
 次の列車は1時間後。 このためとりあえず4分後の高速新線経由の一般客車列車編成のインターシティで、近くのマンハイムまで行くことにします。
 マンハイムまで来て見れば意外にも、Sバーンの列車でハイデルベルクを経由するものが結構あります。  Sバーンの時刻はトーマスクックの時刻表には一部しか掲載されていないため失念していましたが、駅の時刻表には長距離列車とあわせて表示がありました。
 おかげで予想ほどのスケジュール遅れは発生せず、帰路もマンハイムまでSバーンを使うことで多少時間を捻出することができました。
 マンハイム駅で並んだICE3とSバーンの電車です。

2009年3月29日追加

マッターホルンとツェルマット(1)

 マッターホルンです。
 何度目かの訪問にもかかわらず、ここも今回の重要な(一番の?)要求事項の一つです。 同行者は5回目、私も6回目の訪問なのですが、飽きることはありません。
 雨の昨日急遽スケジュールをずらせたお陰で、最高の晴天にもってくることが出来ました。
 今日も雨ならもう一日スケジュール変更しなければならないかとの心配は杞憂に終わりました。
 フィスプからのBVZ区間とゴルナーグラート鉄道はユーレールパスが使えず、全区間通すとホントに高い運賃ですが、肝心のマッターホルンが見えなければ価値はありまえんから。

マッターホルンとツェルマット(2)

 マッターホルン見物には、いつも定番のゴルナーグラートの展望台へ登ってしまいます。
 鉄道の乗り継ぎで気が楽なのと、ブリーク、フィスプの国鉄SBBの駅窓口で通しの往復切符を買うことができるからです。
 一度はツェルマットからロープウェイ乗り継ぎで、クライネマッターホルンの展望台に登ってみたいとは思うのですが、今回も果たせませんでした。

マッターホルンとツェルマット(3)

 順番が前後しますが、ツェルマットへの入口、ブリークです。  もともとベルンやインターラーケン方面からはブリークが乗換駅だったのですが、昨年レッチュベルク峠旧線の下をまっずぐ貫く新線・レッチュベルクベーストンネルが開通したため、今ではベルン、インターラーケン方面からBVZ改めMGBへの乗換えは多くの乗客がフィスプで行います。
 今回は、MGBの配線が変更されたブリーク駅前を眺めたくなり、ツェルマット到着が1時間遅くなるのを承知で、あえてブリーク乗換えとしました。
 前回訪問したときまでは、ツェルマット方面からの列車はここで折り返しSBBの線路の下をくぐってから180度進路を変え、アンデルマット方面に向かっていましたが、現在はSBBブリーク駅前広場を横切って、そのまま真直ぐ東に進みます。

マッターホルンとツェルマット(4)

 ツェルマットを訪れたのは6年ぶり、ということで、車両の方も随分変わっていました。
 旧BVZ区間のローカル列車は、狭軌ながらハイデッカー・パノラマタイプの新しい車両です。
 変わったのは車両だけでなく、鉄道会社自体も、以前のBVZブリーク・ツェルマット鉄道とFOフルカ・オーバーアルプ鉄道が一緒になり、マッターホルン・ゴッタルト鉄道になっています。
 BVZは2等級。普通に乗車券購入での乗車のため、この区間はいつも2等車に乗車です。
 新しい車両は眺めも乗り心地も快適ですが、窓が開かなくなったのがちょっと残念、というのは贅沢な要求でしょうか。

マッターホルンとツェルマット(5)

 ゴルナーグラートの展望台から、ブライトホルン、モンテローザ、そしてゴルナーグラート氷河方面を眺めました。
 身近に見上げることができる氷河ですが、最初に訪問した頃から比べると少々痩せかけているような。
 それに、左手にある池も、あんなにはっきりと大きかったでしょうか。
 もしかして、地球温暖化の影響?

マッターホルンとツェルマット(6)

 ホテルのベランダから、MGBのツェルマット駅前広場方面の眺めです。
 ツェルマットに来たときは、足が便利なこのホテルかもうひとつ隣のホテルに泊まります。
 いつも飛び込みでの投宿、かつ夏場の観光シーズンなのですが、午後から夕刻にもかかわらず、なぜかベランダからマッターホルンの見える、通り側の上の階の部屋をとることができます。
 決して安くない部屋ですが、日本の旅行会社の予約サイトでの料金と比較すると、当日飛び込みの方が相当格安です。  当日客のために最後まで空けておくのでしょうか。

マッターホルンとツェルマット(7)

 ホテルのベランダから、朝のマッターホルンです。
 明け方は空が一面の雲(霧)で、山々の中腹から上は完全に隠れていたのですが、日が昇ると間もなく、あっという間に晴れ上がり、このようなオレンジ色のマッターホルンを見ることが出来ました。
 日の出前の赤紫色の幻想的な山容を眺められなかったのはちょっと残念ではありますが。

2009年4月5日追加

ロシェ・ド・ネイ

 スイス、ロシェ・ド・ネイは、レマン湖のほとりモントルーを見下ろすようにそびえる、標高2000メートル余りの山です。
 以前2000年にヨーロッパを訪れたときに一度電車で登ったことがあるのですが、5月のゴールデンウィークは雪の中でした。
 今回は真夏でお天気も昼過ぎまでは持ちそう、ということで、当日の朝急遽決めた、イレギュラー的訪問の観光です。
 写真は決してカメラが傾いているわけではありません。 急な勾配をひたすら登る登山電車は、終点の山頂駅でもこんな感じです。

 尚、ロシェ・ド・ネイの写真と文章は、「GALLERY INTERNATIONAL」の 「ロシェ・ド・ネイ」  のコーナーに掲載していますので、こちらからお入りください。  

ドイツお気楽観光(1) ミュンヘン

 ドイツ南部の都市、ミュンヘンです。駅前の散歩です。
 列車の乗換え時間の暇つぶしです。
 フュッセンからローカル列車で到着したのが19時頃。 ヨーロッパの夏時間ですから19時はまだまだ明るい時刻ですが、さすがにかなり東になりますので、パリあたりと比べるとかなり夕方が早い感じではあります。

ドイツお気楽観光(2) ミュンヘン

 フュッセンでもう少し夕刻まで観光する気持ちもあったのですが、ノイシュヴァンシュタイン城観光の次は「大きい街が見たい」という同行者の要求。
 そんな無茶な、と思いつつ、どうせそれほど精力的に歩き回るわけではないので、早めにミュンヘンに出て駅前をぶらつくことにした次第です。
 街を見るとは言っても、駅前の通りを少し歩き、観光客が溜まっていそうな公園か広場で時間を潰せばほぼ満足なので、気は楽です。

ドイツお気楽観光(3) ミュンヘン

 今夜はミュンヘン深夜発の夜行ICEに乗車予定。 外はかなり暗くなりましたが、発車まではまだまだです。
 それより食事がまだ。折角のミュンヘンですから、ビールくらいは飲みたい気分です。
 大きなミュンヘン駅ですが、構内にはカフェ風の店やハンバーガーばかりで、これはという気に入ったレストランが見当たりません。
 一旦駅前に出て、歩道に広がるレストランの屋外テーブルで、町並みと道行く人の人間観察をしながら、食事とビールを楽しむことにします。
 ここはミュンヘン、と考えただけでいつも以上にホワイトビールが進んでしまいました。

2009年5月17日追加

ドイツお気楽観光(4) フランクフルト

 フランクフルトです。
 同行者も私もフランクフルトは数度目のため、今回はあまり本気で観光するつもりはありません。 列車の乗換え待ち時間に、少しだけ駅前をぶらつく予定でした。
 ところが着いてみると予定外の雨。(天気に予定はできませんが。)
 ということで、駅前で写真を撮ってお茶を濁し、あとは駅構内で列車を眺めながらコーヒーでも飲むことにします。

ドイツお気楽観光(5) ライン川

 先程早朝のケルンからフランクフルトに到着したばかりなのですが、再びケルンに行くことにします。
 但し往復のルートは異なります。
 フランクフルトまでは高速新線経由でICE3時速300キロ体感の旅。 そして逆にケルンまでは風光明媚な旧線のコブレンツ経由で、ローレライや古城が続くライン川の車窓を楽しもうという企画。
旧線経由ですが、こちらも車両はICEです。
 フランクフルトは小雨でしたが、下るほどに天候は回復してゆきました。

ドイツお気楽観光(6) ケルン

 ケルン中央駅前にそびえる大聖堂です。
 これも初めてではありませんが、何度見ても圧倒されます。
 広角レンズの力で何とか全体をファインダーに納めることはできますが、これだと迫力を伝えるのは無理でしょうか。

ドイツお気楽観光(7) ケルン

 観光用の特別な照明があるわけではありませんが、目が慣れると意外と明るい大聖堂内部です。
 駅前すぐ、という好立地、入場料は不要で、いつもそれほど長い列があるわけでもないので、気軽に観光できます。
 もっとも気軽とは言っても、ケルンではここが一番の観光スポットには違いありません。
 列車で着いたばかりですが、ひんやりと涼しく、ちょっと腰掛けて休憩させてもらうにはもってこいです。
 不信心で不謹慎ではありますが、中はほとんど観光客、ということで勘弁してもらいましょう。

ドイツお気楽観光(8) ケルン

 大聖堂、新旧市外を散策後、再びケルン中央駅への帰路は大回りでライン川沿いを歩きます。
 日なたは暑いのですが、木陰に入るとひんやりと気持ちいいのは川沿いに限らずヨーロッパ各地で共通です。  蒸し暑い日本へ帰るのが嫌になります。

ドイツお気楽観光(9) ケルン

 駅を起点に市内散策をするときは、たいていリュックを駅のコインロッカーに放り込みます。
 値段は駅によって異なり、一番小さなサイズ(これで十分ですが)で大体2ユーロから4ユーロの間です。
 今回使ったものでは、コインを入れて鍵を抜き取る普通の鍵式(これが一番多かった)、キーナンバーを書いたレシートが出てきてテンキーで開錠する方式(パリ北駅など)、5インチCDのようなプラスチック円板(磁気式?)が出てきてこれを入れて開錠する方式(ハイデルベルク駅)などがありました。
 ここケルン駅は駐車券のような磁気カードが出てきてこれで開錠する方式です。
 が、他と違ったのは、ずらりと扉が並んだロッカーではなく、ロッカー状の入口は数箇所だけ。 荷物はどうなるの?というと、どうやら自走式の駐車場のように、扉の内側の箱ごとどこか(地下)へ運ばれてしまうようなのです。
 面白いシステムですが、荷物が扉の向こう側に間違いなくあるのでなく、見えないどこかへ行ってしまうのは結構不安です。
 おまけにシステムの構造上、「カードを入れてから荷物が出るまでに40秒くらいかかる」と案内に書かれています。
 実際、カードを入れてから扉が開くまでの40数秒は、その何倍もの待ち時間に思え実に不安でした。

ドイツお気楽観光(10) フュッセン

 こじんまりとしたフュッセン駅は、ローカル線の終点駅。 行き止まり式の小さな駅です。
 しかし駅近く、数キロの距離にノイシュヴァンシュタイン城やホーエンシュヴァンガウ城が並んでいるため、多数の観光客が利用する駅です。
 二つの城を急ぎ足で観光する客は、駅前から直通のバスで速攻で向かいますが、フュッセンの町自体も、ホテルが立ち並び古い城やマーケットがある賑やかな保養観光地です。
 かくいう私もほとんど駅前散歩だけでしたが、時間が許せば城観光とあわせて泊まってみたい、と思わせる町でした。

ドイツお気楽観光(11) バイエルン地方

 ドイツ南西部、バイエルン地方を走る列車の車窓は、いかにもドイツの田舎、といった感じの大好きな風景です。
 固定観念で恐縮ですが、ドイツなら低い森と緑の牧草地、フランスなら起伏のなだらかな麦畑、スイスなら山の上まで広がるブドウ畑、というのが車窓から眺めて楽しい風景です。

2009年5月24日追加

ロンドン市内散策(1) セントパンクラス駅

 ヨーロッパ最終日です。
 早朝のベルギー・ブリュッセルからユーロスターに乗車しロンドンに到着。 本日はロンドン市内を散策の後、夜の飛行機で帰国の途につくことにします。
 新しくロンドンの国際列車発着駅となったセントパンクラス駅。 たくさんのユーロスターがパリとブリュッセルとの間を結んで発着しています。

ロンドン市内観光(2) 国会議事堂ビッグベン

 ロンドンのランドマーク、国会議事堂の時計台ビッグベンです。
 バッキンガム宮殿、ウェストミンスター寺院、テムズ川にタワーブリッジその他観光地が連なるロンドンの中心部です。
 以前は国際列車ユーロスターも、このビッグベンを至近に眺めながらテムズ川対岸、ちょうどこの写真背中右手側にあるウォータールー駅に到着していたのですが、イギリス国内の高速新線開業に合わせて第三軌条区間を走らなくなり、ロンドン市内発着ターミナルはキングスクロスの隣、セント・パンクラス駅に変更されてしまいました。
 ウォータールー付近のユーロスターは、当ページ内、   GALLERY INTERNATIONAL イギリス雑多写真館 をご参照ください。

ロンドン市内散策(3) バッキンガム宮殿

 イギリス王室、バッキンガム宮殿です。
 やはりここが観光の中心になるようです。 とにかく沢山の観光客が集まってきます。
 この日は、隔日に行われる衛兵の交代式(午前11時半)はお休みの日、ということで人の流動がスムーズで、まだ人ごみが少ないのがこんな感じです。
 以前交代式がある日のこの時刻は、柵の前はとにかく恐ろしいほどの混雑でした。 後ろの人はほとんど見えなかったことでしょう。

ロンドン市内観光(4) バッキンガム宮殿

 交代式はなくても衛兵は居ますから、遠目ですが眺めることはできます。
 色々と厳しい「条件」があるバッキンガムの衛兵、規則正しく歩いてくれますが、見ているだけでも大変です。
 ちなみに私は、たとえ●十年前の若い頃でも、体型的に「条件」を満たすことは出来ていません。(一番は脚部の形状のため)

ロンドン市内散策(5) ウェストミンスター寺院

 ウェストミンスター寺院です。 ここも随分たくさんの観光客です。
 このあたりの観光ルートは、これまでも何度か歩いたことがあるのですが、今回は地下鉄で到着後、バッキンガム宮殿の裏側からウェストミンスター宮殿、国会議事堂、テムズ川と巡るルート。
 過去に何度か歩いたウォータールー駅起点の散歩とは逆コースで、眺める風景の角度もこれまでとはまるで違った印象でした。

ロンドン市内観光(6) 大観覧車ロンドン・アイ

 2000年ミレニアムイヤーを記念してテムズ川沿いに設置された大観覧車、ロンドン・アイです。
 当初は数年間の期間限定設置のはずでしたが、その後恒久施設に変更されました。 とにかく巨大で、ガラス張りのカゴは1台に25人が乗ることができます。
 このサイズになると回転もよくある中心軸からの伝達方式でなく、外周部をこんな感じで駆動しています。
 設置されているウォータールー駅側のテムズ川沿いは、10年ほど前にはまだ通り抜けできない箇所もありましたが、今では全体が公園としてすっかり様変わりしました。  

ロンドン市内散策(7) タワーブリッジ

 これもロンドンの観光の名所、市内観光地から一連の場所にありますが、ビッグベンやロンドン・アイからはやや距離があります。
 テムズ川沿いの観光歩道をずっと歩いて行けますが少し距離があり、ロンドンアイからは途中観光の目玉が途切れますので、テムズ川の遊覧船で近くまで行くのがお勧めです。
 10年余り前に内部を含めてじっくり観光したことがありますので、今回はこの場所、隣のロンドンブリッジからの見物にとどめ、このあたりで引き返すことにします。
 実は朝からずっと歩き詰めで、少々疲れてしまったためでもありました。


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