ということであれば、先例に倣い「特急列車」と「お屠蘇」です。 今年一年が、元旦同様充実した日々でありますように??? 尚、追加は下の方になります。最新の追加は 2013年3月10日 2010年Ver.へは こちら から。 2013年1月2日追加 元旦の駅前風景。 2013年です。 初日の出までにはまだまだ時間がありますが、晴天でそこそこの月明かりです。 出発地・新倉敷駅前は、若干の人影はありますが、初詣とか年始挨拶とかいったものとは無縁に思えるような静けさです。 クリスマスの時は鮮やかだったイルミネーションもすでに取り払われたのか、それとも点灯していないのか、華やかさはありません。 本日は、これから夜の帰着まで、JR西日本の「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」で特急列車に揺られてこようという企画です。 もちろん「アルコール付き」です。 どうなることやら??? 「こだま」で出発。 「乗り放題きっぷ」。 新幹線を含む特急列車に乗り放題ですから、基本的に「特急尽くしの旅」にしたい。 ということで、朝一番の上り「こだま722号」で出発です。 2010年のこの列車は、岡山行きで100系4両編成でしたが、現在は700系8両編成。 行き先も新大阪に戻されました。 レールスター(指定席仕様車)。 「こだま722号」は700系レールスター仕様の8両編成です。 車内の様子はこんな感じで、極めて閑散としています。 ま、一駅前の福山が始発の1番列車ですし、福山から大阪東京方面に向かうには、次ののぞみ108号に乗る方が便利。 一方新倉敷は新幹線の利用客が非常に少ない(岡山か福山まで普通列車で行って乗り換えた方が便利)駅。 あまり多くを期待しすぎない方がいいかも。 レールスター編成、4号車から大阪寄りが指定席仕様の4列シートです。 「こだま」の場合は7・8号車は自由席ですから、空いていれば「お得」な感じ。 というより、100系こだまの時代は座席はすべて「グリーン車用シート」か「ウェストひかり用シート」の流用品でしたから、今の1号車から3号車に乗ると、グレード低下した気がしてなりません。 アルコール。 はい、タイトル通り「アルコール」です。 お正月ですからまずはサントリー「プレミアムモルツ」で、ちょっと贅沢にスタートです。 しかしながら、ご覧のとおり350mlの「普通缶」で「ロング缶」ではありません。 襟を正して今年はちょっとアルコール控えめの1年にしようかな??? この企画立てた時点で、すでに全然控えめじゃない? 岡山で下車。 1日がかりの旅はスタートしたばかりですが、乗車10分、次の岡山駅で早くも列車乗り換えです。 ということで、10分間ならロング缶だとちょいとしんどいんじゃないか、まだまだ先は長いし。 というわけでした。 そうまでして飲まなくても? イエイエ、たとえ10分間だけの乗車とは言え、特急列車に違いはありませんから、きちんと敬意を表する?必要があるのです。 「のぞみ」に乗り換え。 まずは新大阪まで行くことにします。 そのまま「こだま」に乗車していても新大阪には着けますが、本日は列車にたくさん乗る旅。 ということで、早々に岡山で後続「のぞみ」に乗り換えです。 流石にそこそこの人影ではありますが、乗車待ちの列が出来るほどでもありません。 この列車は指定席利用にしましたから、そのせいかもしれません。 列車はN700系。 「のぞみ」と言えばこればかりです。 のぞみ108号車内。 早朝ののぞみ108号車内です。 ご覧の通りの入り具合で、予想に反して空いていました。 広島始発の一番列車。 岡山駅には「2分遅れ」で到着です。 駅のホーム案内放送では、遅れる旨の放送を繰り返しています。 更に乗車してみると。 停車中の車内放送によると、「架線への霜の付着のため速度を落として運転」とのこと。 そういえば、切符を買った駅案内に、かような状況により新幹線は遅れが出る可能性がある旨の案内が掲示してありました。 立派なポスターでですから、今日明日に限った話ではないようです。 これに重ねての車内放送で、「パンタグラフの霜の状態を点検するため、発車が少々遅れる」とのこと。 一番電車ではこういうことがある、ということでしょうか。 というより、今までこんなことがあったか? 乗り放題きっぷ。 今年利用の「乗り放題きっぷ」です。 今回は普通車用を利用しました。 2000円の差額ですから、本来ならグリーン車用の方がお得感が強い。 3年前はグリーン車利用だったのですが、今回は何しろ直前に決定で購入。 主要な列車は結構混んでいるようですし、行き当たりばったり的に当日までプランを練るのもいいかな、ということで普通車用利用です。 かようなわけで、今回は普通車でも自由席利用を原則として、好みの席に陣取ることにします。 指定席券。 と上では書きましたが、この「のぞみ108号」だけは指定席利用です。 「のぞみ」ではわずか3両の自由席。 広島発の1番列車だし、広島と福山で結構な乗車があるかもしれない。 よく利用する岡山始発の一番列車「のぞみ104号」では、結構自由席は一杯になることが多いのです。 満員にはならなくても、2列席の窓側は満席で、3列側窓側もそこそこ、というのがよくあるパターン。 もちろんこれは平日の話ですが、3年前の元旦・同じ時刻の「のぞみ」では、グリーン車が(山陽新幹線には珍しく)結構な乗車率だった。 元旦は「乗り放題切符」のお客が結構いるんじゃなかろうか、とのことで、乗車前に駅で指定券を求めた次第です。 若い女性の窓口係員 「窓側にしますか、通路側ですか?」 「2列席の窓側で。」 「喫煙ですか、禁煙ですか?」 「禁煙でいいです。」 あれ?この時刻の「のぞみ」に喫煙席、あったっけ? もしかしたら普通の700系に乗れるんじゃないか? と思ったのですが、手にした指定券にはしっかり「全席禁煙」と印刷されていました。 かいもん4号は煙草吸わないため、脊髄反射的に「禁煙」と答えましたが、ここで「それじゃ喫煙で」と言ったらどんなリアクションが返って来たでしょうか。 マニュアル通りの質問をしたものの後で困ったのか、それとも「喫煙ルーム」のある車両を選んでくれる高度な配慮を見せてくれたのか、試す価値はあったかも。 惜しいことをしました。 指定席交付記録。 「乗り放題きっぷ」。 3年前と今回とで一番大きく変わったところは、これです。 グリーン車用も普通車用も、座席指定の回数が4回までに制限されるようになりました。 3年前は無制限でしたので、前回は指定席(グリーン+普通)を全部で7枚発券いただきました。 (うち1枚は列車運休。その影響でもう1枚使用できず、実質5枚使用。) ということで、今回はこの券片が追加となっています。 発券時記入の煩わしさにもかかわらず制限を新たに設ける、ということは、「座席の不足」などの問題が出てきたのでしょうか。 確かに列車によっては、特にグリーン車は数席しかない場合もありますから、無制限だといろいろ困ることも出てきそうです。 逆に言えば、それだけ利用客が増えてきた? アルコール(2本目は格下げ&容量アップ)。 前振りが長くなりました。 ようやく「のぞみ」車内でアルコールの登場です。 (実際には、着席と同時に取り出したわけで、かすかに見える窓下には、岡山駅在来線ホームの明かりが見下ろせます。) さて、すでにお気づきでしょうか。 このコーナーのタイトル、3年前とは少し変わっています。 ハイ、3年前の「ビール三昧」が「アルコール三昧」に変わりました。 理由は卓上の通りです。 今回は「グリーン車用切符」から「普通車用きっぷ」に格下げですので、アルコールもビールから第3のビール、つまり「安物」に変えようという趣旨です。 前回のようにプレミアム仕様のビールばかり飲んだら、実は恐ろしく金額がかさむ、という理由もあります。 (「飲まなきゃいいじゃん」とか「少数精鋭で」とかいう選択肢はこの際なし。) 但し、アルコール度数下げちゃ面白くないので、すべて5%のものに限定し、ライトタイプは含めない。 逆に酔っぱらって途中でダウンしてもつまらないため、7%のアサヒストロングオフも含めない。 そしてここからは、安価な代わりに「500mlのロング缶」に容量アップです。 ホント、バカですね〜。 とにかく、卓上には「麦とホップ」です。 デッキ風景。 快調に滑り出した元旦旅行。 予想通り、のぞみ108号での「飲物」は、相生駅通過直前で空になってしまいました。 意外と邪魔になるのが、空になったビール等のロング缶。 重心が高く、安定性がさほどよろしくない。 薄手のアルミ缶のため非常に軽く底面の摩擦不足で、ちょっとしたカーブや傾きですぐに横滑りしてしまう。 ちょっと不用意に当たると倒れたり転がったりしてしまう。 等々。 うっかり倒しても面倒なので、早々にデッキの屑物入れに移動です。 ところでかいもん4号は、通常は自由席愛用者で、「のぞみ」の指定席などまず乗ることがありません。 もしかして、全席指定席じゃなくなってから初めてじゃないか? 少なくとも、N700系の普通車指定席は初めてです。 ということで、11号車のデッキなど利用することはない。 こんなつくりになっていたのか。 非常に目新しい、11号車から12号車へのデッキ付近でした。 3本目(のぞみ2本目)。 卓上の邪魔な空き缶も処分したため、ここで「次の1本」に登場いただきます。 3年前の失敗?を反省材料に、今回はこの「のぞみ」岡山から新大阪までの45分間。 あらかじめ2本のアルコールを割り当ててあります。 次は「バーリアル」。 イオングループのいわゆるPB商品で、この種の飲料の中でも格安品です。 さて、この「のぞみ108号」。 岡山駅での「パンタグラフの点検」もわけなく終わり、不安をつのらせる案内放送にもかかわらず、岡山駅を2分遅れのまま発車することができました。 岡山から先はすでに2本の「のぞみ」と1本の「こだま」が先行しているため、徐行で遅れが拡がることはないでしょう。 それにしても、ポスター貼れるくらいにあらかじめ遅れが予想できるなら、始発前に「霜取り電車」でも走らせればいいのに。 と思いますが、保線時間の限られる新幹線ではそれも出来ないでしょうか。 困っているのは現場の皆さん。 この列車でも、新大阪から接続の「くろしお1号」の接続関連の案内放送をしきりに流しています。 姫路駅通過時点で「接続待ちを要請している」との情報ですが、何しろ在来線への接続時間のかかる新大阪駅。 長距離特急同士が2分の遅れで接続できなくなる、というダイヤも考えものです。 新大阪到着。 新大阪です。 もう少し乗車していたい感はありますが、「乗り放題きっぷ」の効力はJR西日本内限定ですから、どうしてもここで下車しなければなりません。 結局2分遅れのままで到着した新大阪駅でした。 六甲トンネル以降の減速区間をスピードアップすれば、このくらいの遅れは取り戻せるんじゃないかと思うのですが。 新幹線が全部高速低騒音タイプになった今でも、減速解除は難しいのでしょうか。 さすがに人出が多くに賑やかな新大阪駅構内でした。 但し、お正月らしい装飾が見つからなかったのはちょっと残念。 接続列車。 新大阪駅で「のぞみ」からの接続が危ぶまれた「くろしお1号」ですが、私が在来線ホームに下りたその後に定刻に入線してきました。 これなら十分間に合うかとも思いましたが、今回は「のぞみ」11号車乗車で階段が近く、条件が良かった。 後ろ方面の自由席に乗車していたなら、ホームの距離と階段の混雑でぎりぎり、もしかすると少々危なかったかもしれません。 しかしすでにのぞみ108号、新大阪到着直前に「接続待ちをする」旨の車内放送がありましたので、やや安心です。 「くろしお1号」到着後、ホームでも「新幹線接続のため発車が2分遅れる」との放送が繰り返されています。 所定の乗り換え時刻はきちんと確保されたわけですが、それにしても新大阪で10分の接続は、ちょっと短すぎという感じはします。 「はるか」到着。 次の乗車はこの列車。 「くろしお1号」が発車するとすぐに、反対向きから入ってきたのは関空特急「はるか2号」、京都行きです。 新大阪を出ると終点京都まで停まりません。 ということで、京都までわずか23分間だけの乗車です。 新大阪駅では阪和線方面の上り下りの特急が1線のホームを共用していますから、先ほどの「くろしお1号」の発車をあまり延ばすと、この「はるか」がホームに入ってこれないことになってしまいます。 梅田〜西九条の単線区間とあわせて、綱渡りのダイヤの阪和線直通特急です。 「はるか2号」車内。 関西空港発の京都行き「はるか2号」の、新大阪〜京都区間。 列車番号からわかるように、関空を早朝に発車する、上り「はるか」の一番列車です。 おまけに本日は元日。 ということで、どうせこんな列車は混むわけない。 と思っていましたが、案の定、ガラガラでした。 もちろん指定席は予約していませんが、まったく心配はありませんでした。 数人居るのはどんなお客だろうと思って眺めると、京都の観光ガイドブックを手にしていた軽装の2〜3人連れ。 なるほど、そういうお客には便利な時間設定かもしれません。 が、一体どこから乗車したのでしょうか。 「はるか」で一服。 さて、新大阪から京都までノンストップ。 乗車時間はわずかに23分です。 しかしながら「特急」乗車ですから、飲物付きです。 ま、何とかこんこ時間内でも大丈夫でしょう。 次の京都はこの列車の終点ですし、到着後一刻を争って下車しなければならない、ということはないでしょうから。 飲物はキリン「麦のごちそう」です。 京都駅定刻着。 新大阪から23分で、時刻表どおり京都に到着です。 ここまで何とも慌しい列車乗り継ぎで、じっくり腰を落ち着けるほどの時間もありません。 とは言え、「予定どおり」のスケジュールとアルコール消費です。 時刻はまだ8時をまわったばかり。 平日なら、これから仕事の準備にかかろうかという時刻でした。 京都駅にて。 今回の乗車には直接関係ありませんが、京都駅ホームで見られた風景です。 地域により異なるカラーで普通列車の「一色化」が進むJR西日本。 京都の車はやや深めの緑です。 ちょっと地味な感じで、ホームや都会の路線で見るにはいいですが、ローカル線に入ったとたんに周りの景色に沈んでしまいます。 昔ながらの湘南色との組み合わせも、今だけのものではあります。 東海道・山陽本線快速からはとうに引退した113系。 ですが、ここ京都ではまだ一部に湘南色の車両も見られます。 「安全のため」点灯されることになった中間運転台のヘッドライト。 何度見ても違和感は拭えません。 「くろしお」パノラマ先頭車。 次の乗車はこの「くろしお3号」です。 始発駅・京都から終点・南紀は新宮まで。 これまでとは打って変わって、全区間を通して4時間半余りの全区間乗車。 本日の、いわば本命的列車です。 新宮方先頭車はパノラマタイプのグリーン車。 乗り放題きっぷが「グリーン車用」ならこの車両に乗車していたでしょうが、本日は自由席に乗車することにします。 「くろしお」後ろ側。 とりあえず座席を確保してから、発車までの間に編成ウォッチングです。 後ろ側・京都側の先頭車は381系本来のショートノーズ・高運転台のタイプで、紀勢線電化・くろしお電車化時に登場した100番台のスタイルの車両です。 リニューアルされてはいますが、すでに登場後35年が経過しました。 「くろしお」自由席車内。 京都駅乗車時点での「くろしお3号」自由席車内です。 さすがにこの区間、まだガラガラです。 「はるか」で京都まで来たのは、この「くろしお3号」に始発から終点まで乗車するためです。 自由席乗車なのですが、いくら何でも京都から一杯にはならないだろう、とは思っていました。 ちょっと拍子抜け、ちょっと安心。 ではありますが、車内放送では、「本日の指定席は満席」「自由席は座席の上のお荷物を・・・」などと繰り返されています。 これはちょっと意外。 お正月元日の旅行って、意外と多いんですね。 さっき見た風景。 京都を定刻に発車した列車。 途中新大阪までは、先ほど「はるか」でやってきた区間を逆に走ります。 山側(紀勢線では海側)の席で、先ほど見たと同じ風景が、逆向きに流れてゆきます。 (3年前にも同じことを書いていたような気が・・・。同じようなことをやっています。) 早速ですが、まずは1本。 ま、長い乗車時間ですので、ぼちぼちと行きましょう。 次は「ドラフトワン」にします。 「くろしお」車内。 天井が低く真平らな381系の車内。 床下クーラーのため天井ユニットクーラーはなく、小さな吹き出し口だけのスタイルは、381系独特です。 荷物棚や座席はリニューアルされていますが、オリジナルの雰囲気をよく残しています。 ところで、今は空いていますが、指定席が満席ということは、いずれ自由席も一杯になるのでしょうか。 「立客」にとってはあまり居心地乗り心地や使い勝手が良くない381系ですので、ちょっと心配です。 軽食と飲物。 元旦といえば「おせち料理」。 この列車の始発駅・京都駅の構内でも(おせち料理といいうわけではありませんが)美味しそうな弁当をたくさん売っていました。 よほど買おうかと迷ったのですが。 これまでの経験から、あまり食べ過ぎるとアルコールの余地がなくなってしまう、というのは明白です。 今回は軽食(サンドイッチ)をお供にすることにします。 そこまでしなくても、と言わないで。 大阪市内。 大阪環状線に入る手前で、5本目の「飲物」が完了してしまいました。 ま、先ほどの「はるか」新大阪〜京都間で飲めたくらいですから、同じ区間で当然と言えば当然です?? ここらでまとめて、次の6本目と7本目を取り出して並べておくことにします。 「極麦」と「金麦」です。 先は長いし、あわてて飲む必要はまったくないのですが、今は空いている隣席への乗客に対して「遠慮はしないよ」という意思表示でもあります?? それにしても、通勤路線の大阪環状線の風景を眺めながら飲むアルコールというのも愉快です。 車内結構混雑。 車内放送で予告されていたように、新大阪、天王寺と乗客が増え、とうとう立ち客が出てしまいました。 元日の特急ってこんなに混むの?というような乗車率です。 窓側の席で「飲物」を楽しんでいるのは申し訳ない気分になりますが、こちらも本日は「お屠蘇」が重要なアイテムですから、仕方ありません。 一番「申し訳ない」と思うのは、飲んでいる時より実はトイレに立つとき。 さすがに4時間半ガマン、というわけにはゆきませんし、「入れたら出る」のは自然の摂理ですから。 海岸風景。 途中の中途半端な風景は割愛するとして。 紀勢本線といえば海岸風景。 ということで、この列車の車窓ハイライトは後半、紀伊半島南部の区間です。 いくら「じっくりお屠蘇」とは言え、この区間で居眠りしてしまっては何にもなりません。 ということで、「お屠蘇」とともに、車窓風景を楽しむことにします。 さすが381系。 紀勢本線に入ると左右にゆれる振り子の具合がよくわかります。 が、それ以上に線路側の制限が多いのか、あまり「速い」とは思わない「くろしお3号」でした。 順番間違えました。 この列車2本目の「極麦」を空けてしまいました。 「1列車では別の種類の飲物」の原則?が崩れてしまいました。 串本駅。 「ここは串本、向かいは大島♪♪」ということで、串本に到着です。 なんとなく酔ったような気がします。 アルコールのせいでしょうか、それとも381系独特の自然式の振り子のせいでしょうか。 おそらく両方ではないかと思いますが、別に気分が悪いわけではなく、心地よい酔い具合といった感じではあります。 終点までもう少し時間はありますが、この列車最後?の1本をいただこうかと思います。 (すでにテーブル上には随分前から並べてあったのですが。) 本日9本目は「クリアアサヒ」です。 ぼちぼち終点間近。 車窓は引き続き海岸沿いの風景、そして窓の内側には引き続き「お屠蘇」の缶が。 ということで、寒そうではありますがまずまずのお天気の南紀方面。 早朝の出だし新幹線こそ「2分間の遅れ」はありましたが、この分だと順調な行程が予想され、3年前のような天候不順によるイレギュラーな事態も起こりそうにありません。 となれば、じつにのんびり気分の列車内です。 混雑していた車内も、和歌山以降は停車のたびにそれぞれかなりの下車客があり、紀伊田辺を過ぎてからは再びガラガラに近い状態になりました。 新宮到着。 列車は定刻に終点新宮に到着です。 本日の旅程の中で、出発地から最遠の地です。 何人が降り立ったかまでは数えませんでしたが、さほど多くの乗客ではありませんでした。 31年振りに乗車した紀勢本線。 35年振りに乗車した「くろしお」と、下車した新宮駅。 そして久々に乗車した381系でした。 列車観察。 新宮に到着した「くろしお3号」381系。 この後は1時間20分ほど休憩の後、上り「くろしお」として新大阪へ向け出発します。 しかしせっかくですから、帰路は別の車両にしたいと思います。 ここで改めてじっくり眺めておくことにします。 パノラマグリーン車。 今回は眺めただけでしたが、次回はぜひ「乗り放題切符」で乗車を。 果たして実現するかな? 新宮駅舎。 2度目の新宮駅前風景です。 確かこんな感じだった、という記憶と、どうやらさほど違いはないようです。 昔風の駅のつくりは、以前の高知駅とか西鹿児島駅とか、南国の駅に共通の雰囲気があります。 多くの駅は高架化や橋上化により姿を変えてしまいましたが、新宮駅が高架になることは??? ちょっと考えられない、かも。 次に訪れるときもこの駅舎の姿が見られるでしょうか。 いつになるかは全くわかりませんが。 次の列車。 「くろしお3号」長時間乗車で結構満喫してお腹一杯気味ですが、新宮20分の待ち時間で、次はこの列車。 名古屋からやって来た気動車特急「南紀3号」、紀伊勝浦行きです。 かつて「くろしお」が気動車特急時代は、大阪天王寺と名古屋と結び紀伊半島外周をぐるりと周る長距離大迂回ルートの特急でしたが、紀勢本線新宮電化で、天王寺側の電車特急「くろしお」と名古屋側の気動車特急「南紀」に分割されました。 大阪、名古屋双方から南紀方面へのお客を見込んで、列車分割後は紀伊勝浦〜新宮間は両方の列車が重複して走る区間となりました。 本来「南紀」はJR東海の列車ですが、新宮〜紀伊勝浦間はJR西日本に乗り入れますから、この区間のちょうどよい時刻の列車に乗ってやろうという企画です。 何より、新宮駅でじっとしていたのでは、「次の1本」を開ける理由が見つかりませんから??? 「南紀」車内。 「南紀」キハ85普通車自由席車内です。 ここでは列車名を単に「南紀」と記載していますが、このキハ85系になってからは、それまでのキハ82系と差別化のため「ワイドビュー南紀」と称されています。 通路より一段高い座席床と上下に高い側面客窓が特徴で、乗っていてもなかなか車窓が楽しい車両です。 前回「ひだ」で乗車時同様、通路を歩くとちょっと窮屈な感じがします。 どうやら立派なシートなのに加え、一段高いところにあるシート背ずりの影響のようでした。 「南紀」で1本。 特急「南紀」の末端JR西日本区間。 新宮から紀伊勝浦までノンストップで、時間にするとわずか19分です。 かように短距離短時間の区間乗車ではありますが、せっかく南の地までやって来たことでもあり、せっかくのJR東海の車両でもありますし、何より本日この企画の一環、特急列車です。 ということで、少々急ぎ足ですが、「飲物」に登場いただきます。 二桁目になってしまいました。 10本目は「ジョッキ生」です。 紀伊勝浦到着。 乗車時間19分間って、本当にわずかの時間でした。 列車は定刻に終点・紀伊勝浦に到着。 そして、予定通り「車内での飲物」も消化しました。 「くろしお」の末端のお客も少なかったですが、この「南紀」で紀伊勝浦に到着したお客はもっと少数でした。 始発の名古屋でどの程度乗車していたのか、気になるところです。 キハ85。 見慣れたJR西日本とは一味違う、JR東海の特急車両です。 西日本が各路線の特急車両でかなり個性が異なるのに対して、JR東海では、在来線の特急車両は電車・気動車ともかなり似通ったイメージです。 (小田急乗り入れ用の371系、という異端児も居るには居ますが。) 紀伊勝浦駅舎。 橋上駅風のつくりになってはいますが、今では少々古いイメージを備えている紀伊勝浦駅です。 もっとも完成した当初は近代的なデザインだった、という雰囲気が見受けられます。 新宮駅と比べると狭く、ちょっとごちゃごちゃした感じ。 それでも観光客などがたくさん歩けば、立派な観光地の駅前風景になる。 といった感じの紀伊勝浦駅でした。 短時間で「駅前周辺散歩」できそうではあります。 が、あまり時間もないため、今回は本当に駅前散歩だけで済ませることにします。 次回、があるかどうかはわかりませんが。 「南紀」先頭車。 さて、再び「南紀」です。 JR西日本区間まで乗り入れてきたこの列車。 本日は40分ばかり休憩の後に、再び名古屋に向けて折り返します。 この列車に再び乗車し、先程の新宮まで戻ることにします。 名古屋寄り先頭車。 一番奥の運転台後部は、正面窓から前部の見通しが非常に良い席になっています。 前頭部。 紀伊勝浦駅で名古屋に向け発車待ちの「南紀」です。 13時46分に「南紀3号」として到着したこの編成。 通常は回送列車として新宮へ折り返し、次の名古屋行きは17時28分発の「南紀8号」まで空いてしまうのですが、本日は多客期。 短い折り返し時間の後、臨時「南紀84号」としてそのまま名古屋へ戻ってゆきます。 つまり、この企画におあつらえ向きの列車です。 名古屋側先頭部は、非貫通型の車両です。 次の「飲物」。 先程と同じ編成のキハ85系の車両ではありますが、一応別の列車。 ということなら「飲物」も必要。 登場していただくのは、早朝の「のぞみ」に続いてPBの「バーリアル」です。 11本目。事前の予想より、ちょいとペース速めです。 運転時間は先ほどより1分長い20分ですので、理論的には十分と言えます。 実際には始発駅からの乗車のため待ち時間もありますので、更に時間に余裕があります。 ご覧のとおり、紀伊勝浦駅停車中からプルタブは上を向いています・・・。 「南紀84号」自由席。 「南紀84号」紀伊勝浦駅発車時の自由席車内です。 ガラガラ、というか空っぽで、この車両への乗客はあと一人だけ。 始発直後の一番乗車人数の少ない区間ですし、臨時列車ですし、繁忙期とは言え元旦の午後の上り列車ですし。 等々、「混まない」理由は揃っています。 ま、空いていれば空いていたで遠慮がなくていいわけですが。 前面展望。 ほんの20分の行程ながら、途中で対向の「くろしお」と交換。 さきほど京都から乗ってきた編成が、今度は新大阪行きとして折り返しです。 「南紀」が先に到着し、「くろしお」を通してから発車、という手順ですが、こちらは臨時、相手は定期列車ですから扱いの差は止むを得ません。 さて、自称「側面車窓派」のかいもん4号ですが、これほど空いていることですし、3時間ばかりの間に2往復4回乗車する紀伊勝浦〜新宮間です。 せっかくですから気分を変えて、最前列の席で前方展望を楽しむことにします。 新宮で下車。 まだまだ先は長い「南紀」ですが、ここ新宮から先はJR東海区間に入ってしまいますから、「乗り放題きっぷ」では乗車できません。 本日の趣旨から外れてしまいますので、再び新宮で下車することにします。 列車はここからJR東海の乗務員に交代し、名古屋を目指します。 残念ながらこのキハ85型には、まだ長距離を通して乗ったことがありません。 この次こそは「南紀」を全区間通して?それとも「ひだ」でしょうか。 JR東海気動車。 新宮駅ホームの風景です。 JR西日本と東海の境界駅ですから、普通列車も両社の車両が入ってきます。 中国地方在住だとキハ85でも割と珍しいですが、このキハ11は更に目にする機会がありません。 そういえば乗ったことなかったな、とは思いましたが、残念ながら本日はこちらにも乗車はかないません。 新宮駅構内。 紀伊勝浦までとんぼ返りしてきて再び新宮駅です。 次の列車までは少し時間があります。 新宮駅前、大賑わいと言うわけではありませんが、さすがに観光地ではあります。 若干の食べ物屋やみやげ物店は、ちゃんと営業していました。 駅構内でもKIOSKとうどん店が営業中。 今回は「食べ物よりは飲物」重視の旅行で、立派な弁当は購入しませんが、不思議なのは駅の「うどん」か「そば」。 営業しているのを見ると食べたくなってしまいます。 さすがにこれは我慢できず、「うどん」を求めてしまいました。 早朝よりかなりの飲食(飲飲?)ですが、まだ胃袋には幾分かの余裕があるようです。 しかし蓄積されたアルコールの影響は無視できず、写真のほうは手ブレピンボケになってしまいました。 新宮駅スタンプ。 新宮駅で、久しぶりにスタンプを押印しました。 35年振りの訪問であり、次はいつ来られるかわかりませんから。 乗車のついでながらのスタンプ集め、昔からやる気はあるんですが、最近ではスタンプ用紙持参を忘れてしまうことが多いのが難点です。 今回は抜かりなく、ということで事前に準備していたのは「飲物」だけではありません。 記念きっぷ。 新宮駅窓口で、開業記念きっぷを販売していました。 昨年は(日本の)鉄道140年でしたが、このところ各地で「開業100年」に何度か当たったことがあります。 そういう時期なのでしょうか。 記念きっぷ。 スキャナーの色が変なのではなく、ちょっとレトロ調に味付けしたカラーリングです。 詳細説明は省略しますので、画面でご覧ください。 小さいけれど見えるでしょうか。 記念きっぷ。 二つ折りの下側(3ページ目)が入場券です。 最近は横着して(省力化で)台紙と入場券が別々に出てくることが多いようですが、これはきちんと台紙にセットされた状態でした。 開業当時の字体のきっぷ? 記念きっぷ。 一番最後、4ページ目は「鉄道唱歌」です。 全国いろいろなものがありましたね。 オーシャンアロー「くろしお」。 次の乗車は「これ」。 JR西日本の283系、「くろしお28号」です。 JRらしくない斬新なデザイン(近鉄特急「アーバンライナー」もどき、という酷評もあったが)の、乗ってみたくなるような車両です。 往路の381系「くろしお3号」と並び、本日の本命的列車その2です。 本日の企画は、往復の2種類の「くろしお」を中心にアレンジ、というスケジュールです。 381系同様、流線型の先頭車はパノラマタイプなのですが、何度も書くように本日は自由席基本の旅ですから、この先頭車両は眺めるだけでした。 オーシャンアロー「くろしお」。 反対側、京都寄りの先頭車は、対照的にずんぐりとした、しかし愛嬌のあるデザインの貫通型です。 (北近畿タンゴ鉄道の特急「タンゴディスカバリー」もどき、という酷評もあったが)。 これから京都まで、4時間余り。 この車両は本当に「初乗車」の旅です。 さて、私は「オーシャンアロー」という愛称が好きだったのですが、紀勢本線の特急列車。 「くろしお」「スーパーくろしお」「(スーパーくろしお)オーシャンアロー」とあったものが、結局元の「くろしお」に統合されてしまいました。 斬新なデザインの283系オーシャンアローが結局少数派に留まり、今後は普及版の287系による展開となった関係ですが、「雷鳥」「スーパー雷鳥」「スーパー雷鳥サンダーバード」が、車種統合とともに「サンダーバード」に統合されたのとは対照的です。 新宮駅ホームの遺産?。 新宮駅発車直前、ホームのこんなものが目に入りました。 昔は大きな駅のホームにはどこでも見られた「洗面台」です。 かつて夜行列車が発着する駅では必須のものでしたが、今では殆ど活用する人はいないでしょうか。 この新宮駅も、かつては天王寺から、あるいは東京からの夜行列車が発着していましたが、それもすでに随分前に廃止されてしまいました。 「くろしお」車内。 オーシャンアロー「くろしお」283系の車内です。 もちろん今回は普通車自由席車内です。 初めての乗車で興味深々、と言いたいのですが、流石にかなりアルコールが蓄積されていますので、あちこち歩き回って眺め回すほどの元気もありません。 今回は早々に席について、落ち着いた気分で発車を待つことにします。 (単なる横着?) 帰路も飲物タイム。 はい、かなり横着な雰囲気になってきました。 一通りホームで写真を撮ったら気分的には満足です。 後は「飲物」タイム。 ということで、さっそく缶を開けさせていただきます。 「のどごし生」です。 12本目です。 いかに横着に走っているか、というのは写真で判ります。 窓の外、まだ新宮駅発車前でした。 オーシャンアロー。 初めて乗車の283系ではありますが、時刻はすでに17時過ぎ。 出発から9時間を経過しています。 途中さすがに30分余り、軽く居眠りしました。 9時間で列車に乗るのに飽きる、ということは決してないのですが、食べて飲んで(飲んで飲んで)の結果、いささか疲れてまぶたも重くなってきたようです。 熟睡爆睡はしませんが、景色を眺めるのと何となくうとうとの繰り返し、という感じになってきました。 予想通り、というか予定通り、というか、「飲物」のペースも往路「くろしお」車内と比べると激減です。 (これが当たり前?) この列車2本目、「極麦」の最中に、冬の日は落ちて窓の外は真っ暗にになってしまいました。 あとは終点京都まで居眠りするだけです。 「オーシャンアロー」途中で下車。 終点京都まで安心して軽く居眠り、のつもりだったのですが、大阪環状線に入り車窓がネオンで賑やかになってくると、少々元気が出てきました。 計画では、始発新宮から終点京都まで通して乗車。 その後は「サンダーバード」で新大阪に戻り、「こだま」で新倉敷へ、と考えていたのですが。 どうせ夜になったことだし、このままあえて終点京都まで全区間乗車にこだわる必要もないかな。 それと、このプランにはひとつ欠点がある。 新大阪から一時間以上乗車の「こだま」が最終ランナーになるのですが、そこそこの時間乗車となるため「居眠り」をしてしまうリスクが大きいのでは? 3年前の「前科」もあるし、「こだま」で寝過ごすと、本日引き返す列車がなくなってしまう。 ということで、予定の本命プランから予備プランに乗り換えることにします。 新大阪で「くろしお」から下車し、そのままホームで発車を見送りました。 2013年3月10日追加 「スーパーはくと」。 新大阪で殆ど待つことなく、売店で「おにぎり1個」買うとちょうどよい時間で入ってきたのはこの列車。 鳥取行きの気動車特急「スーパーはくと13号」です。 「夜だから、何に乗ってもどこを通っても同じようなもんじゃない?」と思われるでしょうが、そこはそれ。 景色をさほど楽しめないなら、電車よりは気動車のほうが加減速の具合、というかエンジンの音が面白いんじゃないか。 という企画です。 京都始発の列車(先ほどの「くろしお」で京都まで行くと、当然間に合わない)に新大阪から乗車ということになります。 座席が空いているかが心配で「サブプラン」扱いでしたが、上に書いた通りのかような理由で急遽採用です。 何とも気分屋の行動ではありますが。 アルコールの勢いで「大丈夫じゃないかな?何とかなるだろ。」と根拠のない予想を勝手に考えた自由席の空き具合。 全く大丈夫で、余裕の乗車でした。 急遽乗車の「スーパーはくと」ですが、アルコールの準備に抜かりはありません。 早速「ジョッキ生」をいただきます。 14本目です。 もう一息! 上郡で乗り換え。 「スーパーはくと13号」、上郡に到着です。 列車はここから山陽本線を外れ、智頭急行線に入ります。 「乗り放題きっぷ」はJR西日本以外で唯一、智頭急行線にも有効です。 が、そのまま乗っていたのでは、本当に今日中に帰れなくなってしまうし、もちろん鳥取に行く必要もない。 ま、すでに景色を十分楽しめない夜のことですから、下車に未練はありません。 ところで考えてみると、この「スーパーはくと」でも1時間半の乗車後の途中下車ですから、「居眠り乗り過ごし」のリスクはありました。 終点鳥取まで行ってしまっては大ごと(きっぷは有効ですが)。 しかし適度な変化と緊張感のおかげか、居眠りすることなく無事上郡で下車することができました。 接続列車。 「スーパーはくと、上郡なんかで降りてどうするの?」 兵庫県と岡山県の県境である山陽本線上郡〜三石間は、それでなくとも旅客列車本数僅少の隘路で、青春18きっぷなどでのスケジューリングに苦慮する区間です。 しかしながら、今の時刻。 うまい具合に、鳥取始発の智頭急行線経由岡山行き、「スーパーいなば12号」に19分で接続します。 普段なら特急料金浪費のこんな乗り継ぎは考えもしませんが、本日は「乗り放題きっぷ」ですからこんなのもありです。 「スーパーいなば」こそ満席になることはまず無いでしょう、という予想のとおり、車内はガラ空き(一歩手前くらいかな?)状態でした。 尚、この写真は岡山到着時のもので、乗客下車後。 実際には、この車両に数名のお客が乗車していました。 「スーパーいなば」車内。 上郡から岡山までは34分。 まあ1本飲むには適度?の時間でしょうか。 次の岡山は終点ですから、乗り過ごすこともありません。 ここでは「のどごし生」です。 列車は予定外の乗車でしたが、缶入り飲料の方は、ちょうど図ったように持参品最後の1本です。 キハ187。 「スーパーいなば」キハ187。 3年前のこの企画の「スーパーおき」に引き続いての2度目の乗車でした。 今回は一部区間だけのチョイ乗りですが、夜間でもあるし、まあいいことにします。 エンジンの遮音性のよくない造りが、こんな場合に限っては心地よく思えます。 最後は「こだま」乗車。 新幹線です。 こだま767号、700系レールスター編成、広島行きです。 こちらも普段では考えられない乗り方で、わざわざ岡山から新倉敷までの間だけ新幹線に乗るようなことはまずしません。 しかしせっかくの乗り放題きっぷ。 それに、夜の岡山からの在来線下り普通列車は、とにかくやたら混むのです。 朝一番に引き続き指定席仕様の4列シートで快適です。 本当に最後の1本! さて、最後は新幹線でわずか一駅、10分間の旅程です。 この区間でのアルコールの事前準備は想定なし。 ・・・だったのですが、ここまで来て最後の列車で「飲物」無しはあまりに寂しい。 ということで、岡山での乗り換え時に、ビールとおにぎりを急遽調達しました。 これで本当に最後、ということで、「第3」から「ビール」に格上げです。 代わりに普通缶の350mlにサイズダウンです。 これで「出発時の1本」と整合性がとれました??? アサヒスーパードライの「ドライブラック」でいただきます。 出発地に帰着。 たった10分ばかりの乗車。 おまけに慌しく「飲物」付きですから、居眠りする暇はありません。 出発からおおよそ17時間。 無事地元駅に戻ってきました。 波乱万丈やビックリ、ドッキリの類はありませんでしたが、イメージどおりでまずまずの旅ではありました 一日の終わり。 こだま767号をホームで見送って、本日の旅の終わりです。 乗りたい列車にもほぼ予定通り乗れました。 飲物もほぼ予定通り消化できました。 ということで、消費した缶の数。 第3のビールロング缶(500mL)が14本。ビール普通缶(350mL)が2本で合計16本、7700mlでありました。 これだけの種類の違う飲物、どうやって調達したの? (一部やむなく同一種重複がありますが) ハイ、ビール2本は、それぞれ乗車直前に思いつきで駅構内の売店で購入しました。 何しろ最初と最後の「こだま」一駅間は、元々アルコール抜きの予定でしたから。 あとの14本は? 実は、出発時にリュックに詰め込んでおりました。 真冬のことでもあり、冷えてなくてもいいかな、ということで。 計画ではせいぜい12本飲めばいいかな?あとの2本は予備に、と考えていたのですが、本当に全部消化するとは自分でも思わなかった。 出発時のリュック内「飲物」の重量全部で7キロ(正味)。 あおりを食って、いつもの旅のお供の望遠ズームレンズと交通公社の大判時刻表は連れて行くのを断念せざるを得ませんでした。 う〜ん、バカですね〜。
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