尚、追加は下の方になります。最新の追加は 2022年1月23日 ■2021年12月19日 新規追加 このコーナーの新設は2021年12月19日。 しかし話の都合上、少し前の頃のことから始めた方がわかりやすそうです。 このためまず、一部の写真と文章を、 「MODELS」 の 「模型日誌(週報希望!)」 から転用することにします。 2021年5月1日の「模型日誌(週報希望)」から転載 ■2021年5月1日 買いません!買えません!! 以下、JR東日本様のホームページより転載させて頂いております。 JR東日本最後の国鉄形特急車両185系が定期運用から引退、ということで、東日本地区では何かすごいことになっているようです。 一部恐ろしくマナーの悪い「撮り鉄集団」の行為が連日ニュースを賑わわす始末で、「普通の」ファンが肩身の狭い思いをせざるを得ないのは悲しいことではあります。 それはさておき、当のJR東日本としても、大迷惑であると同時に絶好の商売のチャンス、ということなのかどうなのか。 ちょっと仰天ネタのニュースリリースです。 以上、非常に魅力的な記事と商品なのですが、財布の中にある札束で支払うにはチョットだけお高いかな。 「かいもん4号」の財力をもってすれば、ギリ買えないことは無さそうですが、この先長い?老後生活のすべてを投資するにはいささか躊躇します。 それ以前に、記事をよくよく見ると、縮尺1/150つまりNゲージサイズです。 HOなら即決で購入したかもしれませんが、Nゲージに投資するにはちょっと・・・。 と言うことで、ネットでポチッとするのをグッと我慢しているうちに、日付が変わって本日5月1日、つまり受付期間終了です。 めでたしめでたし。 それにしても、税込一千万円もするなら、レールも付けてよ。 純金でとは言わないけれど・・・。 ■2021年5月1日その2 買いました!イヤ、作りました!! という文章書き終えた後も、そうは言っても何か気になって気になって。 買いたいものを買えなかった時の、どこか悶々とした気持ちが続いております。 で、買えないなら、自分で作っちゃえばいいのではなか。 それもどうせならHOサイズで。 と言うことで、作ることにしました。 当初はJR東日本同様、純金製にするつもりだったのですが・・・。 調べてみると、金地金の市場価格は1グラム当たり大体6800円前後で推移している。 純金ですから思い切り展ばして金箔にすれば、面積的には1グラムで十分かもしれない。 しかし、剛性不足に陥るのは明らかです。 と言うことで、「純金製」は断念して、別の材料で作ることにしました。 当初純金製で計画していたので、HOフルサイズだと材料代がお高くなりすぎる。 と言うことで、ショーティーでの製作です。 変な細工はせずに、実物の1/80の縮尺の後部を切り取っただけです。 まがい物の材料なので、純金の重量感が全くありません。 たたくとおよそ金属らしくない、ペコペコという軽い音がします。 重量を計るとおおよそ17グラム。 上回りだけのショーティーとは言え、この軽さはやはり手ごたえ不足ではあります。 やっぱり純金製にしときゃ良かったかな。。。。。? ****************************************************************** 以下この続きは、2021年5月1日あたりの 「MODELS」 の 「模型日誌(週報希望!)」 をご参照ください。 時は流れて、2021年12月18日の「模型日誌(週報希望)」から転載 ■2021年12月18日 ホントに走るのか??? 2021年12月12日の岡山虹会様の「モデルフェスティバル」に外野から招待されていました。 で、11月に入ってから車両の製作に勤しんできました。 とは言え現役で勤務を行っている身。 しかも毎日の帰りは決して早くなく、おまけにこの時期コロナも落ち着きを見せて、休日の出勤や出張をたくさん入れてしまった。 と言うことで、進捗は全くはかどりません。 イヤそれ以前に、こんな短期間で完成するくらいなら、とっくに沢山の編成が完成してるでしょ? 無謀な計画にも程があります。 ちなみに、途中経過は下の11月20日の文章と写真をご参照ください。 結局計画は思い描いていたプランからどんどんずれ込み、フェスティバル前日の朝7時にしてこの状況です。 今夜徹夜でやっても、残り24時間しかないぞ!!! しかしながら、「火事場の馬鹿力」でつじつま合わせが出来るのが、私「かいもん4号」の良いところ。 イヤ、悪いところ? エアコンとファンヒーター併用フル運転で、12月の夜中に窓全開で徹夜で塗装やっちゃいました。 ご覧の通り、今回は当初から「金色一色」にするつもりだったので、塗装時間も何日もかけなくていいと甘く見積もっており、結局前日の塗装どころか、日をまたいで当日までの塗装作業になってしまった。 しかし、やっつけ作業の割には意外とスッキリした感じになりました。 やっつけではありましたし、まだ窓も入れていない一部未完成品。 ですが一応編成を組んでレイアウトを何度も周回できるところまでは組み上げることが出来、何より組み込みたかった「電装装備」がちゃんと作動したので、結果的には大満足のフェスティバル参加ではありました。 もっとも、「大満足」だったのは、車両走行乗入れよりも、後ろの「当日成果物」のおかげだったかもしれません。 誤解を受けないために念のためお断りしておきます。 後方の「成果物」は、私「かいもん4号」の単独作業ではなく、お隣に座っている「長尾地鉄様」と「備南鉄道様」との共同作業によるものです。 ■さて、ここからがホントの、2021年12月19日追加の文章です。 上の如く、今年の5月にふとしたきっかけと思い付きで製作した「純金の185系号(HOサイズ)」。 当初は「頭だけ」のショーティーでしたが、何かお気楽に作るには丁度良いんじゃないか?と言う気になって来ました。 そして、10月にお声掛けを頂いた、岡山虹会様の「モデルフェスティバル」。 同会のメンバーによる自作車両のコンテストと言うコンセプトなのですが。 やはり「自作」ということになると、どうしてもハードルが高くなってしまう。 あまり古い手垢のついた旧作を持ってゆくわけにもいかない。 そして、新作や仕掛品を仕上げるには、あまりに納期が短すぎるぞ。 と言うことで、これまでの製作ノウハウがあり、一部仕掛品が流用できるやつ。 あまり手間をかけなくてもそれなりの形になりそうなやつ。 そして、万一時間不足に陥ってもそれなりのインパクトがありそうなやつじゃなきゃならない。 等々勘案するに、「これしかない」という結論に至った次第です。 先頭部の形状はこんな感じで、寸法さえ割り出せば、決して作りにくい形状ではありません。 何しろ塗装が終わったのが、運転会当日の午前3時。 本当はもう少し重ね塗りしたかったのですが、その後の組立や電気配線と試運転確認の工程を考えると、これ以上時間をかける訳にはゆきません。 一応塗装したスカートと連結器も準備していたのですが、さすがに取り付け穴を明けてねじ止めする工数すら割くことができませんでした。 もっと工数が掛かりそうな正面運転台のガラス窓は、言わずもがなの「とりあえず省略」です。 で、今回車体の仕上げよりも優先させたかったのはこちら。 照明装置の搭載です。 何しろ車体づくりが大好きな「かいもん4号」ですが、それ以外の仕上げ工程は苦手。 まして照明を搭載するなど、これまでほぼ経験していない工程です。 しかしながら実はちょっとだけ下地があって、かねてから「車載電池」を電源とする照明をつけたいな、とは思っていました。 実は「先行試作」的な製作をしており、こちらの 「MODELS」 の 「ミニ80系」 に同じ思想の照明を試作搭載していました。 ところがどこか回路設計に欠陥があるらしく、なかなか思い通りに作動してくれない。 その後、ちょっと手を付けてはうまく行かず長期の「小休止」の繰り返し。 で、ようやく今回それなりに作動する回路を搭載することが出来ました。 写真は走行電源オフの停車中ですが、照明電源が電池のため、ヘッドライトと室内灯は点灯状態です。 次は逆方向に走行。 テールライトとヘッドライトは進行方向に従い切り替わります。 こちらもただ今停車中ですが、テールライトはそのまま点灯を続けます。 もちろん室内灯も。 一番やって見たかったのはコレで、いくらライト類を取り付けても、駅で停車したとたんに全部消灯してしまうのって、不自然でしょ? という対策としての電池式の照明装置です。 もちろんヘッドライトとテールライトの切り替えを手動でやるわけにはゆきません。 かといって特別なレイアウト上じゃないと動作しないような「非常に特殊な切り替え装置」を別に組み込むのはよろしくない。 と言うことで、切り替えは通常の走行電源つまりパワーパックなどから行えるような制御装置を組み込みました。 ついでに、ヤードに引き上げた際は、やはりパワーパックからすべての照明をオフにできる回路を組み込んでいます。 で、電池と制御装置を組み込んだ中間車です。 電池は9Vの角型のやつで、それに制御基板が並ぶため、車内はご覧の通りのぎっしり状態です。 折角の室内灯点灯なのですが、隠れてよく判らないことになってしまっています。 で、そもそも電源が電池式なので、このように線路から外しても照明は点灯したままです。 これはこれで面白い感じです。 が、ここでひとつだけ、大きな欠点?があるのに気づいてしまいました。 この装置では、照明の切り替えや消灯は走行電源つまりパワーパック等の制御で行う設計となっています。 つまり、このように線路から下ろしてしまうと、消灯させることが出来ません。 もちろん電源車以外は、連結を外せば給電が途切れて消灯するのですが、電源車つまり電池搭載の中間車の室内灯だけは消すことが出来ません。 やはりディップスイッチか何かつけた方がいいんでしょうか。 電源車の電池と制御装置から各車への照明電源給電は、自作の通電カプラー経由です。 思想はいいと思うんですが、何しろ「時間不足」の関係で、前後の配線は手元在庫の電線をそのまま使用。 このため、電線の剛性でカプラーの「首振り」があまり融通利かず、脱線の原因にならないかヒヤヒヤものではありました。 こちらはこれから改めて「大改造」です。 そして、3枚上の写真の窓から垣間見えた、電源車の室内。 ちょっと無茶苦茶な状態になっています。 決して最初から何も考えていなかったとか言う訳ではないのですが。 何しろ上に書いたような理由で、制御装置以外の電気配線設計と施工を行う時間など全くない状況になってしまいました。 こうなると一番手を抜くことが出来る方法は、とにかく宙吊りの固定しない電線で繋いでしまうことです。 その結果がこの惨状です。 配線工事自体は暫定的に時間短縮されたのですが、何しろ電線をうまく押し込んで車体と床板を組み合わせるのにも一苦労。 こちらもこれから改めて「大改造」です。 で、いろいろ試行錯誤の結果、ようやくほぼ期待通りの動作をするようになってくれたのが、こちらの制御装置。 これで今のところ一応どんなタイプのパワーパックでも、ほぼ同じ動作をするようになりました。 今後他の車両が出来た暁には、量産して搭載したいと思っています。 が、こちらも試行錯誤で作ったため、実は裏返してみるとかなりメチャクチャな配線状態ではあります。 製作の時間短縮とあわせ、素子の配置配線の再設計が必要なようです。 ところで、私「かいもん4号」は電子回路のプロではないので、自分で作ったこの装置の回路図をうまく描くことができません。 それじゃどうやって作ったか? と言うと、リレー式の有接点シーケンスで設計した(こちらは多少判る)回路図をもとに、そのままじゃうまく無接点回路に置き換えられないので、色々試行錯誤してやっと辿りついた次第です。 どなたか、きちんと回路図を描いていただける方、おられませんかね〜。 ■2021年12月30日 製作再開! 昨日朝一番に年賀状を投函できたお陰で、年内に模型作りを再開することが出来ました。 過去の「DIARY」を振り返ってみるに、年内に年賀状を投函できたのは、ここ数年では久々の事らしい。 それほど毎年サボってる訳じゃないんんですが、やはり師走は何かと忙しい。 そして今年も一昨年も、12月上旬〜中旬にかけ、岡山虹会様のモデルフェスティバルに外部より参加させて頂いており、大体当日朝までの準備作業になってしまっていましたから、その間は年賀状はそっちのけ。 で、反省して今年は年賀状の集中工事の結果、こちらは何とか年内に完了です。 となると、次にやりたいのは、モデルフェスティバルに突貫のやっつけ仕事でゴマカシ出品したやつの仕上げです。 何しろ今回は、数年来懸案だった照明装置がひとまずの完成を見たので、この部分を仕上げたい。 上の写真にある通り、配線は「動けばいいや」という工期のみ最優先の無茶苦茶な状態ですし、細かいところは未完成のゴマカシです。 で、電気工事に入ったのですが。 配線をすっきりさせたい、と言うのが一番なのと、床板から車体の照明LED側への電気接続は、これまたスッキリと接点式で取り外し容易にしたい、というのが大きな点です。 ところがいざ始めてみると、意外とレイアウトが厳しい。 なんせ電気配線まで考慮せずに、車体を先に作っちゃいましたから。 と言うことで、苦しい寸法の中、電気接点部分を試作しました。 ついでに、通電カプラーの接続配線を、「かなり柔らかい」電線に取り換えました。 何か、試行錯誤の繰り返しの結果、床板に無駄になった孔が一杯開いています。 ■2021年12月31日 ようやく1両目。 あまり考え悩んでも前に進まないのですが、そうは言ってもちゃんと設計しないと収まるものが収まらない。 なにせ寸法は限られていますが、手作りなのであまり小さなものは作れない。 まずは一番難易度の低い車両で試作です。 ご覧の通り、この車両は「電化工事」は室内灯のみで、床板から車体側への通電と、前後の通電カプラーの接続のみ。 出来上がってしまえば、こんな感じでスッキリするんですけれどね。 カプラーからの配線は「可動部分」ですので、可とう電線じゃなくちゃならない。 この部分を含め、組立作業に融通が必要な最低限は被覆電線を使用します。 ただ、普通にホームセンターに売ってるやつじゃ、一番細いやつでも固すぎる。 そこでかなり細めのシリコン被覆線を調達しました。 シリコンの被覆厚さがあるため無茶苦茶柔らかい、と言うにはあと一歩ですが、これまでと比べると大きな改善で効果は期待できそうです。 ビニル被覆線と違い、被覆が半田ごてで溶けてしまう恐れもありません。 通電カプラーは上の昨日の写真の部品ですが、取り付けてしまえば全く目立ちません。 とりあえず何とか許容寸法内に収まったので、組み立てて確認です。 台車はまだ取り付けていませんが、床板と車体を組み立てて、電気接続部の接点の評価です。 ひとまずなんとか大丈夫そうです。 電池から直接通電カプラーに直結して、接続状況の確認です。 結果は非常に良好。 なのですが、2灯のLED室内灯は、単純に天井に取り付けているだけで導光装置が未装備ですので、全体の明るさにばらつきがあり、想像していたより暗く感じます。 ま、この部分は「今後の課題」として、今は放っておくことにします。 それより、ずっと難関の他の車両に手をつけなくちゃ。 ■2022年1月1日 進んでいるのか? 一番難関の、「電源車」のレイアウト中です。 5枚上の写真の床板を作り直しです。 残念ながら「改造」レベルじゃどうにも出来ない。 5枚上の写真の通り、とにかく配線はすべて被覆電線で宙に浮いたラグ板でねじ止め接続状態。 絶縁はテープで、電池の固定もテープで仮止め。 基盤は片一方端が床板に固定されず宙に浮いたまま。 結果、「車体をかぶせるのにどうすりゃいいんだ?」状態です。 で、レイアウト中ですが、あちこち干渉だらけでこれがなかなかうまく行かない。 電池と制御基板をトラクションモーター付きの動力車に組み込んだのが間違いだったかな? 色々頭を悩ませていますが、現物と合わせながらでないと、なかなかイメージが湧かない。 こんな時は、CADなんぞ使用するより、グラフ用紙にスケール図面でパーツと照合しながら考えるのが一番手っ取り早いです。 グラフ用紙。 在庫はあったのですが、さすがに使用頻度は僅少でそこそこ色褪せてしまっています。 このレイアウト作業。 電気設計と言うよりは、取り付けや取り外しの作業性も考慮したレイアウト上の問題なので、装置設計とか設備設計とかに近いイメージです。 (えらく大袈裟な表現ですが。) 幸い私「かいもん4号」の仕事のルーツは機械設計屋なので、決して苦痛ではなくむしろ楽しい作業ではあります。 とは言えいつまでもここで楽しんでばかりじゃなくそろそろ結論と結果を出さなきゃ、「納期」もあるんですけれどね。 ■2022年1月2日 なかなか難関? 設計やってればいいってものじゃないので、概ねイメージが作れたら製作作業に入らなくちゃなりません。 しかしながら相変わらず難関で、やりながら修正の繰り返しです。 やはり絵に描いただけじゃ判らないことが多い。 で、これだけの部品を取り付けなくちゃなりません。 更に、前後の給電の引き通しを6本追加が必要。 一番問題を大きくしているのは、車体だけでなく床板までプラ板を使用している点かと思います。 金属板なら直接タップを切れるのですが、プラだとそうはいかない。 相当の肉厚を確保しても、元々軟質のためちょっと無理すると、M2のネジじゃすぐにタップ側がねじ切れてしまいます。 必然的にナットを使用することになるのですが、これだけ寸法の制約が多いと、孔を明ける場所が無い。 孔は明けられてもネジが他の部品に干渉するし、それを避けてもネジを締める工具が入らなきゃどうにもなりませんし。 まだまだ試行錯誤が続きます。 ■2022年1月3日 あと一息、の感じなんだが・・・。 ようやく室内配置のイメージがつかめたと思ったら、正月休みもあと1日限りです。(本日はこれ以上進めない予定なので。) 動力車兼電源車。 何とか取り回し取り付け方法を決めることが出来、他の車両分も含めて電気工事を進めます。 意外と時間かかりますね〜。 ちょっと一作業だけ終わったと思って時計を見たら、1時間とか2時間とか・・・。 ま、これら一連の作業に正月休み1週間喰われそうなのですから、今更ではありますが。 何か他に大事なことを疎かにしているような気がして仕方ありません。 そう言えば、昔(50年近く前)の中学生の頃、つまり鉄道模型を始めたばかりの頃。 通販で手に入れた「カワイモデル」のカタログの中盤あたりのページに、 「鉄道模型はとても面白いものですが、学生さんは試験があることも忘れないように」との注釈が入っていたのを思い出しました。 何とも親心溢れる記載ですが、今になって身に染みて仕方ありません。 ■2022年1月15日 走ってはみたものの。 さて、上のような経緯をふまえ、正月休みの大半を棒に振って?それでも駆け込みで仕上げた「純金製の185系号」なのですが。 ロクロク試運転の暇もなく、いつものメンバーでの拙宅運転会本番です。 結果は散々たるもの。 トラクションモーターですから走行は問題なしなのですが、肝心の照明装置がダメダメ。 3両中1両(一番左)の室内灯が点灯していません。 ヘッドライトは点灯するのですが、両側ともテールライトが点灯しません。 これなら、正月休みに改造前の「無茶苦茶な配線状態」の方がまだマシです。 年末の「岡山虹会」様の運転会ではちゃんと作動しましたから。 「お遊びの車両だから・・・・・。」と笑って誤魔化さざるを得ない、運転会当日でした。 と言うことで、総点検の開始です。(そんなにお大袈裟なものじゃない・・・・・。) まずは1両ずつの点検。 試験用のレールに乗せ、動作を確認します。 動力車はちゃんと走ることは確認済み。 後は室内灯の確認だけですが、こちらは問題なしと見え、点灯・消灯とも期待通りの動作を示します。 窓から見える室内の様子。 「空中の電線」を整理したお陰で、大分スッキリしました。 次は、前後の車両を繋ぐ通電カプラーの検査です。 前後の車両の照明装置へは、この通電カプラーから乾電池の電源が給電されます。、 ここまではちゃんと来ているようで、オンオフの切り替えも大丈夫なようです。 ■2022年1月16日 確認調整中。 動力車の内部、結局こんな姿になりました。 11枚上の写真と比べると、一見綺麗に収まっているように見えますが、これで全く余裕のないギリギリの寸法です。 給電装置に加え、前後のトラクションモーターを接続して動力は4軸集電にしていますので、そのための配線で余計に複雑になってしまいました。 「空中配線」を廃止したのは良いのですが、その代りに前後の台車上に接続ターミナルを設けましたので、これもスペース逼迫の要因ではあります。 とは言え台車上のターミナル付近はこのように配線でゴチャゴチャです。 トラクションモーターから上がって来る走行電源を反対側のトラクションモーターに接続するため、一旦この端子で中継。 直接電線でハンダ付けすれば端子の2個は不要になるのですが、それじゃ分解も組立も出来なくなる。 一方照明電源側は、制御基板と電池と通電カプラーと前後の通電線(帯金)を相互に結ばなきゃならないので、それだけの数の電線が必要。 こちらも部品の製作と組立を考えると、ここで中継接続させざるを得ない。 結果がこれです。 うまくやれば、それぞれの配線はもう少しずつ短くできたはず。 しかし、走行のためには「可とう性」を犠牲にしちゃならない。 幸い、柔らかいシリコン被覆電線のお陰で、動きはスムーズではありました。 結局12月に製作した床下は廃棄して、作りなおしました。 プラ板ですので再製作は簡単です。 もっともこの材料選択が良いのか悪いのかは判りません。 デカい9V電池を搭載しているため、床下機器はどうしようかと思案中です。 動力はエンドウのトラクションモーターを床板にねじ止めしただけ。 お気楽かつ信頼性も良好なので愛用しています。 但しこの動力装置。 外部への通電端子が設けられていないのが欠点です。 一方の極は取り付けネジにラグ板を挟めばそのまま解決なのですが、もう一方がダメ。 今回は、走行の安定性と照明装置の制御の安定性の両面から、4軸集電つまり前後の動力を電気的に接続したい。 仕方なく、ダイカストのフレームにタップを切って、集電ラグを取り付けることにします。 実はこれは天賞堂のパワートラックを採用すれば一発解決。 なのですが、天のパワトラは、耐久性に関する幾度もの過去の苦い経験から、最近発売された新製品も採用をためらっている次第です。 (テスト用に購入はしているんですけれどね。) ところでエンドウのトラクションモーター。 フレームの内部のモーター本体自体には、ちゃんと外部接続用の端子ラグが付属されているのです。 また、この端子部分のダイカストフレームにはちゃんと孔が明けられています。 外部用端子を考慮した設計になっているようなのですが、肝心の端子ラグが、ダイカストフレームへの通電用に折り曲げられ、通電のためのばねを兼ねているようなので、そのままじゃ使えません。 改造すれば何とかなりそうではありますが、最初から外部に取り出していただけませんかね〜。 ■2022年1月22日 色々テスト。 電源車が大丈夫そうなので、もう一両の中間車と電源車を接続して、通電部分と照明テストです。 うまく動作するので、こちらは問題なく合格です。 実はこの車両、これまでの運転会で走行したことがありません。 電気的には室内灯があるだけですので一番簡単な車両ではあるのですが、如何せん、2度の運転会ともとにかく「準備の時間不足」。 両側のクハは必須だし、動力電源車もなくちゃ意味がない。 と言うことで、簡単ながら一番後回しにされた車両でした。 ところで、JR東日本が発売の「ホンモノの純金製の185系号(Nゲージサイズ)」はクハ2両だけです。 記念品ならそれでもいいかもしれませんが、しかしレイアウト上を走行するなら、やはりモハはユニット組んでなくちゃダメでしょ。 と言うことで、当鉄道の「ニセモノの純金製の185系号(HOゲージサイズ)」では、編成に不自然感の無い4両編成です。 実際に185系がこの4両編成で組まれたことがあるのかどうかはまた別の話、ですが。 次は「クハ」を再調整です。 大きな欠陥ではなく、どうやら通電カプラーがうまく接続できておらず、かつ一部ショートしていたようです。 修正した後、電源車と連結して動作確認です。 ヘッドライトと室内灯、ちゃんと点灯します。 そして、パワーパックの電源をオフにしても、点灯は維持したままです。 パワーパックからの電源を逆転に切り替えます。 ちゃんとテールライトも点灯しました。 そして、パワーパックの電源オフでも、点灯を維持します。 合格です。 最後は、「パワーパックのちょっとした電源操作」で、照明を消灯させます。 こちらも合格です。 実は、この機能を付けなけりゃ、制御回路はずっとシンプルにコンパクトになるのです。 大容量の電池を搭載して、運転会中はずっと前進後退いずれか点灯しっ放しにさせておき、消灯は手動スイッチで行う、というものアリかも。 今後思案のしどころです。 2022年1月23日追加 ■2022年1月23日 続 色々テスト。 さて、もう1両のクハです。 こちらも接点回りでちょっと調整が必要でした。 まずヘッドライトは問題なさそうです。 ちなみに上のクハとは別車両ですが、当面見分けるポイントは、後部トイレ部分の「塗装ムラ」です。 通電カプラーにオスメスがあるので、電源車の向きは上の写真とは逆にしています。 逆転すると、テールランプも正常に点灯します。 そして走行電源オフ後の点灯もちゃんと維持されます。 この後の「消灯」も正常に動作。 こちらも問題なく合格です。 何とか「単体」での動作確認まで完了しました。 で、「初めての」4両フル編成での走行テストです。 レイアウトは先日の運転会終了そのまま放ったらかしでしたので、試運転に入ります。 運転会で最後に登場した小田急NSE3100形とのコラボ。 「純金」はともかく、3100形と185系が出会う風景は、1980年代の小田原駅では見られたはず。 (線路がすぐ隣同士だったかどうかはともかく。) 動作確認、大丈夫そうです。 一見テールライトも点いているように見えますが、これはヘッドライトのLEDの灯りが漏れているだけです。 で、逆転でテールライトに切り替え状態。 こちらも大丈夫です。 それにしても、運転会までにここまの工程が確保されていさえすれば、当日は大きな顔が出来たはずなんですけれどね。 ところが・・・・。 何度かテストしているうちに、時々ですが「停止した時にテールライトとヘッドライトが同時に点灯する」現象が発生。 ・・・・・・・・・・・。 まだまだ何かバグがありそうです。 一旦ここで切りをつけようと思っていたのですが。思っているのですが。 ・・・・・どうしましょ。 いずれにしても、本ページの更新は一旦ここまで、です。
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