地元倉敷市の鉄道なのですが、合併前の「旧倉敷市」に存在することからか、近すぎるからか、はたまた面白味に欠けていたためか、普段は通りすがら眺めるばかりで私にとって意外と疎遠なままの路線ではあります。 >>>写真をクリックしてください。>>大きな写真へ <INDEX> 2023年1月 2022年4月 2022年2月 2021年9月 2021年4月 2020年4月 ↓ ↓ ↓ 最新の追加 ↓ ↓ ↓ 2023年4月8日 2023年1月 に 一部追加 ↑ ↑ ↑ 最新の追加 ↑ ↑ ↑ 2023年1月 ![]() 年末年始のお休み期間、普段は朝晩しか走らない国鉄型2連が日中の運用に充当されました。 その1本目、水色の水島臨海塗装のキハ37です。 ![]() この列車は水島始発で倉敷市行きのため、三菱自工前は通過です。 日中は水島始発/水島止めの列車も多いのですが、一旦水島の倉敷ターミナルまで引き上げる運用も多いため、ここ三菱自工前を通過する回送列車が多く設定されています。 ![]() 入れ替わりやって来たのは、水島臨海鉄道のオリジナルカラーのMRT300形です。 本来この車両のタイプの標準モデルは、ローカル線向けの小形気動車なのですが、水島臨海に導入されたものは車幅・車長とも一杯まで広げた大型車両に仕上がっています。 ![]() 以前は三菱自工行きの列車は朝晩だけで水島止めが殆どだったのですが、最近は日中の列車も何本か設定されています。 旅客営業の終点駅ですが閉塞の途中でもあり、降車が終わると直ちに少し先の倉敷貨物ターミナル車庫に引き上げます。 ![]() 本日のもう1本の特別運行は、キハ30と八高線色のキハ38の編成です。 定期列車のダイヤでの運行です。 やはり国鉄色の気動車、イイです。 ![]() この列車も日中の三菱自工前始発の列車です。 普段は乗車するお客は殆どいないのでしょうが、本日は10名ばかりがここから乗車しました。 とは言え、新年の慌ただしい時期ですので、さほど乗客もギャラリーも多くはありません。 ![]() 独特のスタイルのキハ30です。 外吊り扉のため戸袋はありませんが、通常戸袋部分となる場所の窓は開閉可能です。 安全対策どうなっていたんでしょうか。 ![]() 先ほどのキハ37編成が戻って来ました。 この時期の特徴の、屋根の低い車体ですが、その割に腰高ですね。 車体幅が、実寸法より広く見える気がします。 ![]() この列車も終点は水島ではなく三菱自工前。 ですから一旦ホームに停車します。 しかしお客はわずかでした。 ![]() 本日の仕業はこの1往復だけ。 短時間の停車の後は、サッサと倉敷貨物ターミナルの車庫へ引き上げます。 珍しい休日日中の運行でした。 ![]() 次に車庫から出て来た定期列車は、ひまわり塗装のMRT300形。 と正面の塗装から思っていたのですが、近づいてみると何だか違います。 側面の塗装が全然違うようです。 ![]() 正体はこういうやつでした。 児島ボートレース、今年(もう昨年)で70周年とのこと。 私の年齢よりずっとうえ何ですね。 そんなに昔からやっているなんで、知りませんでした。 もっとも当時は合併前なので、倉敷市ではなく旧児島市の施設ですね。 ![]() 倉敷市駅方面からキハ38が姿を現しました。 本日は日中の特別運転イベント(定期列車のスジですが)なので、運転はこの一往復のみです。 ![]() キハ38とキハ30のペア。 生まれた年は全く違いますが、新しい?キハ38はキハ30を更新しての誕生だけに車体断面はほぼ同じ形状です。 ![]() この列車はここ三菱自工前が終点です。 もっとも車庫はここから1キロばかり先ですし、この駅自体が閉塞の途中ですので、ここでゆっくりすることなく直ちに引き上げてしまいます。 ![]() 本日の役目を終えて車庫がある倉敷ターミナルに引き上げる2両編成の気動車です。 趣味的には楽しいですが、ロングシートですし、一般の乗客として普段乗るにはMTR300形のほうがいい、かな? ![]() 三菱自工前から少し離れた倉敷貨物ターミナルに移動です。 車庫に並んだ車両群。 「国鉄色」が強いですね。 ![]() 滅多に本線には出てこないキハ20。 本日は道路側から一番離れた奥にいました。 しかし訪れるたびに位置が変わり、構内を移動している形跡はありますね。 ![]() DE10ディーゼル機関車。 国鉄型ではありますが、さすがにこれはJR貨物色のやつが活躍しています。 国鉄色同士ならもっと興味深いんですけれどね。 ![]() 八高線色のキハ38です。 国鉄型ながら当地では馴染みのない車両だったので目新しい感じです。 正面や塗装は違いますが、キハ30に良く似たフォルムです。 ![]() 戦線離脱し廃車を待つDE70形ディーゼル機。 国鉄DE10と兄弟の機関車は、貨物列車を牽いて倉敷からそのまま国鉄西岡山貨物駅まで乗入れていました。 ![]() 水島臨海鉄道のオリジナル車両、MRT300形の色違い車両。 安定した正面スタイルです。 ![]() 部品取り用のキハ30。 こちらはこの場所が定位置と見え、いつ見ても同じ場所に居るようです。 外面の塗装、かなり傷んでいますね。 ![]() 国鉄時代の赤色に戻されたキハ37。 走る姿は滅多にお目にかかれませんが、キハ47とも違う鮮やかな赤に近い朱色です。 ![]() 本線を走ることのないキハ30は、運行窓に最後の活躍の場「久留里線」の表示を出したままです。 これはこれで懐かしいと感じる方も多いでしょうね。 ![]() 小形の機関車DD501形機。 構内の一番奥に停められていました。 倉敷市駅方面に出てこないので、滅多にお目にかかることがありません。 ![]() 倉敷貨物ターミナルに休む車両たち色々。 キハ38とMRT300形。 並んでみると正面スタイル、意外なほど違和感ありません。 ![]() 一番奥で休む2両のディーゼル機。 DD501の方がDE70より後まで残るとは思いませんでした。 線内ではこちらの方が勝手が良いのでしょうか。 ![]() 鮮やかな色に塗り直されたDD501。 構内ではもう暫く活躍しそうです。 小さめのボンネットに比べ大きめの運転台は、同じ凸型ディーゼル機ながら独特のスタイルです。 ![]() 戦線離脱したDE10。 暫くの間別の場所に停められていたのですが、この日は一番奥の方に移動していました。 廃車解体も近いのでしょうか。 2022年4月 ![]() 屋外活動が低調な時は、困ったときの水臨頼み。 ご近所でお気楽に列車撮影です。 写真的にはもっと列車を引き付けた方が絵になるのでしょうが、雰囲気的には遠くからゆっくり近づく眺めが大好きです。 2022年2月 ![]() 2022年の水島臨海鉄道です。 やって来た水島行きの列車。 車両はお馴染みひまわり塗装のMRT300形ですが、大きなヘッドマークが取り付けられていました。 ![]() 「お雛列車」の大きなヘッドマークです。 間もなく3月。 しかしながら今年は2月に入っても寒波の連続で最低気温を更新中。 高架のホームは風が吹き抜け、寒い限りです。 ![]() おきな車体のMRT301形気動車。 ダイナミックで派手な塗装に大きなヘッドマークが似合います。 貫通ドアの寸法に収めようなんて思想が全く無いのが良いです。 ![]() 写真を撮っているときはヘッドマークばかりに気を取られていましたが、よくよく写真を見ると、助手席側の車内にも何か見えます。 デコレーションケーキのような一対のお雛様でした。 ![]() ヘッドマークの企画の正体は、下の方にある文字の方々でした。 残念ながら私の地区の雛めぐりは今年も新型コロナの影響で中止です。 ![]() 後部のヘッドマークも前部と同じものです。 助手席側の車内には? 「デコレーションケーキ雛」はありませんでした。 何やらこの車両をイメージしたものがありますが、何でしょう? ![]() 倉敷市駅方から貨物列車がやって来ました。 昨年からDD200が運用に入ったので置換え完了かと思っていたら、本日は同じ列車でDE10の牽引です。 ![]() 本日のDE10は1561号機。 それほど本数の多くない水島臨海の貨物列車と西岡山駅構内の入れ替えではありますが、DE10は思ったよりたくさん居るようです。 ![]() この時刻はこの駅で旅客列車との交換があります。 基本は貨物を停車させないダイヤのようですが、本日は倉敷市行きの普通列車が若干遅れたようです。 ![]() ギリギリで完全に停車することなく、貨物列車が通過して行きます。 とは言えかなり減速していたので、非常にゆっくりゆっくりです。 もちろん減速しているのは、構内の線路配線のせいでもありますが。 ![]() このコンテナ列車。 日曜日でも休まず運転されるのですが、コンテナの積載率が相当高いです。 JRのコンテナ列車は日によっては「空コン」が多い場合もよくあるのですが。 いろんなやつが通過するので興味深いです。 ![]() 長い長い貨物列車。 ゆっくりゆっくりと通過しますが、ようやく後部まで分岐側に入りました。 まだ隣を通過中ではありますが、すべて通り過ぎるのを待たずに反対側の気動車が発車します。 ![]() 次の球場前、そして終点倉敷市駅に向かう気動車列車。 西富井駅へは貨物列車とほぼ同時進入だったのですが、何しろ相手がゆっくりだったので随分待たされた感じでもあります。 ![]() 20分後、次の上り倉敷市行きがやって来ました。 こちらは先ほどのやつとは違い、青いひまわりのやつです。 が、何やらヘッドマークらしきものを付けています。 ![]() 大きさも色も形も異なりますが、こちらも「お雛列車」でした。 青い車体にピンクのマークが目立ちます。 これは、桃の花ですね〜。 ![]() 先ほどの列車が倉敷市駅で折り返してやって来ました。 オーソドッスな塗装ですが、この車体にはこのカラーが一番落ち着くと思います。 ![]() 「お雛列車」のMRT300形。 長い西富井駅の交換線ですので、交換列車がホームに到着するのを待たずに発車です。 小さいながら鮮やかなヘッドマークですね。 ![]() 一足先に到着していた倉敷市駅行きの列車。 ですので、交換の水島行き列車がホームに停車しなうちに発車して、走りながらのすれ違いです。 昔のシステムならこうはいかなかったでしょうね。 ![]() 倉敷市駅に向けて「お雛列車」が遠ざかります。 反対側にもちゃんとマークは取り付けられていました。 ![]() 乗降が終わり、水島行きの列車が発車です。 どうせなら全部「お雛列車」のマークをつけて頂ければ嬉しいし、PRにもなると思うのですが。 ![]() 分岐線から本線に戻り、水島に向かう列車。 乗客は少ないですが、いつもの日常が繰り返されるのはそれはそれで嬉しいことです。 2021年9月 ![]() 買い物ついでの西富井駅です。 別に列車で買い物と言う訳ではなく、至近に目的の店舗があるだけのついでの撮影です。 旅客ホーム。 停車位置の表示は3両まで。 ホーム有効長は4両分。 しかし普段は単行で、ワンマン運転用バックミラーは1両分の位置にあります。 ![]() 倉敷市駅方面からやって来たのは、ワンマンの気動車、MRT300形。 水島臨海鉄道本来のオリジナル色のやつです。 長い長い交換設備の向こう側の線路をやって来ました。 ![]() 列車はワンマンの水島行き。 ごくごくオーソドックスなスタイルのMRT300形ですが、実は大きな車体の気動車です。 ![]() 休日の昼間、この駅での乗客の乗降はありませんでした。 本来なら地元の買い物客や高校生など、休日でも数名のお客は見込めるのですが。 窓から眺めた車内の乗客も少な目でした。 ![]() カーブの向こうから貨物列車がやって来ました。 が、何かこれまで見慣れたやつとはちょっと雰囲気が違います。 どうやら機関車が変わっているようです。 ![]() 雰囲気はこれまでのDE10やDE70とよく似ているのですが。 この位置からも読み取れる機関車形式はDD200。 水島臨海の新顔の機関車でした。 ![]() 正面から見た「顔」はこんな感じです。 DE10と同じ凸型機関車ながら、窓の形状やヘッドライトの位置が異なります。 全体に、ちょっとだけ角ばった印象を受けます。 ![]() いろいろ細かい違いがあるにもかかわらず、思ったほどには違和感を感じません。 これまでのJR貨物塗装ではなく、国鉄塗装に近い塗り分けとなったため、むしろ自然な感じがするのでしょうか。 ![]() 新顔のDD200形。 パッと見た外観はこれまでのDE10とかなり似通った外観に似通った塗装で、全く違和感ありません。 しかし細かい所を見るといろいろ異なり、少量生産のコストダウン設計が随所に見てとれます。 ![]() 以前はこの時刻はJR貨物のDE10形が牽引だったのですが、この機関車は水島臨海鉄道の所属です。 このため600番台を名乗っていますが、JRのDD200と大差はありません。 全体のスタイルもさることながら、機械装置の設計者(のはしくれ)視点で眺めるといろいろ気付きどころが多い機関車です。 ![]() 外観を眺めてDE10など国鉄時代の凸型ディーゼル機と比べて一番異なるのは、全体が見事に平面で構成されている点でしょうか。 屋根上まで平面なのは、屋外仕様ではちょっとどうなの?と言う気もしないではないですが。 もう一つ目立つのは、サイドの白い手摺り。 こちらも近年の労安基準が大きく影響しています。 余談ですが、今新しく蒸機を設計したら、サイドにはやはり「安全柵」が付くんでしょうか。 ![]() この時刻は、ここで上り倉敷市行きの普通列車と交換します。 上り側が一線スルー形状の配線のため、下り線を進む貨物列車は制限を受けて最減速。 というだけの理由ではなさそうで、両者がほぼ同時に到着するため、貨物列車も進入時には一旦速度を落とさざるを得ません。 ![]() 停車中の普通列車の横を、機関車が通り過ぎます。 交換設備はかなり長い駅なのですが、貨物列車の編成自体が機関車含め20両もあるため、このタイミングではまだ後部は本線の単線部分に掛かっています。 貨物列車編成。 昔と比べて長くなったのでしょうか。 ![]() 先頭の機関車はすでに水島方のポイントを通過して単線区間に入っていますが、普通列車はまだまだ発車は出来ません。 一方貨物列車は次第に速度を上げてゆきます。 DE10牽引の頃と比べると、加速は良くなった気がします。 ![]() 貨物列車。 バックヤードは水島工業地帯ではありますが、専用車両の貨車編成ではなくコンテナ編成です。 もっとも、工業地帯だけあって、通常のJRコンテナばかりではなく、企業所有の専用コンテナの割合が高いのが特徴です。 意外とバラエティに富んでいます。 ![]() 長い長いコンテナ列車が通過して、ようやく対向の普通列車が発車して行きます。 本来なら貨物列車が通過しきってしまう前に発車は可能なのでしょうが、このカーブ。 普通列車の停車位置からでは、反対側の線に貨物の後部が居たままでは、信号が見えなさそうです。 ![]() 終点倉敷市駅までは一駅間。 ここでこの時刻に上り列車から降りるお客は極めて僅少。 つまりほとんどのお客は倉敷市駅まで。 いささかスローモーな感じの交換風景は、少しじれったい気がするかもしれません。 2021年4月 ![]() 水島臨海鉄道は西富井駅です。 倉敷方面から列車がやって来ました。 同鉄道50周年記念塗装のMRT303形でした。 ![]() 一瞬こちら側の線路をそのままやって来るのかと思いましたが、ここで下りホーム側に分岐です。 貨物列車が走る関係で、交換設備の有効長は長く取られています。 ![]() 現在の日中の主役はこのMRT300形。 新潟鐵工の標準的なスタイルの正面は、飛び抜けた特徴はありませんが落ち着きあるデザインです。 ![]() ガッチリした造りのMRT300形。 もともとの設計は軽快気動車のはずですが、多数の通勤通学輸送対応のため、通常の気動車サイズに拡大されたタイプが採用されています。 ![]() 上り線側1線スルー構造の西富井駅ですが、元々ダイヤ上は多数の交換列車が設定されているため、交換の無い時も下り列車は分岐側に入ります。 もっとも高架の対向式ホーム駅では、時間によってホームを変えるわけにはいかないでしょうが。 ![]() 水島行きの列車が発車します。 望遠撮影のせいもありますが、かなり分岐の番数が小さく見える西富井駅ではあります。 ![]() 3種類あるMRT300形の塗装。 302号は標準と言うかオリジナルの302号です。 実物の色のイメージは帯の色がもう少し深い水色に感じるのですが、なかなかうまい感じに出てくれません。 ![]() 昼前の倉敷市行き上り列車。 クルマ社会のこの地域かつコロナ下の現在ですので、休日の乗客は多くはありません。 が、終点まで近距離ながらそれでもホームには数人が。 ![]() 背後から時刻表にないエンジン音。 貨物列車がやって来ました。 水島臨海で忘れてはならないのは貨物輸送。 現在でもJRからコンテナ列車が直通して来ます。 ![]() この列車の機関車は、JR貨物のDE10形が西岡山からそのまま直通で牽引します。 本日の機関車は1164号機でした。 ![]() ここ西富井で貨物列車と旅客列車が交換です。 長めの有効長のある西富井駅交換設備ですが、それ以上に長い編成のコンテナ貨物。 旅客はコンテナが通り過ぎるまで待たなければなりません。 それでも出口側のポイントが切り替わると早々に発車してゆきました。 ![]() 倉敷市駅方面に向けて発車するMRT300形。 一見複線区間のようですが、貨物列車との交換設備のため長い構内で、この直後に単線となります。 ![]() 次にやって来たのは顔面水色一色のMRT300形です。 側面は「ひまわり」塗装の車ですので、水色と言うよりは「空色」と言った方が正しいでしょうか。 ![]() 先ほど倉敷市駅に向けて発車した列車。 20分後に折返しでやって来ました。 日中は単行運転。 やって来るのはこのMRT300形ばかりです。 ![]() この時刻、ここ西富井駅では列車交換があります。 長い交換設備ではありますが、単行同士では持て余し気味ではあります。 ![]() ひまわり塗装のMTR300形。 倉敷市駅に向け発車です。 西富井駅の倉敷市側は貨物列車対応のため長い交換設備。 パッと見複線区間のようにも見えます。 ![]() 続けて、下りの水島行きも発車。 こちらはホームを離れるとすぐに単線に戻ります。 市街地で高架区間が長い水島臨海鉄道ですが、この先は一旦平地に降りてゆきます。 ![]() 倉敷市駅で折り返してきた列車。 このアングルでは一見「逆走?」と言った感じですが、まだ交換設備への分岐前。 一見複線のようですが、全線単線の水島臨海鉄道です。 ![]() ちょうどこの場所が交換設備の分岐部分。 望遠で眺めていると、大きく向きを変えるのが判ります。 あまり番数の大きくない分岐器なのでしょうか。 ![]() で、ちゃんと「下り線」を走って来る下り列車です。 よく見ると、防音壁の横にちらっと「分岐のポイント部分」が見えます。 ![]() 派手な塗り分け側面のMRT304号。 ですが、正面は空色一色で、意外とオーソドックスな印象ではあります。 よく見ると製造時期により若干の違いが見られる本形式です。 ![]() 側面はかなりダイナミックなひまわりイラスト塗装です。 個人的には、正面下半分に真っ白い入道雲でも浮き上がっていれば面白いかなとは思います。 ![]() 勝手に名づけた「倉敷市営バス(塗装)号」のMRT303形。 本来は水島臨海鉄道50周年記念塗装ですが、51年目もこの塗装で活躍中です。 但し50周年記念のヘッドマークは外されました。 ![]() この新潟鐵工所製のシリーズでは破格の大きさの車体の、水島臨海鉄道MRT300形。 相対的に下回りが小さく見えます。 ちょっとアンバランス? ワルツでも踊り出しそう? (そういうCMも良いかもしれない。) ![]() 西富井で交換のMRT300形同士。 朝晩除く日中はこの車両ばかりですが、3通りの塗装がありますので、眺める組み合わせは色々と楽しめます。 ![]() 貨物列車がやって来ました。 西富井駅手前のこの位置で、交換設備下り線に入ります。 少し遠めの距離ですが、DE10のエンジン音はかなり手前から聞こえてきます。 ![]() 写真ではちょっと判りにくいかもしれませんが、コンテナ車両が車体をくねらせながら進入してくるのは、結構面白い眺めではあります。 結構長い編成です。 ![]() 本日の牽引機はJR貨物のDE10 1562号機。 JR西日本の西岡山から通しで、そのまま水島臨海鉄道に乗入れます。 しかしそろそろこの機関車も引退の時期が近づいているようです。 ![]() ホームから眺める貨物列車の通過。 工業地帯水島への貨物輸送ですので、通常のJRコンテナではなく各企業の専用コンテナも多数です。 ![]() ここ西富井では、コンテナ貨物は上り普通列車と交換です。 普通列車がやや遅れ気味に到着したせいか、貨物は一度大きく減速した後、加速して行きます。 ![]() 停止まではしませんが大きく減速した貨物列車。 DE10のパワーにこの長い編成では、再び加速するのがなかなかしんどそうです。 最徐行で進入したのは、完全に停止したくなかったため? ![]() ようやく「最後尾」が本線側に戻ってゆきます。 一方旅客列車の方は、貨物が下り線に入り切ってしまうと、通過し終えるのを待つまでもなく素早く発車して行きました。 ![]() ホームを離れると一気に加速する上り列車。 こちらは単行気動車で身軽な加速です。 とは言え対向が長い長い貨物編成でしたから、貨物の先頭が入線するとすぐに発車、と言う訳には行きませんでした。 ![]() 西富井駅、「ひまわり」同士の交換風景です。 元々逆光で露出無茶苦茶の写真処理の関係で、なんかちょっと、変な色。(うまく調整できない)。 もともと光の具合により濃くも薄くも見えるスカイブルーの車体なのですが。 ![]() 何枚か上の写真と同じ時刻の貨物列車です。 撮影場所も同じで微妙に撮影位置が異なるだけ。 というほど違いが判りません。 ![]() 牽引機は同じく、JR貨物から乗り入れのDE10型機です。 本日は1562号機でした。 横向きの運転が疲れそう? ![]() JR西日本は岡山のDE10とは異なり、独自の塗装に装いを変えたJR貨物のDE10です。 サイドにはちゃんとJR貨物のロゴが。 ![]() そしてやはりここで上りの旅客列車と交換です。 本日もお相手は「ひまわり」です。 ![]() 貨物列車の最後尾がちゃんと下り線に入りきると閉塞は開く、はずなのですが、何しろ長い貨物列車です。 低速での通貨ですので、なかなか発車できません。 ![]() 次の上り列車は、何やらヘッドマークが取り付けられていました。 水島臨海50周年号が(今年は51年目ですが)「みずしま夜景列車」になりました。 コロナで積極的にお客を呼び込めないのが残念です。 ![]() MRT300形同士の交換は、「ひまわり」の304号と「50周年号」の303号。 製造と改造年で微妙な差異の見られるMRT300形ですが、この2両は同じタイプのやつでした。 ![]() 先に到着していた「みずしま夜景列車」の「50周年号」上り列車。 下りが到着と同時に一足早く先発です。 ちょっと文字数と画数が多く、地模様もあってQRコードみたいなヘッドマークです。 ![]() ホームを離れるとグングン加速する上り列車。 見た目結構急なカーブに思えるのですが、R800ならt区別な速度制限は不要です。 ![]() 角型のせいもあり、線路幅に比べて非常に大きく見える車体のMRT300形です。 しかし昼間は乗客も少なく、大きさをやや持て余し気味のようです。 ![]() 上の写真の20分後。 倉敷市駅で折り返した列車がやって来ました。 下り線に進入時にはポイントの速度制限を受けるため、向こう向きに発車時と比べるとややゆっくりでの進入です。 ![]() 派手な塗装のMRT303号。 水島臨海50周年号はすでに登場後丸1年を越え、51年目になりましたが外観はそのままです。 次の検査まではこのまま走ってくれるでしょうか。 ![]() ホントは車内もゆっくり見てみたい「みずしま夜景列車」。 コロナの拡大で水島臨海でもイベントは飛んでしまいましたが、期間限定のこの列車だけは予定通り運転されました。 ま、いつものお客は乗って来るわけですし。 ![]() 日にちと場所を変えて、こちらは倉敷市駅に到着間近の「みずしま夜景列車」です。 なにやら立ち客もいるようですが、間もなくホームに到着ですので、下車の準備でしょうか。 ![]() 倉敷市駅ホームに到着の「みずしま夜景列車」。 JRの倉敷駅とほぼ隣同士の関係ですが、乗客にとっては「微妙に離れた駅」です。 JRホームでは、この後の水島行き貨物列車が待機中です。 ![]() ほんの数分で、そのまま下り列車として折返しの気動車。 倉敷市駅はホーム1面だけですし、元々20分ヘッドをベースにしたダイヤ構成ですので、グズグズする間はありません。 すでに到着の貨物列車を待たせたまま、こちらが先発です。 ![]() 水島行きの下り列車。 さほど大勢ではなさそうですが、コロナ禍ながら乗客の姿は見られます。 しかし列車はダイヤ改正で以前と比べると減便されており、日中はやや少ない本数です。 ![]() 水島臨海鉄道側が広い、倉敷駅・倉敷市駅構内。 間のスペースが勿体ない感じですが、「転用」するには線路付け替えだけでなく、付帯設備の大幅な変更が必要となりますし。 今後どうなるでしょうか。 ![]() JR倉敷駅の2番ホームに停車していた列車。 ここで水島に向けて発車です。 乗務員はこの駅で交替しましたが、機関車はそのままJR貨物のDE10が通して牽引します。 ![]() JR倉敷駅では2番線に入り列車をやり過ごさせますので、発車後は一旦山陽本線の下り線に進入します。 かなり長い編成です。 ![]() 山陽本線の下り本線を進む、水島行きの貨物列車。 複線の山陽本線と伯備線。 それに待避線と水島臨海の敷地線路を交えて、賑やかな倉敷駅下り側です。 ![]() この時間帯の水島臨海の貨物列車。 20分ヘッドがベースの水島臨海のダイヤで、普通列車を間引いた時刻に走ります。 しかし気動車と比べると足は遅いため、先発の気動車からおよそ15分後の発車です。 山陽本線とも錯綜するため、結構余裕のないダイヤかも。 ![]() この場所でJR山陽本線を離れ、水島臨海鉄道に進入です。 ちょうどコンテナ貨車3両目が山陽本線を離れるところ。 長い編成が、ゆっくりゆっくり進みます。 ![]() 山陽本線貨物にも劣らない、コンテナ貨車18両を連ねた長い長い編成。 高架に上がる以外は目立った勾配区間の無い水島臨海鉄道ですが、それにしてもDE10が牽引するにはいささか長い編成ではあります。 ![]() ようやく編成全体が山陽本線を離れ、水島臨海鉄道に入ります。 本日はコンテナも満載。 輸送量の多い水島臨海ではあります。 ![]() 次の普通列車が倉敷市駅に到着。 先ほどの貨物列車と西富井駅で交換してやって来たところです。 普通列車が一部間引かれているとはいえ、ダイヤ上は列車本数がたくさん設定されている水島臨海鉄道です。 ![]() 到着したら即折返し、と言うほどではありませんが、さほど長くない時間で発車する折返し水島行き列車。 さほど長い路線ではないにしても、単線の路線にあってかなり一杯一杯のダイヤではあります。 ![]() 倉敷市駅を出た後、山陽本線と暫く併走する水島臨海鉄道の線路。 タイミングが良ければ両者が併走する場面も見られます。 下り貨物列車とすれ違うように、次の気動車がやって来ました。 ![]() 「ひまわり」塗装のMRT306号。 この列車もヘッドマークを掲げています。 「水島夜景列車」。 2両の気動車が特別な展示列車として運行されました。 ![]() 「夜景列車」、間もなく倉敷市駅に到着です。 見たところ、この列車には結構乗客の姿が見られました。 やはり空いている列車ばかりじゃ寂しいです。 ![]() 折返しの「みずしま夜景列車」、MRT306号です。 期間限定ではありますが、コロナ禍が治まったらまた色々な企画が開催されますように。 2020年4月 ![]() 水島臨海鉄道、50周年記念塗装車です。 同社HPによるとこの塗装。 飛躍への情熱の{赤」と安全の象徴の「青」とのこと。 しかし実は50年以上前の同社前身、倉敷市交通局のバスの塗装そのものなのでした。 ![]() 倉敷貨物ターミナルにある車両基地。 新旧の車両が勢揃いです。 MRT300形には、50周年記念塗装車も登場。 色とりどりです。 ![]() 現在の水島臨海鉄道の最大勢力は、同社オリジナルのMRT300形。 新潟鐵工製の標準的なスタイルです。 但し通勤路線の形態のため、車長は20メートル級。 そのため他鉄道の同系車よりスマートに見えます。 ![]() 50執念記念塗装車MRT303号。 午後の出庫に向けて準備中です。 一般の道路からは少々遠い位置での作業でした。 ![]() 関東はJR東日本・久留里線からやって来た、キハ30。 この後に及んで、キハ20の代替に同じDMH17系エンジンの車両が導入されるとは思いませんでした。 冷房装置がないため、すでに夏場(と言うにはあまりに早いですが)の休みに入りました。 ![]() MRT300形標準塗装車が、入れ替え作業中です。 日中でも列車本数が多いからか、短い路線の割には構内作業や入替が多く見られます。 ![]() 現在の水臨の標準型、MRT300形の奥にひっそりと停まっているのは、国鉄塗装のキハ20。 かつては同鉄道の一大勢力でしたが、現在は定期運用から外れ、臨時運転用に1両が残るのみです。 ![]() そのキハ20。 あまり近くで眺められない場所に停められていますが、状態は良いようです。 また走ってくれないかなと思いますが、新型コロナの影響で、この時期臨時列車が走るなどありません。 ![]() 記念塗装車の303号。 外観塗装だけでなく、記念のヘッドマークも掲げられています。 しかし「旧倉敷市営バス色」ということで、50周年が過ぎてもこのまま残していいんじゃかなろうかと思います。 ![]() こちらは国鉄・JRから譲渡転属してきた気動車たち。 手前2両は後方のキハ20を置き換える目的での導入ですが、こんな並んだ姿も眺めることができます。 ![]() 標準スタイルのMRT300形。 同鉄道では記念塗装車を含め3種類の塗装が存在します。 どの色もなかなかイイ感じです。 ![]() まだまだ現役のキハ30は300号。 良い状態を保っています。 とは言え夏場はここで暫くお休みです。 ![]() MRT300形ひまわり塗装車が、三菱自工駅方面から回送されて来ました。 この車両は本日の定期運用はここまで。 代わって50周年記念号が運用に入る準備中です。 ![]() 派手な塗装に装いを変えた車両。 塗装と同時に、記念のヘッドマークも取り付けられています。 ![]() 倉敷貨物ターミナルの出口付近まで一旦移動された、50周年記念塗装列車です。 暫くここで待機、発車時刻を待ちます。 ![]() 所定の時刻になり、記念塗装車が三菱自工方面に向かって行きました。 本日はこれから夕刻の運用に入り、倉敷駅までの間を往復します。 ![]() 一番奥に停められていた、キハ30 98号。 こちらもJR久留里線からの移籍車ですが、主に部品取り用とのことで、走る気配はありません。 屋根の上も錆が目立っていました。 ![]() 同じく久留里線からの移籍車ながら、国鉄時代末期の製造と比較的新しい(それでも30年以上経過していますが)、キハ37と38です。 と言うことで色々な時代のエンジンが稼働している、現在の水島臨海鉄道です、 ![]() 気動車とディーゼル機関車の集合。 このカットだけ見ると、国鉄時代そのものです。 国鉄色の気動車が見られる、水島臨海鉄道です。 ![]() 一番奥の、部品取り用のキハ30 98号。 そもそも走らせる気はないようで、方向幕もJR時代の「久留里線」の表記がそのままです。 ま、眺めるにはこれはこれで良いかも。
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