むしろ望ましい急騰、11月のバリュー投資塾、創業家企業の株価パフォーマンス、
市場サイクル
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ショートコラム(2025年11月)
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■市場サイクル(2025年11月21日)NEW! |
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Full Market Cycles: Half Bull and Half Bearという記事をブラウザで翻訳して読みました。 強気相場の後には弱気相場が訪れ、市場サイクルを形成していると力説する著者の主張には説得力があります。 マーケットの歴史が繰り返すのであれば、そう遠くない将来、弱気相場が再来することを頭の片隅に入れておいたほうが良さそうです。 個人的には、本当の弱気相場を知らない投資家が増えていることを懸念しています。長きにわたり株価の下落が続けばどうなるのか、こればかりは身をもって経験してみないと分からないからです。 その一方で、久々の弱気相場を今か今かと心待ちにしている、もうひとりの自分がいます。とにかくバリュー投資家とは嫌な商売です。
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■創業家企業の株価パフォーマンス(2025年11月12日)NEW! |
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日経の記事「目覚めよ、日本の創業家 宿願のROE10%超えが4割に」に興味深いグラフが掲載されていました(下図)。 創業家企業の株価パフォーマンスがいいことは、投資家の間でも割と知られている事実ですけど、改めて示されたことになります。 このグラフでひときわ目立つのは、外部から招かれたり、グループ企業に天下りした経営者の株価パフォーマンスが際立って悪いことです。 銘柄分析を行う際は、社長が「創業家、生え抜き、外部、天下り」のどれに該当するのか、確認しておきたいと再認識しました。
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■11月のバリュー投資塾(2025年11月9日) |
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7月開催の「光通信の投資銘柄(2025年版)」、9月開催の「光通信の投資銘柄(2025年版)続編」のセミナーテキスト作成を通じて、ある種の確信が芽生えてきました。 日本株でバリュー投資を実践したければ、光通信の投資銘柄を重点的に調べるのが、いちばん効率的ではないか。 そんな今、私自身の描いている投資のグランドデザインは下記のとおりです。 (1)次の不況までに、光通信の投資先約300社のうち、自分の理解できる30〜50銘柄を徹底的に調べておく (2)世の中が不況ムード一色に染まれば、その中から15〜25銘柄で適度に分散したポートフォリオを組む (3)元本利回りの上昇や含み益の増加に合わせて、少しずつ投資額を増やしていく (4)最終的に金融資産の大半を投資し、現金の割合を限りなくゼロに近づける 自分の方針が固まりつつある以上、セミナーテキスト作成に相応の時間を必要とするバリュー投資塾のテーマも自ずと決まってきます。 11月のバリュー投資塾のテーマは「光通信の投資銘柄(2025年版)第3弾」です。 ただいま定量分析を用いた銘柄の絞り込みを行っております。その後、定性分析を経て最終的に確定するため、銘柄の公表までにもう少し時間がかかる予定です。 ご参加を希望される方はメールにて、氏名と電話番号(交通機関が遅れた場合など、非常時の連絡にのみ使用します)を記入してお申込みくださいませ。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。 ご注意:ケーススタディを盛り込んでいますが、銘柄推奨を行うセミナーではありません。
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■むしろ望ましい急騰(2025年11月1日) |
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長期投資家にとって、いちばん厄介なのは中途半端な高原状態がダラダラ続く相場です。 そういう意味では、今年7月以降の急騰のほうがむしろ望ましいかもしれません。通常、このような状況は長続きしないからです。 マーケットの歴史を振り返れば、株価が行きつくところまで上昇した後で、轟音を立てて崩れ去るパターンが繰り返されてきました。 もっとも、いつまで上がるのか、どこまで上がるのかを事前に予想するのは困難です。群衆とは距離を置き、ひとり静かにそのときを待てばいいと思います。 それまでは傍観者として、まるで映画のワンシーンでも見てるように、めったにお目にかかれない歴史的な強気相場を楽しみたいものです。 【日経平均 年足チャート】
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