米国株式市場の歴史とウォーレン・バフェット氏の投資行動光通信の実体

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ショートコラム(2025年9月)

■9月のバリュー投資塾(2025年9月11日)NEW!

9月のバリュー投資塾のテーマは「光通信の投資銘柄(2025年版)続編」です。7月に開催した「光通信の投資銘柄(2025年版)」の続編に当たります。

光通信が純投資を活発化しており、会社四季報夏号では302社の大株主となっています。大量保有報告書も2024年は53社、2025年は40社(9月4日まで)とハイペースで提出されています。

これだけの調査・分析の対象となるリサーチ・ユニバースがあれば、とうてい1回のセミナーではフォローしきれません。

また8月25日付けのショートコラム「続・2025年の数値目標」でも述べたように、光通信の投資先に対する徹底的な調査を自分自身の目標としたため、このテーマに決めました。

ご参加を希望される方はメールにて、氏名と電話番号(交通機関が遅れた場合など、非常時の連絡にのみ使用します)を記入してお申込みくださいませ。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。

ご注意:ケーススタディを盛り込んでいますが、銘柄推奨を行うセミナーではありません。

9月のテーマは「光通信の投資銘柄(2025年版)続編」です

日時・場所

2025年9月23日(祝) 10:30〜16:50 東京・大井町

2025年9月28日(日) 10:30〜16:50 大阪・天満橋

人数

10名様程度

受講料

銀行振込 29,700円 当日現金 33,000円

3日前までのキャンセルは返金いたします。以後のキャンセルは音声データでの受講に振替させていただきます。

テーマ

7月に開催した「光通信の投資銘柄(2025年版)」の続編です。

テキスト
目次

第1部 大量保有報告書
1−1 2025年の提出状況
1−2 2024年の提出状況

第2部 投資銘柄:プライム上場
2−1 シーティーエス(4345)
2−2 アイティフォー(4743)
2−3 荏原実業(6328)

第3部 投資銘柄:スタンダード上場
3−1 手間いらず(2477)
3−2 オートサーバー(5589)
3−3 全保連(5845)
3−4 西川計測(7500)

第4部 投資銘柄:グロース上場
4−1 ブリッジインターナショナル(7039)
4−2 ココルポート(9346)


■光通信の実体(2025年9月9日)NEW!

光通信の実体は、オーナー創業者である重田康光会長の資産運用会社です。

6月12日付けのショートコラム「株主からお預かりしたお金」で記したとおり、新卒入社1年目の社員から出てきた「株主からお預かりしたお金を運用させていただいています」という言葉自体が同社の実体を端的に表しています。

また同社は、経営陣にとっての資産運用会社でもあります。役職員の多くが株式購入限定貸付を通じて自社株を購入しており、和田英明社長と高橋正人常務の2名については有価証券報告書に記載されています。

2025年3月末において「私の全財産は光通信株だ」と公言してはばからない和田社長は1,160百万円、投資本部長の重責を担う高橋常務は479百万円を借り入れていました。

ここまで金銭的リスクを負えば、まさに死に物狂いで経営に当たるはずです。「自分の任期を大過なく努めよう」と考えているサラリーマン社長とは大違いではないでしょうか。

【光通信 統合報告書(2025年3月期) 57ページ】

【光通信 統合報告書(2025年3月期) 57ページ】

【光通信 有価証券報告書(2025年3月期) 129ページ】

【光通信 有価証券報告書(2025年3月期) 129ページ】


■米国株式市場の歴史とウォーレン・バフェット氏の投資行動(2025年9月4日)

米国株式市場のざっとした歴史は下記のとおりです。

●1930〜1940年代:世界恐慌の後遺症で低迷
●1950〜1960年代:第二次世界大戦の特需と勝利を受けて急騰
●1970年代:ニフティ・フィフテイ相場の崩壊により低迷
●1980〜1990年代:あしかけ20年にわたる強気相場
●2000年代:ITバブル崩壊とリーマンショックのダブルパンチで低迷
●2010年代以降:コロナを乗り越え、株価上昇中

概ね20年上昇、10年低迷のパターンを繰り返してきました。こういった紆余曲折を経て、平均リターンは年10%程度です。 以上を頭の片隅に入れつつ、今後の投資に対する組み立てを考えていきたいです。

ちなみにウォーレン・バフェット氏は1969年にバフェット・パートナーシップを解散して投資家に資金を返しています。しばらく市場を静観した後、1970年代の弱気相場で現在のグーグルに相当するマスメディア株など広告関係の独占企業を破格の安値で仕込み、今日の礎を築きました。

さらに1990年代後半のITバブルにも乗らず、足元ではキャッシュポジション高めで推移しています。バフェット氏の最も大きな強みは、音楽が鳴っている以上は踊り続けなければならない大半の機関投資家と一線を画している点かもしれません。



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