続・JASDAQ平均、下落相場、
経験則から言えること、
3月のバリュー投資塾、2000年のアップル株、今から3年が勝負時、
潮が引いた時、「2019年のIPO銘柄」音声CD、驕れるもの、
アリとキリギリス、創業者社長の勘、ハイイールド債、
29日の東京セミナーを中止します、足元の投資環境、バブル相場との付き合い方
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ショートコラム(2020年3月)
■バブル相場との付き合い方(2020年3月30日) |
相場の状況は、長らく続いた官製バブルの崩壊と言い切ってもいいと思います。 そこで月刊レポートの中から、昨年12月に執筆した、自分自身の経験を踏まえた資産運用レポートを公開しました。 ご高覧いただければ幸いです。 |
■足元の投資環境(2020年3月28日) |
足元の投資環境について、3月14日のバリュー投資塾(大阪セミナー)でお話しした資料と音声をアップしました。 データ容量の関係で、期間限定にて掲載します。もしよろしければ、ご参考にしていただければ幸いです。 ●投資環境資料(5ページ) |
■29日の東京セミナーを中止します(2020年3月27日) |
3月29日(日)開催予定のバリュー投資塾(東京セミナー)「2019年のIPO銘柄」を中止します。 新型コロナウイルスの国内における感染状況を鑑み、慎重を期すことにしました。こういった時期だからこそ、ぜひ開催したかっただけに、当方としても苦渋の決断です。 なお今回の内容に関しては、14日(土)の大阪セミナーを収録した音声CDで視聴できます。ご活用を検討くださいませ。 |
■ハイイールド債(2020年3月26日) |
下図は、米ドル建てハイイールド社債ETFであるHYGのロングチャートです。既にリーマンショックが起きた2008年10月の株価水準まで下落しており、金融危機の到来を予見しているとも受け取れます。 ちなみに長期投資家の間で、ハイイールド債とリート(特に物件の質が劣るもの)は「晴れの日に買ってはいけない」投資対象として知られています。世の中が不況になれば、大幅に値下がりして、高利回りなど吹っ飛んでしまうからです。 |
■創業者社長の勘(2020年3月22日) |
ある上場企業の創業者社長が、昨今の状況に関してコメントされていました。 世界経済が大変なことになっている。 なんとなくリーマンショックどころでは、終らないような気がしてならない。 山高ければ谷深しというが、今回の好景気は山が高かっただけに、コロナを機にした谷も深い気がする。 社名は伏せますけど、現場の一人親方から始め、起業した方です。苦労人の勘は、そう大きくは外れません。 自己資金を運用する立場としては、たとえリーマンショック以上になったとしても困らないように、備えを万全にしたいものです。 |
■驕れるもの(2020年3月17日) |
下図は、バブル崩壊局面(1990〜1992年)の日経平均株価です。 当時の日本と、現在の米国の共通点は“驕り”です。1980年代の我が国は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の時代で、とても勢いがありました。勢いが驕りとなり、バブルを生み、やがて弾けて、資本主義の歴史に当たらなページを刻んだのです。 2010年代の米国はGAFAに代表されるIT企業が世界中を支配し、FRBによる金融市場のコントロールも一定の成果を収めました。人間の本質からして、“驕るな”というほうが無理な注文です。 今や世界中の株価が米国株に連動しており、本家でバブルが崩壊しつつある以上、当面は厳しい状況が続くと考えて間違いありません。ついに、待ちに待ったバリュー投資家の出番がやってきます。 そろそろ肩慣らしを始めましょうか。 |
■「2019年のIPO銘柄」音声CD(2020年3月16日) |
3月開催のバリュー投資塾「2019年のIPO銘柄」音声CDが完成しました。 今回の印象としては、成長株としての可能性を秘めている企業が少なくなかったことでしょうか。また、いつまでも待てる投資家限定ながら、大穴的な会社もありました。私自身も講師として、とっても楽しめたセミナーです。 ご購入を希望される方はメールにて、氏名、郵便番号、住所、電話番号を記入してお申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。 既にお申込み・ご入金をいただいた分は、明日17日中に最寄りの郵便局から発送予定です。 |
■潮が引いた時(2020年3月13日) |
ウォーレン・バフェット氏の名言のうち、この言葉が好きな方も多いのではないでしょうか。 潮が引いた時、初めて誰が裸で泳いでいたかわかる 潮が引いた時、偽物は馬脚を現します。裏を返せば「この社長に投資したい」という優秀な経営者の率いている企業を見つかりやすくなるわけです。しかも安値で仕込むことができます。 また友人として一生付き合える、本物の個人投資家と親しくなれるのも、こういった時期です。強気相場では、みんな天才に見えてしまいます。 そういう意味では、株価の下落を歓迎すべきかもしれません。生き残ってさえいれば、きっといいことがあると信じて乗り切りたいものです。 |
■今から3年が勝負時(2020年3月11日) |
2013年以降に株を始めた個人投資家は、ラッキーなのでしょうか、それともアンラッキーなのでしょうか。 「何とも言えないな」と言うのが正直なところです。強気相場が続き、それなりに儲かったかもしれませんけど、投資家としてのキャリアを積む上で必要不可欠な修羅場を経験していないからです。 例えてみれば、コンピュータのシステムトラブルを一度も経験していないSE(システムエンジニア)のようなものです。こればかりは、場数を踏まなければ、対応方法を習得できません。 おそらく今後3年間で、大半の投資家が退場に追い込まれる、マーケットに血が流れる局面が幾度となく訪れるでしょう(既にその兆候が表れています)。 その中で自ら傷を負いながらも、何かを学び取り、修羅場をくぐり抜けた一部の投資家のみ大きな富を得られるのが、今まで繰り返されてきたマーケットの歴史です。 この数年間は「お遊び」に近い相場でした。今から3年間が勝負時です。気を引き締めて行きましょう。 |
■2000年のアップル株(2020年3月8日) |
下図はアップル(AAPL)の株価チャートです。今から20年前の2000年、アップル株が大暴落したことを覚えている投資家は少ないのではないでしょうか。 9月下旬に1日で半値近くまで下げた同社株は、それから年末まででさらに半値となりました(米国株に値幅制限はありません)。 もしGAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)にも同じことが起きれば、米国株はどうなるのだろうかという、余計な心配をしています。
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■3月のバリュー投資塾(2020年3月7日) |
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3月のバリュー投資塾は、前年にIPOを行ったニューフェイスを分析する、毎年恒例のテーマです。 IPOは玉石混交ながら、その中から必ずと言っていいほど、大化けする銘柄が現れます。上場人気の冷めた辺りから「この銘柄は化けるのではないか」と予め目を付けておき、ずっと追い続けるのも、興味深いやり方ではないでしょうか。 粘り強くウォッチしているうちに、株という株が売られる弱気相場が到来すれば、珠玉の成長株を底値で仕込める絶好の投資チャンスとなりえます。そのためには前もって銘柄を絞り込み、狙いを定めておくことです。 ご参加を希望される方はメールにて、氏名と電話番号(列車が遅れた際など、非常時の連絡に使用します)を記入してお申込みくださいませ。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。 ちなみにお申込み締め切りを、大阪会場3月11日(水)、東京会場3月25日(水)とさせていただきます。両会場とも残席がございます。 ご注意:ケーススタディを盛り込んでいますが、銘柄推奨を行うセミナーではありません。
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■経験則から言えること(2020年3月6日) |
今の局面にて、経験則から言えることは次の5つです。 ●損切りに例外を設けない とりあえずアップしておきました。私は静観しています。 |
■下落相場(2020年3月5日) |
下落相場では、下げ幅より下げの持続期間がポイントになります。足元の下げはきついですけど、直ぐに戻ってしまえばどうってことありません。 しかし下げたり戻ったりを繰り返しながら、その期間が2年以上に及べば、個人投資家の大半は退場を余儀なくされます。 ごく一部の投資家が「お休みします」と言い残し、他の投資家は無言のままで、株式市場から消え去るのがいつものパターンです。 意地が悪いと後ろ指を指されようとも、生き馬の目を抜くマーケットで自分が生き残りたければ、そういった局面を待つしかないのかなと思います。 |
■続・JASDAQ平均(2020年3月2日) |
2月19日に取り上げたJASDAQ平均の続きです。 4カ月に渡る上げをたった1カ月の下げで帳消しにするという、上昇トレンドと下降トレンドの特徴が出たチャートになりました。ここまで教科書的なチャートは珍しいのではないかと思われます。 今から振り返れば、押し目なしで一直線で上げた昨年末の相場は、長期的な下げ相場の渦中における一時的な戻りでありがちなパターンでした。通常は起こりえない200日移動平均線が反転したため「一体、何事か」と理解に苦しんだのですが、やっと納得できました。 今後に関しては、直近の安値である3300ポイントを割り込んでしまうかどうかが分かれ目です。ここを切ってしまえば、ちょっとヤバくなります。 |
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by 角山智