絵ハガキ
テオティワカン遺跡にいるこのおじさん(左写真)は何をしているかというと、ウチワサボテンにつくコチニールという虫から赤紫の顔料が採れるところを実演中(指につけているのがそう)。 この顔料は、遺跡の彩色にも使われているもの。
また、ウチワサボテンの横に置いてあるサボテンの茎からは黄色い顔料が採れる。そして、白い封筒にこれらの顔料で一筆書いた?ものに絵ハガキ10枚セットで60ペソ(右写真)。 絵ハガキは1枚6~10ペソくらいが相場だということで、意外にもボリボリではない。
ただ、絵ハガキに使われている写真がなんとなくピンぼけというか、「何十年前の写真?」と言いたくなるくらい古びた感じがするというか…。
それでも空撮写真やライトアップ写真や今回は修復中ということで見学しなかったケツァルコアトルの神殿の写真の絵ハガキが入っていたのでOKとしておきます。
マヤカレンダー
メキシコシティの国立人類学博物館で15分間のみやげ購入タイム。しかし、イマイチこれだー!というみやげが見あたらない…と店内をうろうろしていたら、片隅のデスクでヒマそうにパソコンをいじっているにーちゃんが。 デスク回りの説明文を読んでみると、指定の年月日をマヤ暦で表現したものを作ってくれるらしい。
もう残り時間が半分くらいしかなかったので、どれくらいかかるか?と聞いたら、パソコン&プリンタで2分間で完成するとのこと。 早速自分の誕生日で作ってもらいました。イチジクの樹皮から作られたアマテという紙(厚手の和紙っぽい手触り)にキレイに印刷され、ちゃんと日本語の説明書もついて200ペソ。マヤ暦の見方は説明書を読んでも難しいので詳しいことは省略しますが、写真の暦には指定の年月日が絶対年譜(紀元前3113年8月13日をマヤ時代の開始日として、経過した日数を数えた年譜)、聖暦(マヤ民族の祭祀暦、1周期=260日)、太陽暦、月齢と月の位置でそれぞれ表わされています…多分。
なお、未来の日付も指定できるが、マヤ暦では現在の世界(5番目の世界らしいですよ)は2012年12月二十何日だかに終わることになっているため、それより先の日付は指定できないとか。実は、チチェンイッツァ遺跡でもマヤ文字ペンダントトップの店の次にマヤカレンダーの店を紹介されたのだが、そこではこれと同じサイズ(20cm×30cmくらい)のものとその1/4サイズくらいのもの2枚セットで$25だった(2枚はそれぞれ別の日付を指定できる)。
ここで1号が「メキシコシティでは200ペソでしたよ~」などと言い出すと営業妨害になるかと思い、黙っていたが、ツアーの皆さんはあまりマヤ暦には興味ないのか、誰も買う人はいなかった。
現地ガイドさんは「手書き」だと言っていたが、どう見ても1号が作ってもらったものとまったく同じタイプだったので、以前は手書きだったのだろうが、今はチチェンイッツアでもプリンタ印刷になっていると思われる。 マヤにまでIT化の波は押し寄せているのだ…(?)。
皮製しおり
パレンケ遺跡入口付近の掘っ立て小屋のような土産屋で購入。
今回行った観光地の中ではパレンケが一番イナカなため、みやげものの値段も割と安い。 特に皮製品は、この辺りで作られたものがメキシコ各地の観光地に運ばれて販売されることが多いので、パレンケで買うのがお得とのこと。で、1号が購入した皮製品とはこれらのしおり。手作りなので、図柄が同じでも彩色が1つ1つ微妙に違っている(そして下書きの線も残っていたりする)。
図柄はマヤの神々が多いが、そういうのは興味のない人にとっては「いやげもの」になってしまうので (^^;、よ~く探して万人ウケしそうなカラフルな鳥の絵をチョイス。 一見、どの店にも同じような商品がならんでいるようだけど、よく見ると絵や色のセンスに結構差がある。
値段は、最初1ヶ15ペソと言っていたのを交渉して8ヶで70ペソというずいぶんハンパな額に。ただし、思いっきり色移りしそうなので、本のしおりとしては使用せずにちょっとした壁飾りにでもする方が良さそう。 1号からみやげとしてこのしおりをもらった人はご注意ください(笑)。
キーホルダー
4日目の夕食後にメリダのソカロ周辺をぶらぶらしていたときに土産屋で購入したマヤの神様キーホルダー。
「何月何日~何月何日まではこの神様」と割り振られている。写真左の青いキーホルダーの方はPOPという神様で、意味するところは「Mother Earth, Venus Morning Star」など。 右の緑色の方はYAXKINという神様で、「Solar Flower, Center of the Universe」などの意味があるらしい(一緒にもらった紙によると。しかし綴りとかかなり間違ってる)。
土産屋のおっちゃんによればFish Bone製だそうで、2ヶで50ペソ。 神様を彫ってある部分の上だけは樹脂っぽいものでコーティングされているが、他の部分は濡れたら絶対に塗料が落ちそうな感じ。塗料というか水性絵の具っぽいし。 手作り感満載で、それもまた良し?
マヤ文字ペンダントトップ
HISのガイドさんの先導?により、チチェンイッツァ遺跡入口のショップでかなり多くのツアーメンバーが購入。 遺跡観光前に自分の刻みたい文字を注文し、観光から戻ってきたら受け取れる仕組み。
遺跡に向かうバスの中でガイドさんが見せてくれたペンダントトップはプレートが楕円形だったので、1号は「マヤ文字なのになぜ古代エジプトの『カルトゥーシュ』みたいな形なんじゃーい!」と思い、そんなに乗り気ではなかったのだが、現地に行ってみたら今年から新たに角形が出たということで、それならいいかと買ってみた。材質としては「銀のプレートに銀の文字」「銀のプレートに金の文字」「金のプレートに金の文字」の3種類があり、値段は文字数=プレートのサイズによって異なる。
1号のは銀のプレートに銀で「TOMI」の4文字で$38。大きさは幅1cm×長さ4cmくらい。最小が2文字で$33だった。 金のプレートに金の文字は、銀のプレートに銀の文字の10倍くらいの価格。メキシコは銀の産出国なので銀製品は安いということだが、同じショップに売っているシルバーのチェーンはややボリボリ価格だったように思う。 のでチェーンは帰国してから買いました。
テキーラ
しもべ1号要望のテキーラ土産を買うため、ガイドブックを見てホテル近くのショッピングセンター「プラサ・カラコル」内にあるテキーラ専門店に目を付けていた女王様1号。 ところが実際にプラサ・カラコルに乗り込んでみると、目的の店がない!
このショッピングセンターは小さい店がたくさん入っているし、中の通路が変な角度に曲がっていて今どこにいるかわかりにくいのだが、3周くらいグルグル回ってみてもやっぱり発見できず。 それどころか、ガイドブックの案内図が正しければ、目的の店とおぼしきところは閉まっていて、「貸店舗」っぽい張り紙が…orz。仕方ないので、食料品関係が充実していた大きめの土産店で左写真のミニボトルセット 132ペソを購入。
テキーラは熟成期間によって3種類に分類され、蒸留してそのまま詰めたものがブランコ(左)、2ヶ月程度の短期熟成のものがレポサード(中)、1年以上の長期熟成のものがアニェホ(右)。 3種類並べると色の違いがよくわかる。1号自身は飲んでいないので、味の違いは不明。
ついでに右写真はテキーラの原料マゲイ(竜舌蘭)。なお、アメリカ乗り継ぎで帰国する場合は、アメリカ出国時に100ml以上の液体を機内に持ち込めないため、メキシコ出国手続き後の免税店でテキーラ(ミニボトルを除く)を買っても結局持ち帰れないことになるのでご注意。
帰国前日までに購入して、機内預け荷物に入れざるを得ません。
チョコレート
配りみやげの定番中の定番、テキーラチョコ(左)とカルーアチョコ(右)。この写真のサイズは6ヶ入り。 他にももっと大きいサイズのパックや2ヶ入りのミニサイズもある。
値段は、テキーラと同じ土産屋で買って38.5ペソ。 コンビニで買えばもっと安いかも(しかし1号の入ったコンビニでは6ヶ入りを売っていなかったのだ)。
自分用にも買って、どちらも食べてみたが、まあフツーに美味しいチョコです。
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