食事編タイトル

※ $1=10~11ペソ=102円前後(2008年10月上旬時点) ※

 メキシカンビュッフェ(2日目昼食@テオティワカン)

エンサラーダ・デ・ノパリートス

アロス・コン・レチェ

 テオティワカン遺跡のすぐ近くにあるレストランにて。名前は不明ですが、右写真のように内部の飾り付けがカラフルで陽気な感じでメキシコっぽい(?)。
ビュッフェ会場  オヤジ3人組が演奏しているのはもちろん「ラ・バンバ」です。これはもうお約束。 (^^;

 ホテルの朝食を含め、ビュッフェ形式の食事は他にもあったけど、このレストランのビュッフェが1番種類豊富でした。

 左上写真はエンサラーダ・デ・ノパリートス(ウチワサボテンのサラダ)。細切りになっているサボテンは、見た目もヌメッとした食感も茎わかめのよう。 不味くはないが特別美味しくもなく、そんなに大量には食べられません…というところか?

 左下写真はアロス・コン・レチェというデザート。おかゆっぽく見えるが、実際に米を牛乳とシナモンで煮込んだもの。 めちゃくちゃ甘ったるいか、逆にものすごく漠然とした味かとちょっとおそるおそる食べてみましたが、シナモンが利いているので予想よりはイケました。 でもやっぱりあまり大量には要らないなー(笑)。


 タコス(2日目夕食@メキシコシティ)

ソパ・アステカ&ワカモーレ

鶏・豚・牛肉のタコス

 メキシコ料理の代名詞のように言われるタコス。このツアーでも、メキシコシティのソナロッサという繁華街にある「Parri」という店で食べました(右写真)。
Parri外観  この写真ではよくわかりませんが、中は結構広々としていて、屋根がちょっとテント風だったり。

 まずは前菜ということで出てきたのがワカモーレ with トルティージャチップとソパ・アステカ(左上写真)。 ワカモーレはアボカドを潰してソース状にしたもの。ソパ・アステカはアボカド、チレ(唐辛子)、チーズ、トルティージャなどが入った具だくさんのスープ。
 何が入っているのかよくわからぬまま、うっかりチレをかじってヒドイ目に遭っていたツアーメンバーもいた。

 そしてメインのタコス3点セット(左下写真)。確か左から鶏・豚・牛だったはず。 これに、左上写真に写っている銀の容器に入った3種類のサルサ(ソース)を適宜かけて食べます。
 現地ガイドさんの話によると、メキシコ人はタコスを食べるのが上手く、どんなに盛りだくさんなタコスでもこぼさずに食べるそうですが、我々はお皿やテーブルにポロポロこぼしまくり。
 お味の方は、もちろん鶏・豚・牛で違いもあり、それぞれにそこそこ美味しいのですが、なにせトルティージャ自体の味が単調(だからこそサルサをかけるわけだけど)&割とすぐお腹にたまることもあり、途中で飽きてしまう危険性も大(爆)。

 HISメキシコシティ支店のブログでこの店が紹介されているのを読むと、オススメ料理は鶏肉炭火焼き(それをトルティージャに包んで食べる)らしいのですが、ツアー食の悲しさ、残念ながらその料理は出てこなかったのでした。

 


 シーフード(3日目夕食@カンペチェ)

Marganzo外観

シーフード

ビン乗せ踊り?  海沿いのカンペチェは漁業も盛ん。ということで、夕食はホテルから歩いて行ける距離にあるレストラン「Marganzo」(左上写真)でシーフードを。
 ガイドブックによれば「地元でも人気の上品なレストラン」です。

 スープに続いて出てきたメイン料理が左下写真。写真だと豚肉のようにも見えてしまいますが、舌平目のムニエル的な料理(実際に何の魚かは不明)。 あっさりした味付けで、日本人観光客にも美味しい美味しいと大好評でした。

 ただし、カンペチェではエビがたくさん獲れ、メキシコ人もカンペチェと聞けばまず「エビ」と連想するくらい有名だというエピソードを現地ガイドさんが教えてくれたにもかかわらず、ここでもエビ料理はナシ…しょぼ~ん。

 また、このレストランでは、火曜~金曜の夜には音楽演奏&ダンスの披露もあり。  男女数名で何種類かのダンスを見せてくれます。女性の着ている民族衣装が可愛らしい。
 メインのダンスでは頭の上にビンを乗せてクルクル回ったりしていました(右写真)。


 ユカタン料理(4日目夕食@メリダ)

ソパ・デ・リマ
 メリダでの夕食はホテル内のレストランだったので、その点ではイマイチ面白みに欠けたけど、ユカタン料理のお味はまずまず。 アチョテを使った肉料理
 左写真のスープはソパ・デ・リマといってライムと鶏肉のスープなので、酸味の利いたさっぱり味

 右写真の肉料理は真っ赤で激辛に見えますが、実は意外に辛くない。赤い色は、ベニノキの実をペースト状にしたアチョテという調味料を使っているため。
 アチョテを塗った鶏肉を野菜と一緒にバナナの皮に包んで蒸した料理だということで、1号のお皿にはなかったけど、バナナの皮ごとサーブされている人もいた(1号のはハズレか?)。


 ブリトー(5日目昼食@カンクン)

ブリトー  食べたお店はおそらくホテルゾーンのパーティーセンターにある「Taco Factory」というタコス専門店(でも食べたのはブリトー)。
 なぜ「おそらく」なんて曖昧なことを書いているかというと、昼食後の自由時間の方が気になっていて、店名などをまったく確認していなかったため(笑)。
 通りに面したオープンエアなお店で、フォーラム・バイ・ザ・シーというショッピングセンターからもすぐ近く。ホテルから徒歩10分くらい。

 写真も、これじゃどういう中味かわからないですね。ナイフで切ってから撮れば良かった (^^;。確か牛肉とトマトやキャベツなどが入っていたハズ…。
 サルサが6種類も出てきたが、辛すぎるのやビミョーな味のモノを除くと、1号の口に合うサルサは3種類くらいでした。


 マリアッチディナー(5日目夕食@カンクン)

マリアッチ  ツアー最後の夕食は、自由時間の後で再集合してセントロ(ダウンタウン)にある「La Parrilla」というレストランにて。 ホテルゾーンからクルマで20分くらい。

 出てきた料理は前菜がエンサラーダ・デ・カプリチョッサ。これはトマト、モッツァレラチーズ、サボテンを積み重ねたサラダメキシコ国旗を表現しているらしい。
 トマトとモッツァレラチーズの組み合わせだけならイタリアンにもあるけれど、そこにヌメヌメしたサボテンが加わるとちょっと残念な感じに(爆)。
 HISカンクン支店のブログでは、このサラダの写真も見ることができます。

 メインは右上写真のステーキ。肉はそんなに厚くないのだが、かなりしっかり焼いてあるので、口に入れるとモソモソしている。
 「トルティージャに包んで食べてみてください」という現地ガイドさんに従ってみたところ、モソモソ感倍増でした。

 もっとも、今回のツアーがこのレストランに求めているのは美味しい料理ではなく(えー?)マリアッチの演奏。 マリアッチとは「バイオリンやギター、ベースの役割をするギタロン、そしてトランペットによる10人前後の編成による楽団形態」とのこと(ガイドブックより)。
 食事をしているテーブルのすぐそばで演奏してくれたのだが…音が大きすぎてうるさい~! トランペットだけはテーブルから離れたところで吹いていたけど、それでも響く響く。 マリアッチの演奏は、やはり屋内ではなく路上や広場で聴くべきものかも

ステーキ

マリアッチ


 飲み物あれこれ

 全食事付きとはいえ、食事中の飲み物は各自払い。 せっかくメキシコなので、夕食のときにでもテキーラ or テキーラカクテルを頼めるかと思っていたのだが(「どうしても飲みたい!」と言えば可能だったかもしれないけど)、基本的に選択肢はソフトドリンクかビールのみ。 値段はソフトドリンク 20~30ペソ、ビール 30~40ペソというところ。
 ちなみにミネラルウォーターは、1番メジャーなブランドのものがなぜか600mlという不思議なサイズで、場所によって5ペソ(コンビニで購入)~26ペソ(ホテル内で冷え冷えのを購入)でした。

 それにしても今回のツアーメンバーは飲む人が少なかった! 女性11人のうち、ビールを飲むのは女王様1号ともう1人くらいしかいない。男性陣もそんなに飲まない。 結局、テキーラはテオティワカン近くの土産物屋で試飲しただけ。カンクンでの自由時間に「プールサイドで読書しながら優雅にマルガリータ」計画もスコールのため不発に終わってしまったし…。
 そんな中でもめげることなく、食事時にはすべて違う種類のビールを飲んでみました(コロナは日本でもフツーに飲めるのであえて外した。それ以外にも日本で飲めるものもあるけど)。

ビクトリア&ネグラモデロ モンテホ ボヘミア ソル
テカテ ドス・エキス   炭酸アップルジュース

 上段左→右→下段左→右の順に

・ビクトリア(左)とネグラモデロ(右)
ビクトリアがメニューにあったのは一度だけ。マイナービール?
ネグラモデロは黒ビール(他の人が注文したのを写真だけ撮らせてもらった)。
・モンテホ
メリダの地ビール。ラベルのデザインがオシャレ。
・ボヘミア
世界各国のビールコンテストで多数受賞しているというビール。
・ソル
「暑い国で飲む仕様(?)」なのか、薄い感じ。
・テカテ
ライムを搾る&塩を振って飲むのが通らしい。
・ドス・エキス
ソルとドス・エキスはほとんどどのレストランにもあった。
・リフト(コカコーラ社製ナゾの炭酸アップルジュール)
ビールではありませんが、日本では見たことないものだったので(って今回ネットで調べたら、日本でも北海道とか長野限定で発売されていたことがあるようだ)。

 なお、メキシコで生産されているコカコーラは、アメリカで生産されているものより甘くて美味しいらしい。 その理由は、アメリカでは甘味料としてコーン・シロップを使用しているが、メキシコでは昔ながらにサトウキビから採った砂糖を使用しているから、らしい。
 それを聞いた1号はもちろんコカコーラを注文してみましたが、常日頃そんなにコカコーラを愛飲しているわけでもないので、本当に甘いかどうか「違いのわかる女」にはなれませんでした。 詳しい話はこちらの記事をご参照ください。


 お菓子あれこれ

チチャロン  今回のツアーでは、バスでの長時間移動中にメキシコのお菓子が何種類か紹介がてら配られました。さすが添乗員&現地係員付きツアーは至れり尽くせりだ。
 配られたお菓子は以下のとおり。

・チチャロン
ポテチの仲間に見えるが、豚の皮をラードで揚げたもの(右写真)。 結構気に入ったのでコンビニで小袋 7ペソを買って帰ってきたが、改めて食べてみると独特のニオイがあって後味がやや脂っこいかも。
≪追記≫
食べ終えてから袋の中をよく見たら、サルサのミニ袋が入っていた。乾燥剤だと思っていたので、気づかずに使わずじまい…。
・山羊乳キャラメル
フツーのキャラメルと味はほぼ同じ。
・マサパン
ピーナッツの粉末を固めた円盤状のお菓子。かなり甘くてポロポロ崩れる。
・トルティージャチップ
ワカモーレ味、ハラペーニョ味、サルサ味の3種類があった。ワカモーレ味はちょっと物足りなく、ハラペーニョ味はちょっと辛すぎ、1号的にはサルサ味が1番好み。
・チレキャンディ
赤い色のキャンディだし、「チレ」というから激辛なのか?と思ったら、酸っぱ味だった(辛いものもあるらしい)。


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