【廃墟マニヤ File058】
K岡鉱山O津山(岐阜県)
(その12)
線路のつながる先には、自然にではなく火災で崩れ落ちた残骸が山となっていました。
ここにも鉱車が取り残されています。
いろんなタイプがありますね。
こちらは軌道自転車の残骸のようです。
振り返ってみると、壁だけとなった防火壁と太いパイプが……。
線路も高熱にさらされたのでしょう。
錆びたトタン板と木製の柱がいい雰囲気です。ちょっと「貧乏な砦」のように見えないこともないですね。
木で組まれた骨組み。
荒廃した雰囲気のピークはまさに今という感じです。
ところで、まともに写っていない奥の白い建物ですが、驚いたことに現役の施設らしく、うなるような音が聞こえてきます。どうやら坑内に電源を供給しているようです。
……若干気分が萎えたことは否定できません。
(続く)
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