【廃墟マニヤ File028】
M尾鉱山(岩手県)
(その7)
裏の窓から外を覗くと、さらに高い位置に建てられた「る」「ぬ」「り」号棟(左から)の後側の姿を見ることができました。右の方にある、半分緑に埋もれている建物は、来るとき後回しにした中央通路の一番奥の部分のようです。
ということで中央通路まで戻って、緑に埋もれた建物部分へ行ってみることにしました。写真は中央通路から見た「に」号棟の裏側(たぶん)。木製の窓枠が出っ張っていますが、壁に残った跡を見ると、もしかすると雪を防ぐ雨戸的なものがついていたのかもしれません。
中央通路と「へ」号棟をつなぐ通路……だったかなあ? ちょっとこの辺、記憶があやふやです。
こちらも自信がないのですが、たぶん「へ」号棟の裏側?
さて、中央通路の一番奥は共同浴場だったようです。
ずいぶん小さな浴槽だと思ったら……
反対側に大きな浴槽が。さらに仕切りをくぐりぬけて向こう側へ行ってみると……
こちらにも小さな浴槽がありました。こっちが女湯だったのでしょうか? まだ天井が残っているため、当時の構造がわかりますね。
だいたい下の8棟は見終わったので、次は上の「り〜る」号棟へ向かうことにします。
う〜ん、思ったよりヤブがきつくて、意外に登るのは大変そうですよ……。
(続く)
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