オアハカ


☆ 6/24 

  《夜中到着編》   《オアハカのホテル編》   《オアハカ説明編》   《旅行代理店にて編》

  《サント・ドミンゴ教会編》   《オアハカ散策編》   《モンテ・アルバンへのバス編》   《モンテ・アルバン遺跡編》

☆ 6/25 

  《ミトラツアー・トゥーレの木編》   《テオティトラン・デル・バジェのサラッペ編》   《ミトラ遺跡編》   《トラコルーラのメスカル編》

  《ゲラゲッツァ祭について&お土産編》   《オアハカの夜・飲んで騒いで編》   《オアハカの夜・飲んで踊って編》

☆ 6/26 

  《ラ・ソレダー教会編》   《スペイン語学校&エロオヤジ編》   《メルカドでの買い物編》   《タクシー&占い編》



 昨日、本来なら夕方、バス予約後に荷物預けてベラクルス水族館へ行って、それから 午後10時半にベラクルスを発って、本日朝7時にオアハカへ着く予定だった・・・。
なのに午後4時半には、なぜかバスに乗らされてた・・・(
ベラクルス《観光散策編》にて)。
それはそーと、夜中12時にオアハカ着。どーしよー。ホテル開いてるかなぁ〜? しかし、ホテル探しついでにタクシーに乗らないといけないとなると、夜中のタクシーって怖いよぉ〜。 バスの中でひたすらドギマギ状態。まぁ、着いてみないことにはどうしようもないんだけどね・・・。
えーいっ!なるようになれっ!と開き直ったところで、真っ暗なバスの中では、音楽が鳴っていた。 それもサルサ!運転手と車掌さんが好きらしく、ずーっと、テープ?CD?かわかんないけど、 着くまでかけていた。
うーん、踊りたくなるじゃん。ベラクルスでは雨で結局踊れなかったからね・・・うずうず。

 で、オアハカの街灯りがちらほらと見え始めた頃から、へばりつくように窓の外を見ていた。 ホテルって今時間開いているか気になっていたんで、チェック。 屋台とかまだやってるし、結構たくさんの人がウロウロしていた。
と、ホテル見っけ。電気付いているし、カウンターに人もいた。開いてる! ここって、バスターミナルから遠いのかな?って思ってたら、バスはすぐとなりの塀の中へ入って停まった。
え?終点?バスターミナル?ちょーラッキー! バスを下り、ふっと塀の隣を見ると「Hotel」の文字が・・・。タクシーに乗らなくていい。 歩いていけるぅ〜。

 運転手のおじちゃんから、荷物を受け取り「ここから出ていってもいいの?」と聞くと「いいよ」。
人がウジャウジャいるバスターミナルの建物内を通らずに、塀の切れ間から外に出る。 ホテルまで、ほんの5mほど通りを歩くぐらいだったけど、かなり緊張。
だって、ホームレスみたいな人たちが通りに寝っころがってるんだもの。 外国では、一人で夜出歩くってことしないから、ちょっと怖い。

 1等バスターミナルに隣接する ベラクルスホテル(Hotel Veracruz)に入り、カウンターの男の人に部屋が空いているか聞く。
宿泊代はどうあれ、とにかく泊まれればいい。で、男の人はニッコリ笑って、壁に貼ってあった金額を指差す。 1泊N$310(3,900円弱)。 お金を払って、鍵を渡され、彼はただあっちだと指差す。
部屋は1階と2階にあり、ケーブルTV、鏡台、ホットシャワー付。 窓は外窓はなく、廊下側にあるだけだけど、結構明るい。1階にはちょっとしたレストランがあった。

 鍵に書かれた番号とドアに書かれた番号が完全一致してないため、少々迷う。 ふつう、完全一致って当たり前だと思うけど、どっちかの番号の一部が省略されていたような?
無事部屋に入り、ホッと一息。 シャワー浴びて、TV見ながらお菓子で腹ごしらえし、バス内で充分寝たけど、再び寝床に就いた。

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 朝8時に目覚める。1階レストランで軽く何か食べようかと行ってみると、超満員。大繁盛ってとこ。
とりあえず、チェックアウトして、事前チェックでオアハカで泊まりたいホテルがあったんで、そこへ向かうことにした。 ホテルを出て、お隣のバスターミナルへ行く。

 そこでタクシーチケット売り場を探すけどない。 売店のおばちゃんに聞くと、タクシーチケット売り場はないとのこと。
外にはタクシー乗り場があって、タクシーの仕切り役みたいなおじさんが「どこへ行くんだ?」と聞いてきた。 通り名とホテル名と言うと、このタクシーに乗れと。おっとその前に「いくら?」と聞くと、「N$25(300円強)」。 そして、黄色いカブトムシ型のタクシーに乗らされる。ドアもやっと閉まるような壊れかけたボロっちい車だった。
大丈夫かぁ〜?って思いながらも、シンコ・デ・マヨ(5 de Mayo)通り へ行ってもらう。 そして、「プリンシパルホテル(Hotel Principal)知ってる?」と聞くと、 なんとなく頷く運転手。
で、「ここがシンコ・デ・マヨ通りだ」と言って、ある程度通りを走ったところで車は停まった。

 お金を払いながら、ホテルはどこだ?とキョロキョロ。運転手が斜め後方あたりを指さしたんで、 「あぁ、あの赤いの?」と聞いたら、うんうん頷いた。
タクシー降りて、その建物へ行ってみると、"ホテル"の文字さえもなく、ちょうど出入り口から出てきた人に 「プリンシパルホテルはどこ?」と聞くと、3ブロック先だと言ってる。
なぬ〜?とゆーことは、タクシーは行き過ぎてるじゃん。あの運転手、実はホテルを知らなかったのね?

 まぁ、いいか・・・と、バックパックを背負いてくてく歩く。
で、3ブロック来たところでも、"ホテル"と書いた建物が見当たらない。 あれ?っと思って、お土産屋さんらしきお店に入って「プリンシパルホテルはどこ?」と聞くと、 「となり」・・・もう少し行けばあったのね? ホテルの一室

プリンシパルホテル  ようやっと、ホテル入り口へ入る(左写真)と、中庭が広がるコロニアルタイプのいい感じのホテル。
中庭の一角にカウンターがあり、女の人がいた。 「部屋空いてる?」と聞くと、2種類の値段を提示された。 N$300(約3,750円)ぐらいN$320(約4,000円)。 んー、とりあえず部屋見せてもらおう。

 安い方の部屋は、1階の角にあって、ベッド一つなんだけど狭くて暗い。
高い方の部屋は、中庭から階段を上ってすぐの通り側と反対の部屋。 天井が高く、部屋も明るい。白い壁に重厚な面持ちの色した木製のドアやクローゼット、机と椅子。 ベッド側の壁と床は朱色で、全体的にシンプルかつ超レトロでいい感じ。(右写真)
250円ぐらいの差だし、せっかくだから高い方の部屋に決める (ベッド二つで、一人じゃもったいないんだけどね)。

 ここプリンシパルホテルは全13室の小さな中級ホテル。
古きよき時代をそのまま残したようなコロニアル風建物。 中庭には花や木がぐるりと置かれ、民芸品も飾られていて、落ち着いた雰囲気。(下に写真あり)
ホテル出入り口から見た中庭 昼間の中庭 夜の中庭
 ホテル出入り口から見た中庭。  昼間の中庭。階段上ってすぐの部屋だった。  夜の中庭。幻想的でしょ?(拡大O.K.)

 部屋にはホットシャワー、ミネラルウォーター付。 テレビはないんで、通路のソファーに座って本読むもよし、 ホテルスタッフや他の旅行者と話しするもよし、ボケーっとするもよし・・・。
ちなみに、カウンターには低価でミネラルウォーター(N$4)、ソフトドリンク(N$5)が売ってあった。

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