《夜中到着編》
《オアハカのホテル編》
《オアハカ説明編》
《旅行代理店にて編》
《サント・ドミンゴ教会編》
《オアハカ散策編》
《モンテ・アルバンへのバス編》
《モンテ・アルバン遺跡編》
☆ 6/25
《ミトラツアー・トゥーレの木編》
《テオティトラン・デル・バジェのサラッペ編》
《ミトラ遺跡編》
《トラコルーラのメスカル編》
《ゲラゲッツァ祭について&お土産編》
《オアハカの夜・飲んで騒いで編》
《オアハカの夜・飲んで踊って編》
☆ 6/26
《ラ・ソレダー教会編》
《スペイン語学校&エロオヤジ編》
《メルカドでの買い物編》
《タクシー&占い編》
で、オアハカの街灯りがちらほらと見え始めた頃から、へばりつくように窓の外を見ていた。
ホテルって今時間開いているか気になっていたんで、チェック。
屋台とかまだやってるし、結構たくさんの人がウロウロしていた。
運転手のおじちゃんから、荷物を受け取り「ここから出ていってもいいの?」と聞くと「いいよ」。
1等バスターミナルに隣接する
ベラクルスホテル(Hotel Veracruz)に入り、カウンターの男の人に部屋が空いているか聞く。
鍵に書かれた番号とドアに書かれた番号が完全一致してないため、少々迷う。
ふつう、完全一致って当たり前だと思うけど、どっちかの番号の一部が省略されていたような?
オアハカTOP そこでタクシーチケット売り場を探すけどない。
売店のおばちゃんに聞くと、タクシーチケット売り場はないとのこと。
お金を払いながら、ホテルはどこだ?とキョロキョロ。運転手が斜め後方あたりを指さしたんで、
「あぁ、あの赤いの?」と聞いたら、うんうん頷いた。
まぁ、いいか・・・と、バックパックを背負いてくてく歩く。
安い方の部屋は、1階の角にあって、ベッド一つなんだけど狭くて暗い。
ここプリンシパルホテルは全13室の小さな中級ホテル。
☆ 6/24
昨日、本来なら夕方、バス予約後に荷物預けてベラクルス水族館へ行って、それから
午後10時半にベラクルスを発って、本日朝7時にオアハカへ着く予定だった・・・。
なのに午後4時半には、なぜかバスに乗らされてた・・・(
ベラクルス《観光散策編》にて)。
それはそーと、夜中12時にオアハカ着。どーしよー。ホテル開いてるかなぁ〜?
しかし、ホテル探しついでにタクシーに乗らないといけないとなると、夜中のタクシーって怖いよぉ〜。
バスの中でひたすらドギマギ状態。まぁ、着いてみないことにはどうしようもないんだけどね・・・。
えーいっ!なるようになれっ!と開き直ったところで、真っ暗なバスの中では、音楽が鳴っていた。
それもサルサ!運転手と車掌さんが好きらしく、ずーっと、テープ?CD?かわかんないけど、
着くまでかけていた。
うーん、踊りたくなるじゃん。ベラクルスでは雨で結局踊れなかったからね・・・うずうず。
と、ホテル見っけ。電気付いているし、カウンターに人もいた。開いてる!
ここって、バスターミナルから遠いのかな?って思ってたら、バスはすぐとなりの塀の中へ入って停まった。
え?終点?バスターミナル?ちょーラッキー!
バスを下り、ふっと塀の隣を見ると「Hotel」の文字が・・・。タクシーに乗らなくていい。
歩いていけるぅ〜。
人がウジャウジャいるバスターミナルの建物内を通らずに、塀の切れ間から外に出る。
ホテルまで、ほんの5mほど通りを歩くぐらいだったけど、かなり緊張。
だって、ホームレスみたいな人たちが通りに寝っころがってるんだもの。
外国では、一人で夜出歩くってことしないから、ちょっと怖い。
宿泊代はどうあれ、とにかく泊まれればいい。で、男の人はニッコリ笑って、壁に貼ってあった金額を指差す。
1泊N$310(3,900円弱)。
お金を払って、鍵を渡され、彼はただあっちだと指差す。
部屋は1階と2階にあり、ケーブルTV、鏡台、ホットシャワー付。
窓は外窓はなく、廊下側にあるだけだけど、結構明るい。1階にはちょっとしたレストランがあった。
無事部屋に入り、ホッと一息。
シャワー浴びて、TV見ながらお菓子で腹ごしらえし、バス内で充分寝たけど、再び寝床に就いた。
朝8時に目覚める。1階レストランで軽く何か食べようかと行ってみると、超満員。大繁盛ってとこ。
とりあえず、チェックアウトして、事前チェックでオアハカで泊まりたいホテルがあったんで、そこへ向かうことにした。
ホテルを出て、お隣のバスターミナルへ行く。
外にはタクシー乗り場があって、タクシーの仕切り役みたいなおじさんが「どこへ行くんだ?」と聞いてきた。
通り名とホテル名と言うと、このタクシーに乗れと。おっとその前に「いくら?」と聞くと、「N$25(300円強)」。
そして、黄色いカブトムシ型のタクシーに乗らされる。ドアもやっと閉まるような壊れかけたボロっちい車だった。
大丈夫かぁ〜?って思いながらも、シンコ・デ・マヨ(5 de Mayo)通り
へ行ってもらう。
そして、「プリンシパルホテル(Hotel Principal)知ってる?」と聞くと、
なんとなく頷く運転手。
で、「ここがシンコ・デ・マヨ通りだ」と言って、ある程度通りを走ったところで車は停まった。
タクシー降りて、その建物へ行ってみると、"ホテル"の文字さえもなく、ちょうど出入り口から出てきた人に
「プリンシパルホテルはどこ?」と聞くと、3ブロック先だと言ってる。
なぬ〜?とゆーことは、タクシーは行き過ぎてるじゃん。あの運転手、実はホテルを知らなかったのね?
で、3ブロック来たところでも、"ホテル"と書いた建物が見当たらない。
あれ?っと思って、お土産屋さんらしきお店に入って「プリンシパルホテルはどこ?」と聞くと、
「となり」・・・もう少し行けばあったのね?
ようやっと、ホテル入り口へ入る(左写真)と、中庭が広がるコロニアルタイプのいい感じのホテル。
中庭の一角にカウンターがあり、女の人がいた。
「部屋空いてる?」と聞くと、2種類の値段を提示された。
N$300(約3,750円)ぐらいと
N$320(約4,000円)。
んー、とりあえず部屋見せてもらおう。
高い方の部屋は、中庭から階段を上ってすぐの通り側と反対の部屋。
天井が高く、部屋も明るい。白い壁に重厚な面持ちの色した木製のドアやクローゼット、机と椅子。
ベッド側の壁と床は朱色で、全体的にシンプルかつ超レトロでいい感じ。(右写真)
250円ぐらいの差だし、せっかくだから高い方の部屋に決める
(ベッド二つで、一人じゃもったいないんだけどね)。
古きよき時代をそのまま残したようなコロニアル風建物。
中庭には花や木がぐるりと置かれ、民芸品も飾られていて、落ち着いた雰囲気。(下に写真あり)
ホテル出入り口から見た中庭。
昼間の中庭。階段上ってすぐの部屋だった。
夜の中庭。幻想的でしょ?(拡大O.K.)
部屋にはホットシャワー、ミネラルウォーター付。
テレビはないんで、通路のソファーに座って本読むもよし、
ホテルスタッフや他の旅行者と話しするもよし、ボケーっとするもよし・・・。
ちなみに、カウンターには低価でミネラルウォーター(N$4)、ソフトドリンク(N$5)が売ってあった。