メインゲート下の空き地でバスが停まった。
16時にここから帰りのバスが出発するからと運転手のおじさんが言った。
先ほどの男性2人組は英語ガイドを雇ってた。私も英語わかればいいんだけど・・・。
モンテ・アルバン遺跡内の写真とコメントはまとめて表示しました。枠で囲んである分は
クリックすると拡大できます。
先にも言ったように、ミステカ人が埋葬の場としていたように、墳墓も多く残されている。
16時前になり、バス乗り場の広場へ行く。その広場の奥にも小さな遺跡があった。
再び、リベラ・デル・アンヘル(Rivera del Angel)ホテルへ帰る。
待合室では、例の子供はベンチでぐっすりお休み中だった。
ホテルへ帰ると、中庭には朝会った年配の日本人男性
(旅行代理店にて編)がいて、
「夜、私の部屋へ来ないか」とお誘いをうける。私が帰ってくるのを待ってたみたい。
この日の夜は部屋で本を読んで、ゆっくり休んだ。
モンテ・アルバン(Monte Alban)は、紀元前7世紀頃、
メキシコ湾岸で勢力を誇ったオルメカ人が丘の上を平らにして祭祀場をつくり、その後、
サポテカ人が同地に都市を建設した、中央アメリカ最古の遺跡だと言われている。
紀元前200年から後100年頃には、テオティワカンを起源とするタルー・タブレロ式(
テオティワカン説明編)
の建物が建てられており、テオティワカンとモンテ・アルバンの両都市には密接な関係があったと考えられている。
それから800年頃にかけて最盛期をむかえ、1200年頃までに衰退してサポテカ人が去ると、
山岳地帯から下りてきたミステカ人によって、おもに埋葬の場として利用されていた。
チケット売り場で入場料N$35(440円弱)を払う。
遺跡入口には博物館もあるが、とりあえず帰りに見学するとして、早速遺跡へ向かって歩く。
ちなみにガイド付けるなら、ツアーで行ったほうが安くつく(ガイド付ツアーN$150ぐらい?)と思う。
現地でガイド雇うとなるとN$300ぐらい?
左写真のレリーフは、北の大基壇へ登る階段の下にすっくと立ってたもの。
中央広場と青空をバックに古代文字(?)がくっきり浮き出て、はっきり見える。
まじまじと見れば見るほど、味が出るってゆーか、おもしろい。
モンテ・アルバンで発見発掘されたレリーフ、遺骸、財宝などなどは、モンテ・アルバン内博物館、オアハカ文化博物館、
メキシコ・シティの国立人類学博物館に保存展示されている。
そうこうするうちにバスがやってきて、運転手にチケットを見せる。
席は1番のまま。しかし、例の2人組の男性の姿はなかった。あとのバスに変更したのだろう。
しかし、帰りのバスは結構人が乗ってきた。早くからきてのんびりしてた人たちの帰りのラッシュ時かな?
ホテルを出て、ミナ通りを東方面へ歩いていくと、露店が並ぶ市場があり散策。
で、どこのスーパー(?)だったか忘れたけど、そこでビールとスナック類を購入。
メキシコビールのSolやModeloシリーズは日本でも飲んでたんで、見たことのないVictoriaのビンビールを買った。
外国のビンビールって、栓抜きなしで手で開けられるけど、このビールは栓抜きが必要だった・・・。
実は、部屋へ帰ってから、栓抜きが必要なことに気づき一瞬焦るが、Tacaがバックパックとともに
サバイバルナイフを貸してくれてたのを思い出し、無事蓋を開け、ビールを飲むことができた。ホッ。
で、フリートスのポテトチップス(日本には売ってない)はヌエボ・ラレドのバスターミナルの売店で買って食べて、
大のお気に入りになったため、ここでも買う。
しかし、疲れたからと丁重にお断り。
年配男性は「私の方が遠出してるよ」と言ってたけど・・・
あーたはすべてタクシー移動でしょうがっ!
私はほとんど歩きまくってたんだぞー!!
とゆーことで、年配男性も諦める。よかった。
ほんとは、なーんか身の危険を感じて(本能的に)、断ったのだけど・・・。