【廃墟マニヤ File065】
D髏塔(愛知県)
(その5)
ゴミの奥には観音的な絵でしょうか。
お経的なものなのか、呪文なのか、あるいは漢詩なのか、文字が書かれています。
色々な意味で絶対寝たくない二段ベッド。ベッドの下は床がありませ〜ん。
あれ? 天井を見るとコンクリートの梁もあったみたいですね……。
廃墟の人形シリーズ。
その建物が使われなくなった年代を推測するために、新聞を見つけたら写真を撮っておくようにしています。とはいえ持ち主が古新聞をとっておいた可能性もあるので、さほど信頼性は高いとは言えず、特にこの建物の場合あてにならなさそうです。一応この中日新聞は昭和62年9月のものでした。
3階中央の柱。
もしかすると大津絵でよく描かれる「鬼の三味線」? ということは、他の絵や文章も大津絵ということかもしれません。
よ〜く見ると壁に骸骨の絵が残っています。その前に、さらに上階へとのぼる階段がありました。
まだ完全に日は昇っていないのですが、そろそろ明るくなってきたせいか、前の道路を通る人の話し声や近所の人が車に乗ってでかける音などが、すぐ隣のような感じで聞こえてきます。ということは、大きな音を立てたら逆に外にまる聞こえということですね。
さらに細心の注意を払って、この建物最上階の4階へ上がっていくことにします。
(続く)
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