【廃墟マニヤ File065】
D髏塔（愛知県）
（その1）
世間ではあまり認知されていませんが、実は東海地方には飛び抜けておかしなものが集まっているというのが珍スポマニアの間では常識となっています。恐らくそういったものを生み出してしまう文化および経済的な下地があるせいだと思われますが、なかでも愛知県はいろいろと濃い血脈を受け継いでいるらしく、数多くのキテレツ物件の存在が確認されています。
そんな珍スポ・キングダム愛知県で、また一つレジェンド級のミステリー廃墟が発見されたという話を聞いたのは、2013年春のことでした。
マニアの間で「D髏塔」と呼び習わされるその廃墟（もちろん正式な名称ではありません）、名前から伺える通り内部にオカルティックな宗教的痕跡や、さらに加えて何やら犯罪の香りが漂う遺留品などが残っているというのです。
「これは私のために用意された廃墟に違いない！」という例によって勝手な思い込みで早速場所を調べあげ、愛知県エクストリーム廃墟ツアー（最低催行人員1名）を決行することにしたのでした。
満足度：★★★
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