【廃墟マニヤ File044】
Y納水力発電所(埼玉県)
(その3)
破れた通路部分のトタン屋根。
切れた電線の先に碍子がぶら下がっていました。
木枠サッシのガラスは、ほとんど割れてなくなっています。
発電所や変電施設でよくこのような案内表示を見ますね。
入口から中を覗いてみると、奥には広々とした空間が広がっていました。
ちなみに木造部分の右側(河川側)には、ちょっと天井の低い倉庫のような空間が。
左(崖側)には、これまたよく見かけるYUASAのプレートのついた棚のようなもの。現役時代どのように使われていたものでしょうかね?
いつもはじらし作戦(?)で手前を確認してから奥へ進むのですが、今回は辛抱堪まらず奥へ。
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残念ながら機械類はなにも残っていません。床にある穴を覗いてみると……
発電用のタービンが納められていたというスペースが広がっていました。ワンダーJAPANを見ると芝公園公太郎氏はこの中に下りて写真を撮っているので、私も下りたかったのですが、木製の階段が万一壊れると地上へ戻れなくなってしまうので、しばらく悩んだ末、断念しました。このへんが一人で廃墟巡りをする場合の限界でしょうか。
(続く)
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