防犯自治会

防犯への取り組み

空き巣、痴漢など街頭犯罪の多くは「機会犯罪」とも呼ばれます。つまり、機会を狙って犯行に及ぶケースが多いのです。と言うことは、犯罪の機会を与えないことが、犯罪を未然に防ぐことになります。空き巣犯へのアンケート調査によれば、犯行をあきらめる第1位の理由は「近所の人による声かけ」で、実に全体の63％を占めました。「見られている」「見つかりやすい」「時間が掛かる」「技術がいる」等と犯罪者が感じる町が、治安の良い町になるための条件です。

あるニュータウンでは円滑なコミュニケーションを図る目的で、見知らぬ人同士でも「こんにちは」と挨拶を交わす運動を始めました。そうすると、予想外なことに空き巣などの被害が皆無になったそうです。不審者は、声をかけられると「目を合わそうとしない」など、不審な行動を取ります。そんな不審者の顔を住民はしっかりと見ます。それが「防犯効果」につながったのでした。
挨拶をするのに費用は掛かりません。住民同士が声をかけ合う町になれば、「機会犯罪」は激減するのです。当自治会では、街頭犯罪等の増加（平成15年が最高件数）に伴い、平成15年10月に「明るい町内推進計画」を立ち上げ、防犯灯や街路灯の増設、また各ご家庭による門灯の夜間点灯等を推進して参りました。そして時を同じくして、月2回の「防犯パトロール」も開始いたしました。

令和2年を迎え、防犯への取り組みも17年目となります。”継続は力なり”のことわざの通り、少しずつではありますが「犯罪減少」に着実な前進をいたしております。今後とも皆様のご協力を宜しくお願い申し上げます。

令和4年度防犯パトロール実施実績

実施年度	実施回数	参加人数
平成23年度	25回	337人
平成24年度	25回	381人
平成25年度	25回	408人
平成26年度	25回	423人
平成27年度	25回	388人
平成28年度	25回	418人
平成29年度	25回	378人
平成30年度	25回	380人
令和元年度	24回	342人
令和02年度	25回	147人
令和03年度	25回	153人
令和04年度	25回	147人
■パトロール実施日■ 　令和5年度防犯パトロール計画はこちらよりご覧下さい。毎月第1水曜日：午後7時開始、第3水曜日午後3時30分開始　雨天の延期は翌日 ※7月・8月は両日とも午後7時開始　※12月は第4水曜日（午後7時）も実施令和3年度・4年度はコロナ禍において男性役員のみの参加といたしました。

天気により若干の日程変更はありましたが多くの方の参加・協力により予定通り実施できました。しかし、近年子ども会の参加は増えていますが、役員中心で参加者の固定化が見られます。地区内の安全確認と情報の共有化を図るためにも、多くの方に参加していただけることが課題となっています。

田代学区青色パトロールカー廃止の決定

自損事故による廃車のため、活動を中止していました青色パトロールカーにつきまして今後の方針が決まりました。結論といたしましては、活動は行わないこととなりました。個人の方から車両の無償提供の申し出もありましたが、任意団体名義による保険の加入が認められず、事故等を起こした場合に名義人(個人）対応では継続したボランティア活動は出来ないとの判断からです。

残念ではありますが、田代学区防犯協議会だけでは如何ともし難い現実がそこにあります。今後の防犯活動は学区の協力を仰ぎながら、各自治会において防犯パトロールなどの活動が中心となります。

防犯灯の維持、管理のお願い

より明るく安全な地域づくりの取り組みとして、平成30年度、防犯灯9基のLED化を図り、当自治会が設置・維持管理しています35基の防犯灯を、全てLEDにすることができました。また自治会内には名古屋市緑政土木局の街路灯も27基設置されています。

防犯灯：蛍光灯照明	防犯灯：LED照明	街路灯

令和元年7月12日(金)　防犯講習会の開催

自治会内において『特殊詐欺』の電話が頻発しているとの情報から、急きょ、回覧板による情報の周知と防犯講習会の実施を計画いたしました。千種警察署生活安全課に講師をお願いし、千種区在宅サービスセンターの社会福祉協議会研修室において令和元年7月12日(金)に開催することができました。ご参加いただきました皆様には、詐欺被害の未然防止に少しでも役に立てればと存じます。ありがとうございました。
●防犯講習会の様子【PDF】

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新しい視点地域を活動する　Ｎｉｓｈｉｓａｋｉ1・2 ASSOCIATION