意図した旅ではありませんが、一応どこかに記録を、ということで。 尚、追加は下の方になります。最新の追加は 2017年11月12日 予讃本線多度津駅。 9月某日、業務のため四国は松山に出掛けました。 岡山からは特急「しおかぜ」で一直線、と思っていたのですが・・・。 岡山駅に到着して列車の案内表示を眺めていると、「しおかぜ」が「多度津行き」と表示されている。 ん??? よくよく眺めていると、「台風による線路の損傷のため、多度津と詫間間が不通で、代行バスによる接続」との情報がスクロールされます。 本日は時間には十分余裕を持っての出発のため、少々の遅れは気にしなくてよいのですが、それでも予定が読めないとなると不安はある。 それに多度津で代行バスに乗り換えの混雑があってはかなわない。 ということで、とりあえずは先行する高知行き「南風」に乗車です。 久しぶりに多度津駅のホームに降り立ちました。 南風・しまんと。 この多度津駅の少々先、多度津〜海岸寺〜詫間の間。 線路が海沿いに走っているところで、台風の影響で路盤が高波に洗われ、一部線路が崩れているとのこと。 しかし「南風」はここから土讃本線に入りますから、何の影響もなく定刻発車です。 後部には高松からの編成「しまんと」2両を、途中宇多津で連結していました。 多度津駅前。 おそらくは30年ぶり位の多度津駅前です。 通勤通学時間帯ではあるのですが、それ以上に駅前がざわついています。 本日は予讃本線多度津〜詫間間が不通で代行バス乗換。 ということで、案内の係員と代行バスの運転手と慣れないお客が交錯しています。 代行バス。 多度津と言えば、国鉄・JRでは多度津工場の地として四国を代表する駅でもあります。 が、本日は駅前は「代行バス」が主役です。 都会ほどの列車本数ではないにしても、通勤通学時間帯ではバスにとっては結構な乗客数になります。 代行区間は10キロほどなのですが、こんなのまで駆り出されていました。 代行バス。 多度津駅前の駐車場で待機する代行バス。 さすがに1台や2台でさばききれるお客ではなくて、降車場には次々にバスが到着して乗客は駅舎に向かいます。 こちらは多度津から詫間までのお客を待って待機中です。 代行バスに乗車。 ここまでは本来の乗り継ぎ列車でなく、先行する土讃本線の特急列車でやって来ました。 と言うことで、他の乗り継ぎ客より一足お先に代行バスに乗車です。 定員は48名とのことで、接続列車が着いて一杯になり次第発車」ということです。 次の「しおかぜ」接続では、「状況を見ながら4〜5台くらい」とのことでした。 不通区間。 今回代行バスの中からは写真を撮れなかったので、30年以上前の写真で代用です。 海岸寺の前後、この少し松山寄りあたりで線路が一番海岸側の波打ち際に出てきます。 ちらりとバスから眺めた様子では、たくさんの重機が稼働中でした。 詫間駅。 バスは多度津駅付近の狭い街並みを通り抜ければ、あとは快調に詫間まで一直線です。 「しおかぜ」の乗客を受けて満員のバスは、この時刻では第1便として到着です。 予想外に順調に到着した詫間駅。 ちょうど普通列車が到着した後と見えて、乗客が列を作っていました。 詫間駅。 こんなことでもなければ降りることはないかもしれない詫間駅です。 とは言え、それなりの歴史がある町ですから、駅前も駅も立派な作りではあります。 普通列車。 さて、代行バスが到着すると接続の特急が待機しているのかと思えば。 ホームに停まっていたのは、伊予西条まで行く普通列車の編成で、特急は姿もありません。 単線の予讃本線ですから何本もの臨時列車を挟む余裕もなく、かと言って定期列車の時刻を変更するわけにもゆかず。 なにより最長で1週間ほどの短い期間の臨時措置です。 下車客。 上り普通列車から下車した乗客の列。 これから代行バスに乗り込むところですが、どうやら代行バスも幾らでもピストン運転、というわけにはゆかないようで、このお客は多度津からの「しおかぜ」の接続バスの折返しを待っているようです。 きちんと列を作って待っているのですが、律儀に駅舎からホームへ長い列。 列車が到着すると危険そうです。 代行バス。 多度津から次々と代行バスが到着です。 しかし先ほど乗車した「しおかぜ」接続第1便が満員だったのに対し、後続は若干余裕があるようで、バスの台数ほどにはお客はどんどんは増えません。 とは言え8両編成の特急が1時間ヘッドで走る区間ですから、各社から沢山のバスが駆り出されていました。 代行バス。 大型バスの全面には「代行バス」の表示が。 「詫10」との表示もありますが、全部で何台が往復しているのでしょうか。 駅表示。 で、詫間駅の案内表示お知らせはこんな内容です。 詫間〜多度津間の代行バス。 ほんの一時的な期間ですので、特別にダイヤを編成してといういことでもなさそうです。 ところでこの代行バス、途中海岸寺には停車しません。 海岸寺のお客はどうしているのか、確認しそびれました。 特急到着。 松山から「しおかぜ」が到着しました。 この編成が、折返し松山行きとなります。 どういう運用をしているのかと思いましたが、特急に関しては、多度津〜詫間間を運休して折り返し運転しているだけで、ダイヤそのものはいじっていません。 しかし接続バスは特急と同じダイヤとは行きませんし、両駅での乗換にも時間が掛かります。 結局、「本来の1時間後の次の特急に接続」ということで、つまりは予定より1時間遅れです。 詫間駅ホーム。 普段なら特急は朝晩しか停車しない詫間駅。 ですが、本日は全列車が停車、というかここで折返しです。 8両編成の特急が余裕で停まれる、長い詫間駅ホームでした。 伊予西条。 さて、詫間を定刻に発車すれば、後は遅れの要因となるものはありません。 松山までの道のりを快調に飛ばします。 途中、伊予西条駅で、こんなものが目に入りました。 瀬戸内海。 台風や高潮でもなければ、普段はいたって穏やかな瀬戸内の海です。 少し雲が多めの天候ですが、先日の台風がうそのようなお天気ではあります。 2017年11月12日追加 松山駅。 列車は定刻に、つまり当初の予定よりおおよそ1時間遅れで、松山に到着です。 ま、まだまだ時間に余裕はありますので、問題はありません。 行き先案内表示。 上り特急はすべて「詫間」行きでした。 改札口。 松山駅の改札口。 こちらも「しおかぜ」は詫間行きの表示です。 毎時1本の8両編成の特急運転ですから、そこそこの乗客はいるのでしょうが、それほど慌てている様子も混雑している様子も見られません。 ただ、指定席の発売は一時的に停止されていました。 松山駅案内。 松山駅に表示されていた、不通区間と代行バスの案内です。 詫間駅よりも大きな、そしてカラーの写真が掲載されており、「天災なんだから我慢してね、われわれも被害者なのよ。」という説得力には十分です。 ま、これだけの情報が提供されれば、「仕方ない」という気にはなります。 それにしても、本当に波打ち際です。 オマケの伊予鉄。 さて、松山訪問の目的は業務ですから、仕事場に行かなくちゃなりません。 久しぶりの伊予鉄郊外線です。 もっとも今回乗車はほんの2駅間だけです。 軌道線と平面交差する大手町駅。 ちょうど路面電車がやって来ましたが、こちらは今回は乗車は見送りです。 この章 終わり このページのトップへ -->
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