かいもん4号のホームページ TRAVEL 島原鉄道ほか・鹿児島行き3
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このところ毎年恒例の、6月初旬の鹿児島出張です。 今年は週末金曜日の日程となったため、ついでに帰路休日の移動日を利用して少々寄り道、島原鉄道を訪れました。 20数年ぶりの、3度目の乗車です。

「なは・あかつき」。

 今回もまずは「あかつき」レガードで鳥栖へ。
 今回は往路途中、朝一番に熊本での仕事を入れたため、寝台特急利用が正規の出張行程です。
 鳥栖からリレーつばめ31号で熊本へ先行、「なは」到着を待ち受けで撮影後に、さっと一仕事すませて鹿児島へ移動し、午後の仕事、という算段でしたが・・・・・。
 肝心の「なは」「あかつき」の先行貨物列車が三石付近で「野生の鹿」をはねて約50分遅れ!(そんなの想定できるか?)で最初から予定が狂ってしまいました。
 結局遅れは5分短縮されて、45分遅れで鳥栖に到着。 この時刻だと、まだ福岡圏を通勤時間帯前に通過でき、ベタ遅れにならなかったのが幸いでした。



ヘッドマーク。

 「あかつき」「なは」のヘッドマーク、分割される鳥栖駅以降も、兼用マークのままです。
 さらに、JR九州では客車列車牽引の運用が固定されているためか、反対側にもヘッドマークを取り付けています。 (もちろん先頭前側にもマークは掲げてあります。)
 ここで「リレーつばめ1号」に乗り換えて熊本へ。 残念ながら遅れの影響で「なは」の熊本到着を待つ時間はなく、市内の仕事場へ直行です。



桜島と鹿児島市内。

 鹿児島です。桜島です。決して真昼間から仕事忘れて観光していたわけではありません。 この場所で業務を遂行せよ、という指令を受けただけです。
 本日の仕事場から眺めると、たまたま目の前にこのような風景が一望できただけの「偶然」です。
 今年もまずまずの天気の鹿児島市内でしたが、ご覧のように少々霞んでいました。



観光ホテル。

 本日の仕事場です。上の写真の背中側です。
 鹿児島市内や桜島が眼下に一望できる、鹿児島では最大の観光ホテルです。
 本日は鹿児島泊まりですが、決してこんな高いホテルに宿泊したわけではありません。 ここはあくまで「仕事場」です。



お仕事中。

 HPや模型でお世話になっている「地鉄」さんはじめとする多数の方々から、「何でいつもそんな都合のいい出張があるの?」と疑惑の目で見られる?昨今です。 が、当HPでは「偶然」と「時間を捻出してのついでの寄り道」を面白おかしく書いているだけで、本当はまじめに仕事しています。
 趣味以外の写真を載せるのは不本意なのですが、一応自己弁護のために、「一生懸命仕事中」の風景を。
 300名余りを前にしている壇上の弁士が私「かいもん4号」です。



「なは」熊本駅到着。

 従来の流れで、本コーナーのサブタイトルを「鹿児島行き3」としましたが、今回は鹿児島の写真は「仕事風景」だけで、「鉄道」はありません。
 仕事の出張なのですから当り前です?
 鹿児島到着後すぐ仕事場へ直行、終了後は懇親会のため、写真を撮るための「時間が捻出」できなかったわけです。
 幸い翌日は休日の移動日。 早朝6時の「つばめ」で熊本へ。 ここで昨日撮影できなかった「なは」を待ち受けです。この日はちゃんと時刻通りの到着でした。
新幹線工事関係で駅西側はすっかり更地ですが、この1番線は最後まで残りそうです。



オーシャンアロー。

 オーシャンアローです。 といっても、「前が近鉄特急、後ろがタンゴ鉄道タンゴディスカバリー」もどきのJR特急ではありません。
 鹿児島から島原鉄道へ、鉄道地図だけ眺めると随分と遠回りな感じですが、熊本港から島原へ船で渡ればショートカットとなり、意外と短時間で到着できます。
 「なは」到着待ち受け後、駅前から直通バスで熊本港へ、さらに乗り継ぎの高速船はほんの30分で熊本港と島原を結んでおり、まずまずの時間帯の便があります。
 「高速船」といいながら実は自動車をたくさん積める高速フェリーです。
 「オーシャンアロー」は意外と大型の石播製の船体でした。



オーシャンアロー船内。

 結構広い船内にはそこそこの面積の売店があり、「若いきれいなお姉さん」の店員がが3名もいます。 おかげでわずか30分の乗船なのに、一杯500円近いコーヒーをつい買ってしまったではないですか。
航路から想像していた、小さなフェリーボートよりは余程大きな客室です。
 乗客も多くこの日は大型バスの団体の外国人観光客の一団もおり、予想に反して賑やかかつ盛況混雑の船内でした。



オーシャンアロー後部デッキ。

 後部のオープンデッキです。
 この日の海上は少し霞んでおり、上天気というには今一歩の感じですが、風が心地よい日和で、こちらも賑やかでした。
 いわゆる高速船、と言うほどには速くないのですが、黒い排気がどんどん後方に去って行きます。



島原駅。

 島原駅です。
 島原港の最寄の駅は「島原外港」なのですが、列車まで少々時間があるため、加津佐から後戻りする格好で「島原駅」までバスで移動です。
 バスは終点島原駅の手前で国道をちょっと外れ、島原城のすぐほとりをぐるりと経由してくれるルートでした。 おかげで車窓からほんのわずか、予定外の「島原城観光」ができました。
島原駅外観は、こんな感じ。島原城を眺めた直後だけに、「なるほど」といった印象です。



島原駅ホーム。

 本日はこれから一旦終点加津佐まで行き、そこから諫早に折り返そうというスケジュールです。
 列車は黄色い車体の軽快タイプ。 この日目にした定期列車はすべてこのタイプでした。(後ろに停車中のトロッコ列車を除く。)



南島原駅。

 構内が広い南島原駅に到着です。
 黄色い気動車群に混じって、国鉄タイプの気動車も見られました。
 本日は出番がなさそうですが、まだまだ現役で稼動できる状態のようです。



終点加津佐駅。

 終点加津佐です。
 ここまでやって来たのは(列車では)二度目です。
 沿線のイメージは、「郊外型のショッピングセンターや店舗が増えて、賑やかになった」感じでした。 但し、ローカル鉄道に恩恵はないようです。
 残念ながら、さしたる反対運動もないまま、来春2008年には、島原外港〜加津佐間は廃止されてしまう予定です。



水無川鉄橋。

 1991年の雲仙普賢岳噴火・火砕流で多数の犠牲者を出し有名になってしまった、水無川です。
 鉄橋は新しく架け替えられましたが、残念ながらあと暫くで不要になることになります。 観光自転車道にでも生まれ変わるのでしょうか。
 後方にちらりと、保存のDLが見えています。



諫早駅到着。

 加津佐から諫早まで、全線乗車で約2時間半。 地図で見ると、島原半島外周を大きく廻る、地元の人はとても全線通して乗りそうにないルートです
 比較的空いていた島原付近までに比べ、後半の島原〜諫早間は乗降も激しく、単行の気動車は結構な混雑でした。区間廃止は残念ですが、様子を見た限りでは、確かに島原を境に乗客数の落差は相当なように見えました。



おまけの門司駅。

 諫早から接続の「白いかもめ」で博多に戻れば、上り「はやぶさ」の待ち受けにちょうどいい時刻、ということで、ついでにそのまま門司に向かい、「富士」との連結作業を眺めることにしました。
 門司駅ホーム6番線に、先に「はやぶさ」が到着後、機関車をED76から関門用EF81に付替えてそのまま下関方へ引き上げ。 隣のホームにやや遅れて到着の「富士」の機関車が逃げると、「はやぶさ」が推進運転で後退してきて、「富士」と連結されます。
 本日はギャラリー数名でした。



おまけのおまけ、下関駅。

 併結を見届けてついでのついでにもうひとつ、普通電車で関門トンネルをくぐり、下関に先回り。 「はやぶさ」「富士」の直流用の機関車へ付替えを眺めることにします。
 一駅間だけ牽引の交直流機EF81が開放され、EF66が連結されます。 あとはひたすら東京へ。
 乗って行きたい衝動に駆られましたが、改めてまたの機会に、ということで、こちらもそろそろ最終の帰路につくことにします。


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