かいもん4号のホームページ TRAVEL 関西ミニ旅行
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2016年1月某日の休日。 大阪方面に出かけました。 鉄道の旅がメインではなくウェイトは全体の1/3くらい。 ですが、今年最初の休日の活動です。 本HP活性化のためにミニコーナーを設けることにします。
尚、追加は下の方になります。最新の追加は 2016年3月21日

「こだま」指定席。

 2016年1月は某日。 新倉敷朝一番の「こだま」で新大阪に向かいます。
 日帰りの大阪方面行きは、鉄道の乗車が1/3位で、あとは諸々の買物とウィンドウショッピングです。
 これまで大阪方面日帰りは普通列車と新快速乗り継ぎが多かったのですが、最近は格安切符で「こだま」指定席を愛用しています。
  乗車7日前までの購入が条件で、購入後の変更も可能ではありますが、その場合でも7日後以降の列車へしか変更できないため、当日の列車変更、というわけにはゆきません。 (差額を払えば別ですが。) 指定列車の指定席にしか乗車できず自由席への変更も不可。
 等々いろいろ制約の多い切符なのですが、何しろ定価の60%オフ、つまり片道乗車券より安く「こだま」指定席に乗車できる魅力は捨てがたく、愛用しております。
 さて、新倉敷乗車時はガラガラだった指定席ですが、岡山から乗車があり、意外と乗車率がアップしました。 若い女性のグループ客が多く、何をメリットに乗車しているのか気になるところです。

阪急梅田駅。

 新大阪から大阪へ戻り、地下街を足早に向かったのは阪急梅田駅。
 阪急デパートや三番街は年に1回は訪れるのですが、意外にも阪急梅田駅の改札内にやって来るのは15年振りくらいです。
 昔から好きな阪急電車なのですが、すっかりご無沙汰してしまいました。
 それにしても、阪急梅田駅。
 久しぶりにやって来ると結構距離があり、随分歩いた感じがします。 こんなにJRや阪神から遠かったかな、という感じではあります。 が、よくよく考えると、ヨドバシのある北口から直行すればよかった。
 実はJR中央改札から阪神百貨店の横を通り、阪急百貨店の東のプロムナードを通り抜けてムービングウォークを利用するという、「昔ながらの表通り」経由でやって来たのです。
 薄暗かった昔からは想像できないほど立派に整備された北口連絡通路ルートより、相当大廻りになります。
 やはり頭の中は、15年以上前のままのようです。

快速急行。

 久々に「阪急電車に乗りたい」と思ってやって来た梅田駅。 本日の乗車予定は、しかしながら大阪・梅田から京都・四条河原町までの京都線片道乗車のみです。
 梅田から四条河原町へ向かうなら特急乗車。 なのですが、ちょうどこの時刻、最速、というか一番早く京都まで行けるのはこの快速急行です。
 特急と比べて若干停車駅が多い程度ですし、そもそも車両は特急用の9300型です。
 昔から比べると、特急自体が京阪間ノンストップ運転でなくなり、やや速達性の薄れた阪急特急。 ですから、本日はこの快速急行に乗車することにします。

9300型。

 阪急の特急車。 現在は3扉クロスシート車での運転です。
 京都線特急と言えば、2800型から6300型と、地味なカラーながらスマートな2扉車での運転が長く続いていました。 が、途中駅にも停まるようになってからは6300型のレイアウトでは不便極まりないのは仕方ありません。
 しかし側面の窓はより大きくなり、外観のスマートさや乗車時の視界は相変わらず楽しい車両です。
 ところで、車体に偶然ホームの黄色のラインが反射で映り込んでいるのですが・・・。 シックで上品な阪急マルーン。 窓の下に1本、ゴールドラインを入れてみては?
 案外悪くないかも。

9300型車内。

 さて、9300型の車内。
 造りはオーソドックスな3扉クロスシート車ながら、座席の座り心地、特に背もたれの感覚は、JRの新快速より快適に感じられます。
 そして室内の壁の色。 相変わらず木目調ですが、以前の阪急の車両と比べると、ぐっと暗目というか深めというか、やや濃い感じの色調です。
 実は9300型に乗車するのはこれが初めてで、前回京都線特急に乗車した時は6300型、と言う程のご無沙汰だったのです。
 今回のミニトリップ。 目的のひとつは9300系京都線特急乗車(快速急行でしたが)でもあります。

四条。

 梅田発車時はまだ空席も目立った車内ですが、十三・淡路と多数の乗客があり、大混雑と言った感じで京都にやって来た快速急行。
 さすがに桂あたりからは下車客の方が多くなり、梅田発車時より少ない乗客で、終点四条河原町に到着です。
 京都にやって来ましたが、本日はこれ以上当地で長居をするつもりはありません。 地上に上り、四条大橋で鴨川をを渡り、次にやって来たのは橋の東詰です。
 現在は地下にもぐった京阪電鉄線。 かつて地上を走っていた頃の線路跡が、現在は遊歩道になっています。

踏切跡。

 四条大橋の東詰南側。 京都南座のすぐ前に、かつては四条駅がありました。
 ちょうどこの場所。 四条通と交わる部分は広い踏切でした。
 更に遡ると、まだ京都市電が現役の頃は、ここで京阪電車と市電が平面交差。 という面白い場所でもありました。

京阪8000型車内。

 折角やって来た京都ですが、祇園四条から大阪方面へ引き返します。 復路は京阪電車で、ひとまず終点淀屋橋まで向かいます。
 現在の京都側の始発駅は出町柳。 地下化に合せて三条から出町柳の間が延長されましたが、一旦出町柳まで行くと、往復で結構時間がかかりそうです。
 幸い、ちょうどやって来た京阪特急の大阪・淀屋橋行きは8000型。 ダブルデッカーを連結しており、特別料金不要の中では国内最高クラスです。
 祇園四条到着時点でまだ空席がありましたので、淀屋橋到着まで、普通より少しだけ高い席から車窓を楽しむことにします。
 京都市内と大阪市内の両端は地下区間ですが、七条から天満橋の間はたっぷり景色が眺められます。

ダブルデッカー。

 終点淀屋橋にて。
 ダブルデッカーのサイドビュー。 「ELEGANT SALOON」と表記がありますが(これはダブルデッカー以外にもあり。)、1階席を含めてなかなか快適です。
 京阪特急のシンボルカラーと言えば、長らく腰部の赤と窓から上の黄色の2色塗り分けでしたが、現在は中之島新線の開業に合せて塗り替えられています。
 新色と言ってもすでに数年が経過していますが、個人的には全く馴染みがないため、未だに違和感があります。

8000型普通席。

 京都からとんぼ返りで戻って来た大阪の町ですが、淀屋橋で一度改札から出てはみたものの、すぐに折り返すことにします。
 淀屋橋は15年ばかり前に数年間、通勤で毎日利用した駅でもあり毎日利用した京阪電車でもあります。
 しかし住居が特急停車駅ではなかったため、8000型だけは殆ど利用した事がありません。
 わずかの区間乗車ではありますが、今度は8000型の「平屋」で折り返すことにします。

ロングシート。

 久々乗車の8000型。
 上に書いたとおり非常に快適で高級感溢れる車両なのですが、現在では車端部はロングシートに改装され、吊皮も取り付けられています。
 往路に利用した阪急でもそうでしたが、この京阪電鉄でも、かつての京阪間ノンストップの特急も中間の停車駅が増え、本日乗車した特急では、途中丹波橋・中書島・樟葉・枚方市の各駅に停車します。
 さすがにここまで増えると、2ドアクロスシート(しかも片開きドア)では使い勝手が悪いようです。
 10分ヘッドで便利になった京阪特急ですが、現在では車両は2ドア車と3ドア車が入り混じっています。
2016年3月21日追加


中之島新線電車。

 さて、淀屋橋から京都まで戻る訳ではありません。
 下車したのは二つ目の天満橋。 つまりまだまだ大阪市の中心部で、淀屋橋からは陽気が良ければ歩いても良いような距離です。
 本日のミニトリップの最終工程。 天満橋から中之島新線の列車で、終点中之島に向かいます。 (線名は「中之島線」ですが、初乗車のためここでは開業時に新聞等で紹介された「中之島新線」の表記を用います。)
 ここは大阪の新しい商業地域・中之島地区を東西に結ぶ、2008年に開業した新しい区間です。 私鉄の新線乗車は相当サボっていた感があり、今回が初乗車です。
 しかしながら、天満橋から中之島まですべて地下区間のトンネルの中で、景気は一切見えません。 更に言うと、同線地上部は大阪勤務時代に散々歩いたことがありますから、景色が見えたところであまり新鮮味はありません。
 やって来た中之島行きの電車。 3扉の車両はかつて通勤で散々利用した古めの電車で、景色が見えない分、一層新鮮味はありませんでした。
 これだけ新鮮味のない「新線区間初乗車」も珍しい?

車内銘板。

 車内に取り付けられた銘板は「昭和55年」。 しかし「寝屋川工場」とありますから、これは新製ではなく改造年月でしょう。
 2200系自体はずっと以前の製造の車両のはずですし。

通勤車。

 特急車同様、中之島新線開業に合せて一般の通勤車も外観塗装が一新されました。
 「グリーン系」なのは踏襲しているのですが、何しろ色の濃い部分と薄い部分が上下完全に逆転してしまったため、印象は全く異なります。
 個人的な好みかもしれませんが、上半分の色が濃すぎるのは、何か頭でっかちと言うか重すぎると言うか。
 あまり軽快さが感じられず、なかなか好きになれません。

中之島駅。

 中之島駅の列車本数。
 日中10分ヘッド+朝夕の増便ですから少ない訳ではありませんが、大手私鉄の都心駅の終点としては「少ない方」です。
 それにもかかわらず、本日天満橋から乗車した列車は見事にガラガラ状態で、折り返し中之島からの乗客も数えるほどしか見られません。
 ま、お客の殆どは中之島地区へのビジネス客で、接続する駅から地下鉄への乗り換えは殆ど期待できない。 と言うか、立地上どの駅も地下鉄と直接接続していません。
 おまけに本日は土曜日。
 ということで、本当の姿を見たければ、おそらく平日朝夕にやって来なければならないのでしょう。

大阪都心風景。

 中之島新線乗車で、本日のミニトリップは終わりです。
 まだ午前中ではありますが、ここから後は大阪市内で「買物」モードに入ることにします。
 地上に上った中之島地区。
 4枚上で「たとえ地上が見えたところで新鮮味はない」と書きましたが、ここ数年で中之島の西半分地区は新しい高層建築物が増えました。 改めて眺めるとこの10数年で、この界隈では最も景色の変わった場所ではありました。

ついでの地下鉄。

 昼前からは大阪地下鉄一日乗車券を駆使して、今度こそ本当に「変わり映えしない」地区の徘徊です。
 もっともここから先は、機会があれば毎年とか年に2度以上とか訪れている場所ばかりですから、さほど変わり映えするはずもなく、カメラもカバンの奥に収納です。
 しかしながら、最後に1枚だけ、地下鉄の写真を撮影していました。
 実は撮影の主目的は「他」にあるのですが、鉄道ネタとは全く関係ないので、「地下鉄写真(但し高架線を走っている)」ということにしておきます。

帰路も「こだま」。

 さて、本日の予定も無事消化し、帰路はまたまた格安切符で「こだま」利用です。
 往路で「超安上がり」の話ばかりしましたが、実はもうひとつ。 忘れてはならない大きなメリットがあるのです。(こっちが本音?)
 新幹線とは言え各駅停車の「こだま」ですから、所要時間はおおよそ1時間半くらい。 この間、実に気兼ねなくビールが飲める!
 流石に立ち客満載大混雑の新快速や各駅停車の車中では、たとえ座席が確保できたとしてもいくら何でもそんな不埒な真似はできません。
 しかも、1時間半と言う時間が実に絶妙かつ微妙。 1本だけなら少々物足りないところですが、2本は軽く余裕の時間配分です。
 おまけにけしからん事に、下り「こだま」は事前購入の「飲み物」が切れるタイミングの姫路駅で通過待ちの長時間停車が入ることが多い。 そうなると、気分転換の散歩がてらホームの売店へ・・・。
 どうもあまり安く上っていない感じも、しないでもありません。

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