私鉄では初の時速160キロ運転を行う車両として登場。 先頭部の流線型も、いかにもスピードを感じさせるスマートな造りで、他の在来線特急車両とは一味違う感じです。 ■年賀状2010年 <京成電鉄 スカイライナーAE形(2代目)> 京成電鉄の新型スカイライナーAE形(2代目)です。 この年は他の私鉄特急車もありましたが、やはりこちらを選ぶのが順当、と言う感じでした。 さて、スカイライナーのイメージって、背景は何でしょう。 成田空港(新東京国際空港)と言えば国際線のジェット機。 これをあしらいたかったのですが、いかに手を抜くか、というのも大切。 とうことで、千葉市以東から成田の、少し田舎の畑地のイメージにしてみました。 と言っても、畑地のイメージ、ダイナミックに手を抜いています。 版木を少しだけ削って、後は金色の絵の具を版木に塗りつける筆使いでそれっぽい感じにしただけです。 当初のラフ画です。 いくつか描いてみたのですが、やはりこの車両。 スピード感を出すことを考えなければ(但し最小限の手間で)なりません。 アップも捨てがたかったのですが、あまり正面からでは肝心のスピード感が難しい。 と言うことで、上のような絵柄になりました。 さて、版木を彫るための転写用の墨入れ。 実は、この段階までは描いていたのは「左右が逆」でした。 ところが・・・。 よくよく思い出してみるに、これでは1996年の「TGV-DUPLEX」と構成も色使いも全く同じになってしまいます。 何しろ、麦畑をイメージして列車の後ろを金色絵の具で色づける、というところまで同じです。 ということで、墨入れ画はそのままで、逆向きに転写した次第です。
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