かいもん4号のホームページ NEW YEARS MAIL 2008年
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鹿児島市電こと鹿児島市交通局7000形です。
なぜ、と言うほどの理由もないのですが、このところ年賀状の題材として「路面電車率」が非常に高くなってしまいました。 「桜島」も二度目の登場です。
■年賀状2008年 <鹿児島市交通局・7000形>

 おめでとうございます、というには遅いですが、2008年年賀状のアップです。
 昨年も似たようなことを書きましたが、今年も題材が路面電車、ということで3年連続で路面電車になってしましました。
 とりたててガチガチの路面電車ファン、という訳ではありません。 どちらかというと、鉄道線を高速で走るほうが好きではあります。
 たくさんの新車の中で、車両の嗜好的に見ると、今年はいくつか積極的候補がありました。 その中で、色が鮮やかで、図柄が大きくでき、色数を減らせる、と言う理由で選んだのが今回の7000形です。
 昨年後半は休日が公私とも妙に忙しく、おまけに12月の半ばに食中毒でダウン、12月後半3連休にはガーラ湯沢や長野新幹線への旅行計画。 いつ年賀状やるの?とういうことで、何とか手を抜いてそこそこの出来栄え、という思想が反映されたのが今回の図柄です。
 7000形といえば特徴ある前面形状。 広電グリーンムーバーとも富山ポートラムとも感じが違いますが、今回はあえて側面のみの図柄としました。
 そして、鹿児島と言えば桜島。
 簡略化のために町の風景は入れず、桜島をアップとします。
 となると「望遠レンズで覗いた」イメージになるのですが、車両の方は、側面真横からの単調さを防ぐため、少し傾けてみたい。
 結果、広角レンズと望遠レンズを組み合わせたようなイメージになってしましました。
 しかし思ったほど違和感は出なかった(と自分では思っています)ので、良しとしましょう。

 最終案のデザインです。
 年賀葉書のサイズと、下部の「あいさつ・メッセージ」スペースを考慮して、寸法まで決めた状態です。
 側面アップ切り出し、ということで車体下部も若干切り取っているのですが、この絵ではよく判りません。
 しかし実際に色を入れると、何となくそんな感じにはなったので一安心です。

 変にあっさりしてしまいましたが、版板に複写するためのトレースです。
 最初は行き先方向幕に「1 谷山」を入れようと思っていましたが、面倒になって止めました。

 ボツ案その1。
 最初はこれでいこうかと思っていましたが、絵柄がオーソドックスなのと、版を彫るのが少し面倒そうなので止めました。

 ボツ案その2。
 これは結構乗り気だったのですが。
 左下の部分に「何か」足りない。 しかし町の風景を入れるのも煩わしい。
 ということで、残念ながらボツ。

 ボツ案その3。
 上の「その2」の欠点を補うべく配置したのですが、どうも思うようにデザインしきれません。

 ボツ案その4。
 真横から、ということで最初に書いてみたのですが、何とも・・・・・。
 本当に真横から見ると、先頭部はどうにもスマートでなくなってしまいます。

 採用案。
 最後まで迷ったのは、「桜島」の高さです。
 「高い」方が、架線とダブらないため、ラフスケッチで見ると良さそう。  高くそびえる桜島、というもの良いです。
 しかしあまり高すぎると、透視の中心点を上に置いて裾広がりにデザインした車体とはミスマッチになりそう。
 ということで、「低い」案に決定です。  

 ボツ案その5。
 車体側面をどの位置にするか。
 車体だけ見ると、決定案よりも、乗降ドアがアクセントになる本案がいいかと思っていたのですが。
 パンタグラフと車体連結部の位置のバランスが悪く感じられて仕方ありません。
 ということで、結局これもボツです。

 残念ながら、実車にはまだお目にかかったことがありません。
 昨年は、6月に鹿児島訪問の機会があったのですが、業務のスケジュールの関係で、残念ながら日中鹿児島市内でカメラを構える時間はありませんでした。
 今年2008年は、ハンドルネーム「かいもん4号」を名乗るきっかけになったとある出来事からちょうど30年。
 ということで、30年前と同じ盛夏の頃に、ぜひ鹿児島を訪問したいと思っています。

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