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中部国際空港の開港に合わせて投入されたばかりの、ピカピカの新車です。
同時に登場した赤バージョンの2200系とともに、名鉄の新しい顔になりそうで楽しみです。
■年賀状２００５年 ＜名鉄2000系ミュースカイ＞
2005年の新年のご挨拶は、今年の目玉「中部国際空港セントレア」開港にあわせて登場した、名古屋鉄道2000系・ミュースカイです。
独特の先頭形状は近未来をイメージさせますが、貫通構造ながらかなり個性が強いデザインです。
正面アップでは余りに個性が強く強調されるのですが、それが特徴でもあるため、側面重視のデザインにすると印象が薄れてしまします。 （側面は側面で悪くないとは思うのですが。）
いろいろひねり回して、結局正面をど真ん中でぶった切った形に落ち着きました。 アクが強い車両なので、これだけで十分雰囲気は出せたかなと思っています。
背景は、ごくごくありきたりな三河湾と知多半島のイメージなのですが、実は昨年の2004年とかなり似通っています。 空の色を朝焼けの茜色にするかなとも思ったのですが、車両の色がブルー系のため、これを引き立たせるために同系のやや控えめの水色としました。 車両を大き目のアップでぶった切ったのは、昨年2004年のマリンライナーとのデザインの差別化でもあります。
この車両は選定の候補には早くから挙げていたのですが、年末ギリギリに小田急の新型ロマンスカーが登場するらしい、という情報があったため、どちらにするか決定を遅らせていました。 しかし再びパノラマタイプに戻った小田急の新車VSE50000系は、一見してサイドビューのイメージが余りにドイツICEの新型車に酷似！ 結局予定通り、名鉄2000系に落ち着きました。
「おまえの年賀状には小田急の車両が一度も登場していないではないか」といつかお叱りを受けた神奈川在住で小田急ファンのの○川さん、今回の不採用もこういう訳なのです。私にとっては、小田急ロマンスはNSE3100系の印象が余りに強いものですから。
中部国際空港駅で顔を揃えた、全編成特別車の「青バージョン」2000系と、特別車・一般車混成の「赤バージョン」2200系です。
さすがに頭がふたつアップで並ぶと、ちょっとしつこい感じもします。 色違いを増やしてずらりと並べれば、なんだか子供向けのテレビ番組（何とかレンジャー、というシリーズ）を連想するような気が･････。
車内はセントレアをイメージした、明るい感じのブルー系のシートです。
名鉄の特急車両の車内は、代表作のパノラマカー7000系・7500系の開放的な感じから、その後の1000系シリーズパノラマスーパーでは一転して落ち着いた、やや線の太い重厚な感じに大きくイメージチェンジしましたが、今回の200系シリーズでは、再び明るく開放的なイメージに変わりました。
といっても全席指定の特別車ですから、デッキ付きの落ち着いた車内ではあります。
専用自動販売機で購入した、特別車両指定券「ミューチケット」です。
名鉄の場合は、他社の有料特急とは異なり、特急券ではなく座席指定券という位置付けですので、料金は350円と比較的安価です。
最近の自動販売機は色々と機能が多彩で、窓際・通路際の指定が出来るのはもちろんですが、表示された座席番号が気に入らなければ、一度キャンセルして再び選びなおすことも出来ます。 こんな指定は、有人窓口ではちょっと気がはばかられます。
もっとも、座席配置の予備知識が必要で、金山発のチケットは、車両後部窓側を選んだのはよかったのですが、目の前にピラーがありました。
そのうち券売機でも、表示された座席配置表から選ぶことが出来るところまで進化するでしょうか。
名古屋地区で今一番ホットな観光スポットになっている、中部国際空港セントレアです。
空港に来る人も、乗客より観光目当ての方が多いのではないかといった感じで、名鉄電車・観光バス・自家用車で次々にやって来ます。 飲食店も満員で長蛇の列ですが、こちらはほぼ観光客、といった感じでした。
この空港は、送迎デッキが大きく滑走路・誘導路側に突き出しており、他の空港と比べると、より近い場所で離着陸を眺めることができます。
午前10時過ぎという絶好の時刻なのですが、まだ就航便数が少ないのか、ヨーロッパのキャリアは写真のルフトハンザ機がいるだけで、あとは殆どがアジアの航空会社でした。
新しい海上国際空港ということで、お洒落な国際線のイメージが強かったのですが、実際には国内線の割合が高く、ロビーやショッピングモールの雰囲気など、ごちゃごちゃした少々手狭な印象だったのは意外でした。
それにしても、中部国際空港の英訳が「Central JAPAN International Airport」というのは、さすがにちょっと気負いすぎ？という感じもします。
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