かいもん4号のホームページ MODELS インターシティ125・225
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イギリスの高速列車、インターシティ125と225です。
気動車としては世界最速の時速200キロ(125マイル)運転を実現した、インターシティ125。 一方、東海岸線の電化で登場したインターシティ225。 計画速度は時速225キロですが、実際には125と同じく200キロ運転となっています。
どちらも長らくイギリスの高速列車網を支えてきましたが、日立製の車両の大量導入により、そろそろ本格置き換えのようです。

尚、追加は下の方になります。最新の追加は
2018年5月19日

インターシティ225

 まずは、インターシティ225です。
 気動車のインターシティ125と比べると角ばった、スマートな感じはするけれど、面白みには少々欠ける。 そんな印象の車両です。
 一方の先頭が91形電気機関車で、他方は同じスタイルの荷物車。 間に9両のマークW型客車を挟みます。
 写真のイギリス国鉄時代の塗装車。 当鉄道には、先頭車2編成分4両と、中間車が在籍します。

先頭車

 4両の先頭車。 同じスタイルですが、2両が電気機関車で、2両は荷物車(制御車)です。 当然ですが、制御車が先頭の場合は、機関車が最後尾のプッシュ運転となります。
 模型は、イギリスはHORNBY社製のプラスチック車体。 素晴らしい出来栄え、というわけにはゆきませんが、値段が値段ですから、十分に相応程度以上ではあります。
 当鉄道の在籍車は、半分が国内、半分が海外の、いずれもオークションで移籍となった車両たちです。

インターシティ225

 この模型、実はHOゲージではなくOOゲージです。 ということで、当鉄道では、日本型1/80と日本型1/87と外国型1/87と外国型1/76のスケールが入り乱れています。
 ま、どのスケールも模型軌間16.5mmの線路上を走りますから、大きな問題はありません。
 イギリス形の車両。 一見大きそうに見えますが、建築限界の関係で意外と小振りです。 限界が大きい大陸側の車両とは大違いで、ヨーロッパから乗入れるユーロスターも、イギリス側の限界に合わせて車体幅は日本の在来線特急485系などより若干狭い寸法に押さえられています。
 ということで、1/76のOOゲージでも丁度良い大きさ?

先頭車陣

 スマートな、と言うか変にスマートすぎてやや面白みに欠ける、インターシティ225の先頭車両。 このうち電気機関車91形には、当然ながらパンタグラフが付きます。
 が、この模型。 「廉価版」のせいか、パンタグラフはプラスチック製のダミーで、畳まれたままの形状です。 この製品では一番のマイナスポイントです。
 イギリス形の模型では、電動車は非常に少ないため、そのまま手を抜いた、のでしょうか。

GNER

 同じインターシティ225ですが、こちらの手前2編成は、国鉄分割民営化の後の東海岸線を受け持った、GNERの塗装車です。 上の写真や後方の国鉄色と比べると、ぐっと重厚です。
 濃い紫とも青ともつかないような色に赤い帯で、少々古典的なイメージでもあるのですが、機関車だけ見ると、重厚で迫力ある感じがします。

新旧塗装(新旧模型?)

 新旧塗装のインターシティ225。 時代と塗装は異なりますが、同じ車両ではあります。
 ところで、同じHORNBY社製のこの模型。 メーカーは同じながら設計製造時期が異なるのか、左のGNER塗装の車両は、ちゃんとパンタグラフが上昇します。
 こちらが「改良型」ということのようです。

先頭車

 国鉄時代と民営化直後のGNER塗装の、インターシティ225の先頭車。 国鉄時代にツバメマークがあるのって、何か日本の国鉄と似ている感じがします。
 こうやって比べると、一色のGNER塗装の方が、やや鋭さに欠け丸っこい感じがします。 やはり塗装のせいでしょうか。

連結部

 イギリスの車両。 やはり建築限界はかなり厳しいと見え、車端の連結部分はこのように、幕板の最も広い部分がダイナミックに欠き取られています。
 このインターシティ225用のマークW客車。 車体断面形状は、上部がかなり狭く、窓部分は大きく傾いています。 その結果、車端部を斜めに切り取ると、このようにドア部分までもが切り欠かれた形状になります。
 実際乗車してみても、車内から眺めた上部のすぼまり具合は相当のもので、振り子車両ではないのにカーブで大きく傾く感じは相当なものです。
 このあたり、APTの設計の失敗を教訓にした?デザインと言えるでしょうか。

インターシティ125

 手前2編成を、インターシティ125に入替ました。 こちらは電車ではなく、ディーゼル機関車編成です。
 イギリスのインターシティ、と言えば、先頭部一枚窓のこのデザイン、と言う気がします。
 この編成も、塗装色やスワローマークからわかるように、イギリス国鉄時代のものです。

中間車

 インターシティ125の中間車は、225のマークW型客車よりやや車長の短いマークV型。 全体にやや腰高と言った感じの印象です。
 模型的にもやや古い設計のようで、細部は若干荒っぽい造りです。
 適当に並べましたが、ビュッフェ合造車の手前側は一等車ですから、こちらにも一等車が連結されないと変です。
 このあたりの編成ルールは、現在でも頑として守られている、ヨーロッパの列車です。

インターシティ125先頭部

 電気機関車方式のインターシティ225に対し、ディーゼル機関車方式のインターシティ125。 こちらは編成の両側が機関車になります。
 ということで、実際には当鉄道には1編成しか在籍しない、125の国鉄色編成ですが、2編成が並んだ、という形でのポージングです。
 大きな「INTERCITY」の文字と、スワローマークが印象的です。

GNER色

 こちらはインターシティ125ながら、民営化後のGNER塗装の機関車です。
 大きなロゴですが、国鉄時代のスワローマークは姿を消しました。
 警戒色の黄色の部分が狭くなり、かなり地味になった感じです。

2018年5月19日
勢揃い

 ということで、インターシティ125と225の勢揃いです。 上の写真を組み合わせると判りますが、先頭車がこの写真以外にあと2両在籍するのですが、撮影用の線路の関係で8両での記念撮影?です。
 中間の客車と合わせて、全部で何十両? 全容はわかりませんが(きちんと数えるのが面倒なだけ)結構な両数。 ですが、実はきちんと5編成が組めるには、中間車が少し足りないのです。
 国内や国外(主にヨーロッパ)のオークションでバラバラに買い集めた結果、こんなことになってしまいました。 最近、国内のヤフオクではこの手の車両はあまり出てきませんし、数年前の超円高時代を過ぎてからは、海外オークションも本気で眺めなくなってしまいました。
 きちんと5編成組めるようになるのは、いつの日か?

勢揃い2

 それにしても、先頭車がずらりと並んだ眺めは楽しいものです。
 当鉄道に在籍するイギリス形はこのシリーズだけですが、やはりこれだけ並べば圧巻です。

他線区乗入れより

 風景付の写真は、2013年10月に長尾地鉄様のレイアウトに乗入れさせて頂いた時のものです。 (詳細は、本「MODELS」の「他線区乗入れ」コーナーをご参照ください。)
 やはり、ターミナル風景はこうじゃなくちゃいけません。

●他線区乗入れ・夜景

 そして、長尾地鉄様レイアウトの「夜の風景」。
 オレンジの照明が、ヨーロッパの夜の駅の風景そのものです。 初めて個人旅行で訪れた、1994年末のグラスゴーの冬の早朝の風景と重なります。



 
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