かいもん4号のホームページ MODELS 雑形気動車
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本コーナーMODELSの「他線区乗り入れ」レイアウトでお馴染み、「地鉄さん」の運転会にて、来年2009年の10月を目標に「雑形気動車」の競作運転会を開催しようではないかとの方向で話が盛り上がりました。 途中での「挫折」防止を兼ねての進捗報告のページです。
尚、追加は下の方になります。最新の追加は 2010年7月11日
■雑形気動車企画  2008年6月1日追加。
 「何か競作をしたいね」という話は以前より「地鉄さん」との間でありましたが、2008年5月の運転会で同席の「宇野先生」「汽車男様」ご一緒の談義で盛り上がり、いよいよ実現の気運です。
 問題は車種の選定。  競作なら統一テーマ、ということになるのですが、ここから先は個人の嗜好性の問題で難しいところです。 初回でもあり、できるだけ間口を広げて、ということで、「雑形気動車」という方向になりました。

 「雑形気動車」って一体何でしょう。 もっともらしい言葉ですが、定義がある訳ではありません。 違和感なく参加できるように、という言わば妥協の産物的決定です。
 基本的には1両単位で、自由に連結できる、国鉄時代の気動車、ということになるでしょうか。
 電気式気動車キハ44000(の改造車)あたりから始まり、最新はキハ40系列あたりまでのワイドレンジが考えられます。 国鉄時代の運用からすると、キハ58系やキハ65などの急行型を含めても違和感はありません。
 更に「1両単位」と言う条件を緩和すれば、九州のキハ66・67と、制御読み替え装置をつけたキハ90・91まで含まれそうで、車種選定はなかなか難航しそうです。

 ところで先日の運転会で盛り上がったのは「湘南形」談義。 というわけで、湘南スタイルの気動車と言えば、キハ44000か44500。 原形は知りませんが、改造後のキハユニは何度か見た記憶もあり、興味深いところです。

 というわけで、(着工するかしないかは別として)とりあえず寸法考証です。
 幸い、湘南先頭車は製作実績があり、一応のノウハウは持っています。 さらにキハ10系気動車も(実現はしていませんが)以前かなり細かく寸法割りしたことがあります。
 この経験を生かして、と思っていたのですが・・・・・。
 図面で追ってみると、同じ湘南でも80系電車とキハ44000では前面角度が異なります。 さらにキハ44000と液体式のキハ10系では、一見同じに見える車体の断面寸法が異なることが判明。
 結局、寸法割だけで終わってしまいました。
 この寸法で着工するのか、他の車種を検討するのかは、当面未定です。

 それにしても、寸法割り。
 都合でCADが使えなかったため、図面と写真を元に電卓ではじいたのですが・・・。
 三角形の辺の長さと角度の三角関数、忘れています。
 円の公式、どうだったでしょうか。
 円と直線が接する条件から直線の傾きを求めるには???
 高校1年クラスの数学を思い出すのに悪戦苦闘した休日でした。
 疲労コンパイ、本日はこれでオシマイです。

 

■試作車体着工  2008年7月6日追加。
 さて、車体の寸法割りで力が尽きた1日目でしたが、寸法割が出来てしまえば作りたくなるのは仕方ないところ。 競作に参加させていただくため、1両だけ着工することにしました。
 車種はキユニ16。 元電気式気動車キハ44100の改造車です。  車種の選定のポイントは、先頭が湘南スタイルであること、窓が少なくて作りやすいこと、図面があり、車体の寸法割りが容易なことです。
 車種が決まり寸法割が終わったら、あとはプラ板にケガいて曲げて接着して、と要領はいつもと変わり映えしません。 そして、このあたりまでは工数的に比較的短時間で出来ることになっています。



   車体は正面から屋根までプラ板製です。
 ここまでの工程で唯一プラスチック以外の材料を使ったのは、連結面の貫通扉。 プレスのドアの表現がうまく出来ないため、フェニックスの真鍮エッチングのパーツを使用しました。
 ここまでで材料費は、接着剤を含め150円くらいです。
 人件費は?
 ・・・それを言っちゃあ、趣味の世界は成立しません。

 

 大まかなパテ仕上げまで済んだ状態の正面です。
 ダイナミックな作業工程はここまでで、これからパテの小さな修正や歪の補正などの地道で進捗の見えない作業が続きます。
 窓が少なくて楽と思った側面も、荷物ドアの処理に意外と時間が掛かりました。
 今回は、オデコの部分を木ではなく1.2mmのプラ板で作ったため、パテの処理がぐっと楽で、その点は工数削減に役立ちました。

 
■ちょいと前進  2008年7月13日追加。
 先頭の歪とパテ修正をほぼ終わり、ヘッドライトを取り付けました。 テールライトは仮付けですが、もうちょっと引っ込ませる必要があるようです。 本物のテールライトは少し形が複雑なのですが、今回は初めの趣旨に従って、細かすぎるディテールはすべて省略して、気楽に完成を目指すことにします。
 シルと雨樋も接着を終わり、今回は何となく塗装までの道のりが見えてきたように感じます。


■もう1両  2009年3月22日追加。
 昨年この企画が持ち上がってからはや10ヶ月近く。 1年4ヶ月という「非常に長い」計画のはずが、とうに折り返し点を過ぎてしまいました。
 「互いに併結できる雑形気動車」というコンセプトなら1両だけでもいいのですが、全員が動力なしの車を持ち寄ったらどうなるの?  というわけで、一応自前車両だけで編成完結・自走できるように、もう一両製作することにしました。
 追加の1両は写真の手前キハ30。 ロングシートの通勤型で、乗っていて楽しい車両ではありませんが、独特のスタイルをしており、レイアウトの変化には丁度いいかと思い選定しました。
 本当の理由はもうひとつ。 両運転台ながら切妻のため作りやすいんじゃないか、という安易な考えもありましたが、ドア付近の独特の形状もあり、やってみるとそれほど楽でもありませんでした。


 とは言え、湘南形のキユニ16より先頭部が楽なのは間違いありません。
 キユニを数ヶ月放置していたのは、オデコの接着剤接合部の歪と引けが出てしまうのに3ヶ月くらい掛かるためですが(少々言い訳がましくもありますが)、切妻ならその心配もあまりありません。
 両運転台と片運転台の2両を製作したため、動力装置はキハ30の方に入れる予定です。 キユニの台車の軸間距離が特殊で、在庫の動力装置を入れにくいという事情もあります。
今後の当社雑形気動車の標準として、動力車は一部の両運車に集約し、片運車は付随車とする予定です。 とは言え、方針に従うべき「更に次の1両」が出来るのはいつのことでしょうか。
 それ以前に、果たしてこの2両、このペースで期限に間に合うのか?


■ぼちぼち後がない?  2009年6月28日追加。
 このコーナーの一番上の日付を見ると、ほんの1ヶ月ほど前。 ・・・・・ではなく、何と去年の6月初めです。
 1年以上経過して、たった2両の気動車が出来上がらないとは!  ということで、本当に納期に間に合うか怪しくなってきたので、ここらで本腰を入れて再開です。
 幸い本業の担当業務もピークをやや過ぎましたので、何とか休日くらいは時間を捻出したいと・・・。
 相変わらず言い訳ばかりですが。
 とりあえず、部品を一式購入して並べてみました。 (写真の都合で、ここに並べたのは全ての部品ではありませんが。) これで「部品が入手できなくて進まない」言い訳も出来なくなりましたので、あとは力まかせに進めるだけです。
 期限の9月末まで本気でカウントダウン。 このコーナー毎週追加、を目指したいと思います。
 それ以外の進捗はほぼありません。
 
 車体の数が多いような気がする?
 きっと気のせいです。


■3車体勢揃い  2009年7月5日追加。
 車体の全容です。
 キユニとキハ30の2両は、ようやく上回りの下地塗装ができる状況になりました。
 いつの間にか(?)キハ30がもう1両増えてしまいましたが、こちらは先週よりほんの少し進展、つまり正面妻板を製作して取り付けた程度で、塗装工程まではまだ暫くかかります。
 これからこの後、車体側面と屋根の平面研磨仕上げを行い,雨どいの取り付けと仕上げがやや時間のかかる工程。 その後は外吊り式のドアとドアレールカバーの取付ですが、これは部品を製作済みのため、接着とちょっとした仕上げでおしまいです。


2009年10月25日追加

■塗装しました・・・・・納期はどうなった?
 本日の最初に一言。
 決してサボっていたわけでも途中止めしていたわけでもないのです。 仕事をはじめ他の活動などいろいろと大人の事情がありまして・・・・・。 本ページ他のコーナーにあるとおり、ついつい写真や旅行など安易な方向に流れてしまうわけです。
 ということで猛反省。 微速ながら細かい仕上げを進め、ようやく久々に塗装を行いました。
 と言ってもご覧のとおり。 まだ第一回目の下塗り状態です。

 当鉄道の自社製車両は、原材料がスチロール樹脂(プラ板)を使用しています。 地色は白色ですが、これが実によく光を通します。 少々塗装をした程度では、暗い室内ならともかく窓から日が射すとたちまち透けてしまい、あたかもレントゲン写真のごとく、補強板などの舞台裏が外から見えてしまいます。
 このため、まず下塗りを兼ねて濃いグレーを吹き付けます。
 第一の目的が側板の遮光ですから、一番塗装が厚くなり、かつ天井板のおかげで光が透けない屋根部分は手を抜きます。
 この写真では、ストロボの光のおかげであまり濃く見えませんが、実際はかなりの濃さです。


■塗装しました。
 塗料は通常のプラモデル用グレーから濃そうなものを適当に選択です。
 この後はクリーム塗装、と行きたいのですが、グレーは下地の仕上げを兼ねているため、ここでもう一回パテ仕上げとペーパー仕上げが入ります。
 この写真では光ってしまって全く見えませんが、プラ板の付き合わせ継ぎ目では、接着剤とパテの収縮により僅かのくぼみが線になって見えます。 このためこの最終段階でのパテ入れペーパー仕上げは必須です。
 尚、下地仕上げ用としては、スプレータイプのサーフェイサーが市販されています。 色もグレーの不透明で遮光性もまずまずなのですが、粒子が粗くざらついてしまうため、当工場では使用していません。


2009年11月1日追加

■クリーム4号、入りました。
 昨日土曜日は日中最高気温が25℃。 翌日から11月とは思えない、絶好の塗装日和です。
 ということで、先週の下塗りの後、傷のある箇所のパテ入れと研磨を急ぎ終え、上塗りでいよいよクリーム4号を入れます。
 ここに来て恐ろしく順調です。 もっとも、本来の納期はとうに過ぎているわけですが。
 塗装機材は、31年前に購入したコンプレッサーと、35年前に購入したエアブラシ・ピースコンの組み合わせです。 余りに出番が少ないため、コンプレッサーは日頃は自転車と車のタイヤ空気補給装置に成り下がっています。


■クリーム4号、入りました。
 写真をよく見るとお分かりでしょうが、隅の細かい部分には、クリームが十分入っていません。
 塗装経験は少ないもののガンの扱いはようやく要領が分かり、以前のように吹き始めのぼて漏れやダレはほぼ防げるようになりました。
しかし細かい糸ゴミ状のホコリの付着は如何ともしがたく、実は表面に結構付着があります。
 ということで、この後もう一度ホコリ除去の軽いペーパーがけを行い、クリームの仕上げ塗装を行う予定でいます。
 乾燥時間とマスキングを考慮すると、頑張っても週に1回の塗装が限界。
 ということで、このまま順調に行っても、車体塗装完了は11月終わりです。
 これから急激に寒くなるでしょうし、休日に雨、なんてことになると、塗装どころではなくなります。 下手すると、次の塗装は来シーズンになってしまうのでは?
 ここはひとつ、全シーズン全天候型塗装ブースを作る必要があるかもしれません。
 もっともそんな事をすると、「塗装できないから前に進めない」という言い訳も出来なくなってしまうかもしれませんが。


2009年11月8日追加

■鋭意塗装作業中!。
 先週塗装のクリーム4号に少々アラが目立ちすぎました。
 部分的に軽くペーパーをかけてホコリを除き、ついでに塗装の反射でアラが目につきだした継ぎ目にほんの少々パテを入れ、再塗装です。
 これでクリーム4号は終わり。 点検の上、更に手直しが必要なホコリやダレや塗り残しがなければ、次の朱色に入ります。
 但しここまではすべて全面塗装でしたが、こんどは面倒なマスキングが必要です。 果たして、来週の休みに塗装できるでしょうか。
 こんな感じの屋外塗装(吹き付け時には吊り具を手に持っている)ですから、本当に寒くなると出来なくなってしまいます。
 ということで、小型の塗装ブースを検討中ですが、果たしてどうなるでしょうか。 出来上がる頃には、次の塗装シーズンで不要になるかも?


2009年11月15日追加

■目に見えない進展あり(しかし今後に不安)。
 今週は朱色の塗装に入れるか、と思っていたのですが、ややクリームの乗りが悪い箇所を見つけてしましました。
 ということで今週もクリーム塗装だけ。 写真の上では何の進展もありません。 しかし放っておくとここで中断してしまいそうなので、テキストだけでもアップです。
 本日15日は本格的に冬が近づいたような天気。 すでに「屋外で塗装」のシーズンではありません。 ということで、現在の最重点課題は、「冬場の塗装」です。
 この課題をクリヤーしない限り、雑形気動車の完成が更にズルズルと遅れてゆくのは火を見るより明らかです。

 考えられる方法が4つ。
 @どこか日当たりの良い部屋か廊下で強引に塗装する。
 Aトイレを占拠する。
 B風呂を占拠する。
 C屋外に、専用の塗装ブースを設置する。

 @案は、日当たりは良さそうですが、何しろコンプレッサーでシンナーを撒き散らすわけですから、とにかくにおいがたまらない。 気付かないうちに塗料が飛散する恐れも大です。
 そして、作業中に換気を確保しようとすると、予想外に寒いことがわかってしまいました。 ということで却下です。
 A案、結構良さそうです。 幸いトイレは1階と2階にありますから、一方を占拠しても大勢に影響ありません。 保温用の電源もありますし、換気扇も完備しています。
 ところがいざ試してみると、ドアの隙間から意外とシンナーのにおいが漏れてしまう。 本来の「ニオイ」程度なら全然大丈夫なのに。
 それに、シンナー臭の中で終始雪隠詰めになっているわけにも行かず、出入りの度にドアを開閉すると尚更・・・・・。
 B案。 ドアにパッキンがあるため、におい漏れの問題はかなり低く、スペースもトイレより広く。
 一見良さそうですが、今度は保温用の電源コンセントがなく、コードを通すとドア密閉できません。
 そして何より悪いことに、天井にやや吸湿性のある人造石(軽石のようなやつ)を使っているため、冬場は特に湿気が高く、塗装向きではありません。

 やはり「屋外の塗装ブース」を何とかしないことには、今後の前進はありません。
 とりあえず、ホームセンターを巡って、安価で分解組立容易な温室でも探してみることにしましょう。
 ということで、今週はこのテキストだけでオシマイです。

2009年11月29日追加

■塗装ブース試作中。
 めっきり寒くなってしまいました。 何はともあれ塗装ブースです。
 当初は市販の温室でと考えていたのですが、近所のホームセンターを回ってみたところ、手ごろな価格で手ごろな大きさの物がありません。
 ということで、適当な材料を組み合わせて製作することにしました。 物干し場の一角のため常設はできませんから、分解組立できることが条件です。

 まず骨組み。 一番安価そうな13AのVP管と、エルボ・チーズを組み合わせて組立です。
 ホームセンターでは、自家用車で運搬可能な2mに切断したものを売っていましたので、これから一番効率よく材料取りを行える最大寸法にすることにします。
 カバーは梱包用の2.8m角の薄手のナイロンシートの廃物利用です。
 結果、全体の大きさは、高さ2m×幅1.2m×奥行き2m。 これで立った姿勢でも楽に作業ができます。
 尚、骨組みの材料費は3000円弱です。

 試作した結果、何とか実用になりそうです。
 但し、細い塩ビ管ですから柔らかく、長いスパンのため少々グラグラします。 また、シートも使い捨ての物で極めて薄手ですから、風の影響で凧のように膨れてしまいます。
 使用しながら、少しづつ改良してゆきたいと思います。
 これで、雨の日や風の強い日以外は塗装できそうです。

 またひとつ納期遅れ言い訳の材料が減ってしまいました。 どうしましょう。
 塗装ブース製作と改良作業のために、他の作業が進まない・・・・・。 だめ?


2009年12月13日追加

■塗装ブース試運転。
 塗装ブース(正確には塗装室といった感じです)の試運転です。
 実は先週の日曜日(12月6日)に計画していたのですが、当日はかなり強い風。 骨組みを組み立てナイロンをかぶせてみたものの、風にあおられてまるで凧のようです。
 ぐらぐらする程度ならいいのですが、ちょっと目を離していると本当に凧のように飛んでいってしまいそうです。 幸い近所に高圧電線も新幹線もありませんが、ひとつ間違えると近所に迷惑をかけてしまいそう。
 ということで、あらためて本日やり直しです。
 組立分解の作業性を改善するために、入り口(写真手前)のシート以外を袋状に貼り合わせ、上からすっぽりかぶせて四角を枠に引っ掛け、下部周囲を枠で押えるようにしました。
 若干の風なら何とかしのげるといったところです。


■冬でも塗装!。
 ブースの組立分解ばかりでは埒があきません。 今度こそ、塗装の試運転です。
 本日気温はやや暖かめで10℃ちょっと。 しかしファンヒーターのお陰で、ブース内は出入りしながらでも20℃程度に保て、塗装には十分です。
 ここでようやく塗装作業の開始。
 本日は、キハに朱色を重ね塗りします。
 11月の続きですが、ひとつ忘れていたのが、キハ52。 この前クリームを塗装したのは3年前?4年前?
 確かそのくらいですが、正確なことはすっかり忘れてしまいました。
 とにかく立ち位置で作業ができるので、姿勢は非常に楽です。


■朱色塗装中。
 実はキユニとキハ30に朱色を塗ったところで思い出した、キハ52のこと。
 上で3年か4年と書きましたが、記録を紐解いてみると、ここまでできていたのが何と2004年の上旬。 5年半も前のことではないか!
 こんなペースでは、人生が二度あればどころか、何度あっても足りそうにありません。
 実は当時朱色の調色塗料が手に入らず一時中断。 その後入手してからも、一両だけの塗装は面倒で、「連れ」ができてから、と思っていたのが今日までずるずると来てしまった次第です。
 はい、オソマツ。


■夜でも塗装!!。
 さて、寒くても塗装ができるのなら、夜でも可能なのではないか。
 試してみるまでもないことですが、照明さえあれば、冷え込まないかぎり、室温は十分に保てそうです。
 一番の障害は近所への「騒音問題」かもしれません。 何しろ30数年メンテしていないコンプレッサーですから。
 これでホントに「塗装が進まない」言い訳の理由がなくなってしまいました。


2010年2月14日追加

■追加増備。
 塗装段階まで来て足踏みしている雑形気動車です。
 どうも休日にまとまった時間がとれず、段取りから片づけまで時間のかかる塗装は後回し気味です。 やはり仮設塗装場の悲しさ、というところ。
 それはさておき、何も進まないのは悔しいので、追加増備することにしました。
 このコーナーの扉(右の編成表「MODELS」のページ)写真がキハ20なのに、本編に出てこない。 というわけで、キハ20増備です。
 とりあえずここまで出来た段階ですが、果たしてこの先は?



2010年2月21日追加

■追加増備ちょっぴり進行。
 先週から少しだけ進行。 まあ、一週間に進むとすればこの程度です。
 曲げかけだった車体を折り曲げ固定しました。 今回はあまり歪みなく出来たので、修正作業に手をとられることなくこのまま次の工程に入れそうです。
 ということで、両側先頭部を作成中です。
 こちらも折り曲げまでは終わりましたが、正面のドアを作ったり補強を入れて固定したり、結構な作業があります。 車体と一体化されるのは、まだ暫く先のことです。

 何やら余分の「ゴミ」が写り込んでいますが、気にしないでください。
 これが「ゴミ」で終わるか、それとも「宝の山」に化けるかは、やる気と努力次第なのですが。 やる気のハードルが結構高そう。


2010年2月28日追加

■宝の山? 車体は失敗!。
 「宝の山(になることを期待!)」に貫通ドアを取り付けました。 もっとも、当面使いそうなのは2個だけです。
 それはいいのですが、車体のほうは大失敗です。
 折り曲げ角度出しもほぼうまく行って、最後に固着補強のために、低粘度の瞬間接着剤を流して…。
 数分後、パリパリという音と共に、車体の曲げを支えていた補強板の接着部付近が割れてしまいました。 一体どういうこと?
 どうやら、プラ用の接着剤と瞬間接着剤の相性が良くなかったと同時に、使い方によっては、瞬間何接着剤とプラ板の相性もよくないようです。
 数年前に一度、全て瞬間接着剤による工法に変えたときにうまく行かなかった理由が、ようやく見えてきました。
 それにしても、修理をどうしましょうか。 幸い車体外板は無傷のようですが、割れた補強板の断片がくっついたままです。 このままで補修ができるか? それとも新規に作り直したほうが早いか?
 ちょっとだけモチベーションが下がってしまった休日です。


2010年3月7日追加

■気を取り直して。
 先週製造中に破損した車体、何とか無理やり再接着してみました。
 固着状態からは使えそうな気がしますが、何しろ新作のような寸法精度を出すのは至難の技です。 角度や幅寸法にばらつきがあり、もう少し追加の修正作業が必要です。
 ま、ボチボチやることにしましょう。


2010年3月21日追加

■何とか再生。
 何とか騙しながら、使い物になりそうな状態まで車体を再生しました。
 もう一度溶剤系の接着剤で固着した後、通常は使わない接着用の補強棒を当てて、瞬間接着剤で仕上げです。 やはり瞬間を使用すると引張応力の加わる部分に亀裂が広がる状態が見られ、完全に固着する数分間は手を離すことが出来ませんでした。
 結果的にはかなりガッチリしたので、何とか大丈夫かな、と言う感じではあります。
 ということで、とりあえず前面パーツの接着まで進みました。
 進んだと言うには余りにも牛歩状態ですが。


2010年7月11日追加

■超微速前進?
 上に書いたとおり車体の製作工程で失敗があり、何となく先に進めるのが億劫になっていました。 というのは少々言い訳がましいですが、このまま捨てるわけにもゆきません。
 雨続きということで、久しぶりに作業です。
 1.2mmの板を曲げておでこを作り、接着しました。 しかしこれまた寸法が全然合っておらず、これから削り込んで寸法合わせが必要です。
 ま、これは最初から織り込み済みですから、気長にやりましょう。
 本日は参議院選挙。 昔の国会での社会党の「牛歩戦術」という言葉を思い出してしまいました。 あれでも3日あれば投票はちゃんと終わったというのに。 こちらは牛歩どころではありません。



 
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