1960年代に廃止された旧国鉄(BR)の枝線で、さほど長くない路線ですが、大型蒸気がこれまた大型の客車を牽いて走ります。 やはり1995年夏に訪問しました。 >>>写真をクリックしてください。>>大きな写真へ ![]() 折り返し列車の準備、まずは蒸気機関車の機回しです。 肝心の機関車が日陰でよく見えませんが。 ![]() 大きな機関車が古い客車の向こう側をゆっくりと進んでゆきます。 やはり本線級の蒸気は迫力があります。 ![]() 当HPでは(今後も含めて)ほとんど数えるほどしかない、蒸機の写真です。 この時は、古い鉄道雑誌を読み返しているうちに、何故か蒸機の保存鉄道を訪問したくなってしまいました。 ![]() もともと大きな動輪4軸の機関車ですが、テンダー側から見ると、形の関係で一層巨大に見えます。 ![]() 客車の最前部に機関車が本来の前向きで連結され、発車準備が完了です。 これから終点Oxenhopeに向けて出発します。 ![]() まもなく発車。最後の乗客が乗り込みます。 時計の時刻でわかるように、保存鉄道を訪れるには少々遅い時間でしたが、乗客はまずまずでした。 家族連れや年配客が目立ちます。 ![]() 随分と引っ張りましたが、ようやく発車時刻です。 駅員の合図で、いよいよ発車。 ところでホームの時計の針は? はるか昔にタイムスリップ、ということでしょうか。 ![]() キーリー&ワースバレー鉄道の起点であり、イギリス国鉄BR(当時)との接続駅・キーリーです。 国鉄駅ホームから一旦跨線橋の道路に上がったところにある入口は、日本の第三セクターみたいですが、本来改札のないイギリスのこと。 国鉄当時からこの構造だったのでしょうか。 ![]() 駅入り口から古い木製の板張りの長いスロープを降りるとホームです。 特に意識しなければ、隣の国鉄ホームとの違いはわかりません。 ![]() 列車が進入してきました。 ターンテーブルがないため到着の機関車はバックでしたが、このまま機回しののち、折り返しの列車となります。 テンダー側のため大きさが判りにくいですが、大型の蒸機です。 ![]() 機関車はもちろん、牽かれる時代物の客車もそれに見合った大型のサイズです。 昔風のイギリスの客車ですから、出入り口がずらりと並んでいます。 ![]() 編成の中には食堂車も組み込まれ、サービスが行われています。 側面の表記は「BUFFET」ですが、いわゆる日本のビュフェとは違い、見たところゆったりした立派な食堂車風でした。
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