>>>写真をクリックしてください。>>大きな写真へ <INDEX> 2017年5月 ↓ ↓ ↓ 最新の追加 ↓ ↓ ↓ ![]() 普通列車がやって来ました。 午後の下りということで、本日初めて見る単行気動車です。 本来のわたらせ渓谷鐡道の姿をやっと見た気がします。 ![]() 屋根までマルーン一色のわ89-310形です。 やはり異色のスタイルと言った感じがします。 ![]() 桐生行きのWKT-500形2両編成です。 この駅では乗降は殆どありませんでしたが、行楽帰りに程良い列車ということで、車内はそこそこ賑わっています。 ![]() 落ち着いたスタイルと塗り分けのWKT500形の2両編成です。 殆ど目立ちませんが、1段のステップのある乗降口でした。 ↑ ↑ ↑ 最新の追加 ↑ ↑ ↑ 2017年5月 ![]() 渡良瀬川の渓谷沿いを走る、わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車です。 DE10機関車牽引に次位は12系客車と、塗装は変わっても国鉄時代の面影の編成です。 ![]() ディーゼル機関車が牽引する「トロッコ渡良瀬渓谷号」です。 現在は茶色と黄色のツートンカラーという、専用鉄道のようないでたちです。 ![]() 本宿駅を通過すr「トロッコ渡良瀬渓谷号」。 12系とトロッコの部分で車体断面が異なるのがわかります。 ![]() 最後尾は12系客車そのものですが、車掌室の窓が小さく改造された一部の末期のスタイルでした。 トロッコ車両だけでなく天候を考慮して同数の一般車両を繋げなければならないのが、この手の列車の泣きどころです。 ![]() 木立の間をトロッコ列車がゆっくりと遠ざかって行きます。 沿線の木々の手入れが十分でないため、残念ながら清流の眺めは半分と言ったところです。 ![]() 沢入(そうり)駅に進入するトロッコ列車。 5月初めは木々の緑と花の色が鮮やかな季節です。 ![]() こうして見ると、12系とトロッコで車体断面がかなり違うのがよく判ります。 (当然ですが)屋根の上にはクーラーも何もないトロッコ車両です。 ![]() 沢入(そうり)駅に停車中のトロッコ列車。 交換列車の到着待ちで、しばらくの休憩です。 ![]() 渡良瀬川の渓谷に沿って走る、という名前通りの渡良瀬渓谷鐡道。 この沢入駅の手前で、左岸から右岸に渡ります。 ホームの花がきれいな沢入駅です。 ![]() 開放感抜群のトロッコ列車ですが、ここ渡良瀬渓谷鐡道の車両はかなり頑丈な造りです。 前後に転結された12系に引けをとらないサイズではあります。 ![]() 客車列車の「わたらせ渓谷3号・4号」は、同社線全区間ではなく大間々と足尾の間の区間運転です。 2両のトロッコの前後は、12系客車が固めていました。 ![]() 反対側からやって来たのはこちらもトロッコ列車です。 但しこちらは客車ではなく、気動車編成でした。 ![]() 沢入(そうり)駅で、トロッコ列車同士の交換です。 大きく見える客車トロッコ車両ですが、こうして並んでみると意外と高くない車体でした。 ![]() トロッコ同士ながら機関車含め5両と長い客車編成と、2両編成の気動車編成です。 もっとも客車はトロッコが2両+雨天防寒用の12系客車が2両ですので、実質乗客はほぼ2両分? ![]() 客車の「トロッコわたらせ号」に対し気動車編成は「トロッコわっしー号」です。 何だか阪急電車を思わせるような色とデザインです。 ![]() 渓谷に向け姿が消えてゆく「わっしー号」。 前後とも同じ顔つきですが、よく見るとこちら側のトロッコ車両には屋根上にクーラーがありません。 ![]() 現在のわたらせ渓谷鉄道の主力車、わ89-310形です。 車両としては少々地味です。 それより、面白い形式名ではあります。 ![]() この列車も、ここ沢入駅で列車交換があります。 5月連休、花と新緑がきれいなホームでした。 ![]() 対向の列車がやって来ました。 こちらも同じ車両です。 トロッコ気動車が「阪急」を連想させるタイプだったのに対し、こちらはどちらかと言うと「近鉄」を思い浮かべさせます。 ![]() 交換の列車。 どちらも2両編成でした。 ゴールデンウィークのせいでしょうか。 乗客もほどほどに乗っているようでしたが、ここ沢入では乗降客はさほどいませんでした。 ![]() 後から到着した桐生行きが先に発車したのちに、間藤行きが発車です。 わずかの降車客は家族連れ。 列車の発車を見送ってから渓谷方面に降りて行きました。 ![]() 沢入(そうり)駅のひとつ桐生寄り、神戸(ごうど)駅ホームです。 上り旅客ホームの向こう側にこんな車両が止められていました。 元東武特急DXロマンスカー、DRC1720形の中間車です。 ![]() こんな感じのロケーションです。 営業しているレストランとなれば入らないわけには行きません。 幸い次の列車がやって来るまでにはかなり時間がありますし、やや遅めの昼食には良い時間です。 ![]() 中に入るとこんな感じで、オリジナルの雰囲気をよく残しています。 というか、「けごん」も「きぬ」も観光シーズンにはなかなか指定席が取れない列車で、ついに現役時代には乗れず仕舞いでした。 間のテーブルだけは食堂用に後から取り付けられたものです。 ![]() 後付けのクーラーなど、引退後に取り付けられたものも一部見られますが、それを除くと現役時代の雰囲気そのまま(おそらく)です。 但しレストランとして使用のため、座席はすべて向い合せで固定です。 国鉄の「こだま」と異なり、座席ごとの小さな窓がずらりと並ぶ東武1720形でした。 ![]() パッと見には全く違和感のない車内ですが、座席の位置だけは付け替えられていました。 レストラン用にテーブルを取り付けているため、向い合せの座席間を広げてあります。 しかし跡形からわかるように、座席は位置をずらせただけで、元のものをそのまま使用です。 ![]() パイプ棚の荷物置き場に座席番号。 その他小さなデザインまで、当時の様子がよく判ります。 何だか現役の列車に乗っているようで、嬉しくなります。 ![]() 座席の回転ペダルにリクライニングレバー。 現在は実用になりませんが、リクライニングはロックが掛けられていないようで、若干稼働します。 当時の国鉄特急「こだま」2等車と比べると、名前の通りかなりデラックスな意識した造りです。 ![]() こちらも今は実用にはなりませんが、当時の足載せ台がそのままです。 とにかく1等車並みの設備でした。 ![]() 出入り口と反対の車端部デッキ側です。 レストラン(食堂と言った方が良いかも)ですからメニューもありますが、車内でビールと枝豆、魅力的です。 もっとも本日はクルマですから、そうはゆきません。 ![]() デッキのトイレもそのまま使用できます。 色がオレンジっぽいのは、貫通扉のガラスの着色のせいです。 ![]() 増加はともかく、それ以外は殆ど昔の姿のままのようです。 右側の方の壁の色が、ガラスに惑わされない本来の色に近いです。 ![]() 本来の乗客用の乗降ドア。 内側に開く2枚折り戸です。 さすがに昔の車両らしく、戸閉装置のカバーがいやに大きい感じです。 ![]() デッキから客室側を眺めると。 一時期別の用途に使用されていたようで、談話室の表示がそのままでした。 よく見ると自分の姿が映り込んでしまっていました。 ![]() 3枚上の写真と、通路を挟んで反対側です。 トイレは2か所あったのでしょうか。 3面鏡はもともとあったもの? 洗面台はその後の改造? いずれにしても当時としては色々と贅沢な作りです。 ![]() が、窓の外は東武沿線ではなく、わたらせ渓谷鉄道の神戸(ごうど)駅です。 しかしこのまま走り出すのではないか?という感じではあります。 ![]() 東武DRCの配置はこんな感じでした。 中央に出入り口と厨房のある建物を挟んで、前後に2両の中間車が停められています。 一般レストランに常用しているのは手前の車だけで、向こう側は団体客用でした。 ![]() なにやらごちゃごちゃあるな、と言う感じでしたが、後で写真をよく見ると、電飾のようでした。 暗くなると「GODO(神戸・ごうど)」の文字が浮かび上がるようです。 屋根の上まで原形通りのDRC1720形でした。 ![]() ホーム中央部、レストランの入り口建屋です。 レストランと言うよりは、注文テイクアウト式の食堂と言った方がピッタリくる感じではあります。 こんなところにレストラン、と言う感じですが、結構な賑わいでした。 ![]() もう一両の車両は団体客専用で、本日このタイミングでは使用されていませんでした。 こちらも原形のイメージを損なう改造は受けていません。 ![]() ここまでの搬入の都合もあったのでしょうが、台車も当時のままのものです。 この頃は、旧型の吊り掛け式からカルダン駆動へ、そしてばね式から空気ばねへと進化し、各社が色々な方式を競った時代でもありました。 枕バネのみならず軸受箱支持方式にも、各社の工夫が見られます。 ![]() 団体用車両の貫通側です。 オレンジ色の透明貫通扉。 実際には幌があるためオレンジの効果のほどは如何ほどだったかはわかりませんが、南海デラックスズームカーの「マジックドア」と並んで、貫通扉ひとつにも力が入っていました。 ![]() 「昭和35年 日本車両」の銘板。 私「かいもん4号」とほぼ同じ齢を重ねんています。 それはともかく、DRCの車体裾部のカーブの形状、これまで写真ではどうなっているのかよく判らないと思っていましたが、これでハッキリしました。 ![]() 本来の使われ方をされているわけではありませんが、こうやってレールの上に載ってホームに停まっていると何だか嬉しくなります。 デッキ反対側は車端部まで客窓が一杯の、特急車両らしい設計です。 ![]() 国鉄の151系「こだま」のデザインを意識しながらも、大きく違うのは座席ごとに配置された、ずらりと並んだ客窓です。 この部分は前身の5700形や1700形からの継承ですが、シートピッチを当時としては非常に広く取っているだけに、あまり狭々しい感じは受けません。 ![]() 神戸駅ホーム。 旧国鉄足尾線だけあって、貨物輸送のため長い交換設備です。 ![]() 間藤から上り桐生行きの列車が到着です。 この列車は普通のわ89-310形です。 大きなカーブの屋根と高い客窓で、腰高な感じが特徴的です。 ![]() 桐生行きの列車。 2両編成で、ホームの中ほどに停車です。 ここで交換待ちのため、少しの間停車します。 ![]() ホームの木や植え込みがなければ、並んで停車といった感じの両車両です。 わたらせ渓谷鐡道の車両、この部分だけでもかなり特徴的なデザインです。 ![]() 反対側から、間藤行きの列車がやって来ました。 こちらは遠目からでも白い部分が鮮やかな、WKT500形編成です。 ![]() マルーンを基調に、窓周りのベージュ。 それに金色のラインと紅葉のデザイン。 色使いは異なりますが、トロッコわっしー号のWKT550形と同じデザインは四角っぽい感じの車体で、どこか丸っこいわ89-310と対照的です。 ![]() この列車。 特別なダイヤではないのですが、大量の団体客が下車して、やや引いたとは言えホームはご覧の有様です。 このまま駅前に待機していた観光バスに乗車です。 予想外でちょっとビックリの大混雑。 ![]() 間藤行きの大混雑を尻目に、先に到着していた桐生行きが発車して行きました。 こちら側の間藤行き、まだまだ発車できそうにありません。 ![]() 交換と団体客を見込んだダイヤなのでしょうか。 下車客が一段落した後も、発車までは少々間があるようです。 ということでこんな風景も。 ![]() ようやく間藤行き列車も発車です。 これでホームの喧騒も一段落しました。 ![]() 上りのトロッコ列車、とトロッコわたらせ渓谷4号がやって来ました。 4両編成の客車。 タネは生まれが全く違う国鉄と東急の車両ということで、車体断面が全く違います。 ![]() トロッコわたらせ渓谷4号、神戸駅に進入します。 前2両、DE10と12系と言う組み合わせは、国鉄臨時列車的です。 ![]() 客車の「トロッコわたらせ渓谷4号」と交換した、こちらもトロッコ但し気動車の「トロッコわっしー5号」が神戸駅を出発します。 同じ系列の車両ですが前部「トロッコ」側には屋根上にエアコンがありません。 冬場の窓取付時は冷房不要として、夏場の雨天の日はどうしているのでしょうか。 ![]() 2両の気動車のトロッコわっしー号、エンジン音とともに消えてゆきました。 本日も大盛況ですが、秋の紅葉シーズンには更に賑わうのでしょう。 ![]() トロッコわたらせ渓谷4号。 DE10と12系と言う、国鉄時代を思わせる編成(トロッコ車両除き)ですが、JR私鉄問わず、客車列車に乗車できる機会は国内では僅かになってしまいました。 次回は乗車できたらと思います。
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