タイトルには「宇高国道フェリー」とありますが、宇野港界隈の他の船舶・風景を含みます。 >>>写真をクリックしてください。>>大きな写真へ ↓ ↓ ↓ 最新の追加 ↓ ↓ ↓ ![]() 乗客の下船も終わった国道フェリー。 旅客ブリッジは手すりがあるだけのスロープでした。 悪天候時には苦労しそうです。 ![]() 宇野港に係留された宇高国道フェリーです。 ちょうど運行間隔が間引きされる時間帯で、次の出港は1時間半ばかり先です。 周囲も賑わいがなくなってしまいました。 ![]() そうこうしているうちに、次の四国フェリーが直島北までやってきました。 ちょうどブイの横を通り過ぎ、これから西向きに方向を変えるところです。 ![]() ブイを回ったフェリー。 西に向きを変え、今度は宇野港入り口に向けて一直線です。 広い海の上とは言え、なかなか真直ぐには進めません。 ![]() すでに小休止体制に入った国道フェリー。 これに対し四国フェリーは日中ほぼ1時間程度の間隔を保っているようです。 四国フェリー。 ここから右舷が見えるほど大きく向きを変えています。 ![]() 航路休止直前の宇高国道フェリー高松行き時刻表です。 等間隔ダイヤながら、日中完全に間引きされた時間帯が。 かつてのキャッチフレーズだった「昼も夜も」も、すでに深夜・夜行便はありません。 ![]() 2時間間隔の時間帯に入り、暫く桟橋で休憩の国道フェリーです。 桟橋高さが高い割には簡素なつくりでした。 ![]() 玉野市の外れ、国道30号線沿いの看板です。 色々手を尽くしたようですが、この10日後に航路は休止(事実上の廃止)となりました。 ↑ ↑ ↑ 最新の追加 ↑ ↑ ↑ ![]() 2012年10月、宇高国道フェリー航路休止直前の、宇野港の出口付近の風景です。 一足先に、直島経由高松行きの船が出て行きました。 国道フェリーも間もなく出航です。 ![]() 直島行きのフェリーです。 直島は香川県ではありますが、岡山側の宇野港との結びつきが深く、フェリーも宇野側からが高松側の倍の本数となっています。 ![]() 宇高国道フェリーが高松に向け出港です。 宇野港の一番出口側に位置しており、場所的には一番不利。 ではありますが、自動車のお客にとってはさほど関係ないことかもしれません。 ![]() 玉野市は造船の町。 宇野港を出港した高松行きの船は、南北向き別に分離された航路に従い、玉野の造船所をかすめるように西航路を高松に向かいます。 瀬戸内海を横断、というよりは陸に沿って進む感じです。 ![]() 望遠の写真で眺めると、どっしりした感じに見える国道フェリーの船体。 しかし瀬戸大橋開通前の頃と比べると、かなり小振りな船体となりました。 ![]() 直島行きのフェリーが進んでゆきます。 本来この水道は宇高北行き航路ですが、直島宮浦港行の船は南行き航路では大回りになるため、島にべったりと付くように進みます。 ![]() 宇野港の様子です。 といっても全景ではなく南半分の風景です。 旧宇高連絡船桟橋付近は小型船の乗船場に整備されました。 が、奥(右手)の方にはかつての連絡船桟橋の面影も残っています。 ![]() 直島行きのフェリーと貨物船はまっすぐ南へ、そして豊島(てしま)、小豆島方面への船はそのまま東向きに進みます。 東西と南北航路の交わる付近だけでなく、この辺りも航路が交錯する操船に注意が必要な区間です。 ![]() 直島・風戸(せと)港からフェリー「せと」丸がやってきました。 こちらは車両航送専用の一回り小さな船体です。 業務用主目的のため、場合によっては一般車が後回しで乗れないことも。 ![]() 国鉄連絡船時代の宇野駅跡地周辺です。 結局大がかりな再開発や再利用はされないまま、すでに25年が経過しました。 ![]() 宇高国道フェリーが出航するのと入れ違いに「せと」が宇野港に入ります。 こちらは2層だけの小型の船体です。 ![]() 国道フェリー埠頭をかすめて「せと」が宇野港の一番奥まで入ってゆきます。 小型の船体ではありますが、こうしてみると狭い宇野港です。 ![]() 宇野港の奥まで到着したフェリー「せと」。 この船は接岸前に回転します。 この港では中型〜小型の船体ですが、こうして見ると迫力があります。 ![]() 桟橋の位置の関係で、この船は右回りに回転です。 左後方の桟橋にぶつからない? ![]() ほんのわずかに前進しながら船尾を横に振る、といった感じで回転です。 さらにここまで来ると、後進に入ります。 あと一息。 ![]() こちらは先ほど出航した宇高国道フェリー。 まだまだ玉野の陸地に沿って進みます。 すぐ向こうには四国の山々が。 ![]() この岬を抜けるとようやく本土から離れて水道の中央に出てゆきます。 とは言えさほど広くない水道。 四国の陸地も目の前です。 ![]() 直島(風戸)からのフェリーが到着し、下船開始です。 基本的に自動車航送専用ですので、徒歩での下船客は見られません。 ![]() 島影から相次いで2隻のフェリーが姿を現しました。 どちらも高松から宇野行きのフェリーですが、殆ど同じダイヤでの運行です。 ![]() ほんの少しだけリードするのが四国フェリー、すぐ後を追いかけるのが宇高国道フェリーです。 どちらもほぼ同じぐらいの大きさの船体です。 ![]() ここに来て先行する四国フェリーが大きく右に舵を切り始めました。 上の写真でそのまま真直ぐ進めば宇野港なのですが、航路の関係で一度迂回しなければなりません。 ![]() ほんの短い折り返し時間で、「せと」が再び直島風戸港に向けて出港です。 結構頻繁に往復しているようです。 ![]() 四国フェリーに続き、宇高国道フェリーも右に舵を切り始めました。 右側にあるブイの右手(写真左手)を進行しなければならないためです。 ![]() このあたり、というより航路全体が地元の漁場になっていますから、操業中の船や港に戻る船など多数です。 この写真ではさほど近そうにも見えませんが、相当に接近することも。 ![]() 尚も競争しているように見える2隻のフェリー。 しかし宇高国道フェリーが先行することはありません。 宇野港接岸前の回転の関係で、どうしても四国フェリーが先行する必要があります。 ![]() 2隻のフェリーの前を、風戸港行きの「せと」丸が横切ります。(という表現が正しいかわかりませんが。) 同じ直島でも宮浦でなく北側にある風戸港へは豊島・小豆島方面に向かう東行き航路を進みます。 北向き宇野行き航路と宇野港出口で合流することになるため、タイミングによっては微妙な優先順位となりそうです。 ![]() 「直前横断」というよりは、航路に合流してくる前に逃げ切ってしまうという感じです。 「せと」丸は減速することなく、余裕の間隔で東に進んで行きます。 ![]() 「せと」が逃げ切ったころ、先行する四国フェリーが再び舵を切り、進路を左に変えました。 ここからは宇野港の入り口まで一直線です。 ![]() 後続の宇高国道フェリーも、四国フェリーよりやや大回り気味に向きを変え始めます。 接近しすぎるのを抑え気味? ![]() ブイを周り込んで、宇野港まで一直線。 ブイのすぐ向こうでは漁船が操業中。 ですが、向こう側を反対に通る船は航路の関係で非常に少ないため、数隻が操業中です。 ![]() 望遠レンズでなく標準(やや広角気味)で眺めるとこんな感じの2隻の間隔です。 さほど接近、というほどではないかも。 ![]() 宇高国道フェリーの後ろ。 今度は直島・宮浦港からのフェリーが姿を現しました。 タイミングによっては賑やかな宇野港界隈です。 ![]() まもなく宇野港入り口です。 宇高国道フェリーと比べるとスマートな感じの船体の四国フェリーでした。 ![]() 宇高国道フェリーも迂回を終わり、宇野港入口へ向けて一直線です。 先行する四国フェリーと比べると少しずんぐりタイプです。 ![]() 一足先に宇野港に入った四国フェリー。です。 そのまま真直ぐに、一番奥の埠頭に向かいます。 ![]() 宇高国道フェリーのターミナル横を通り過ぎる四国フェリー。 場所的には、やや四国フェリーが有利な宇野港です。 ま、お客が車だけなら大差ないかもしれませんが。 ![]() 一足遅れで宇高国道フェリーが宇野港入り口に到達しました。 右側通行のせいだけでなく、この後の方向転換のために、右舷を岸壁にギリギリの操船です。 ![]() 港の一番奥の岸壁まで到着した四国フェリー。 そのまま前方から接岸します。 ![]() 一方の国道フェリーは、すぐに接岸と言う訳にはゆきません。 ターミナルを港の奥側に少し通り過ぎたあたりで回転開始です。 ![]() 国道フェリー、これから「大回転」です。 甲板に車の向きが見えるとおり、下船するのは写真でこちら側、後方のハッチからですから。 ![]() 接岸前に回転中の宇高国道フェリー。 狭い場所ですから、曲がるという感じではなく、船尾を真横に振りながら回転という感じです。 ほんの僅かだけ船首が前に流れるという感じの操船です。 ![]() 右舷と船尾を接岸させる必要がありますから、回転しつつ微速前進〜右舷接岸という細かい操船。 このあたりから、動きがぐっとゆっくりになります。 ![]() 遠目に見ると、船首はほぼ接岸したように見えます。 が、船尾だけはまだまだゆっくりと回転を続けています。 ![]() 概ね岸壁と平行になったフェリーの船体。 ここからは細かい操船に加えて、ワイヤーのお世話になります。 見ていると動きは殆ど止まっているように見えます。 ![]() 後続の直島(宮浦)からのフェリーが到着です。 国道フェリーとは少し間隔が空いていましたので、回転待ちの停船まではすることなく、そのまま入港です。 ![]() ようやく国道フェリーの接岸作業が終わり、車の下船が開始されました。 上陸した車はそのまま右手の山方向に向かってゆきます。 ![]() 後続フェリーが宇野港の入り口まで到着です。 ほんの3隻の到着でこんな混雑ですから、瀬戸大橋開業以前は本当にギリギリだったことでしょう。 ![]() 国道フェリー埠頭の横を、直島からのフェリーが通過です。 宇高連絡船廃止後の港湾整備で、若干狭くなった感じの宇野港入り口です。 ![]() 宇野港の入り口、小型貨物船と国道フェリーの間を抜けて行く四国汽船のフェリー。 こちらもこの後、接岸前に回転が待っています。 ![]() 先ほどの風戸港からのフェリー「せと丸」とほぼ同じ位置で、回転開始です。 到着するのは港の一番奥。 こちらはちょうど180°回転しての接岸となります。 ![]() 写真ではこちら向きに進路を変えている、という感じ。 しかしそんなことをすると手前岸壁に衝突してしまいます。 国道フェリーとは逆回転ながら、実際にはほぼ船尾だけを振っている感じです。 ![]() 本当に岸壁にぶつかるんじゃないか、という感じがするまでの接近ではあります。 このあたりから後退に移り、最終接岸体制に入ります。 ![]() 瀬戸大橋開業までは国鉄JRのホーバーを除きフェリーばかりだった宇野港.ですが、港湾整備とともに島を結ぶ小型の高速艇が就航するようになった宇野港です。 「サンダーバード」が到着です。 ![]() 続いて到着したのは「ブルーバード」。 何だかフェリーより高速艇の方が元気な感じです。 ![]() 宇野港の一番奥の埠頭で乗船中、2隻のフェリーです。 こんな感じの桟橋接岸ですから、四国汽船の直島便、入港直前の回転は右回りということになります。 ![]() 小さな船体ながら、波を蹴立てて高速でやって来た「サンダーバード」。 接岸を前に、急激に速度を落とし惰性で前進している感じの動きになりました。 間もなく接岸です。 ![]() 現在の小型高速艇乗り場。 昔の国鉄宇高連絡船の埠頭付近に設けられた浮桟橋から発着します。 25年前とは大きく様変わりです。 ![]() サンダーバードとブルーバードが並んで到着。 向こうに見える国道フェリーと比べると、大きさの差はかくの如きです。 しかし国道フェリーですら、最盛期と比べると、船体は二回りほど小さくなっているのです。 ![]() 現在の宇野港のほぼ全景です。 大型の再開発やテーマパークの計画はいずれも頓挫してしまいました。 JR宇野駅も町に合わせて以前より山側に後退し、四国航路のフェリーも風前の灯。 今後どう姿を変えるでしょうか。 ![]() 直島の北東から、更に小型のフェリーが姿を現しました。 豊島経由で小豆島とを結ぶ、小豆島フェリーの船です。 ![]() 恐ろしく寸詰まりのような感じの船体の小豆島フェリーです。 岡山県から小豆島へは新岡山港経由がメーンルートであり、経由する豊島向けの色合いが濃い航路です。 ![]() 短い折り返し時間の後、「ブルーバード」が出てゆきます。 車の乗降がないためその分だけ短時間で折り返しができますので、効率的なダイヤが組まれているようです。 ![]() 小豆島フェリーが通過したすぐ後ろを、「ブルーバード」が横切ってゆきます。 横切るのが小回りのきく高速船側ですから、接近はしていますがさほど危険は感じません。 こうして比べると、小型フェリーもそこそこの大きさです。 ![]() 小豆島フェリーが宇野港に入ります。 上の写真と逆に国道フェリーと比べるとこんな大きさ(小ささ)です。 右側通行厳守で、ここからは岸壁スレスレに見えますが、実際には余裕があるようです。 ![]() 小豆島フェリーの到着場所はここになります。 まっすぐに頭から到着です。 小回りききそうな船体ですから、出港時もさほど苦労はない、でしょうか。 ![]() 宇野港の一番奥、それぞれの桟橋です。 小豆島フェリーの可動桟橋、どうなっているのかここからはよく分かりません。 ![]() 色々な船の出入りを眺めているうちに、直島からの「せと丸」、はやくも風戸港から折り返してきました。 しかし宇野港桟橋は一杯のはずですが。 ![]() ここで、直島(宮浦)行きの船が出港です。 ちょうど「せと丸」と入れ違いで桟橋使用、というダイヤのようです。 ![]() 続いて、四国フェリーが出航です。 但しこちらは頭から突っ込んでいますから、一度後退後してから方向転換する必要があります。 直島行きとはちゃんと時刻の調整ができているのでしょう。 ![]() 四国フェリー、浮桟橋を完全に外れたあたりまで後退してから回転を開始します。 右側通行に合わせ、ゆっくり左回りで回転します。 ![]() 「せと丸」が間もなく宇野港入り口に到着です。 四国フェリーが回転中ではありますが、まだ距離に余裕があるためそのまま進行です。 ![]() ストレートに出港できる直島(宮浦)行きのフェリーが、一足先に宇野港を出てゆきます。 ちょうど出入りが輻輳する時間帯です。 ![]() 宮浦行きのフェリーが宇野港出口を出てから、同じ四国汽船の「せと」丸が入港です。 同じ直島でも発着港が異なりますから、単に右側通行というだけでなく航路が異なります。 ![]() 方向転換の回転中だった四国フェリー。 ほぼ回転を終えて、そろそ前進開始です。 ![]() 国道フェリーのすぐ前を通り過ぎる四国フェリーです。 すでに「過去の賑わい」になってしまったのが残念です。 ![]() 四国フェリーが宇野港出口を出たところで、「せと丸」が到着です。 方向転換の影響はなかったようです。 ![]() 玉野の造船所に添うように、四国フェリーが南に向かいます。 造船不況とは言え、ここではいつも新造船が見られます。 ![]() 四国フェリーと入れ違いに宇野港に入る「せと丸」です。 こちらは到着時に方向転換しますから、少しダイヤがずれて四国フェリー出港と重なると大変です。 ![]() 先ほど同様、到着時に回転する「せと丸」。 一番奥での回転ですが、四国フェリーが停泊中ならこれまた大変そうです。 ![]() 比較的大型のフェリー2隻が出港して、やや寂しくなった宇野港岸壁。 小型のフェリー2隻では少々賑やかさに欠ける感じです。 ![]() 宇野〜高松間の航路は北行きと南行きが東西に分離されていますが、直島(宮浦)は北行き航路沿いにあるため、直島行きの便は葛島東側を南下します。 例のブイの西側をまっすぐ南下し、北行き航路を横断するルートを通ります。 ![]() 高松行きの四国フェリーは、葛島の西側・南行き航路を進みます。 玉野の陸地沿いに、弓なりに迂回する感じです。 ![]() 宇野港から見ると、玉野の造船所はかなり遠く南まで伸びています。 本州・日比の山、県境の大槌島、四国の山々が重なり合い、すぐ近くに見えます。 ![]() 一足、というより二足遅れくらいで、国道フェリーも出港してゆきます。 両社で40分間隔のダイヤ調整をしていた期間もわずかの間だけでした。 ![]() 玉野の造船所を望みながら出港する国道フェリー。 先行する四国フェリーとは、先ほど到着時ほどには接近していません。 ![]() やや西寄りに向きを変えると、どんどん速度を上げてゆきます。 見ていると「意外と速い」という感じがします。 ![]() 四国フェリーと宇高国道フェリー。 同じルートではありますが、見ていると国道フェリーの方がやや陸地寄りを通っているような感じではあります。 ![]() 大きく弧を描く航跡。 海の上とは言え、真直ぐでなくかなり迂回しながら進んでゆくのがよくわかります。 ![]() 宇高国道フェリーが出港後、短い折り返し時間で小豆島フェリーも出て行きました。 こちらは真直ぐ東へ向かい、マイペースという感じがします。 ![]() 造船所を眺めながら、大きく迂回してゆく国道フェリーです。 手前に見える灯台の西側を進む必要があるため、葛島の西岸よりかなり離れたルートです。 ![]() 直島風戸港行きの「せと丸」が出て行きました。 これで、宇野港内のフェリーは全て出港したことになります。 最盛期と便数が異なるとは言え、日中に一隻もフェリーが停泊していないとは、少々寂しい宇野港情景です。 ![]() フェリーがいなくなった宇野港でしたが、入れ違いに遠くから宇高国道フェリーが姿を現しました。 先ほどの到着と比べるに、四国フェリーよりインターバルが短い? ![]() 国道フェリーが直島に沿って東に迂回を始めた頃、後方やや離れて四国フェリーが姿を現しました。 1時間前ほどではありませんが、それでも似通ったダイヤには違いありません。 ![]() 先行する国道フェリーはすでに宇野港に向けて左に舵を切り始めました。 両者の間隔は時間にして10分くらいでしょうか。 ![]() S字に弧を描いて迂回ルートを進む国道フェリーです。 航路のルートがよくわかります。 ![]() こちらは漁船の直前横断。 小型船からすればギリギリでも前を通過した方が揺れはなく操船は楽ですが、小回りの利かないフェリーからすればヒヤヒヤものです。 ![]() 何しろ航路近くにも漁船の操業が多い備讃瀬戸航路。 こちらは停船した横を通過ですから、きちんと気がついていれば問題はないでしょうが。 ![]() 宇高国道フェリーが宇野港に入ります。 改めて比べてみると、やはり他の船よりは右岸壁寄りに操船しているようです。 ![]() ということで、接岸直前の方向転換です。 先ほどの便も掲載しましたが、今一度ご覧を。 ![]() 同じような写真を2度載せるとコメントに困ってしまいますが、出入りするフェリーを順に眺めている、ということでご容赦ください。 ![]() 8割方方向転換終了。 そろそろ後続のフェリーが近づいてきます。 ![]() 次は少し遅れて四国フェリー、と思っていたのですが、いつの間にか直島からのフェリー「なおしま」が割り込んできていました。 ちょうど島影の港から出てくるため、ちょっと目を離しているうちに接近していました。 ![]() 国道フェリー接岸完了、「なおしま」入港の頃、四国フェリーの位置はこんな感じでした。 ブイの迂回を終えたところで、宇野港入り口まではあと一息です。 ![]() 国道フェリーの乗降が一段落するころに、四国フェリーが通り過ぎて行きます。 少し間が空きましたが、またまた宇野港がにぎやかになって来ました。 ![]() 国道フェリーの大看板の横を通り過ぎる四国フェリーです。 宇高間の大動脈だったフェリーや連絡船ですが、残すところ四国フェリーだけになってしまいました。 ![]() 直島(宮浦)行きの「なおしま」が出港後、入れ替わりに直島(風戸)からの「せと」が到着です。 桟橋共用の関係で、やはりこんなダイヤになっているようです。 ![]() 次々と出入りを繰り返す中、国道フェリーが出港です。 減便はされましたが、朝の時間帯は3隻体制で概ね1時間間隔でした。 ![]() 国道フェリー、いつものルートを高松に向かいます。 造船と港の町・玉野市ですが、いずれも斜陽といった感じではあります。 ![]() 国道フェリーに遅れること約5分。 到着時より短いインターバルで、後を追うように四国フェリーも出港です。 ここまで近いダイヤにしなくても、と思うのですが。 ![]() 国道フェリーよりはやや東寄りに進路を取る四国フェリーです。 いずれにしても岩礁に設けられた灯台を迂回する必要があるため、大回りには違いありません。 ![]() これまでの写真よりやや東寄りの場所から眺めてみました。 葛島を過ぎた宇野行き国道フェリーが、宇野港に向けブイを回り込んでいるところです。 やはり後方からは四国フェリーが追いかけてきています。 ![]() ブイを通り過ぎ、後は宇野港まで一直線の国道フェリーです。 港まではわずかですが、荒神島と葛島は周囲が自然の海岸線のため、宇野港間近とは思えない感じの風景です。 ![]() 後続の四国フェリーです。 やはり先程までより東寄りから眺めているのですが、それでもブイを回り込むときは船首をこれだけ右舷側に振ります。 ごく短時間とは言え、かなりの進路変更です。 ![]() 進路を北からやや西寄りに戻す頃に、東の豊島方面からの航路と合流です。 一足先に東からの小型の貨物船が通過します。 フェリーばかりではなく、やや後方、北行き貨物船もフェリーと同じ航路をたどります。 ![]() 続いて東からの到着は、小豆島フェリー「てしま」です。 船体が短いためだけでなく、細かい造りやイラストがかわいいデザインです。 ![]() 余りに同じ場所からの俯瞰が続いたため、視点を変えて宇野港岸壁にやって来ました。 ちょうど直島からのフェリー「なおしま」が到着、方向転換中です。 ![]() 岸壁の釣り人の前で回転する「なおしま」。 通常の視点から見ると見上げる感じのフェリー。 迫力ものです。 ![]() 後方には四国フェリー。 「なおしま」はその手前に接岸しなければなりません。 国道フェリーのように片側丸々空いている桟橋より操船が難しそうです。 ![]() 昔の宇高連絡船側から見ると、国道フェリーは港の反対側。 旧宇野駅からは一番便利が悪い立地条件でした。 ![]() 四国フェリーと小豆島フェリーの間に接岸する「なおしま」です。 各社1本づつの桟橋を使用していますので、四国汽船の「なおしま」と「せと」は時間をずらせて交互に発着することになります。 ![]() 地の不利を補うため、国道沿いにもたくさんの大看板を掲げていた宇高国道フェリー。 最後は港の大看板。 ですが「昼も夜も18分」(最盛期)の文字はとうに消えてしまいました。 ![]() 宇野港の一番奥に揃った3隻のフェリー。 以前はこの場所にオレンジ色の「日通フェリー」も発着していました。 ![]() 「なおしま」の定位置です。 こんな状態ですから、接岸前の回転は右回りとする必要があります。 ![]() 小振りな船体の「てしま」です。 こちらも接岸前に回転したようですが、見る限り今回は写真を撮影していませんでした。 ![]() こちらは「四国フェリー」のポジションです。 頭からの接岸です。 フェリーの場合、接岸前に回転するか出発時に回転するかは双方の港で逆になりますから、それぞれの埠頭桟橋の状況で会社または航路ごとに決められているようです。 ![]() 四国フェリーが岸壁を離れます。 まずは真直ぐに後退、という感じです。 ![]() 桟橋が邪魔にならないところまで後退すると、回転を始めます。 桟橋の位置と右側通行の両方の関係で、左回転です。 ![]() 細い港のほぼ中央あたりでの回転です。 宇野⇔高松の文字を掲げる、現在では唯一の航路です。 (間に「直島」が入る四国汽船「なおしま」を除き) ![]() 国道フェリーのやや奥あたりの場所で回転する四国フェリーです。 先ほどまで岸壁にいた国道フェリー、四国フェリーが回転している間に出港です。 ![]() 方向転換完了まであと一息の四国フェリーです。 このあたりから、前進もあわせて開始します。 ![]() 両フェリーの間隔、広角レンズ視点でさえこれほど接近しています。 乗船しているともっと間近に見えることでしょう。 ![]() 若干先行する、宇高国道フェリーです。 そんなに各便で時間競争しても仕方ないかと思うのですが。 ![]() 少し遅れて、四国フェリーが国道フェリー桟橋前を通過します。 需要減少で共同体制が崩れ、最後は少しでも乗船客誘導合戦の時刻設定、ということでしょうか。 ![]() 少し望遠気味で眺めるとこんな感じ。 どのくらいの距離でしょうか。 ![]() 停泊中の船と灯台を迂回してまずは国道フェリーが東へ、四国フェリーが後に続きます。 競争といっても、追い抜くことはないでしょうが。 ![]() 航路に従い、右へ左へと進路を変えながら進む両船です。 ぴったりと後を追い、デッドヒート状態? ![]() 前の宇高連絡船から順に左に舵を切ってゆきます。 このあたり、右舷のデッキで眺めていると、瀬戸内海横断ではなく陸地に沿って航海という感じの眺めです。 ![]() 宇高国道フェリーの宇野港ターミナルです。 とは言え桟橋と、小さな売店と切符売り場、待合室のある建屋だけのこじんまりとした設備でした。 ![]() 2隻のフェリー、灯台を回り海峡部へ出て行きました。 この視点では両者に多少の間隔はあるようです。 ![]() 宇野港の宇高国道フェリー桟橋です。 次の便が到着するまで、暫く閉鎖されます。 ![]() 宇野の町からよく見える、大看板です。 「昼も夜も」をキャッチフレーズにしていましたが(最盛期は19分)、この文字は白く塗りつぶされていました。 ![]() 国道フェリーの桟橋方面に、四国フェリーが近づいてきます。 この時間の宇野行きでは、四国フェリーがリードしていました。 ![]() 宇高国道フェリーの宇野ターミナルです。 看板に比べ、待合室の建物はこじんまりとした造りでした。 ![]() 四国フェリーが国道フェリー桟橋の前を通過します。 入港直前は、東方向から西進してくるのがよくわかります。 ![]() 船体側面に大きく文字を書いた四国フェリー。 赤いマストとあわせ、アクセントとなっており、遠目にもわかりやすい感じです。 ![]() 宇高国道フェリーのターミナル横にあるバス乗り場。 以前は多方面便が発着していましたが、この当時(2012年)は本数も僅かでした。 ![]() 岡山市内のターミナルへ向かう、両備バスの便です。 この時刻、ここからの乗客の姿は見当たりません。 ![]() 岡山地区では昔から定番の「天満屋経由岡山駅行き」です。 しかしフェリーからの乗り継ぎ客があるかというと、そうでもなさそう。 ![]() ターミナルの真横なのですが、建物や桟橋の出口から見ると「裏手」の印象の否めないバス乗り場です。 立地上最善(次善?)の位置ではあるようですが、分かりやすい誘導表示があるわけでもありません。 ![]() 国道フェリー・宇野港の旅客桟橋です。 元々大きな船でしたから旅客船用の乗降口もありますが、ターミナルビル内から直接乗船できるわけではありません。 乗客はついで、といった感じではあります。 ![]() 四国フェリーが目の前を通過いた頃、直島の手前、宇野港に近づいてくる2隻のフェリー。 右側は直島右手からの国道フェリー、左側は直島北(左手)風戸港からの「せと」です。 ちょうどこのあたりで航路合流です。 ![]() 国道フェリーが若干先行しています。 このあと国道フェリーは接岸前に方向転換しますから、後続の「せと」は航路が空くまで待機です。 ![]() 両備バス伝統?の、アングル斜め枠のバス停標識です。 バスの便が3本だけ? よく見ると、路線便ではなく「玉野競輪行き無料バス」の時刻でした。 ![]() 「国道フェリー」のバス停名。 フェリー休止(実質廃止)後はバス停廃止か路線廃止か、はたまたバス停名変更かと思われましたが、今のところ(2013年7月)現状通りです。 ![]() こちら面が本当の岡山行きの路線時刻表でした。 とは言え、やはり本数は僅少です。 ![]() 四国フェリー到着と入れ替わりに「なおしま」が出港。 これを待っていたように、国道フェリー到着便が方向転換を開始します。 後方の「せと」を待たせたままです。 ![]() 国道フェリー、接岸前の回転中です。 ここから先は「TRAVEL」の「宇高国道フェリー乗船編にも」(こちらは写真より文章中心で)掲載していますので、あわせご参照ください。 ![]() 国道フェリー回転中。 車両乗船口付近から見た様子です。 ![]() この写真手前右側が桟橋となります。 そこに船尾ハッチを着けなければなりませんから、まだまだ回転が必要です。 ![]() 後方に待機の「せと」。 入港の進路を塞がれたままで、港入口手前で完全に停船中です。 ![]() 山上からの俯瞰ではただ回転しているだけに見えましたが、真横で見ると微速ながら前進しながらの回転でした。 ![]() 国道フェリーの接岸完了まではあと一息ですが、すでに入口航路は空いたため、再び動き出した「せと」が通過します。 日常茶飯事の待機、だったのでしょうか。 ![]() 右舷船首部分がほとんど桟橋に接するまでやって来ました。 船尾のハッチが所定の位置に来るまでには、あと一息の回転です。 ![]() 回転というか、船尾のスライドというか、航跡がこんな感じの動きです。 上の写真では船首接岸手前でしたが、実際にはまだまだ岸壁にぶつかってはいません。 水に浮かんだ大きな船を、実に細かく操ります。 ![]() 最後はワイヤーの力も借りて、所定の位置に接岸完了です。 長くかかったようでしたが、目の前で回転を開始してから4分弱でのことでした。 ![]() ハッチが開き、下船中です。 徒歩での下船客が多いのは意外でした。 というより、自動車が少な過ぎです。 ![]() 航送車がすべて下船するとすぐに折り返し乗船開始です。 こちらもだいした台数ではありません。 ![]() 意外と多かった車なしの下船客。 ちょうど岡山行きのバスも接続していました。 が、乗り継いだお客は僅かでした。 ゼロではなかったのがせめてもの救い? ![]() 高松行きの宇高国道フェリーに乗り込みました。 デッキに上がり出港を待っていると、一足先に四国フェリーが動き出しました。 ![]() 四国フェリーは、宇野港では出港時に方向転換します。 狭い港の奥のため、180°の回転が必要です。 ![]() やや高めの国道フェリーデッキから眺めているため、圧迫感というほどではありません。 が、大きな船の真正面を眺めるのは迫力ものです。 ![]() 180°まではあと一息ですが、ここまで来ると回転だけでなく前進を始めます。 少しづつ速度を上げてきました。 ![]() 国道フェリーの目の前を通り過ぎて出航する四国フェリーです。 こちらもそろそろ出航準備が整う頃ですが。 ![]() お天気は今一つですが、波は穏やかな瀬戸内海。 ゆっくりゆったりという感じで、四国フェリーが出てゆきました。 ![]() こちらの出航準備が整ったころ、先行する四国フェリーは一足先に造船所の横を通り過ぎてゆきます。 またまたぴったり追走かと思いましたが、意外に差がついています。 ![]() 直島からの「あさひ」到着を横目に見ながら、こちらもそろそろ出航です。 船内放送があわただしく乗船を促しています。 ![]() 宇野港の桟橋をゆっくりと離れてゆきます。 おおよそ1時間の航海の始まりです。 ![]() 岸壁にぶつからないよう一度左に離れた後、今度は大きく右に舵を切ります。 国道フェリーの看板が向きを変えながら遠ざかります。 ![]() 宇野港を離れて暫く後、反対向きの四国フェリーとすれ違いまいた。 と書きましたが、両航路は大きく離れ間に島があるため、すれ違うという感じではありません。 ![]() すれ違いのフェリー、直島と葛島の間に姿を消してゆきます。 このあたり、間の荒神島と葛島が陰になり、反対向きの船は見えません。 ![]() 荒神島の南側で出会った(距離はありますが)、反対の宇野行き国道フェリーです。 どのくらい離れているでしょうか。 ![]() 備讃瀬戸航路を横断したあたりで、東方面からやってくる大型船の姿が見えました。 非常に遠いため正体はわかりませんが、何者でしょうか。 ![]() 高松港に入ってきました。 先ほどの四国フェリーが、すでに所定の岸壁に到着しています。 意外と差が付いていたようです。 ![]() 高松に到着直前、四国フェリーが出てゆきました。 この時間帯になると、四国フェリーの運航ペースが上がるようです。 逆に国道フェリーの方は、もうすぐ間引きの時間帯となります。 ![]() 先ほどまで運航していた「こんぴら丸」、高松で休憩中です。 現在ピークは3隻体制の宇高国道フェリーですが、昼前からは便数が減るため2隻体制になります。 ![]() 「こんぴら丸」の向こう、四国フェリーが高松港を出てゆきます。 ここにきて両社のインターバルの差が大きくなってきました。 ![]() 高松のターミナルと屋上看板です。 もう少し賑やかなターミナルだったと思うのですが、今ではコンビニが幅をきかせており、手狭な切符売場程度となっていました。 ![]() 車に対して目立つのは、ターミナルよりもこの看板。 国道11号線から続いている30号線の終わり、フェリー乗り場のすぐ手前にあります。 高松でも地の利に恵まれない宇高国道フェリー乗り場でした。 ![]() 国道フェリーの埠頭です。 乗船待ちの車列はごく僅かでしたが、それでも大型トラックも混じっていました。 ![]() 四国フェリーのターミナルあたりから実によく目立つ、国道フェリーの看板です。 各社間の激しい競争がうかがわれます。 ![]() 「宇高国道フェリー」の表示もある玉藻町駐車場。 宇野にも契約駐車場がありましたが、車を置いて乗船する人、どのくらいいたのでしょうか。 ![]() かなりくたびれた、国道フェリーの船体です。 高松港の国道フェリー桟橋は左右両側が狭いため、宇野港桟橋と比べると操船が難しそうです。 ![]() 「うどん県」に「宇高うどんフェリー」。キャラクターまりんちゃんの「UDON」PR。 しかし船内売店のうどんは、大繁盛というほどではありませんでした。 巷に溢れる美少女キャラクターと比べると、ちょいと外国人風の異端児? ![]() 宇野港で見ている限りでは、定番のカラー、白と青か緑系の組み合わせのフェリーばかり。 でしたが、ここ高松港ではこんな派手なやつも見られました。 港としては高松の方が明るい感じですが、どんなものでしょうか。 ![]() 対向の四国フェリーと瀬戸大橋です。 宇野行き航路の船から眺めているため、両者ともかなり遠く、やや霞みがちです。 ![]() 直島の西側を北上するフェリー。 宮浦港のすぐ近くを通過します。 大きな島ですし宮浦はそこそこの町ですから、瀬戸内海を横断しているという雰囲気ではありません。 ![]() 真正面に宇野港が見えます。 このまま一直線に進みたいところですが、航路の関係でここから大きく右に舵を切ります。 ![]() ちょうど旅客桟橋から、高速艇「サンダーバード」が出航してきました。 さすがに高速のため、あっという間に近づいてすれ違ってゆきます。 ![]() 直島の北西海上にある、航路整理のブイ。 これを迂回するために、北行き宇野港に向かう船は、直角三角形の2辺を通るような航跡を描いて進みます。 ![]() 四国フェリーが宇野から松に向け出港です。 朝のうちはほぼ同じダイヤで運行されていたのですが、ここにきて四国フェリーがペースを上げています。 等間隔ダイヤ、というわけでもなさそうです。 ![]() まだこちらの国道フェリーは宇野港の入り口にさしかかったばかりです。 四国フェリーはその前を通り過ぎ、高松に向けて遠ざかってゆきました。 ![]() 宇野港に入ってきました。 港の奥には、直島行きのフェリーが。 船は朝方の「なおしま」ではなく、「あさひ」でした。 ![]() 桟橋を通り過ぎたあたりで、接岸前の回転作業です。 時間にするとほんの4分程なのですが、到着を待つ乗客には長く感じられる時間です。 ![]() あと一息、と言いたいですが、まだ右舷からこんな角度で見えています。 桟橋では、フェリーが回転を始める前からすでに係員が待機しています。 ![]() あとは若干後退しながら船尾を横につけるだけ、 実際の時間よりかなり長く感じた接岸作業でした。
|
![]() ![]() バナーにご利用ください |