冬の間は、客車内にダルマストーブを設置する「ストーブ列車」の運行で有名ですが、現在は運転区間が津軽中里〜金木の間一往復だけに縮小されてしまいました。 新型気動車導入も行われましたが、運転本数はさほど多くありません。 >>>写真をクリックしてください。>>大きな写真へ <INDEX> 2010年5月 2009年5月 1991年5月 1985年1月 2010年5月 ![]() 2010年の津軽鉄道です。 昨年とほぼ同じアングルの撮影ですが、もやと黄砂の影響で、背景に見えるはずの津軽富士(岩木山)が全く見えません。 ![]() 毎年ゴールデンウィークには日中3両に増結されます。 上記のとおり、津軽富士が見えないのが残念。 ![]() 昨年は田起しも終わり、水が張られていたこの田んぼですが、今年はご覧のとおりです。 やはり4月の寒さの影響が出ているようです。 ![]() ゴールデンウィークには毎年日中運行される、津軽鉄道の客車列車です。 岩木山は完全に見えなくなり、近景もだんだん霞んできました。 ![]() 「津軽のストーブ列車」として有名ですが、5月ですからもちろんストーブは焚いていません。 少し暖房が欲しい感じの気温ではありましたが。 ![]() こちらもゴールデンウィーク名物か、3両編成に増結された気動車です。 一番の目的は、芦野公園の花見客、でしょうか。 ![]() 上の列車の折り返しですが、今度は何と4両編成でやって来ました。 津軽鉄道では初めて見ました。 ![]() 一番後ろ側の車両には乗客はおらず、「回送」の表示が。 どうやら増結編成に更に回送車両をぶら下げたようです。 ![]() 単行気動車もいいですが、長いのはそれでまた絵になります。 余り長くすると、制御やブレーキに影響はないのでしょうか。 ![]() 凸型ディーゼル機関車に牽かれて、客車列車がやって来ました。 本日は、定期列車のダイヤで2往復の運転です。 ![]() 目の前を通り過ぎた客車列車が、ゆっくりと遠ざかってゆきます。 やはりディーゼルカーと比べると、スピード感ものどかな感じではあります。 ![]() 本来はこれが普通の姿のはずです。 金木を出て五所川原方面に向かう、単行の気動車です。 ![]() 3両編成の気動車、本日はこの編成で何往復もしています。 この区間で結構混雑しているということは、芦野公園の花見客ばかりでもなさそうです。 ![]() 田んぼの中の直線の築堤を走る、3両編成の気動車は、この風景の中なら決して長すぎるようには見えませんでした。 ![]() 五所川原で折り返して、本日3本目の客車列車は津軽中里行きです。 機関車と比べると、後ろの客車が随分長く感じられます。 ![]() ユーモラスな姿の凸型のディーゼル機関車です。 客車列車もさることながら、こんな機関車が本線を走る風景も今では他では見られません。 ![]() 起されたばかりの田んぼの中を進む客車列車。 こちら側のエンドは、ホロ枠が黄色に塗られていました。 ちょっと派手です。 ![]() 今度は2両編成の気動車列車です。 昨年は半分くらいの田んぼが水を張っているところだったと思うのですが、今年は全体に遅めでしょうか。 ![]() 本日最後の客車列車です。 ゴールデンウィークとは言え、こんな列車を一日に何本も走らせるのは手間が大変なことでしょう。 ![]() 機関車と客車の色が対照的な客車列車です。 客車にしてはちょっと派手、しかし気動車の色としては少し地味だったというのが昔の印象です。 ![]() 本日最後の客車のショットです。 芦野公園・金木から五所川原へ向かう午後の列車のためか、遠めにも大勢の乗客が乗っていたように思います。 2009年5月 ![]() 久しぶりに訪問した津軽鉄道です。 かつてはキハ22タイプだったのが、今では明るいオレンジ色の気動車に様変わりです。 ![]() 津軽平野を単行の気動車が行きます。 これから田植えが本番、という津軽でした。 ![]() 前夜遅く到着したときは小雨だったのですが、夜中のうちに晴れ上がってくれました。 岩木山も全容を現してくれました。 ![]() 田植えの準備の整った津軽です。 朝一番はまだまだ雲が多い天気でしたが、これから次第に晴れてくれそうです。 ![]() 次第にお天気も良くなり、岩木山の霞も晴れてきました。 気動車は新しくなっていますが、撮影地は20年近く前の下の方の写真と同じです。 ![]() 沿線は桜の季節、ということで、3連の列車がやって来ました。 生憎と今年は暖冬の影響で、すでに桜は終わっていましたが。 ![]() この頃には雲もすっかり消え、青空が広がってくれました。 田植えの準備が進んでいる津軽平野でした。 ![]() ローカル線に似合うのは、やはり単行の気動車? 残念ながら、鉄道のメリットを十分に活かせているとは言えない状況ではあります。 ![]() 軽快気動車といえどもGWのこと。 本日は3両編成の列車が往復していました。 オレンジ色が鮮やかです。 ![]() 場所によっては水が入っていた津軽の水田ですが、このあたりは田植えまではもう少しのようです。 ![]() 水を入れる前の最後の田起し。 休日ながら(休日だから?)この列車は2両編成。 そこそこの乗客でした。 ![]() 川倉付近を走る津軽鉄道気動車です。 雰囲気の良い田んぼの中でした。 ![]() 五所川原からはかなり遠ざかった場所ですが、津軽鉄道はほぼ全線から望むことができます。 昼になり、空がやや霞んだ感じになってきました。 ![]() この日はこの編成が3両のまま何度も往復していました。 津軽中里寄りのヘッドマークは、「走れメロス」です。 ![]() 後ろ側はこんなマークでした。 方向幕は「団体」表示になっていいますが、この日はどういう扱いだったのでしょうか。 ![]() 日中やって来たのは、ストーブ列車でおなじみの客車編成です。 最近は「ストーブ列車特別料金」が必要なようです。 ![]() 大きな図体の客車に、一回り小さ目のディーゼル機関車。 今では全国的にも稀少の列車となってしまいました。 ![]() 何があるわけではありませんが、客車列車の後姿というのはいいものです。 気動車が黄色になったため、いわゆる「津軽色」はこの客車だけです。 ![]() ゆっくりと遠ざかる客車列車、というのも風情があります。 このあとゆっくりと右方にカーブして視界から消えてゆきます。 ![]() 金木を発車、町並みを抜けてきた気動車です。 この1両だけの編成が本来の姿なのでしょう。 ![]() 久しぶりに見る?感じの1両だけの気動車です。 花見の時期はいつもより早めに過ぎましたが、地元客を含め観光客は多いようです。 ![]() このヘッドマークは何でしょうか。 見慣れた新潟スタイルの気動車、明るい塗装で印象もひときわです。 1991年5月 ![]() 4月も終わりとなると、岩木山の雪も上のほうだけとなります。 姿形としてはこの頃が一番見頃ではないでしょうか。 列車は単行の気動車ですが、これは10年くらい前の姿です。 ![]() 秋の早い北国では桜と同時に田植えも行われます。 すでに多くの水田には水が張られており、後は田植えを待つばかりです。 ![]() 誰かの歌に出てきたような津軽平野の風景です。 岩木山は稜線が美しい単独峰ですが、山頂付近の形は優雅さだけでなく雄々しさも持ち合わせた絵になる山です。 ![]() 列車はみなヘッドマークをつけて走っていました。 この列車は桜祭りに合わせていたのでしょうか。「あしの」のマークつきです。 ![]() 実際には4月の末だったと思います。 昼間は暖かいのですが、風はまだ少々肌寒い中、田植えの準備は着々と進んでいます。 ![]() 昼間の気動車は単行と2両編成の列車が交互に運転されていました。 昔ながらの色ですが、旧国鉄色の気動車色とは朱色もクリーム(薄茶色?)も多少色合いが異なります。 見通しの良い平地では単行より少し長いほうが絵になるようです。 ![]() 地元の桜の名所、芦野公園です。 駅の隣の公園は花見の真っ最中でした。 さっきの「あしの」号が今度は2両で到着です。 ![]() 休日とあって、列車は花見客で大混雑です。 写真の右隣が芦野公園で、公園自体はどうという程のものではありませんが、咲き誇る桜の木々は見事でした。 写真など早々に切り上げてそのまま花見になだれこみたくなる環境です。 ![]() 駅の隣に公園がある、というより列車を下りホームに立つとすでにそこは桜のトンネルの中です。 線路際の桜風景はあちこちに数ありますが、これほど境界線がわからないのも珍しいのでは? ![]() 平日の昼間の列車は単行気動車が多かったのですが、この日は休日。 花見客を見込んだ列車は日中2両で運転されていました。 近くに広い駐車場もあるのですが、1本しかないメインの道路は日中ずっと混雑が続いていました。 ![]() ここの桜の木はかなりの樹齢のようで、大きなものが多いようです。 やはりある程度の高さがないことには、列車と組み合わせても絵になりません。 ![]() 一見くせがないように見える津軽鉄道のキハですが、よく見ると窓の大きさやドアの位置が異なるタイプがあります。 こちらはドアが車端により窓が小さいキハ22タイプですが、キハ20タイプもあります。 1985年1月 ![]() 津軽鉄道の列車は、五所川原駅4番線から発車します。 正月休みの早朝の列車は乗客もまばらでしたが、気動車2両の運転でした。 ![]() 当時の津軽鉄道の標準型の気動車です。 国鉄のキハ20系に準じた車両ですが、微妙にスタイルが異なり、塗装とともに独特の雰囲気がありました。 ![]() 私鉄では珍しい客車列車です。 冬の間はストーブ列車として有名です。 本日はなにやら後部に連結し、プッシュプルのような格好です。 ![]() 後部の黒い車両の正体は、ラッセル車でした。 全線概ね平野部、とはいえ津軽は雪の深い地方です。 ![]() 折り返しのストーブ列車がやって来ました。 ラッセルは本日はもう用が済んだのか外されて、機関車と客車2両だけの、ちょっと身軽な編成になっていました。 ![]() 終点に到着後、折り返しのため機関車が付け替えられます。 ローカル私鉄の割には、意外と長い機回し線です。 ![]() 反対側に機関車が付け替えられました。 朝だけ活躍の客車ですが、入庫までもう一仕事です。
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